リーガル・ブライアン
「我が名とこの手の戒めにかけて協力を誓う」
「この枷は外せぬが、力のかぎり戦おう」
テイルズ オブ シンフォニア
性:男
年齢:33歳
身長:189cm
体重:85kg
CV:大塚 明夫

プロフィール

彼は自らの手で愛する者の命を奪った。たとえ、それが彼女の望んだことだとしても、罪を背負い続けた。付けられた手枷は、彼の罪の象徴であり、自らを罰して生きていく為の証だった。しかし、そんな彼の生き方を望まなかったのもまた、彼を愛した女性であった。自分を許すつもりなどない。だが、未来へと歩むことが許されるのならば、もうこの手で人の命を奪うことはしないと誓いを立てる。二度と自分たちのような、悲劇を生み出さない世界にする為に。

ミリーナの一言

リーガルさんはレザレノ・カンパニーっていうとても大きな会社の会長さんだったそうよ。佇まいや話し方も紳士的で大人の男性って感じよね。そうそう、ジーニアスから聞いたんだけど、女性へのプレゼントに部屋いっぱいのバラの花を贈ったこともあるんですって。とっても素敵よね。ロマンチストな一面があることも、リーガルさんの魅力の一つなんだと思うわ。

イクスの一言

リーガルさんが手枷を付けている理由を教えてもらって、俺はリーガルさんの心の強さを知ったんだ。正直、俺がもしリーガルさんと同じ立場だったらって、考えるだけで辛くなるよ。でも、リーガルさんは自分を信じてくれたロイドたちと一緒に、今は前を向いて進んでいる。俺もロイドたちが思っているように、いつかリーガルさんが自分自身のことを許せる日が来るって、信じてるよ。


Character会長の経営理念
リーガルふむ……確かこのあたりの棚に置いていると聞いていたんだが……。
メルあれは……リーガルさん ?どうしたんですか ?
リーガルメルか。いや、私の包丁の手入れをしようと思ったのだが砥石が見当たらなくてな。
メル砥石ですか ?そういえば、この前キッチン用品を整理していたので、もしかしたら……。
メルあっ、やっぱり !こっちの棚に移動させてたみたいですね。はい、どうぞ。
リーガルすまない、助かった。では、早速使わせてもらうと――。
ディオちょっと待ったー !  リーガルさん ! !本当に今の砥石で満足してていいのかっ ! ?
メルディオ ! ?  どうしたの、急に ! ?
ロンドリーネおやおや、ディオくん。その様子だと何やら教えたいことがあるみたいだねぇ~。
メルロディさんまで ! ?いや、ちょっと待って……。前にもこんな感じの二人を見たような気が……。
ディオその通り !  今回紹介するのはコチラ !全世界の料理人たちも愛用する一品 !『砥石X』です !
ディオどんなに切れ味が悪くなった包丁でも、あら不思議 !一度研げば、どんな野菜も真っ二つにできちゃいます !
ロンドリーネすっご~い !でも、お高いんでしょう ?
ディオなんと !  今回はたったの2000ガルドの三回払い !さぁさぁ !  買うなら今しかありませんよ !
リーガル…………。
メル……ディオ、それにロディさんも一体何をしているの ?
ディオいやぁ~、オレたち、ロゼさんたちの仕事を手伝うことになってさ。こうして商品の売り込みをしてるって訳。
ロンドリーネもし良かったら、メルちゃんも一緒にやってみない ?結構楽しいよ ?
メルやっ、やりません !大体、リーガルさんだっていきなり押しかけられて困って――。
リーガルふむ、悪くない。
メルえっ ?
リーガルだが惜しいな。今のままでは商品の良さが十分に伝えられていないのではないか ?
ディオそんな ! ?じゃ、じゃあ、どうすればいいんだよ ! ?
リーガルそうだな。まずは実際に包丁を研ぐ前と研いだあとの切れ味を見せたほうがいいだろう。まさに、百聞は一見に如かずといったところだな。
ディオ確かに…… !  それならちゃんと商品の良さが分かってもらえるかも…… !
リーガルお客様には必ず満足した形で商品を買ってもらう。物が良ければ、また別の商品の購入にも繋がる。大切にしなければいけないのは、何より信用なのだ。
ディオリーガルさん…… !わかった !  オレ、一人前の販売員になってみせる !
リーガル良い心がけだ。私も力になれることがあれば手を貸そう。
メルもう……ディオったら……。リーガルさんまで巻き込んじゃって……。
ロンドリーネいやぁ、私と一緒で、案外楽しんでるかもよ ?

Character誓いの証
ローエンリーガルさん、本日は私のために足を運んでいただき誠にありがとうございました。
リーガルいや、私としてもローエンの容体が気になっていたのでな。
リーガルケリュケイオンから物資の調達があるというので私も同行させてもらったんだが壮健なようで何よりだ。
ローエンええ、おかげさまでこの通りピンシャンしております。持病の腰痛は治りませんがね。ほっほっほっ。
エルレインここにいたのか、ローエン。先ほどフィリップが捜していたぞ。
ローエンおっと、もうすぐ会議が始まる時間ですね。エルレインさん、ご報告ありがとうございます。
リーガルすまない。私も長話をしてしまったようだ。
ローエンいえ、またいつでもいらしてください。今度は紅茶をご用意しておきますので。
リーガルああ、楽しみにしておこう。では、私もこれで失礼する。
エルレイン……待て。丁度良い機会だ。私からお前に問いたいことがあったのだ。
リーガル私に ?
エルレインお前は、過去の過ちを正せるのだとしたらそれを望むか ?
リーガル……どうやら、私のことについてある程度知られてしまっているようだな。
エルレイン一時期は帝国側に身を置いていたのでな。リビングドールにされてしまった人間たちの情報は把握している。
ローエンエルレインさん……。あまり詮索をするようなことは……。
リーガルいや、構わぬ。あなたがどのような答えを望んでいるのかはわからないが――。
リーガル少なくとも私は、自分が起こしてしまった『過去』をなかったことにするつもりはない。例え、それが可能であったとしてもな。
エルレイン…………。
リーガルそして……この手枷は、私が過去に犯してしまった罪の証であり、二度とこの手で人の命を奪わぬという誓いの象徴なのだ。
エルレインならば、お前は自らの救済すらも望まないというのか ?
リーガルいや、決してそうではない。以前の私であったならば、それもまた受け入れていたのかもしれないが、今は違う。
リーガル私は……私自身を罰し続けることを望まない者たちがいることを知った。
リーガルそして、教えられたのだ。決して過去の罪が消えることはない。だが、これからの未来と向き合うことはできるとな。
ローエン……エルレインさん。僭越ながら申しますが私もまた過去に囚われていた人間の一人でした。
ローエンですが、そんな私でも自らの過去を変えることを望みなどしません。
ローエン人は時に過ちを犯します。ですが、その過ちを正せるのもまた、人の力なのです。
リーガルローエンの言う通りだ。そして、私はそんな人間たちを知っている。
リーガル彼らは、決してどんな困難な状況に陥ろうとも諦めはしなかった。ならば、私も彼らのように生きなければならぬのだ。
エルレイン……そうか。やはり、お前たちもあの者たちと同じということか。
エルレイン良かろう。ならば、その自らに科した呪縛が解かれるのか、私も観察させてもらうことにしよう。