プロフィール
戦災で身寄りをなくしたドロワットには運命的な出会いが待っていた。一人は同じ救児院で共に育ったゴーシュ。もう一人は海凶の爪の首領であり恩人のイエガー。後にイエガーに着いて行くことを選んだドロワットだったが、それは己の手を汚す仕事であることを知る。それでも自分の選んだ道に迷いはない。イエガー、ゴーシュ、そして救児院。大切なものを守るため、そしてもう二度と失わないために彼女は進み続ける。
ミリーナの一言
ドロワットって、ぱっと見は可愛い雰囲気よね。でも身に着けている物を見るとなかなか攻めたセンスの持ち主だと思うの。シンプルかつフェミニンな服装に、スカルのタイ飾りというハードさを含んださりげないワンポイント。あのスカルのチャームはイクスが好きそうだし、いつか一緒にお買い物に行って、選んでもらえないかって聞いてみたら「ゴーシュちゃんも一緒ならいいよ~ん」ですって。もちろん大歓迎よ !
イクスの一言
ドロワットのしゃべり方って特徴的で面白いよな。ちょっと子供っぽいけど愛嬌があって憎めない感じで。あんな調子で話しかけたら、誰とでもすぐに打ち解けられそうでいいなって言ったら、ドロワットは「だったら私の真似してみれば ?」って言うんだよ。けど真似ってどうすればいいんだろう。「俺は鏡士のイクスだにょー !」とか ?……うん、やめておくよ。あの口調が似合うのはやっぱりドロワットだけだ。
Character | 似ている理由 | |
---|---|---|
ロニ | おーい ! 施設への支援品、ここに置いておくぞ。持ってってくれよな。 | |
ドロワット | ありがとなのねん。 | |
カイル | あれ ? ドロワットだけ ? | |
ドロワット | ゴーシュちゃんは、まだイエガー様のところだわん。 | |
カイル | そっか。この荷物、結構重いけど一人で大丈夫 ? | |
ドロワット | へーきっき。ゴーシュちゃんならもう来るから。そろそろよん、多分もう、すぐそこ。 | |
ゴーシュ | 待たせたな、ドロワット。 | |
カイル | ホントだ、すごい ! | |
ドロワット | お見通しだわん☆ | |
ゴーシュ | なんの話だ ? | |
カイル | ドロワットがさ、ゴーシュが来るタイミングをピッタリ当てたんだよ。 | |
ロニ | お前らいっつも一緒のニコイチだし双子みたいだとは思ってたけどよ。マジでなんか繋がってんじゃねえの ? | |
ゴーシュ | 確かに私もドロワットのことがわかる時はあるがそれは行動予測の一種だろう。 | |
ドロワット | きっと、ずっと一緒に育ったからなのねん。同じごはん食べて、一緒に遊んでイタズラも一緒なのぉ。 | |
ゴーシュ | 夫婦も長年一緒にいると似てくるというし阿吽の呼吸でわかりあうという。それと一緒じゃないか ? | |
ロニ | そうだなぁ。俺も一緒に育ったカイルのことなら結構わかっちまうしな~。 | |
カイル | え~…… ? | |
ロニ | なんだよ ! お前だって俺のことわかるだろ ? | |
カイル | ロニのこと ? 女の人にフラれまくってるとかナンパも成功したことないとか―― | |
ロニ | ゲホガホゲホンゲホンッ !あーカイルくん、嘘はいかんぞ、嘘は ! | |
カイル | え、ゴメン、どこが嘘だった ? | |
ロニ | 答えは体に教えてやるぜ ! おりゃー ! | |
カイル | うわー、やめろよロニー ! | |
ゴーシュ | おい ! 静かにしろ !って……聞いてないなこいつら。まったく、小さい子たちの面倒見てる気分だ。 | |
ドロワット | こういうのは放っておくのが一番だむん !じゃあ私らは荷物を持ってイエガー様のところに―― | |
ドロワット | ……あ、私たちが似る理由、もう一つ見つけた~。 | |
ゴーシュ | なんだ ? | |
ドロワット | 目的が一緒。イエガー様を守る、だよん♪ | |
ゴーシュ | そうだな。それが一番の理由かもしれないな。 |
Character | じっくりコトコト | |
レイヴン | 今日も今日とていい男~♪その名は~レイーヴーー……ん ? ……なんだありゃ ? | |
レイヴン | ひゃああっ ! ! け、剣 ! ?なんでこんなもんが飛んでくんのよ ! ? | |
ドロワット | 誰かいるのん ? | |
レイヴン | お前、イエガーのとこの ! | |
ドロワット | は ! イエガー様の仇、覚悟だわん ! | |
レイヴン | あのなぁ、確かにあの時お前さんたちから挑戦状はもらったけどさこういう不意打ちもありなワケ ? | |
ドロワット | むむむむ……。本当は、訓練してたら手が滑っちゃっただけだおん。 | |
レイヴン | 滑るったって、こんなとこまで剣飛ばす ?どんな訓練してんのよ。 | |
ドロワット | もちろん、お前たちを倒すための訓練なの。 | |
レイヴン | ……。 | |
レイヴン | そりゃどうも。けど最近のお前さんを見てると俺らへの敵意、あんま本気に見えないのよね。 | |
ドロワット | むー、私もそう思う。 | |
レイヴン | にしても相棒が黙っちゃいないか。なんか、堅物っぽいし。 | |
ドロワット | 本当はゴーシュちゃんもわかってるむん !今はカタブツリンが邪魔をしてるにゃん。 | |
ドロワット | やわらか~くなるまで煮込まないとなの。頭と心が交じり合うまでじっくりコトコトコトコトコトコトわん。 | |
レイヴン | なるほど、ゴーシュスープの出来上がりはもうちょっと先ってことね。 | |
ゴーシュ | ドロワット ! どこに行ったんだ ! | |
ドロワット | やばばっ ! 訓練の続きしなくちゃだよ~ ! | |
レイヴン | そうかい。んじゃ俺はとっとと逃げるわ。次に戦う時には手加減してよね。 | |
ドロワット | 手加減はしないし、止めを刺しにいくわん☆ | |
レイヴン | そりゃ何よりだ ! | |
ゴーシュ | こんなところにいたのか。剣は見つかったのか ? | |
ドロワット | かいしゅーずみだよ~ん。 | |
ゴーシュ | なら訓練に戻るぞ。強くなってイエガー様を守れるようになるんだからな。 | |
ドロワット | むむ ?凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)に勝つのはどうするのん ? | |
ゴーシュ | それよりも優先することがあるだろう。私たちにはイエガー様がいる。 | |
ドロワット | !……その通りなのねん ! | |
ドロワット | (ゴーシュスープ、もうすぐ出来上がりかにゃ~ ?) |