ヒスイ・ハーツ
「俺も一緒に行くからな!」
「へっ、俺の出番のようだな。」
テイルズ オブ ハーツ R
性:男
年齢:18歳
身長:184cm
体重:70kg
CV:松風 雅也

プロフィール

彼にとって守るべき大切な存在は妹だけのはずだった。危険に晒される原因となったリチアの存在は、彼にとってはただ疎ましいものでしかなかった。だが、リチアのことを知っていくうちに少しずつ彼女に向ける感情に変化が起こる。その感情は、妹に抱く感情とは似て非なるものだった。

ミリーナの一言

ヒスイさんの武器であるソーマにはとても面白い機能があるの。ボウガンなのに他の人が使うと好きな食べ物が出てきたりするのよ。おミソとか、角煮とか……。一番面白いと思ったのは、ピーチパイそのものじゃなくって、ピーチパイの中身だけが出てきたっていう話ね。私が使ったらどんなものが出るのか、ヒスイさんに頼んでみようかしら ?

コーキスの一言

ヒスイ様のソーマは運び屋の人から譲ってもらったものらしいんだ。コハク様を助けるためにその運び屋の人のところで一生タダ働きをするって約束で譲ってもらったらしいけど、それだけコハク様のことが大切だってことだよな。その話を聞いたルドガー様はヒスイ様に「借金を計画的に返す方法」を教えているみたいなんだけど、きっと他人事とは思えなかったんだろうな。


Character心配性な兄
ヒスイジュード、お前がコハクの健診をしてるんだってな。
ヒスイそれで、コハクの身体はどうなんだ ?まさか、ずっと意識がなかったせいでどこか悪くなったりしてねーよな ?
ジュードうん、大丈夫だよ。昏睡状態は長かったみたいだけど健康面には特に影響はなかったみたい。
ヒスイそうか。それを聞いて安心したぜ。
ソフィわたしたちともよく遊んでくれるよ。この前はみんなで『無限滅殺オニごっこ』っていうのを教えてもらったの。
ヒスイまじか !  あれができるってことは相当体力は戻ってきてるみてーだな。
ジュード念のために問診は続けてるけど本人も不調は感じてないってさ。
ソフィヒスイ、コハクのこと心配だった ?
ヒスイあったり前じゃねえか !  可愛いコハクのピンチに駆けつけてやれなかったなんて……俺は兄貴失格だぜ !
ソフィそんなことないよ。ヒスイが来てくれてコハクも安心したみたいだったよ。
ヒスイああ、俺が合流した以上たとえ相手がどんな奴らだろうがコハクには指一本触れさせねーよ。
ヒスイちなみに、一応聞いとくが……。
ヒスイジュード、お前、問診だからってコハクと必要以上に喋ったりしてねーよな ?
ジュードえっ ?  いや……コハクとは普段通りに話してるつもりだけど……。
ヒスイ本当だろうな ?コハクと仲良くなって、親密になりてーとかやましいこと考えてんじゃねーだろうな ?
ジュードええっ ! ?  なっ、何言ってんのさ !
ソフィヒスイ、わたしもコハクと仲良くなっちゃ駄目なの ?
ヒスイいや、ソフィは良いんだよ。だが、ジュードぐらいの年の男がコハクを意識しないわけはねぇ。
ヒスイおい、そこんとこどうなんだ、ジュード !
ジュードちょ、ちょっと話が飛躍しすぎじゃないかな ! ?
ソフィそっか……。でも、コハクはシングと仲良しで、いつも一緒にいるよ ?それも駄目なの ?
ヒスイ…………なんだって ?
ソフィコハク、シングといるとき凄く楽しそう。きっとコハクにとって、シングは特別な人なんだね。
ヒスイぐぅううあ !  くっそ~ !  シングの野郎 !やっぱり俺がいない間に好き勝手やってやがったな !
ヒスイシング、どこにいやがるっ !今すぐ俺がとっちめてやるからな !
ソフィ? ?どうしたんだろ、ヒスイ ?
ジュードえっと……。とりあえず、僕たちが先にシングを見つけて事情を説明しておこっか……。

