キャラクター | 1話【共演1 プエラ・エテルナ再び!?】 |
ミリーナ | 今回のミニライブもとってもよかったわね。やっぱり春香の歌とダンスは最高よ。まだ胸の高鳴りがおさまらないわ。 |
シェリア | 今回は特にダンスの迫力が凄かったわね。 |
ミリーナ | 私もそう思っていたのよ。最後の決めポーズ覚えてる ? |
シェリア | とっても素敵だったから、もちろん覚えているわ。こんな感じで……振り返ってからウィンク♪ |
コハク | 間奏中の振り付けも可愛かったよね。こう……クルッと回って、ジャンプ ! |
ミリーナ | シェリアもコハクも上手ね。二人ともダンスもできそうだし可愛いからアイドルに向いているんじゃないかしら。 |
シェリア | そんなことないわよ。私にはあんなにたくさんの曲や振り付けを覚えられるかわからないもの。 |
コハク | けど少しだけならやってみてもいいかも。レイアたちも楽しかったって言ってたし。 |
シェリア | そ、そうね……少しだけなら……。 |
ミリーナ | ベルベットはアイドルって興味ある ?最近のアイドルはベルベットみたいに綺麗な女の子も多いらしいわよ。 |
ベルベット | アイドルって……大勢の前で歌ったり踊ったり……するのよね。 |
ベルベット | む、無理よ ! できるわけないでしょ !あたしは絶対にやらないわよ ! |
ミリーナ | そう……残念だけど仕方がな―― |
ベルベット | この光 ! ? まさか―― |
シェリア | ――ここ、アークよね。なんだかいつにも増して賑やかだけど。 |
コハク | あれ ? ベルベットの姿が見えないよ。 |
ミリーナ | アーク内の別の場所に召喚されたのだと思うわ。ひとまず私たちだけでワイズマンさんの所に行きましょう。 |
ワイズマン | お久しぶりです。 |
コハク | ま、眩しい……。あなたがワイズマンさんなんだね。 |
ワイズマン | コハクさんは初めましてですね。どうかよろしくお願いします。 |
ワイズマン | さて。さっそくですが時間が惜しい。今回お越し願った経緯、理由についてお伝えします。実は今、アークはアドベントの期間なのですが……。 |
ワイズマン | 二人のプエラ・エテルナが誕生しました。 |
ミリーナ | プエラ・エテルナが二人も ?いったいどうしてですか ?次元の歪みは修正されたはずですよね ? |
ワイズマン | ディストの観測機に対するアーク事象の拒絶反応により次元に歪み癖ができてしまったようなのです。深刻な悪影響はありませんが修復は困難でして。 |
シェリア | はぁ……あの人っていつも碌なことしないわね。 |
コハク | ちょ、ちょっと待って。わたしには何が何だかわからなくて……。 |
シェリア | そうね……コハクはアークに来るのが初めてだから、混乱するのも無理はないわ。 |
ミリーナ | それじゃあコハクのためにもアークについてやこれまでの出来事についてザックリ説明するわね。 |
ミリーナ | この空間は、あらゆる世界の記録を保管する次元図書館、通称『学園都市アーク』。 |
ミリーナ | そして光に包まれた男性がワイズマンさん。あらゆる次元を超越した高次元の魂――アーキタイプで、アークの長なのよ。 |
シェリア | ちなみに、他の住人たちは、普通の人間と同じ見た目よ。街中が眩しいなんてことはないから心配しないでね。 |
ミリーナ | この学園都市アークを護るアーキタイプたちは争いの絶えないあらゆる世界の影響を受けて疲弊しきっているの。 |
ミリーナ | そんな彼らを回復する方法が、アーク全体が行う『祭り』。 |
シェリア | 今までもミリーナ達は、祭りを盛り上げるためバンド、アイドルなどの活動をしてきたのよ。 |
コハク | そうだったんだね。もしかして今もお祭りの期間なの ? |
ミリーナ | ええ。今アークは――リースを作り、祈りを捧げるアークの信仰上欠かせない大切なお祭り――アドベントの期間なの。 |
ミリーナ | この祈りによって、プエラ・エテルナ――永遠の少女が現れて、アークに集う魂を浄化すると信じられているのよ。 |
ミリーナ | けど、前回のアドベントで信仰上の存在であるはずだったプエラ・エテルナが本当に具現化されてしまった。 |
コハク | えっ ! ? どうして ! ? |
ミリーナ | 原因は薔薇のディストさん。 |
ミリーナ | ディストさんの悪行によって次元に歪みが発生、別の次元でアイドルをしていた春香の影――シャドウだけが、この次元に現れてしまったのよ。 |
