| Character | 序章 終わりの始まり part1 |
| ? ? ? | いたいぃ……いたいよぉ……。 |
| ヘイズ | ああ、これは痛かったな。待っていろ。すぐに治してやる。 |
| ヘイズ | どうだ ? |
| ? ? ? | うん、いたくない……。 |
| ヘイズ | そうか。ならばもう泣くな。 |
| ? ? ? | ん…… ! |
| ヘイズ | 偉いぞ。強き子に、良き明日が来ますように。 |
| ヘイズ | |
| ? ? ? | おでこ……くすぐったい。 |
| ヘイズ | 祝福のキスだ。約束しよう。私が二度とお前を泣かせるようなことはしない。 |
| ? ? ? | ……あなたは、だれ ? |
| ヘイズ | 私はヘイズ。ヘイズ・シーザリオ・イデアフェルト。 |
| ヘイズ | お前たちを守る王だ。 |
| コダマ | ――いよいよだ。 |
| コダマ | ヘイズ様、号令を ! |
| ヘイズ | 皆、心してかかれ。『敵』の核となるは鏡映点の想い出。それを――刈る ! |
| コダマ | コダマ・アトウッド、【揺り籠】に先着します ! |
| コダマ | ここが……ティル・ナ・ノーグ。揺り籠の世界、か。 |
| コダマ | 不思議だな。初めて見る世界なのに、何だか懐かしい気がする。 |
| ヘイズ | 呑気にしている場合ではないぞ ? |
| コダマ | ヘイズ様 ! ? まずは俺とセイリオスが安全を確保してからと―― |
| ヘイズ | 忘れたか ? 私はお前たちを守る王だ。 |
| コダマ | へへ……やっぱヘイズ様はカッコイイや。 |
| ヘイズ | では、始めようか。この地に密かに生まれている筈の『敵』から想い出の欠片を――想珠を集めるのだ。 |
| コダマ | はい。幻想灯を掲げます。 |