キャラクター | 1話【任務1 アークへようこそ!】 |
カノンノ・E | ミリーナ。お願いがあるの。 |
ミリーナ | お願い ? |
カノンノ・E | もっと何かお手伝いさせて。私、なんでもやるから。 |
ミリーナ | ちょ、ちょっと落ち着いて。カノンノ、どうしちゃったの ? |
カノンノ・E | とにかく !私に何か手伝えることはある ? |
ミリーナ | えっと……そうねぇ。それならお言葉に甘えて……書庫の整理をお願いしようかしら。 |
カノンノ・E | 書庫の整理だね ! 任せて !それじゃあさっそく―― |
コーキス | ミリーナ様。時間があったので書庫の整理やっておきました。 |
カノンノ・E | ええっ ! コーキスが先にやっちゃったの ! ? |
コーキス | あ、あぁ。そうだけど。 |
カノンノ・E | ミリーナ、他に何かある ? |
ミリーナ | 他に…それならこのあとやろうと思ってた魔鏡装置の点検を―― |
カーリャ | ミリーナさま !カーリャが魔鏡装置の点検やっておきましたよ ! |
カノンノ・E | あぁ ! カーリャまで~ !ミリーナ、他には ! ? |
ミリーナ | あるにはあるわ……。だけどカノンノはいつも積極的に家事も引き受けてくれるし助かってるわよ。 |
カノンノ・E | ううん、ミリーナは大変な状況なのにみんなのためにアジトを作ってくれたしいつも陰からフォローしてくれてるでしょ。 |
カノンノ・E | 私、本当に感謝してるんだ。だからミリーナ、それにコーキスとカーリャにも恩返しがしたいの ! |
ミリーナ | 私はその気持ちだけで十分嬉しいわよ。ありがとう、カノンノ。なでなで~。 |
カノンノ・E | ふわぁ~~。 |
カーリャ | あぁ ! カーリャも !カーリャもなでられたいです ! |
ミリーナ | はい。カーリャもコーキスも、いつもお手伝いありがとうね。 |
カーリャ | ひゃあぁぁ~。この感覚、癒やされます~~♪ |
コーキス | ……んっ。 |
カノンノ・E | あ、あれ ?私がミリーナに喜んで欲しかったのにこれじゃあ逆になってる。 |
カノンノ・E | もうっ、お手伝いがダメなら他には…… |
カノンノ・E | って、うわぁっ ! ! |
コーキス | カノンノ様、大丈夫か ! ?くっ……なんだこの地震は ! ? |
ミリーナ | これは……地震じゃないわ。この揺れ方は―― |
ワイズマン | 皆さん、お久しぶりです !ようこそアークへ ! |
ミリーナ | ワイズマンさん ! ? |
コーキス | 相変わらず唐突だな。また祭の手伝いでもいるのか ? |
ワイズマン | いいえ。今まで皆さんに助けられてきたので今回はその感謝のしるしとして…… |
ワイズマン | サンクスギビング・フェスティバル。感謝祭をアークにて開催させて頂きました。皆さんどうぞ楽しんでいってください。 |
ミリーナ | 感謝祭……私たちのために準備してくださったんですか ? |
ワイズマン | サプライズです。お気に召しませんでしたか ? |
ミリーナ | とんでもないです !ありがとうございます ! ! |
コーキス | まぁ、そういうことなら。うん。ずっと慌ただしかったですし久しぶりに羽を伸ばしましょう。 |
カーリャ | ここでならカーリャも一緒に行動できますね !それだけでカーリャは嬉しいですよ ! |
ミリーナ | ええ。カノンノも楽しみましょうね。 |
カノンノ・E | ……こ、これだ。 |
ミリーナ | えっ…… ? |
カノンノ・E | ううん ! 何でもないよ。 |
ワイズマン | そうでした。さらに今回はリアフィースの方々にも来て頂いています。 |
ワイズマン | 対バンライブでもお世話になったので彼らにも感謝の気持ちを伝えようと思いまして。 |
リッピ | 皆様、お久しぶりです !リッピでございます ! |
ミリーナ | リッピさん ! 久しぶりね ! |
コーキス | 俺はコーキスだ。あのときは小さかったけど覚えてるか ? |
リッピ | もちろんです。諸々の事情についてもすでにワイズマン様から説明していただいておりますのでご安心を。 |
リッピ | ささ。アレン様たちの元にご案内いたします。 |
リッピ | 皆様に会えるのを楽しみにしておられますよ。 |
キャラクター | 2話【任務2 二人のカノンノ】 |
カナ | ミリーナ ! カーリャ、コーキス !またみんなに会えて嬉しいわ♪ |
サラ | 一緒のステージで盛り上がったのが懐かしいです。 |
ミリーナ | 私もよ。セッションもしたものね。 |
ゼファー | 楽器を触るのなんて初めてだったしどうなることかと思ったが、まあそれなりに楽しめたよな。 |
アレン | そんなこと言って、ゼファーが一番真面目にやってたじゃない。ギター、カッコよかったよ。 |
ゼファー | それは言うな…… ! |
コーキス | そういうアレン様のベースもだいぶ熱かったと思うぞ。重低音が胸にグサッてきてさ。 |
ゼファー | だよな。俺もそう思うぜ。 |
アレン | そ、そうかな……。 |
カナ | ねえ、他の人たちも来てるんでしょ ?私、みんなにも会いたいわ ! |
サラ | カナ。私たちのこと知らない人もいるから声をかけるときは気をつけてね。初対面ってこと忘れないように。 |
