ピオニー・ウパラ・マルクト九世
「俺が守るべき民はいないが、代わりに世界を守らなきゃいけないようだな」
「せっかくだから、のびのびとやらせてもらおうか」
テイルズ オブ ジ アビス
性:男
年齢:36歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:山崎 たくみ

プロフィール

大らかで快活な人柄に、ざっくばらんな態度。もしも街中で出会ったのなら、一介の気のいい青年に見えただろう。しかし男が背負うのは国そのものだった。預言によって玉座に据えられ、預言によって愛する人を失い、それでも彼が折れずにいたのは、預言によって軟禁された北の地で得た、生涯の友がいたからだろう。預言に翻弄されつつも、預言に縛られた世界を背負おうとした男、それがマルクト帝国皇帝ピオニー9世である

ミリーナの一言

ピオニーさんはブウサギが大好きなんですって。浮遊島でも飼いたいと言われたから、一緒にブウサギを探しに行ってきたの。その途中で、私たちがジェイドさんと初めて会った時の話をしたら「俺も綺麗なジェイドが見たかった」ってお腹を抱えて大笑いしてたわ。元の世界では皇帝だった人なのに、とっても気さくよね。だからなのかしら。最近、ジェイドさんがちょっとタチの悪い冗談を言うと、すぐ「ピオニーさんに言いつけよう」なんて言う人が増えているの。猫に鈴ならぬジェイドさんにピオニーさんってことかしら……。

イクスの一言

ピオニーさんは武器収集が趣味らしいけど、バトルスタイルは体術メインで相当の使い手なんだ。クレス道場にもよく出入りしてるから武術全般が好きなのかもしれないな。この前なんて、道場からすごい音が聞こえて見に行ったら、ピオニーさんとコングマンさんがイカスヒップで戦っててさ。すごかったよ、尻と尻とのぶつかりあい……。大柄なコングマンさんに引けを取らないピオニーさん、どんな鍛え方をしてるんだろう。訓練の『ひけつ』が『しり』たいな。尻だけに……って、何言ってんだ俺、クレスやライラの影響か ! ?


Character仲良きことは美しき哉
ディスト遅いですねぇ、私の信奉者とやらは……。
ピオニーおー、サフィール !
ディストな…… ! ?  ピオニー ! ? ――とジェイドではありませんか !
ディストまさか、私の信奉者というのはジェ――
ジェイドその真夏の雪だるまのような顔はやめて下さい。私がそんなおぞましい手紙を出す訳がないじゃありませんか。
ディスト何なんです、真夏の雪だるまというのは ! ?私の信奉者などという見る目のある人間はジェイド以外いないではないですか ! ?
ピオニーいやー、サフィール ! 会いたかったぞ !
ディスト私は、あなたに会いたいなどと微塵も思っていませんよ !
ディスト私は忙しいのです。これから私の信奉者だという者に会わなければならないのですからね。ジェイドを残して、あなたはさっさと消えなさい !
ピオニーあ、その信奉者ってのは俺だ。
ディストは ?
ピオニーなあ、そんなことよりサフィール。お前、六神将だけじゃ飽き足らず四幻将とかいうのもやってんだって ?
ピオニー全部足したら十じゃないか !いっそ十ナントカ将ってのも作ろうぜ。
ディストあ、相変わらず、訳のわからないことを言う男ですね。
ジェイド我ながら虫唾が走りますが、その点には同意しますよ。具現化の時に、少しまともな脳みそに作り替えてもらえればよかったのですがねぇ。
ピオニーなんだ、お前ら、相変わらず気が合うなあ。じゃあ一緒に十ナントカになっても平気だな。イメージカラー決めようぜ。俺は主役の赤 !
ディストあなたが主役 ?  寝言は寝てから言いなさい。主役といえば、この私、薔薇の――
ピオニーじゃあ、サフィールが赤な。じゃあ俺は愛されキャラってことでピンクか ?
ジェイド36にもなって、よくもまあ自分が愛されキャラだという幻覚を見られますねえ。相変わらず図々しい。
ピオニー皇帝たる者、常に図太くないと国を支えることはできないのだよ、諸君。
ピオニーま、それはそれとして、色の前に顔ぶれ決めちまうか。俺とジェイドとサフィールは確定だろ ?
ジェイド勝手に人を妙な集まりに加えないでいただけますか。
ピオニーあと七人か……。ガイとルークも巻き込もう。他にあてはあるか ?
ディストそうですね……。四幻将のリヒターやチェスターは見どころがありますねぇ。
ピオニーじゃあ、これであと三人か。できれば女の子がいいよなあ。救護室で看病してくれたアニーとかアトワイトとか……。
ジェイドところで、十ナントカ将のナントカはどうするんです ?
ピオニーそうだな。十人の徳を併せて敵を討つ。名付けて『十徳将』 !
二人ダサいですね。
クレスははは。あの三人も、幼なじみなんだって。僕たちもあんな風に大人になっても仲良くできたらいいな。
チェスターいや、あれはダメだろ。大体何なんだ、十徳将って。十徳ナイフの化身かよ……。オレをこれ以上、変な集団に混ぜようとするな……。