Character純真な兄貴
ヒスイったく。シングの野郎買い出しにどんだけ時間かかってんだよ……。
ダークかめにんおや、そこのお兄さん。なんだか暇そうにしてるっすね~。良かったら商品見ていくっすか ?
ヒスイん ?  なんだお前 ?
ダークかめにんオイラはダークかめにんっす。出張ダークかめにんショップが取り扱う商品はどれも折りガメ付きっすよ。
ヒスイへぇ~、なかなか良い商品売ってんじゃねーか。特にこの手袋、他とは違う気がするぜ。
ダークかめにん……ほう、この手袋に気づくとはお目が高いっす。その鑑識眼、只者じゃないっすね。
ヒスイま、まあな !俺くらいになるとひと目で大体分かっちまうんだよ。
ダークかめにんここだけの話、最近やっと入荷した掘り出し物っすよ。あと一組だけのプレミア品っす。
ヒスイなに ! ?  一組だけ、だと…… !値段は……くっ、3000ガルドもすんのか。
ダークかめにんどうっすか ?お兄さんに相応しい逸品級っすよ ?
ヒスイ……わりぃな。無駄遣いしたら、また妹に怒られちまう。今回は諦めるわ。
ダークかめにん……仕方ないっすね !通常価格が3000ガルドのところ半額の1500ガルドならどうっすか !
ヒスイ半額だと ! ?どうしたんだよ急に ! ?
ダークかめにん今回だけの特別価格っす。この手袋はお兄さんが持つのに相応しいとオイラの商人としての血が叫んでるっす ! !
ヒスイ……へっ !  そこまで言われちゃ仕方ねえな。よし !  買った !
ダークかめにんまいどありっす~♪ささ、お兄さん。折角だし早速付けてみるっす。
ヒスイ……おお、やっぱ付け心地が全然違うぜ。こりゃあ良い買い物をしちまったな。
ヒルダあら、ヒスイじゃない。
ヒスイおう、ヒルダか。見てくれよこの新しい手袋。半額の1500ガルドで買えたんだぜ。
ヒルダ1500ガルド ?  それ、アスター商会で在庫処分として取り扱ってた見切り品よ。100ガルド払ってもお釣りが返ってくるわ。
ヒスイなっ ! ?  そんなはずねえだろ ! !この手袋はプレミア品だって……。
ダークかめにんチッ、バレちまったら仕方ないっすね !こういうときは逃げるに限るっす !
ヒスイあっ、おいっ ! !  待ちやがれッ ! !
ダークかめにん待てと言われて待つカメがどこにいるっすか !こっちも商売っすから、恨みっこなしっすよー !
ヒルダ……まんまと騙されたみたいね。
ヒスイうそ……だろ ?
シングお待たせー。ごめん、ちょっと遅くなっちゃって……。
シングあれ ?  ヒスイ、新しい手袋にしたんだね !すっごくカッコイイよ !
ヒルダ良かったじゃない。シングには褒められたわよ。
ヒスイだああっ ! !  こいつに褒められてもちっとも嬉しくねぇ ! !