カナ | はーい ! ちゃんとわかってるわ。 |
ゼファー | さっきカノンノをみかけて初対面なのに大喜びで抱きついていたのは誰だっけか ? |
カナ | あはは。あれはついうっかりで……。 |
ミリーナ | 待って。カナたち、カノンノに会ったの ? |
カナ | うん。ティル・ナ・ノーグのカノンノもリアフィースと変わらずほんわかしてるのね。 |
カーリャ | ほんわか…… ? |
コーキス | どちらかと言えば元気いっぱいって感じじゃないか…… ? |
??? | えぇぇぇええ ! ? |
カーリャ | うわわっ ! 何ですか ! ? |
ミリーナ | 何かあったのかもしれないわ行ってみましょう ! |
カノンノ・E | びっくりした。まさかパスカがいるとは思わなかったよ。 |
P・カノンノ | 久しぶりだね、イアハート。元気だった ? |
カノンノ・E | うん。それより、大丈夫だったの ?具現化されてからアークに召喚されるまで聞いた限り、色々大変だったんでしょう。 |
カノンノ・E | それに、まさかあの人と関わりを持ってしまったなんて……。 |
カーリャ | えぇぇぇええ ! ?カノンノさまが……二人……。ど、どういうことですか ! ? |
P・カノンノ | えっと… ? |
カノンノ・E | あっ、みんなに紹介するね。彼女はパスカ・カノンノって言うの私の友達だよ。 |
カノンノ・E | パスカ、こっちはいま私がお世話になってる人たちだよ。 |
P・カノンノ | そうなんだ。はじめまして、パスカ・カノンノです。なんだか賑やかでいいね。 |
コーキス | 確かに…二人とも似てるけど違うな。 |
カーリャ | パスカ・カノンノさまはカナさまとアレンさまが言っていたように少しほんわかな雰囲気ですね。 |
カナ | イアハートも来てたの ?久しぶり―― |
ゼファー | 待て待て。さっき言われたこともう忘れたのか ? |
カナ | うわわっそ、そうだった。ごめん。 |
ミリーナ | カノンノ……だと区別がつかないわよね。イアハートとパスカ、でいいかしら ? |
二人 | うん ! |
ミリーナ | ありがとう。二人は知り合いみたいだけどどういう関係なの ? |
カノンノ・E | そうだなぁ。遠い親戚……みたいな感じかな。 |
P・カノンノ | そんな感じかもね。 |
コーキス | けど、なんでパスカはここにいるんだ ?ティル・ナ・ノーグでは会ってないよな。ワイズマンが呼んだのか ? |
P・カノンノ | 話すと長いんだけどそれは薔薇のディ―― |
カノンノ・E | ねえねえ !せっかく感謝祭に呼ばれたんだからお祭りを見て回りたいな ! |
ミリーナ | イアハート ? |
カノンノ・E | 私はサラたちと回るね。ミリーナたちはいつも忙しくしてるんだし今日くらいはゆっくりしておいでよ。 |
カノンノ・E | ねっ、みんな行こ行こ ! |
サラ | えっ、あの…… ! |
ミリーナ | 急にどうしたのかしら……。 |
コーキス | まあでも、イアハートの気遣いに甘えて少しゆっくりしましょうよ、ミリーナ様。 |
キャラクター | 3話【任務3 作戦開始】 |
カノンノ・E | ふぅ。なんとかごまかせたかな。 |
サラ | イアハートさん、何かミリーナさんたちに知られたくないことでもあるんですか ? |
カノンノ・E | えっ……な、なんのこと ? |
アレン | パスカがアークに召喚された理由と関係しているんだよね ? |
ゼファー | じゃなかったら、あんな風に話を変えたりしないよな。 |
カノンノ・E | だけど……。せっかくの感謝祭だから……。 |
カナ | 私たちなら大丈夫。どんな悩みなのかわからないけれどみんなに話せばきっとどうにかなるわ ! |
P・カノンノ | 私も気になる。私、何か迷惑になることしちゃったのかな ? |
カノンノ・E | ううんパスカ、違うよ ! |
カノンノ・E | あのね……ディストが一緒にアークに来ているみたいなの。 |
カナ | えぇ ! ディストがどうして ? |
P・カノンノ | たぶん私と一緒に召喚されたんだよ。 |
アレン | どういうこと ? |
P・カノンノ | えっと……かいつまんで話すとティル・ナ・ノーグを旅していたら偶然ディストと出会ったの。 |
P・カノンノ | そしたらジェイドさんに会いに行くついでにアジトまで連れて行ってやるって案内してくれたんだ。 |
カノンノ・E | たぶんパスカのこと私と勘違いしたのよ。迷子になってると思ったんだわ。 |
P・カノンノ | 積み荷の中に一緒に隠れたりしてなんとかみんながアジトに出入りしてる所の近くまで来たの。 |
P・カノンノ | そうしたら、あたりが急に光り出して……。 |
リッピ | 気がつくとアークだったというわけですね。となると……ディスト様も確実に召還されているでしょうね。 |
P・カノンノ | ディストって悪い人なの ?ジェイドさんの親友なんだって誇らしげに語ってたよ。 |
サラ | 悪い人じゃないんですけどちょっと変わってるっていうか……。色々と騒ぎを起こすことが多いんです。 |
P・カノンノ | そうだったんだ。ごめんね、つれてきちゃって。 |
アレン | パスカのせいじゃないよ。 |
