アスベル・ラント
「この力はみんなを守るためにあるんだ。」
「俺は全てを守り抜く。そのために強くなってみせる。」
テイルズ オブ グレイセス エフ
性:男
年齢:18歳
身長:175cm
体重:65kg
CV:櫻井 孝宏

プロフィール

もう誰も傷付くことがないように、守る力を得る為に。\n幼少期に出会った少女の死が彼に剣を握る決心をさせた。\n死んだはずのソフィとの再会、王族である友の異変…出来事には全て「ラムダ」という存在が関係していた。旅の果てで少女の誕生した理由が明らかになった時、再び彼は思う。もう何も失いたくない、全てを「守りたい」と。

ミリーナの一言

こうして振り返ってみると、幼馴染みって結構多いのね。\nアスベルも周りのことにはすぐ気付くのに、変な所ですごく鈍いみたい。それに決まって男の子の方が鈍感っていう所も、何故か一緒なのよね…。\n幼馴染みって近すぎるのかも知れないわね。

イクスの一言

みんなで戦い終わった後に自然と声が重なったんだけど、アスベルが突然感動しだして…。一体何があったんだろう…もしかして、騎士学校時代に掛け声の特訓があったとか ? 掛け声が上手くいかないと特訓二倍とか…うーん、今度聞いてみよう。


Character味付けの行方
リッドなぁ、アスベルの作るカレーって なんというか…かなり甘口だよな。 たまにはこういうのも良いけどよ。
アスベルこの味が好きだからな。 ライフィセットだって甘口の方が好きだろ ? ほら、食べてみないか ?
ライフィセットもお~…見た目で判断したでしょ ? 僕はピリッとした辛さとコクが、 カレーの魅力だと思う !
ライフィセットでも、リッドの言うとおり カレーにも色々あるし…食べてみるよ。 いただきます。
ライフィセットこ、これは想像以上に甘い…。
メルディそんなあなたにレッドソディ !
メルディほいっとな。
ライフィセット何を入れたの ! ?
メルディメルディが世界の香辛料~ ! 料理がピリリと辛くなるよ。
ライフィセット…ほんとだ ! 甘口カレーが一気に 辛くなった ! おいしい !
リッドま、入れすぎるとすげえ辛くなるらしいぜ。 よくキールが文句言ってたっけな。
メルディアスベルは甘いのが好きか ? それならホワイトソディ~ !
メルディほいっとな。
アスベルこれは… ! なかなか悪くないかもしれない。 カレーのうまさが引き立つような…。
リッドうそだろ…ホワイトソディだけでも甘いのに 甘いカレーがさらに甘く…
アスベル香辛料一つでこんなに変わるのか。 カレーを食べたらアイスキャンディーが 食べたくなってきたな。
アスベルたしかミクリオのアイスクリームが おいしいって聞いたから、作ってもらいたいよ。
リッドおいおい…まだ甘いもの食うのかよ。 どうなってんだアスベルの舌は…

Character騎士の心得
クロエラント、この箱はこの場所でいいのか ?
アスベルああ、そこで問題ない。壊れ物らしいから、慎重に扱ってくれ。
アリーシャこっちも運び終わったぞ。
アスベルありがとう、アリーシャ。二人が手伝ってくれたおかげで、早く終わりそうだ。
クロエそれにしても、驚いたぞ。まさかラントがこうして人助けをしているなんてな。
アスベル手が空いた時には街に出て色々手伝ったりしているんだ。荷物運び、人探し、出来る範囲で。
アリーシャふふ、アスベルらしいよ。
アスベルそういえば二人こそ、どうして街に ?
アリーシャ私たちも君と同じだ。困っている人を放っておけなくてな。
クロエ騎士の心得を持つ者が、弱き者を助けるのは当然のことだろう。
クロエヴァレンス家のために磨きをかけた剣術だが、人の力になりたい気持ちは、紛れもない自分のものだ。
アスベル家のために……か。クロエはすごいな。
アリーシャアスベルも騎士を目指していたんだろう ?
アスベル俺は、そんな大人な理由じゃない。領主になることを捨てて、騎士になる決意をした。
アスベル俺はもう、大切なものを失いたくなかった。だから子供ながらに、騎士を目指したんだ。
クロエ……ラント、一つ間違っているぞ。
クロエ騎士を目指す理由に幼稚も大人もない。
アスベル…… !
クロエ目指すべくして目指した、そうじゃないか ?
アリーシャそうだ。 そして君は今も街のために頑張っていた。この街の騎士団ではないのに。
アリーシャそれは誰もが出来るわけじゃない。誇っていいことだと、私は思う。
クロエ君は立派な騎士だ、私が保証する。
アスベルクロエ、アリーシャ……。ありがとう。
アスベル二人とも、お願いがあるんだ。
アリーシャなんだろうか ?
アスベルこのまま、一緒に街を回ってくれないか ?二人も騎士が一緒なら、とても心強い。
クロエもちろん、同行させてもらおう。
アリーシャ私も異論はない。
アスベルそう言ってくれると思ったよ。
クロエきっと困っている人はいるはずだ。この街の騎士ではないが、全力を尽くそう !
アリーシャああ、そうだな。さっそく街を見て回ろうか。
アスベル騎士、か……。
アスベル……親父、見ていてくれ。俺は俺が守りたいものを、守ってみせるよ。

