| Character | 1.新たな物語 |
| アイリス | コダマ、なに書いてるの ? |
| コダマ | ヘイズ様の活躍メモ。いつか本にして、ヘイズ様の偉大な功績を世間のみんなに伝えたいんだ。 |
| アイリス | コダマが本を書くの ?事実よりも大げさな内容になりそうだけど。 |
| コダマ | どこまで大げさに書いても嘘にはならない !ヘイズ様の功績はそれだけ偉大なんだ。 |
| コダマ | それと、アイリスやセイリオスもちゃんと登場させる予定だけど、俺がヘイズ様の右腕っていう立ち位置は譲らないからな。 |
| アイリス | いつから右腕になったのよ。大げさどころか嘘書こうとしてるじゃない。 |
| コダマ | そこは作者の特権ってことで。いいですよね、ヘイズ様 ? |
| ヘイズ | ふふっ、将来的にそうなると見込んで許可しよう。 |
| コダマ | やった ! けどさ、俺みたいな棄民や貧しい人は本なんて買う余裕ないんだよな。ヘイズ様の活躍はずっと未来まで語り継いで欲しいんだけど。 |
| バルド・M | 広く後世にまで、ということならば詩を綴って歌にしてみてはどうでしょう。 |
| コダマ | 歌 ? |
| バルド・M | ええ。古き物語を歌う吟遊詩人という存在もあります。歌にすれば、コダマが望むように多くの人に伝わるかもしれませんよ。 |
| リワンナ | そうね。童謡の中にも昔の話を歌にしているものがあるわ。 |
| コダマ | いいなぁ、ヘイズ様の歌。よし、採用決定 !けど、詩にするようなセンス、俺にはないし曲だって……。 |
| コダマ | ってことで、よろしくセイリオス先生。その美的センスをもってすれば間違いなし ! |
| セイリオス | お前さんなぁ……。 |
| コダマ | もちろん歌い手はアイリスだ。出来上がり次第、世界中で公演するぞ ! |
| アイリス | コダマの発案はともかくセイリオスが作る曲や歌詞にはすっごく興味あるな。 |
| ヘイズ | うむ。私も聴いてみたい。セイリオス、どのくらいかかりそうだ ? |
| セイリオス | 俺がやることは決定なんですね……。まあ、物量次第だとは思いますが……コダマ、そのメモを読み上げるとどのくらいになる ? |
| コダマ | 今までの話で……5時間くらい ?歌にするともっとかも。 |
| アイリス | 長っ ! |
| コダマ | いやいや、これでも端折ってるんだぜ。 |
| アイリス | 歌うの私ですけど ! ? |
| リワンナ | それ以前に、長さ的に語り継げるかしらね……。 |
| セイリオス | こりゃ完成は相当先だな。 |