カノンノ・E | そうだよ、気にしないで。ディスト、今回は何も変なことしないといいんだけどなぁ。 |
カナ | そっか。だからイアハートはミリーナたちにこのことを黙っていようと思ったのね。 |
カナ | ディストのことを気にせず感謝祭を楽しめるようにでしょ ?優しいのね。 |
カノンノ・E | ミリーナたちにはいつもお世話になってるからなにか役に立ちたくて。 |
カノンノ・E | せっかくのお祭りなんだし、羽を伸ばしてほしいなって思ったの。 |
カナ | よし ! この前はディストのことミリーナたちが警戒してくれたから今度は私たちが警備役をしましょう ! |
サラ | うん ! そうだね ! |
P・カノンノ | 私も手伝うよ ! |
カノンノ・E | 私も……あっ ! |
リッピ | どうされたのですか ? イアハート様 ? |
カノンノ・E | ミリーナたちに喜んでもらおうと思って、私も何かサプライズを用意しようとしてたんだった……。 |
ゼファー | それなら手っ取り早く二手に分かれようぜ。ディストの警備は俺とアレンがやるよ。 |
リッピ | 私もお供します ! スマホで探知をしたところタルロウXXの反応がありました。サポートはお任せください ! |
ゼファー | よし、決まりだな。サプライズとやらは適任なやつがたくさんいそうだからな、そっちに任せる。 |
アレン | みんなも頑張ってね。 |
サラ | それじゃあ私とカナ、イアハートさんとパスカさんはサプライズ計画担当だね。 |
カナ | せっかくだもの、他のみんなにも手伝ってもらってすごいサプライズにするのはどうかしら ! |
カノンノ・E | それいい ! ワイズマンさんのサプライズに負けないくらい盛大にしよう ! |
P・カノンノ | じゃあ他の人たちに話しに行こう。あと、私たちが何をするかも決めないとね。 |
カナ | わくわくしてきたわ♪よーし、出発 ! |
キャラクター | 4話【任務4 夢中になれるもの】 |
カノンノ・E | どうかな ! ? サプライズ計画 ! |
クレス | それは楽しそうだね。僕たちも参加させてほしいな。 |
アーチェ | うんうん ! 楽しそうじゃん♪あたしひとっ飛びしてほかのみんなにも伝えてきてあげる。 |
カノンノ・E | ありがとう、アーチェ助かるよ ! |
カロル | ユーリも参加するでしょ ?一緒に何かやろうよ。 |
ユーリ | ああ、いいぜ。一人一人で何かやるよりそっちの方がデカいことできるしな。 |
ラピード | ワウン ! |
ユーリ | ラピードもありがとな。人手は多い方がいいから助かるぜ。 |
レイヴン | もちろん、おっさんも手伝うわよ。さぁ、そこの四人の可愛い子ちゃんたち。どんどん、おっさんを頼ってちょうだい。 |
P・カノンノ | あ、あはは……。 |
カロル | ちょっと、レイヴン……。下心が丸見えだよ。誰が主役かわかってるの ? |
レイヴン | もちろんよ。けど、こういうお祭り事はみんなで楽しむもんでしょ。 |
ユーリ | おっさんが鼻の下伸ばしてなきゃオレたちも心置きなく楽しめるんだけどな。リタ、頼めるか ? |
リタ | 何であたしが。あんたが始末しなさいよ。 |
レイヴン | ちょ、ちょっと……。冗談よね ?二人とも目が笑ってないんだけど。 |
エステル | ふふっ。 |
リタ | なによ、エステル。 |
エステル | 皆さんのやり取りをみていたらなんだか色々と思い出してしまって。 |
エステル | 元の世界でも色々なことがありましたけど、楽しいこともたくさんありましたよね。もちろん、こちらの世界でも。 |
リタ | ……ま、まぁ。ティル・ナ・ノーグでいうとお正月とか、そこそこだったわね。 |
エステル | 初めてのことがいっぱいでしたもんね。福袋を買ったり、独楽で遊んだり。 |
リタ | そうね。まぁ、思い出してみるとティル・ナ・ノーグに来て初めて体験したことって結構多いわ。 |
ファラ | 独自の季節行事もたくさんあるものね。それに、わたしたちから何かやろうって催し物を開いたときもあったなぁ。 |
リッド | ウィスの大会を開いたりもしたよな。あのときはウィスカードが巨大化したりして大変だったぜ。 |
カノンノ・E | 巨大化 ! ?ただのカードゲームじゃないの ! ? |
キール | 安心しろ。通常は巨大化などしない。補足として詳しく説明すると―― |
メルディ | メルディが世界のゲームだよぅ !ウィス、とってもおもしろいよ ! |
カロル | ……カードゲームか。 |
ユーリ | どうした、カロル。何か思いついたか ? |
カロル | うん。ウィスとかカルタとかいろんなカードゲーム集めてみんなで遊べたら楽しいかなと思って。 |
クレス | それはいい案だね。コーキスはまだウィスをやったことはなかったはずだ。 |
カノンノ・E | カロルすごい ! きっとコーキスも喜ぶよ |
カナ | ねぇイアハート、1回だけウィスをやっちゃだめかしら ? |
カナ | メルディの話を聞いてたらとっても楽しそうなんだもの。 |
P・カノンノ | 私も遊んでみたいな。 |
サラ | じゃあカナ、パスカさん、イアハートさんと私の四人でやってみましょうか。 |
メルディ | これ手札 ! がんばってー ! |
カノンノ・E | ありがとう。メルディ。それじゃあ、私からね。 |