ミリーナ | 私達はディストさんを退治し、春香達のライブは大成功を収めた。アークは無事平穏を取り戻した……と思っていたけど。 |
シェリア | まさか次元に歪み癖ができてしまっていたなんて……。 |
コハク | そっかぁ……ディストって本当に困った人なんだね。 |
コハク | けど、二人のおかげでわたしもよくわかったよ。これで話にもついていけそう。ありがとう。 |
ワイズマン | では話を続けますね。今、プエラ・エテルナが二人も召喚されアークはかつてないほどの盛り上がりをみせています。 |
ワイズマン | ですがライブの需要が高すぎるあまり供給が追いついていない。スタッフ含め圧倒的に人手が足りないのです。 |
ミリーナ | つまり私たちはライブを開催するためのお手伝いをすればいいんですね ? |
ワイズマン | その通りです。具体的に何をするかはライブ運営担当者の指示に従ってください。 |
コハク | ライブ運営担当者 ? |
ワイズマン | ちょうどこちらに向かっているようですね。あとはその方にお任せします。それでは失礼。 |
シェリア | あっ、ちょっと ! ワイズマンさん ! |
コハク | 消えちゃったね。ワイズマンさんも忙しいみたい。 |
ミリーナ | それじゃあ私たちはライブ運営担当者の人に会って話を―― |
? ? ? | 待たせたわね。 |
三人 | ! ? |
キャラクター | 2話【共演1 プエラ・エテルナ再び!?】 |
ベルベット | 待たせたわね。 |
ミリーナ | ベルベット ! ? その恰好どうしたの ! ? |
ベルベット | 訳あってライブ運営の事務員をしているのよ。 |
シェリア | ベルベットがライブ運営の事務員 ! ?何があったの ! ? |
ベルベット | こうなったのはマギルゥが……くっ。あの魔女……顔を思い出すだけで腹立たしいわ。 |
コハク | そ、そうなんだ。きっと色々あったんだね。これ以上聞くのはやめておくよ。 |
ベルベット | けどやると決めた以上、覚悟は決まってるわ。ライブ運営のためなら手段を選ぶつもりはない。 |
ベルベット | あたしは、このライブをやり遂げる ! |
ミリーナ | ええ ! 一緒に頑張りましょう ! |
ベルベット | というわけだからシェリアとコハクはプエラ・エテルナの巫女としてライブに参加して。 |
二人 | ええぇ ! ? なにその無茶ぶりは ! ? |
ベルベット | あんたたちが入ってくれると出演者不足の問題が解決するのよ。スケジュール的にも都合がいいの。 |
ベルベット | それに、二人とも興味ありそうだったじゃない。ステージのうえでプエラ・エテルナの二人と一緒に踊るだけよ。大丈夫、問題ないわ。 |
シェリア | ベルベット……ここぞとばかりにぐいぐい来るわね。自分が言われたら絶対に断るのに。 |
コハク | けど……これもアークの人たちのためなんだよね。だったらわたしにアイドルができるかわからないけどやってみようと思う ! |
シェリア | コハク……ええ、そうよね。女は度胸、やってやるわよ ! |
ベルベット | 二人ならそう言ってくれると思ってた。よろしく頼むわ。ミリーナはアイドルのマネージメントをお願い。 |
ミリーナ | ええ。わかったわ。 |
ベルベット | それじゃあプエラ・エテルナの二人を紹介するわね。 |
島村 卯月 | ちひろさん……じゃなかった。ベルベットさん、お疲れ様です。 |
ベルベット | お疲れ様。 |
神崎 蘭子 | うら若き災禍の乙女よ――闇に飲まれよ !(ベルベットさん、お疲れさまです♪) |
ベルベット | ええ。飲まれなさい。 |
シェリア | ベルベット、すっかり事務のお姉さんとしてアイドルの二人に馴染んでるわ。 |
コハク | わたしたちも置いていかれないようにしないと。 |
島村 卯月 | 皆さん、はじめまして !私、島村卯月です。卯月って呼んでください。 |
島村 卯月 | ベルベットさんから事情は聞いています。ここでもアイドルとして一生懸命頑張ります。よろしくお願いします ! |
ミリーナ | ええ。よろしくね、卯月。私がミリーナよ。 |
シェリア | 私はシェリア。アイドルのこと、色々教えてね ? |
コハク | わたしはコハクだよ。たぶん卯月と同い年。これからよろしくね。 |
神崎 蘭子 | フフッ……我が名は神崎蘭子。鏡に護られし創造の世界の住人達よ、刹那の同胞として我と饗宴を奏でん。 |
シェリア | きょ、きょう……えん ? |
