エミル・キャスタニエ
「力になれるよう頑張るよ、よろしくね。」
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
性:男
年齢:16歳
身長:169cm
体重:60kg
CV:下野 紘

プロフィール

大樹カーラーンの守り人「ラタトスク」と、疑似人格「エミル」の二つを宿した少年。センチュリオン・コアを探すマルタと旅をする。エミルはもう一人の自分が人類滅亡を目論む精霊であり、魔界の入口の守護者でもあると知る。自分の存在が、世界の行く末を握る。そう知った彼の決断は――。

ミリーナの一言

エミルって、魔物を仲間にすることもできるんですって。自分では使えない術や技で攻撃ができるようになるし、冒険で困った時にうまく使うこともできるらしいの。うまくってどういうことかしら。おとりとか ? いつかティル・ナ・ノーグの魔物も従えられるようになるのかしら ?

イクスの一言

エミルの服は、変わった素材、仕立てなんだ。何でも、闇のセンチュリオン…ラタトスクの配下が用意した物なんだって。人間が作った物じゃない服って、すごく珍しいよな。リフィル先生に見つかったら、「学術的価値があるものだ !」って食いつきそう。ルーティは売り飛ばそうとするかも。俺もちょっと調べてみたいけど、エミル貸してくれるかな… ?


Character精霊と人間
レイヴンミラ様って良いプロポーション !おっさん惚れちゃう ! ていうか惚れてる !
ミラ=マクスウェルふむ。まぁ、当然の反応だな。男性視点で魅力が感じられるように作ったのだから。
エミル少し目のやり場に困っちゃいますけど…。精霊って言っても、色々あるんですね。
レイヴンそういえば、少年。マルタちゃんから聞いたけど、おたくも精霊なんでしょ ?
エミルあ、はい。そうだったみたいです。
レイヴンみたいって…随分曖昧ね ?
エミルあの…色々あって僕はそのことを忘れていたんです。
エミルそれまでは自分のこと、普通に親がいて家族がいる『人間』だと思ってました。
ミラ=マクスウェル…エミルと私は似ているな。
エミルえっ ?
ミラ=マクスウェル私は自分が『精霊』だと思っていた。いや、思わされていたというべきか…。
ミラ=マクスウェルだが旅の途中で気づいたのだ。自分がジュードたちと変わらない、『人間』であるということにな。
エミルそう、だったんですね…。
レイヴン『精霊』だと思っていた『人間』に、『人間』だと思っていた『精霊』ね。
エミルミラさんは、迷ったりしませんでしたか ?自分が『人間』か『精霊』か…。
ミラ=マクスウェルあくまで私の導き出した答えだが、存在がどうであれ、私は私だ。
ミラ=マクスウェル最終的に精霊の身となったが、自分の本質は変わらない。
レイヴンミラ様は強いのねぇ…。それがなかなか出来ないもんよ、人間って。
エミルそういうものなんですか ?
レイヴンそうそう。
ミラ=マクスウェルそんな所もまた、愛おしいというものだ。人間というものは。
エミル僕も…好きです。マルタや、ロイド…みんなのことが。
ミラ=マクスウェルその気持ちを大切に思える限り、エミルはエミルだ。自信を持て。
エミル…はい !
レイヴンいいねぇ、少年 !悩め若人 ! おっさんも応援するわ !
エミルレイヴンさんも、ありがとう。
レイヴンところで…他にも麗しい精霊ちゃんは ?おっさんに紹介して !
エミル結局そこ、なんですね…。なんだかゼロスみたいな人だな。