カノンノ・E | いくよ ! これだっ ! |
クラース | おぉ。意外とイアハートは勝負士だな。 |
ユーリ | 向こう見ずってか。まぁ、オレは嫌いじゃない。 |
P・カノンノ | …………。 |
サラ | パスカさんどうしたんですか ?順番ですよ。 |
P・カノンノ | あ、うん。ごめんね。ウィスのカードの模様、素敵だなぁって見とれちゃってたわ。 |
P・カノンノ | それじゃあ……はい、これ。次はサラね。 |
サラ | うーん……。これ、かな。 |
クラース | なかなか手堅いじゃないか。 |
サラ | 次はカナだよ。 |
カナ | よーし、負けないわ !これよ ! ! |
クラース | ……なっ、それは。 |
サラ | もう、カナったら。よく見て、それは出せないよ。 |
カナ | あぁっ ! 間違っちゃった !えっと……こ、これ ! ! |
ユーリ | なかなか個性的な四人組の戦いだな。 |
クラース | 楽しく観戦させてもらうとしようか。 |
キャラクター | 5話【任務5 大切な思い出】 |
カイル | よしっ ! さっそく準備開始だ ! |
カノンノ・E | カイルたちは何をすることにしたの ? |
カイル | 仮装だよ ! |
リアラ | ハロウィンのとき仮装をしたことがあったの。 |
スタン | ソフィも魔女の仮装をしたよな。よく似合ってたぞ。 |
ソフィ | じーー。 |
シェリア | ソフィ ? どうしたの ? |
ジューダス | ……何度も言っているが僕は仮装をしているわけじゃないからな。 |
ソフィ | うん。言われたの覚えてるよ。 |
ジューダス | それじゃあ何だ ? |
ソフィ | マント触ってもいい ? |
P・カノンノ | ふふっ、確かにとっても手触りよさそうだよね。 |
ジューダス | ダメだ。 |
シェリア | ソフィ。我慢しましょうね。 |
ソフィ | じーー。 |
リオン | 僕のマントを引っ張るのもダメだ。 |
ソフィ | リオンにも断られちゃった。 |
カイル | ねぇ、ソフィ。マントもいいけど父さ……スタンさんの髪もすごく手触りいいんだよ ! |
ソフィ | そうなの ? |
スタン | 気になるなら触っていいぞ ? |
ソフィ | うん……ふさふさ。アスベル、シェリア。ふさふさだよ。 |
アスベル | ソフィ、よかったな。スタンもわざわざありがとう。 |
スタン | いいっていいって。よく触らせてくれって言われるんだ。 |
P・カノンノ | 私もふさふさしたいなぁ。 |
カナ | 私もふさふさしたい ! |
カイル | オレにもまた触らせてください ! |
スタン | あははっ。みんな集まってきてなんだか故郷の羊たちのこと思い出すなぁ。 |
カノンノ・E | ふふっ。スタンさん、みんなのお兄さんみたい。胸が温かくなってくるよ。 |
サラ | うん。そうだね。私も家族……お兄ちゃんのこと思い出しちゃったよ。 |
スタン | あれ ? そういえばルーティは ? |
ルーティ | にししっ。イリア、あんたなかなか切れ者ね。 |
イリア | いひひひひっ。ルーティもね。これうまくいけばアークで大儲けできるわよ。 |
カノンノ・E | うわぁ。あっちの二人みたとたん胸がざわざわしてきたよ。 |
スタン | ロゼに続いてまたルーティに気が合いすぎる友達ができちゃったみたいだな。 |
ルカ | イリア。何するの ? |
イリア | うっさいわね ! おたんこルカ !あんたには関係ないでしょ。 |
ルカ | えぇっ ! 僕、何も怒られるようなこと言ってないのに ! |
コンウェイ | 二人は相変わらず仲が良いみたいだね。ボクとしても嬉しい限りだよ。 |
ルカ | どうしてそうなるの……。 |
カノンノ・E | けど、コンウェイさんの言う通りかも。喧嘩するほど仲がいいっていうよね。 |
P・カノンノ | それじゃあ二人はとっても仲良しなんだね。 |
イリア | なっ……ちょ、ちょっとルカ !あんたのせいで勘違いされたじゃない ! |
ルカ | それもイリアが原因じゃないか……。 |
リッピ | 皆様 ! ここにいらっしゃいましたか ! |
サラ | リッピ !どうしたの ! ? |
アレン | ディストさんを見つけたんだけど目が合うなり逃げられちゃって。 |
ゼファー | まったく、野良ネコかっつうんだよ……。こっちのほうに向かったと思うんだが見てないか ? |
カナ | ううん、こっちには来てないわ。 |
リッピ | 困りましたね……。足取りが掴めなくなってしまいました。 |
ゼファー | リッピと俺の探知にも引っかからないなんてあいつ何者なんだ ? |
カノンノ・E | こういう時はあの人に相談してみようか。 |
キャラクター | 6話【任務6 懐かしい出来事】 |
ジェイド | ……またディストが現れた ?アークの人々も学習するということを知りませんね。 |
ガイ | どうする ? また訳のわからない実験とやらでアークを引っかき回すかも知れないぞ。 |
カノンノ・E | 感謝祭のために大人しくして欲しいって説得したらどうでしょう。 |
ジェイド | そんな人間のような扱いをしても無駄でしょう。 |
P・カノンノ | そ、そんな言い方……。ディストは私をアジトに案内しようとしてくれたりいいところもあると思うのに。 |