Character妹防衛会議
三人…………。
コハク(お兄ちゃんと……アイゼンにチェスター ?三人とも、凄く怖い顔してるけど……。も、もしかして…… ! ? )
コハクお、お兄ちゃん !  ケンカは駄目っ──
ヒスイよし、『第七十八回妹防衛会議』を始めるぞ。
コハク……えっ ?
チェスター議題は ?
ヒスイ『妹』たちを口説く連中への再対策だ。女好きの奴らに睨みをきかせるだけじゃ全く足りねぇことがわかったからな。
ヒスイ特に『口説くつもりは一切ねぇのに、傍から見ればそれっぽい台詞を言ってる』連中をなんとかしねぇと。
チェスター例えばロイドだな。あいつは危険だ。
ヒスイああ。そしてシングにガイもだ。
ヒスイ俺たちの目が届く限り問題はねぇ。だが、常に一緒にいてやれる訳でもねぇからな。非常時への対策ってヤツは決めとくべきだろ ?
アイゼンそんなもの、改めて話すようなことじゃない。やることなど決まっている。
アイゼン先手必勝──妹に手を出しそうな連中を事前に潰す。それだけだ。
チェスターっ ! ?  アイゼン、それは…… !
ヒスイああ、いくらなんでも──
コハク(そうだよお兄ちゃん !そんなの乱暴すぎるって反対しないと ! ! )
ヒスイいいアイディアすぎるだろ…… !これでもう心配いらねぇな !
チェスターこんな単純なことにどうして今まで気づかなかったんだオレたちは…… ! !
アイゼンふっ。決まりだな。今日来ていない連中には俺から話を通しておく。二人はターゲットのリストアップを頼む。
二人ああ ! !
コハク…………。
アミィもう。ホントにお兄ちゃんったら……。
エドナアレ、どうするの ?
コハク……決まってるよ。ここは妹としてやるべきことをやっておかなきゃ。
ヒスイっ ! ?  コ、コハク ! ?お前、いつからそこに…… ! ?
コハクお兄ちゃんが『第七十八回妹防衛会議』とか言い出したところから。ちょ~~~っとお話聞かせてくれる ?
ヒスイ……コハク。これは必要なことなんだ、わかってくれ。妹の身に何かあったらと思うと、兄ちゃんたちは──
二人…………。
コハクお兄ちゃん。何か言い残したいことはある ?
ヒスイお手柔らかに……お願い、します…… !

Characterもう一人の家族
コハク――お兄ちゃんの馬鹿ぁぁーー ! !
ヒスイぐへっ ! !お、おい、待て……ッ ! !コハク……コハクーー ! !
リチアヒスイ、どうしたのですか ?
ヒスイべ、別に……なんでもねぇよ……。
リチア……はぁ。またコハクと喧嘩したのですね。仕方ありません、わたくしが話を聞きましょう。
ヒスイな、なんだよ。言っとくけど、俺は何も悪ぃことしてねぇからな。
リチアそれは話を聞いてから判断します。
ヒスイ……あいつ、最近夜が寒くなってきたって言ってただろ ? だから、このモモヒキを買ってきてやったんだよ。
ヒスイそれなのに、見せた途端怒り出して……。
リチア……なるほど。そういうことでしたか。
ヒスイお前、まさかもうコハクが怒った理由がわかったのか ?
リチアええ。結論から申し上げるとやはりヒスイが悪いと思います。
ヒスイはぁ ! ?  なんでそうなるんだよ !
リチア……一応、確認しますがヒスイ、今日はシングと一緒に街へ出かけたと言っていましたね ?
ヒスイあ、ああ……。あいつも買い出しがあるからって付いてきたんだ。でも、あいつのことは今関係ねぇだろ ?
リチア大アリです。というより、それが一番の原因ですね。
ヒスイなんでだよ ! !もったいぶってねえで、俺にもわかるように説明してくれ !
リチアですから、コハクはその微妙にダサいモモヒキをこれから使うんじゃないかとシングに思われたことが恥ずかしかったのでしょう。
ヒスイだ、ダサい…… ?
リチアそれにヒスイのことです。またコハクが里ではモモヒキを履いていたことを話したのではないですか ?
ヒスイそ、それは……。
リチアまったく……コハクも年頃の女の子なのですよ ?そのあたりも考えて行動してください。
ヒスイわ、わかったよ……。はぁ……しかし、あの怒りようを見るとしばらくは許してくれねぇだろうな。
リチアでは、今からわたくしと一緒に謝りに行きましょう。そうすれば、きっと許してくれるはずです。
ヒスイ……お、おう。なんか悪ぃな、お前にも面倒かけちまって。
リチア構いませんよ。立場的には、わたくしもあなたたち兄妹のお姉さんみたいなものですから。
ヒスイお姉さんって……まぁ、そうかもしれねぇけど俺にとってお前は……。
リチアヒスイ ?
ヒスイい、いや、なんでもねぇ !ともかく、これ以上コハクの機嫌が悪くならねぇうちに謝りに行くか。