プロフィール
魔導器は裏切らない。それはある意味、真実だ。しかし、責められても、犠牲になっても、自らの意志を不器用に貫こうとする仲間たち…\nその姿を目の当たりにして、どうして同じ言葉で目を背けられただろう。\n仲間を…親友を救いたい。\n新しい未来を私が見つけてみせる。そうでなきゃ「天才魔導士」の名折れだから。
ミリーナの一言
リタったら、女の子しか居ないからって風呂上りにバスタオル一枚で出てきたり、本読みながら食事したり、手のかかる男の子みたい。この前は猫を見つけて木にも登っていたし…。でもそんなやんちゃなところがまた可愛いの !\n小さい時のイクスを思い出すわね。研究のご褒美に何かお菓子作ってあげなくちゃ♪
イクスの一言
信じられないかもしれないけど、本当にあった話なんだ。\n本棚の掃除をしていたら、上の段に女の子がすっぽり収まっていて…。\n意識がないから肩をゆすったら、火の玉が飛んで来たんだ。\n「本に火が !」って思わず叫ぶと、今度は頭から水の渦に襲われて…。\nそう、つまり、この図書室の惨状は俺のせいじゃないんだ…。
Character | 後ろに立つもののいつもの | |
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エドナ | ねえ、知ってる ? この船のウワサ。 | |
リタ | 噂… ? なによそれ。 | |
エドナ | 知らないの ? 幽霊が出るっていうウワサ。 この船には禍々しい気配を感じるわ。 | |
リタ | あ、あんな非科学的なものなんて 現実にいるわけないでしょ ! | |
エドナ | でもリタの後ろに…。 | |
リタ | ファイアボール ! | |
レイヴン | あぎゃああああ ! | |
エドナ | 小汚いおっさんがいるって 言おうとしたのだけど。 | |
リタ | ま、紛らわしいわね ! | |
エドナ | 幽霊なんかに怯えるのが悪いのよ。 まあそんなに心配なら、ワタシ特製のこのお守りを特別にあげてもいいけど。 | |
リタ | べ、別に怖くはないけど、 そこまで言うなら、 お守りはもらってあげてもいいわ。 | |
エドナ | じゃあ、このお守りを持って 1人で船倉の奥までお参りしてきなさい。 そうしたら効果が出るわ。 | |
リタ | えええっ ! ? | |
エドナ | 何してるの、こっちよ。 | |
レイヴン | やっぱ謝罪なし ? ですよね~… |
Character | 止まらない好奇心 | |
ガイ | リタ、これを見てくれ ! 駆動器付玩具車の新作だ !駆動器の性能が2割も上がってるのにこんなに小さい ! | |
リタ | あんた機械ならおもちゃでも気になるのねぇ。けど、確かによくできてるわ。 | |
ガイ | なぁ、これ一式買わないか ?分解してもっと詳しく見てみようぜ ! | |
リタ | そうね……。買うか。研究室の雑費から出しとくわ。 | |
ガイ | さすがリタ ! 話が分かる ! | |
エステル | リタ ! ガイ ! | |
ルーク | おもちゃ屋で何やってんだよ。研究資材の買い出しに来たはずだろ。 | |
リタ | エステルにルーク……。ははぁ。リフィルあたりの差し金ね。 | |
エステル | わたしたちの財政はひっ迫してるんですよ。そんな中、おもちゃを買うなんてダメです ! | |
ガイ | け、けど、これ良くできてるんだ !駆動機関なんてこんな小っちゃくてさ !きっと参考になると思うんだ ! | |
ルーク | ガイ ! | |
ガイ | う……。 | |
リタ | 心配いらないわ。ちゃんと分析して役に立つ成果出してみせるから。 | |
ガイ | リタ ! | |
ルーク | できるのか ? こんなおもちゃから ? | |
リタ | あたしを誰だと思ってんの。任せなさい。 | |
エステル | リタがそこまで言うなら……。 | |
ルーク | しょうがねぇなぁ。 | |
ガイ | 本当に……いいのか ? | |
リタ | いいわ。買ってきなさい。 | |