ジェイド | やれやれ……。それではちょっと手を打ってきましょう。 |
ジェイド | 皆さんはあのひしゃげたトンビのことは忘れて、サプライズ計画とやらを進めていて下さい。 |
P・カノンノ | よかった !やっぱり専門家に任せるのが一番だね。 |
アニス | けど、念のため警戒はした方がいいと思うな。 |
アニス | ディストはキモくて神出鬼没でキモくてしつこくてキモくて鼻たれでキモくてありがた迷惑なことしてきたりもするから。 |
ガイ | 相変わらず辛辣だな……アニスは。 |
ゼファー | それじゃ、警戒しておくに越したことはなさそうだな。 |
アレン | 僕たちはもう一度ディストさんを捜してみるよ。 |
アレン | 見つけたら騒ぎを起こさないように見張っておくね。 |
リッピ | 我々にどーんとお任せください ! |
カナ | ありがとう !みんな気をつけてね。 |
サラ | ディストさんのことはジェイドさんとアレンたちに任せてそろそろ私たちも何をするか決めないとね。 |
ルーク | なんだよ。まだ決まってなかったのか ? |
P・カノンノ | うん。迷っちゃって。 |
ティア | 参考になるかはわからないけれど私たちは宝探しをすることにしたの。 |
ロイド | 夏にガイの記憶を取り戻すため明鏡四水を集めただろ。 |
コレット | ふふ、なんだか懐かしいね。ガイの記憶がちゃんと戻ってよかった。 |
ルーク | 自分のことポチ太郎だって言い出すし俺のことも覚えてないしよ。さすがにあのときは焦ったぜ。 |
ガイ | はは……悪かったよ。みんなにも助けられちまったな。 |
ロイド | そんなこと気にするなって。――ん ? どうした、エミル。難しい顔して考え込んで。 |
エミル | 宝箱の中に何を入れるか全然アイディアが出なくて……。喜んでもらえるものがいいよね。 |
マルタ | 私だったら、エミルが選んでくれたものなら何でも嬉しいけどな。 |
ラタトスク | そりゃ、お前は簡単だからな。 |
マルタ | ちょっと、ラタトスク ! ?どういう意味 ! ? |
ラタトスク | あー、悪かった悪かった。 |
ラタトスク | あ、そうだ ! ハズレ宝箱も用意して魔物たちを仕込もうぜ。 |
ラタトスク | こっちの世界でもオタオタレベルなら命令できるかも―― |
リフィル | いけません。怪我人が出たら大変でしょう。 |
カナ | ……ねぇねぇ、サラ。 |
サラ | どうしたの、カナ ? |
カナ | あのね、みんなそれぞれ違うことをやろうとしてるでしょ ? |
カナ | だから私たちも何かみんなと違うことをしてミリーナたちに喜んでもらいたいなって思ったの。 |
サラ | うん。そうだね。宝探しも、ちょっと興味あったけど。 |
カノンノ・E | ふふっ。サラは冒険が大好きだもんね。 |
P・カノンノ | くんくん。くんくん。 |
カノンノ・E | パスカ ? どうかしたの ? |
P・カノンノ | 良い匂いがする……。どこからだろう。 |
サラ | あっちから風にのってきてるんだよ。よくみると煙があがってるよ。 |
P・カノンノ | 本当だ ! サラ、よく気づいたね ! |
サラ | えへへ、目の良さには自信があるんだ。 |
カナ | サラの目はとってもすごいのよ !場所もわかったし、あそこへ行ってみない ? |
サラ | そうだね !こっち、みんなついてきて ! |
キャラクター | 7話【任務7 バーベキューの準備】 |
P・カノンノ | くんくん。くんくん。このあたりから匂ってくるような……。 |
ミラ=マクスウェル | おや ? どうやら匂いにつられてやって来た者がいるようだな。 |
カノンノ・E | いい匂いの原因はミラたちだったんだね !何をしているの ? |
ジュード | バーベキューの下準備だよ。いざサプライズっていうときにもたつかないようにね。 |
レイア | うん ! 食材の準備ならバッチリ !お肉にお野菜に…… |
レイア | あっ ! お魚がない ! |
セネル | それなら俺に任せてくれ。すぐ釣ってくる。 |
レイア | ありがとう、セネル !助かるよ ! |
ジュード | ごめんね、セネル……。レイアはもうちょっとしっかりしないと。食器の準備の方は大丈夫 ? |
レイア | あぁっ ! そうだった !ど、どうしよう !いまから人数分揃えられるかな ! ? |
アルヴィン | 安心しろ。そんなことだと思って準備しておいてやったよ。 |
ティポ | さすが「できる男アルヴィン」だね ! |
サラ | クレアさんたちは何をしてるの ? |
クレア | 焼き野菜とサラダの準備よ。私はドレッシングを作っているの。 |
カナ | いっぱい種類があって、見てるだけで楽しくなってくるわね♪ |
エル | ねぇ、マリアン。今回はサラダにトマトいれないでね。 |
マリアン | はい。せっかくのお祝いの席ですから。トマトとピーマンは抜いておきましょう。 |
エル | ピーマン ?ピーマンが嫌いな大人もいるんだね。 |
P・カノンノ | あれ ? けどあっちにトマトがたくさん置いてあったよ。 |
カノンノ・E | もしかして間違えて誰かが買って来ちゃったの ? |
ユリウス | 買って来たのは俺たちだ。 |