Character悪魔たち
エミルねぇ、チェスターさん。もう闘技場に到着したんだしそろそろ誰と一緒に出場するのか教えてよ。
チェスターそう焦るなって。もうちょっとであいつも来るはずだからな。これから戦うわけだし体をほぐしとけよ。
エミル……うん、わかったよ。準備運動は大切だもんね。
チェスターオレも軽く練習しとくか。あーあー……ごほん。
チェスター今、かつてのゴロツキチャンピオンが地獄の底から蘇った。
チェスター金髪の悪魔として恐れられた彼は何を思い、何を求め、闘技場に再臨したのか。今宵、闘技場は血の海と化す。
エミルちょ、ちょっと、チェスターさん !そのナレーションやめてよ !街の人たち、僕を見て怖がってるよ !
チェスターそうか ? 気にしすぎだろ ?堂々としてろって。
エミルはぁ……チェスターさんが闘技場の実況解説を担当してから街の人たちの目線が気になるよ。そりゃ、会場は盛り上がるようになったけどさ……。
チェスターおっ、イリア。やっときたのか。
イリアおっまたせー !今回のエミルの相方、連れてきたわよ !
アッシュ相方だと ? おい、どういう意味だ ?
エミルもしかして、今回、僕が一緒に参加する人ってアッシュさんだったの ?
イリアそういうこと。じゃあ、よろしくね。
エミルそ、そんないきなり言われても……。どうしよう……ラタトスクとアッシュさん仲良くやってくれるかな……。
アッシュ無理に参加することもない。俺としても、あいつに足を引っ張られてはかなわんからな。
ラタトスク何だと、このデコスケ野郎 ! ?格下の人間風情が一丁前にいきがりやがって !
アッシュフン、弱い犬ほどよく吠えるものだな、クズが !
ラタトスクあぁ ? 一度、ぶっ殺されねぇと馬鹿にはわかんねぇみたいだな。ツラ貸しな。格の違いをみせてやる。
アッシュいいだろう。場所は闘技場だ。今から使用申請をしてくる。ビビって逃げ出すんじゃねぇぞ。
ラタトスクチッ……相変わらずムカつく野郎だ。エミルにかわるぞ。
エミルあ、あれ ? アッシュさんがいない。何がどうなったの ?
イリアエミル、安心なさい。ちゃーんと予定通り、アッシュとラタトスクで闘技場に出場することになったから。
エミルそ、そうなんだ。まぁ……それならいいか。
イリアにしししっ。金髪の悪魔と赤髪の悪魔のタイマン勝負、これはチケット売れるわ。
チェスターオレも本番が楽しみだ。実況者としての腕が鳴るぜ !
ラタトスクてめぇら ! そういうことか ! !

Character勇気を出して
エミル遅くなっちゃったな……早く帰らないと。ん ?  あれって……。
メルクリアも、もう無理じゃ……。これ以上は、手が……っ !
エミル大丈夫 ! ?   すごい荷物だね。貸して ?  運んであげるよ。
メルクリアそなたは……エミルだな !地獄に仏とはこのことじゃ。すまぬ、恩に着るぞ。
エミル大袈裟だよ。それよりこんな大荷物、どうしたの ?
メルクリアふふん。すべてリヒターへの贈り物なのじゃ。
エミルリヒターさんへの ?でも、誕生日ってわけじゃないよね…… ?
メルクリアこれはお礼の品々じゃ。いつもそばにいてくれておるのにわらわは何も返せてないからのう。
メルクリア何か礼がしたくて、一人で買い物に来てみたのじゃ。勇気を出して、な。
エミルふふっ。「勇気は夢を叶える魔法」だね。
メルクリアリヒターの教えじゃな !……リヒターから、そなたの話を聞くことがある。この世界でも随分気にかけておるようじゃのう。
エミルリヒターさんが……僕の話を ?
ラタトスクふん。どうせろくな話じゃねえんだろ。
メルクリアそなたがラタトスクか。もちろん、楽しい話ばかりでないのは事実じゃ。じゃが、そこまで邪険に扱うのはどうかと思うぞ ?
ラタトスクちっ。そう簡単な話じゃねえよ。
エミル……。
リヒターメルクリア、捜したぞ。こんなところで何をしている。
メルクリアリヒター !  い、いや、ちょっと野暮用があってな。丁度エミルに助けてもらっていたところじゃ。
リヒター……そうだったのか。ありがとう、エミル。
エミルそんな、お礼なんて大丈夫です。
リヒター……。それにしても、この荷物は一体…… ?
メルクリアふふふ、それは帰ってからのお楽しみじゃな。きっと驚くぞ ?
リヒター何を企んでいるのやら……。だが、行き先を言わずに姿を消すのは禁止だ。じゃあ、またな。エミル。
エミルはい !  また……。……。
エミル――あの、リヒターさん !
リヒターなんだ ?
エミルまた訓練に付き合ってもらえないでしょうか ?見てもらいたい技があって……その……。
リヒター……構わん。空いている日を連絡しろ。
エミル……はい !ありがとうございます !
エミル勇気は夢を叶える魔法……だよね。これからはもっと勇気を出してみなくちゃ。