ガイ | ひゃっほーう ! | |
ルーク | ……リタって、なんだかガイに甘いよな。 | |
エステル | 機械へのこだわりに共感してるのかも ? | |
リタ | 違うわ。あいつのあの偏執的な機械好き、結構使えるのよ。あたし、筐体は専門外だから。 | |
エステル | そうなんですね……。 | |
リタ | んじゃ帰ろっか。ガイアスが研究室で待ってるだろうし。 | |
ルーク | ガイアス ? 意外な組み合わせだな。 | |
リタ | ガイアスってどんな機械もうまく扱えないでしょ。インターフェイス設計の参考になるのよね。あそこまでダメだと。 | |
ルーク | 利用できるのなら誰でも利用するんだな……。 | |
リタ | 当然でしょ ? 他にも今のメンバーには空飛べるのとか、海がへっちゃらなのとかも居るから色々実験できそうよね。ふふふ。捗るわ~。 | |
エステル | そ、そうですか……。 | |
ルーク | あはは ! 人員の有効活用って訳だな ! |
Character | 秘密な発明発表会 | |
パスカル | じゃじゃじゃ~ん ! リタ、これなんてどうかな !名付けて『スーパーショットくん1号』だよ ! | |
リタ | なんか、やけに大きい水鉄砲ね……。 | |
パスカル | うん ! どんな魔物が出てきても一発で仕留められちゃうよ ! | |
リタ | いや、そんな威力いらないから !遊ぶ為の玩具って言ってるでしょ ! ? | |
パスカル | え~。じゃあ、これなんてどう ?色んな種類のかき氷シロップが発射できる『トロピカル水鉄砲EX』 ! | |
リタ | それ、わざわざ水鉄砲にする必要あるわけ…… ? | |
パスカル | 便利だと思うんだけどなぁ。 | |
ハロルド | はいはーい、じゃあ、次は私の番ね。これは、どんな初心者でも簡単に波乗りできるサーフボードよ。 | |
リタ | へえ、それはちょっと面白そうね。あの子も興味持つかも。 | |
ハロルド | あっ、でも、発生させる波の高さはまだ細かく調整できないから、使うときは人がいない海とかでやってね。 | |
リタ | だから、なんであんたたちが作ってくるものって危険か無意味の二極なのよ ! ? | |
パスカル | 面白い物を作ってって言ったのはリタじゃん。面白いでしょ ? | |
ハロルド | ま、私は実験も兼ねてるから多少危険が伴うのは目を瞑ってほしいわね。 | |
リタ | ……あーもう。やっぱり、あたしだけでやったほうがよかったのかしら……。 | |
エステル | リタ、入りますよー。あれ ? ハロルドとパスカルも来てたんです ? | |
ハロルド | ちょっとお邪魔してるわよ。 | |
パスカル | ちょうどエステルと遊ぶ玩具を作ってるところだったんだ~。 | |
リタ | あっ ! ちょっと、あんた ! ? | |
エステル | わたしと…… ? | |
ハロルド | 別に隠す必要もなかったんじゃない ?それに、こういうのは本人の意見が一番参考になるものよ。 | |
パスカル | リタはね、またエステルたちと海に行ったときに遊べる玩具をいっぱい用意しときたいんだって。 | |
リタ | ほ、ほら…… ! あんた、この前バナナボートではしゃいでたでしょ ? | |
リタ | だから……またいつ誘われてもいいようにあたしも何か用意しておこうと思っただけよ……。 | |
エステル | そうだったんですね。リタはやっぱり優しいです。 | |
リタ | べ、別にこれくらい普通よっ !と、とにかく、そういうわけだからあんたの意見も聞いてあげるわ。 | |
エステル | はい ! パスカルとハロルドも協力してくれるのならきっと凄いものが出来てしまいますね。 | |
ハロルド | 当たり前でしょ。だって私、天才なんだから。 | |
パスカル | うん ! びゅびゅ~んでドッカーンなものをいっぱい作るね ! | |
リタ | だから、危険なものはダメだって言ってんでしょうが ! | |
エステル | また海へ行く計画をいっぱい立てられますね♪ |