サラ | ルドガーさんとユリウスさんはトマトが大好物ですもんね。 |
ユリウス | 生でも煮ても焼いても何してもトマトは美味いからな。嫌いという人もいるようだが…信じられん。 |
ルドガー | でも、逆に考えれば嫌いな人の分のトマトももらえるし、バーベキューだからそればかり食べてもいいし。 |
ユリウス | 確かに…… !バーベキュー万歳だな。 |
カナ | う~ん ! お肉にお魚、お野菜。よりどりみどりね ! |
カノンノ・E | そうだ ! 私たちは食後のデザートを用意するのはどう ? |
P・カノンノ | うん。いいと思うな。みんなで色々作ってみようか。 |
アルヴィン | それなら俺はピーチパイ希望。 |
ヴェイグ | ピーチパイ。オレも大好物だ。 |
クレア | 種族も世界すら越えてピーチパイは食べられているのね。 |
ヴェイグ | 嬉しいことだな、クレア。 |
レイア | ……あれ ?そういえばデザートはミクリオたちが担当するって言っていたような。 |
カノンノ・E | そうなの ! ? |
P・カノンノ | かぶっちゃうね。みんなと違うことをするとなると、なかなか決まらないなぁ。 |
ミラ=マクスウェル | お前たちはミリーナにしてやることが決まっていないのか ? |
サラ | はい、皆さんそれぞれ別々のサプライズを計画してるから、私たちも違うことをしてあげたいねっ……て。 |
ルドガー | 他とかぶらないことか……ありきたりかもしれないけど贈り物とかはどうだろう ? |
ユリウス | クリスマスでも大勢の子どもたちが喜んでいたな。プレゼントは誰がもらっても嬉しいものだ。 |
カナ | プレゼント ! そういえばまだ誰も準備してないわ ! |
カノンノ・E | そっか ! シンプルすぎて抜け落ちてたよ。よーし、それじゃあ私たちはプレゼントを贈ろう ! |
ジュード | ふふ、無事に決まったみたいでよかったね。 |
キャラクター | 8話【任務8 デザートの準備】 |
カノンノ・E | それじゃあ私たちはミリーナとコーキスたちにプレゼントを贈ろう。 |
カナ | 何を贈るか決めないとだけど、みんな、少し休憩しない ?ずっと頭使ってたから……。 |
四人 | 甘いもの食べたいね……。 |
ベルベット | あら ? あんたたちいいところに。甘いものがほしいなら味見を頼めるかしら ? |
カナ | いいの ! ?ちょうど甘いものが食べたかったの ! |
ライフィセット | あれ ? けどベルベット、味覚は戻ったし誰かに味見を頼まなくても大丈夫なんじゃない ? |
ベルベット | 人の反応をみて味を整えるのも意外と楽しいものなのよ。だから……はいっ。 |
ライフィセット | はむっ……う~ん ! 美味しい ! |
エレノア | えっ。ベルベット、味覚が戻っていたんですか ! ?どうして教えてくれなかったんです ! ? |
ベルベット | ……別にいいでしょ。 |
エレノア | よくありません ! もうすぐケーキが完成しますから食べてください !いいですね ! ? |
ベルベット | なんであたしが。今日の主役は誰か考えなさいよ。 |
ライフィセット | 僕のも、ベルベットに味見して欲しいな。 |
ベルベット | まぁそれなら……仕方ないわね。 |
サラ | それじゃあベルベットさんのデザートを私たちが味見して。 |
カナ | ライフィセットとエレノアのデザートはベルベットが味見役で決定ね ! |
アリーシャ | エレノア。トッピング用の果物を切っておいた。 |
エレノア | はい。ありがとうございます。 |
アリーシャ | ベルベットから教わったとおり包丁で果物を切った方が効率がいいな。勉強になったよ。 |
ベルベット | むしろあんな長い槍でよく料理しようと思ったわね。 |
アリーシャ | 一番扱いに慣れた刃物だったものだから……すまない。 |
ロゼ | けど、ある意味、理にかなってるかもね。あたしも今度、料理で何か切るときは―― |
デゼル | やめろ ! 調理場が悲惨なことになるだろ !さすがの俺も手に負えなくなる ! |
ロゼ | うん ? なんでデゼルの手に負えなくなるの ? |
デゼル | ……それは気にするな。 |
ミクリオ | イアハートたち、ちょっといいかな。このアイスクリームの味見を頼みたいんだ。 |
カノンノ・E | もちろん ! |
スレイ | ミクリオ。それならオレがさっき味見しただろ。 |
ミクリオ | スレイは美味しいしか言わないじゃないか。 |
スレイ | 素直な感想なんだからいいだろ。それにみんなだってきっと美味しいって言うと思うけど。 |
四人 | 美味しい ! ! |
スレイ | ほら ! みんな美味しいって言ってる ! |
ミクリオ | いや、君の美味しいは他の人と意味が……。まぁ、みんな気に入ってくれたならいいか。 |
エドナ | 調子に乗らないことね。ワタシとしては及第点と言ったところよ。 |
ミクリオ | まったく。別に調子には乗ってないだろ。 |
エドナ | 調子に乗るミボ。略してチョルミボ。 |
ミクリオ | 久しぶりだからって略すな ! |
P・カノンノ | ミ、ミクリオ、落ち着いて……。 |
マギルゥ | パスカ、その反応はいかんのう。いまのは笑うところじゃ。見事な漫才じゃと思わんのか。 |
アイゼン | …………。 |