Character変わらない志
アスベル…………。
ヒューバート兄さん、こんなところにいたんですか。朝食も食べずにどこへ行ったのかとシェリアが捜していましたよ。
アスベル……ヒューバート。捜させて悪かったな。すぐに戻るよ。
ヒューバート朝早くから街に出て、何をしていたんです ?
アスベルちょっと散歩していただけだ。朝の風も心地いいし街の空気を味わいたくなってな。
ヒューバート風ですか…… ?
アスベルああ、どことなくラントの風を思い出すよ。懐かしいな、あの風車……。
ヒューバート……兄さん。まさかホームシックですか ?さっきもボーッとしているみたいでしたが……。
アスベルえ ?  いや、違うぞ !……まぁ、確かに考え事はしていたが別に落ち込んでいたわけじゃないんだ。
ヒューバート兄さんが考え事……。それはそれで珍しいですね。
アスベル……お前なぁ。俺だって考え事ぐらいするさ。さっきは……この世界のことを考えていたんだ。
ヒューバートこの世界 ?ずいぶんスケールの大きな考え事ですね。てっきりラントのことかと思いましたが。
アスベルこの世界とラントのこと、両方かな。俺が領主になった時の気持ちを思い出していた。親父が死んで、急に大きな責任を負うことになって――
アスベルあの時はちゃんと役目を果たせなかったがラントに住むみんなを守りたいと思った気持ちは今もずっと心に残っているんだ。
ヒューバート……知っていますよ。そういう人だからこそ、ぼくは兄さんにラントを託したいと思ったんですから。
ヒューバートでも、それがこの世界とどう関係あるんです ?ここにあるのは同じラントではないし兄さんも領主ではないでしょう。
アスベル確かにその通りなんだが……。こうやって街を歩いているとラントもここも変わりはないって気がするんだ。
アスベルこの街の人々も、争いだらけの世界でどうにか無事に過ごそうと必死に生きている。自分と家族を守るために……。
ヒューバート……国境に近いラントは紛争と隣り合わせでしたからね。
アスベル子供の頃は気づかなかったけどな。親父や大人たちがどれだけ苦心していたか。――でも、俺はもう子供じゃない。
アスベルだから、自分の手でみんなを守りたい。故郷だろうと別の世界だろうと必死に生きている人たちを見過ごしたくないんだ。
ヒューバート……相変わらずですね、兄さんは。
アスベルはは……朝からちょっと大げさだったな。
ヒューバートいえ、ぼくも軍人として兄さんの言いたいことはわかりますよ。
ヒューバートたとえ守るべき国や領地がなくても戦う力のない人々を守る役目に変わりはない。そういうことでしょう ?
アスベルああ、そういうことだ。……お前に話したら少し肩の力が抜けたよ。俺一人でみんなを守るわけではないものな。
ヒューバートその通りですよ。あまり一人で考え込まないでください。シェリアも心配しますからね。
アスベルああ、そうだな。シェリアも待たせているし、早く戻るか。お前も心配してくれてありがとな。
ヒューバートいえ、ぼくは別に……ごほん。いいからさっさと行きますよ !