コハク | ご、ごめんなさい。それってアイドルの……専門用語みたいなもの ?わたしたちまだあまり詳しくなくて……。 |
島村 卯月 | あぁっ……ち、違うんです。蘭子ちゃんがしゃべっているのは闇の言葉といいますか蘭子ちゃんオリジナルの言葉なんです。 |
島村 卯月 | さっきのは「私は神崎蘭子です。みなさん、一緒にライブ頑張りましょう」っていう意味だと思います……たぶん。 |
神崎 蘭子 | うむ。さすが我が同胞。 |
ミリーナ | そうだったのね。蘭子ちゃんはリタとアニスの間ぐらいの年かしら。それなのにそんなに難しい言葉を扱えてすごいわね。 |
ミリーナ | それにその衣装もとっても可愛いくて素敵。年上のお姉さんばかりだけど気にせず仲良くしてくれると嬉しいな。 |
神崎 蘭子 | う、うん…………。 |
ベルベット | あんたたちも蘭子と関わっていけば闇の言葉が理解できるようになるはずよ。魂の赴くままに、飛びたいだけ飛ぶといいわ。 |
コハク | うん。まずはスピリアで感じるようにしてみるよ。 |
島村 卯月 | 私、蘭子ちゃん語のメモがあるので後で皆さんに共有しますね。 |
シェリア | 卯月、ありがとう。助かるわ。 |
ベルベット | 自己紹介はこれくらいで大丈夫そうね。さっそくだけどこれがスケジュール表よ。レッスンの日程を確認しておいて。 |
シェリア | ベルベットが作成したレッスンスケジュール……。なんだかもの凄く厳しい予感がするわ。 |
コハク | ……あれ。けど、ちゃんと休みの日もあるよ。むしろ若干余裕があるような。 |
島村 卯月 | 本当です。ベルベットさん。私ならもっと頑張れますよ ? |
ベルベット | 卯月と蘭子は元の世界でもアークでも連日仕事で忙しかったでしょう。しっかり休むこともアイドルの仕事よ。 |
ミリーナ | ライブ運営にも支障はなさそう ? |
ベルベット | 心配いらないわ。あんたたちがレッスンや休みの期間はレイアたちにステージに上がってもらうよう話はつけてあるから。 |
神崎 蘭子 | さすが我が友に並ぶ腕を持ちし者よ。いま汝の言霊の導きに従い戦乙女の黄昏で翼を休めるとしよう。 |
ベルベット | あんたたちの世界のプロデューサーには負けるわよ。アークではあたしが代わりのサポート役。事務員の名に恥じないよう頑張るわね。 |
コハク | ベルベット。相談なんだけどわたしたちの方はもう少しレッスンを増やした方がいいんじゃないかな ? |
シェリア | ええ。本番までに覚えることも多いし卯月と蘭子についていけるか……。 |
ベルベット | あんたたちの実力は把握しているわ。限られたレッスンでも集中して臨めばシェリアとコハクならこの練習量で問題ないはず。 |
コハク | ……ベルベット。 |
ベルベット | それに、あんたたちは一緒にステージに上がる仲間でしょう。みんなで楽しいオフを満喫することも大切よ。 |
シェリア | ええ。わかったわ。仲間として互いに絆を深めるってことね。 |
島村 卯月 | レッスン以外の練習でも私でよければ付き合います。遠慮なく相談してくださいね♪ |
コハク | ありがとう、卯月。そう言ってくれると心強いよ。困ったときは頼らせてもらうね。 |
神崎 蘭子 | 盟約は交わさた。汝らは我が同胞。闇の煌めきに翻弄されし刻、我は隣に舞い降りしばし道を共に歩もう。 |
シェリア | えっと……協力してくれるってことかしら。蘭子もありがとう。 |
ミリーナ | この後はさっそく四人でレッスンよね。それなら私はみんながオフを満喫できるようアークのオススメスポットを調べておくわ。 |
ベルベット | 任せたわよ。 |
島村 卯月 | ミリーナさん、よろしくお願いします !一生懸命レッスンを頑張った後、みんなとの楽しいオフ、すっごく楽しみです ! |
ミリーナ | 卯月はなにかオフでしたいことある ?希望があれば教えてくれると嬉しいわ。 |
島村 卯月 | そうですねぇ……うーん、何がいいかな。久しぶりのオフなので迷っちゃいます。 |
ミリーナ | それなら色々なお店がある場所がよさそうね。みんなで買い物をしたり、食事をしたり。 |
神崎 蘭子 | ……みんなで食事かぁ。ハンバーグ、食べたいなぁ……。 |
ミリーナ | ハンバーグ ?蘭子ちゃんはハンバーグが好きなの ? |
神崎 蘭子 | はうわっ ! つ、つい本音が ! |
神崎 蘭子 | う、うむ。我は禁断の果実を所望する。 |
ミリーナ | ふふっ、禁断の果実ね。覚えておくわ。 |