ベルベット | アイゼン。ビスケットが焦げそうよ ? |
アイゼン | ……これくらいしっかり焼いた方がアイスクリームにあう。黙っててくれ。 |
ベルベット | あら、そう。 |
エレノア | 皆さん。ケーキもできあがりましたよ。 |
カナ | やったぁ !どれから食べようかなー ! |
サラ | ふふっ。もうカナったら。試食じゃなくておやつを食べるみたいだよ。 |
P・カノンノ | それもいいかもね。リラックスした方がいいアイディアが浮かぶっていうもの。 |
フェニックス | 準備は整ったようだな。いざ、小さな宴の始まりの刻。 |
四人 | いただきます♪ |
キャラクター | 9話【任務9 思い出を積み重ねて】 |
カナ | ベルベットたちのおやつ、とっても美味しかったわ~。 |
P・カノンノ | うん、甘くてふわふわで心もとろけちゃいそうだったよ。 |
カノンノ・E | パスカ。しっかりして。まだ何をプレゼントするか決めてないよ。 |
P・カノンノ | あっ ! そうだった ! |
カナ | うーん……甘いものは補給したけどプレゼントの内容ってなかなか思い浮かばないものね……。 |
カノンノ・E | そうだね。何かとっかかりがあると良いんだけど。 |
サラ | そういえば、皆さん今までの思い出から何をするか決めてましたよね。 |
カナ | 私たちの思い出と言ったら対バンライブよね。またバンドで演奏するのもいいかも ! |
カノンノ・E | それ楽しそう ! ……あ、でも、今から練習するんじゃ間に合わないかな ? |
サラ | 確かに……今からとなるとちょっと大変ですね。 |
P・カノンノ | それじゃあどうしよう……。 |
ゼファー | よう、まだ何にするか決まってないのか ? |
カナ | ゼファー ! |
カノンノ・E | ディストは見つかった ?大丈夫だったの ? |
アレン | うん、それが―― |
ディスト | ええぃ、小僧共。さっきから私につきまとうんじゃありません !私はこれから崇高な目的のため―― |
ジェイド | ディスト、あなたの知能レベルは相当低下しているようですね。 |
ディスト | じぇ、ジェイド ! ?な、何なんです ! ?現れるなり失礼なことを……。 |
ジェイド | いえ、ティル・ナ・ノーグに具現化される前あなたの論文を目にする残念な機会があったんですよ。 |
ジェイド | ですが、そこに初歩的な計算間違いがありましてね。 |
ディスト | わ、私の論文を読んでくれた…… ! ? |
ディスト | ど、どの論文です ? 私が計算ミスなどする筈ありませんが、話ぐらいは聞いて差し上げても構いませんよ。 |
ジェイド | これです。――魔鏡技 ! |
ディスト | えええっ ! ? |
アレン | ……で、ディストさんが気絶した隙にワイズマンさんがディストさんを捕まえてくれたんだ。 |
ゼファー | ワイズマンの奴ジェイドに叱られてたぜ。変なものを呼ぶなって。 |
カノンノ・E | そ、そっか…… ! よかった……のかな ? |
P・カノンノ | う、うん……。多分。 |
サラ | 何はともあれアレン、リッピ、ゼファーさん、お疲れ様 ! |
リッピ | それで、今はどういう状況なのですか ? |
カナ | 四人でプレゼントをしようと思うんだけど何を贈ればいいか、なかなかいいアイディアが浮かんでこなくて。 |
アレン | うーん……それなら、“自分たちらしい”ものはどうかな ? |
P・カノンノ | “自分たちらしい”もの ?私らしいもの……。 |
P・カノンノ | それなら私は、故郷のことを伝えたいな。 |
カノンノ・E | 前に聞かせてもらったの覚えてるよ。とっても素敵な場所なんだよね。 |
P・カノンノ | うん。飴細工みたいな綺麗な花や虫たちがいてね、光を放っているの。 |
P・カノンノ | 月は自ら輝いていて、太陽ほど強い光ではないけれど、月の光で虹がかかることもあるのよ。 |
ゼファー | へぇ、そりゃすごいな。 |
リッピ | 何とも神秘的な光景ですねぇ……。飴細工のようなカブトムシもいるのでしょうか。 |
サラ | ふふっリッピはカブトムシが好きだもんね。 |
サラ | でも、私もそんな綺麗な景色、ぜひ見てみたいです。 |
カノンノ・E | それじゃあ、故郷の光景を絵本にしてみるのはどうかな ? |
P・カノンノ | 絵本 ? |
カノンノ・E | うん。私、絵本が大好きだから。一緒に作ろうよ ! |
P・カノンノ | うん ! それをプレゼントしたい ! |
カナ | 故郷の景色の絵本なんてとっても素敵だわ。私も一緒に作らせて ! |
アレン | それなら、みんなでやろうか。僕たちはリアフィースの光景を描こう。 |
サラ | そうしよう ! 今まで冒険した場所をひとつずつ思い出して。 |
リッピ | 道具と材料は私にお任せください !すぐにでも制作を始められますよ ! |
カナ | さすがリッピ !相変わらず頼りになる~♪ |
カノンノ・E | それじゃあみんなで絵本作りだね。よぉし、がんばるぞー♪ |
一同 | おーっ ! |
キャラクター | 10話【任務10 これから】 |
ミリーナ | イアハートたちどこかしら ? |
カーリャ | イアハートさまたちだけじゃなく他の鏡映点の皆さんも見当たりませんよね。 |