Character皇帝の矜持
ガイアスガイ、頼んでおいたリーゼ・マクシア領の今週の動静報告書はどうなった ?
ガイお、丁度今届けるところだったんだ。こちらをどうぞ、ガイアス陛下。
ガイアス……よく纏まっているな。お前の仕事ではないのに悪かった。助かったぞ。
ウッドロウガイ君、この間話した弓のことなんだが……。
ガイああ、もしかして修理に必要な弦のことか ?だったらさっきセキレイの羽が届けてくれた物資の中にあるぞ。取ってこようか ?
ウッドロウいや、自分で行こう。打てば響くとはこのことだな。ありがとう、ガイ君。
ピオニーガイラルディアー、おーやつはまーだかー ?
ガイピオニー陛下……。自分の故郷への誇りを失わせるような言動はやめて下さい。
ピオニー誇りってのは国や制度に対して持つものじゃないぞ。国や制度を構成する自分の生き方に持つものだ。俺の言葉で揺らぐようじゃ、まだまだだぞ ?
ガイ……はあ。陛下は異世界に来ても全然変わらないですよね……。
ピオニーそう見えるか ?
ガイ違うんですか ?
ピオニー……いや、違わんか。変わる必要が無い。俺は優秀だからな。
ガイハハ、そういうところなんでしょうね。ルークが陛下に苦手意識を持ってしまうのは。
ピオニー変わることを否定してるんじゃないぞ。俺は俺、ルークはルーク。
ピオニー俺の腕は多くのものを守れるが、それでも腕の中からこぼれ落ちてしまうものはある。時に無力ではあるがさりとて無能ではないとも自負している。
ピオニーだから、俺は変わらない。異世界だろうがどこだろうが守りたいと思うものを、あらゆる手段を用いて守ろうとするのが『俺』だ。
ガイおかしなものですね。言っていることは傲慢なのに不思議と嫌な感じがしない。器が大きいのか人徳なのか……。
ピオニーわかってるじゃないか、ガイラルディア。だったら、今後はガイアスやウッドロウより器の大きなピオニー君を優先するように。
ガイ……は ?
ピオニーだってズルいじゃないか。あいつらときたら格好良くて強くて王者の風格があって。
ピオニーその上ガイラルディアまで、俺よりあいつらを優先するなんて納得できないぞ~ !ピオ君可哀想 !
ピオニーそれにガイラルディアは俺の大事なブウサギ飼育係じゃないか !王族差別反対 !  ピオ君に優しくしよう !  皇帝勅命 !
ガイ何嫉妬してるんですか ! ?  器小さすぎでしょう ! ?ルークだって、今はそんな我が儘を言いません !それに陛下にはジェイドがいるじゃないですか。
ピオニーチェンジで。
ガイ陛下、いい加減にして下さい ! !