コーキス | なんなんだいったい……って、待て。何か浮いてるぞ。……絵本、か ? |
ミリーナ | ミリーナ、カーリャ、コーキス。そして、イクスへって書かれているわ ! |
ミリーナ | みんな、このページを見て。すごく綺麗な場所よ……。月が綺麗ね……。 |
コーキス | あははっ ! こっちのページの絵、面白いな !前衛芸術っていうやつか ! |
カーリャ | 次のページの場所、ここ漁村ですよね ! |
ミリーナ | どことなくオーデンセにも似ているわね。なんだか懐かしいわ。 |
コーキス | ミリーナ様。これって……。 |
ミリーナ | ええ。そうみたいね。 |
四人 | サプラ~イズ ! |
ミリーナ | ふふっ。みんな、素敵なプレゼントありがとう !でも、いきなりどうして ? |
カノンノ・E | あのね、ミリーナたちにはいつもお世話になってるでしょ ? |
カノンノ・E | それで、感謝の気持ちを伝えたくてみんなで内緒でサプライズを準備してたの。 |
コーキス | だからみんなの姿が見当たらなかったのかありがとうございます、イアハート様。 |
カーリャ | 絵本が浮いててビックリしました。 |
P・カノンノ | あれはワイズマンさんの力だよ。協力してもらったの。 |
アレン | おかげで大成功みたいだね。 |
カナ | あのね、ワイズマンさんにはもう一つお願いをしてあるの。 |
カナ | 私もサラと同じようにシャドウをティル・ナ・ノーグに残したいって。 |
サラ | 私のシャドウが一人だと寂しいんじゃないかって、カナが……。 |
サラ | だからティル・ナ・ノーグに戻ったらカナのシャドウもいると思うけれどよろしくお願いします。 |
カナ | よろしくお願いします♪ |
ミリーナ | 嬉しいわ。こんなに可愛いカナとも一緒にいられるなんて。 |
ミリーナ | パスカも一緒に来てくれるみたいだし今日は最高に嬉しい日だわ。 |
ゼファー | おっと、感謝祭の本番はまだまだこれからだぜ。 |
P・カノンノ | うん。ここからサプライズ・ツアーの始まりだよ。 |
カナ | 何が待っているかというと~。 |
サラ | それは行ってからのお楽しみ♪ |
カノンノ・E | みんな、思いっきり楽しんでね ! |
ミリーナ | あぁ、もうっ。イアハートもパスカもサラもカナもみんな本当にかわいいんだからっ。 |
コーキス | アレン様とゼファー様、それとリッピもありがとな。 |
アレン | ううん、僕らも楽しかったから。こちらこそありがとう。 |
ゼファー | 俺は大したことしてないぜ。礼ならあいつらに言ってくれ。 |
リッピ | 相変わらずですねぇ。ゼファー様も一生懸命に絵を描かれていたじゃありま―― |
リッピ | わふふぁっ。 |
ゼファー | リッピ、実はお前くすぐられるの好きなんだろうそうかそうなんだな。 |
コーキス | あははっ ! |
ミリーナ | そうだ。実は私たちからもプレゼントがあるのよ。 |
カノンノ・E | えぇ ! ?どうしてミリーナたちが用意してるの ? |
ミリーナ | きっとみんなと私たち、同じことを考えていたのかもしれないわね。もちろん、イアハートとも。 |
カノンノ・E | ミリーナ……。 |
コーキス | これが俺たちからのプレゼント。新しく開発した魔鏡器機で過去の記憶とかを紙に写したものなんだ。 |
カーリャ | 名付けて\"写真\"です ! |
アレン | あとで絵本とアルバム、互いに見ながら色々話しても楽しそうだね。 |
サラ | けどその前に……サプライズ・ツアーですよ ! |
ディスト | はーはははっ ! 待っていましたよ ! |
コーキス | ディスト ! ?どうしてここにいるんだ ! ? |
アレン | え ! ?ワイズマンさんに捕まった筈じゃ…… ! ? |
ディスト | ふん。ワイズマンの檻など子どものおもちゃ。あっという間に抜け出してやりましたよ。 |
ゼファー | こりゃ、また後でワイズマンがジェイドに絞られるな。 |
ディスト | それより何なんですか ! ?人を除け者にしてくだらないサプライズなど ! |
ディスト | そんなことのために私のアーク研究を邪魔したとなれば許しません !私からもサプライズです ! |
ディスト | 今回は特別にあなたたちが破壊してもいいタルロウXXを大量に用意してあげましたよ ! |
コーキス | うわっ。マジいらねぇ。つーか、参加したかったんじゃねーか ! |
P・カノンノ | これがアニスが言ってたありがた迷惑ってやつかな ? |
ディスト | なんてこと言うんですか ! ? 破壊したら多種多様なプレゼントが出てくるという新機能を搭載してあげたというのに ! |
ミリーナ | えっと……一応お礼は言っておきますね。ありがとうございます。 |
コーキス | ミリーナ様。お礼なんていったら後でジェイド様に怒られますよ……。 |
ゼファー | ちょうど体を動かしたいと思ってた所だ。タルロウXXをぶっ壊しながらのサプライズ・ツアーと行こうぜ ! |
コーキス | ああ。そうだな。こうなったらディストのサプライズにものってやるよ ! |
カナ | みんなで力を合わせて、ね ! |
カノンノ・E | それじゃあサプライズ・ツアーに出発 ! |