ベルベット | オフの予定も固まってきたみたいね。 |
コハク | よし ! それじゃあ詳細はミリーナに任せてわたしたちはレッスンを頑張ろう ! |
シェリア | 楽しいオフのためにも頑張りましょう。卯月、蘭子。よろしくね。 |
島村 卯月 | はい ! こちらこそです !島村卯月、頑張ります ! ! |
神崎 蘭子 | さぁ ! 戯れの始まりぞ ! |
四人 | おーっ ! ! |
キャラクター | 3話【共演5 オフを満喫しよう】 |
シェリア | みんな。もう少しで料理ができるわよ。 |
島村 卯月 | はい ! テラス席で待っていますね ! |
神崎 蘭子 | フフッ……約束の刻は近いようね。 |
ミリーナ | 卯月、蘭子ちゃん。ごめんなさい。美味しいって評判のハンバーグ屋さんを予約したのにまさか臨時休業になるなんて……。 |
コハク | 店長さんがレイアたちのライブのためにお店を休みにするとは思わなかったよね。代わりにお店と食材は自由に使う許可は貰えたけど。 |
島村 卯月 | 気にしないでください。アークの人たちがライブに興味を持ってくれて私は嬉しいなって思ってますから。 |
島村 卯月 | むしろシェリアさんたちには料理をお任せしてしまって。至れり尽くせりで申し訳ないぐらいです。 |
シェリア | それこそ気にする必要ないわよ。料理はいつもしていることだしレッスンでお世話になったお返しもしたかったの。 |
島村 卯月 | ……シェリアさん。 |
神崎 蘭子 | 慈愛の聖母よ。ま、まさか……その馨しき器は―― ! ! |
シェリア | 女は黙って焼き鳥丼 !……だけど今日は蘭子の希望に応えて―― |
シェリア | 特製ハンバーグ丼……いいえ、禁断の果実丼よ ! ! |
神崎 蘭子 | なんと ! ! ! ! |
島村 卯月 | デミグラスソースの良い香りがたまらないです。いまにも肉汁が溢れそうなハンバーグもとっても美味しそうです♪ |
シェリア | けど健康面もちゃんと配慮してあるわ。ご飯は白米の代わりに玄米を使ったりね。育ち盛りの蘭子の栄養バランスもバッチリよ。 |
ミリーナ | ふふっ、それは楽しみね。せっかくの料理が冷めないうちに食べましょう。それじゃあみんな揃ったみたいだし、せーの―― |
全員 | いただきまーす ! |
神崎 蘭子 | ……はむっ。 |
シェリア | どうかしら ? |
神崎 蘭子 | ………………。 |
神崎 蘭子 | はぁ~~おいしぃ~~~~。 |
シェリア | ふふっ。気に入ってもらえたみたいね。 |
島村 卯月 | ほ、本当に美味しいです……。ジューシーなお肉とケチャップたっぷりの濃厚なデミグラスソースが絡み合って……一口だけで幸せ気分です~♪ |
シェリア | 卯月もありがとう。そんなに丁寧な感想をもらえて嬉しいわ。 |
島村 卯月 | 丁寧というか、クセというか……つい食レポみたいになっちゃって……恥ずかしいです。けれど、喜んでもらえて何よりですっ。 |
コハク | ふふっ。クセででちゃうほど卯月はいつもお仕事のことを考えてるんだね。それだけ一生懸命アイドルをやってるんだ。 |
島村 卯月 | プロデューサーさんには頑張りすぎないようにって心配かけちゃうときもあるんですけどね。 |
島村 卯月 | だから心配かけないようにって思って「頑張らないよう頑張ります」って言ったことがあったんです。 |
島村 卯月 | そしたらプロデューサーさんや凛ちゃん、未央ちゃんに笑われちゃいました。 |
ミリーナ | ふふっ。頑張り屋さんな卯月らしいとっても可愛いエピソードね。 |
コハク | 卯月もだけど蘭子も頑張り屋さんだよね。この前、一生懸命スケッチブックに何か描いてるのを見かけたよ。 |
神崎 蘭子 | なっ ! 我がグリモワールの秘密を何故 ! ? |
コハク | あっ……ごめん、秘密だったんだね。ベリルって言うわたしの仲間と同じように蘭子も絵を描くのかなと思っただけなんだ。 |
神崎 蘭子 | あっ……えっ、ちが……。 |
神崎 蘭子 | ………………笑わない ? |
コハク | 蘭子の絵を ?そんなこと絶対にしないよ。 |
神崎 蘭子 | じゃ、じゃあ…………これ。 |
三人 | かわいい ! ! |
シェリア | 蘭子、服やアクセサリーのデザインを描いていたのね。それもこんなに沢山、ページいっぱいに。 |
コハク | どの絵からも蘭子の強いスピリアを感じるよ。大好きっていう想いがぎゅって詰まってる。 |
神崎 蘭子 | うん。 |
島村 卯月 | よかったね、蘭子ちゃん。 |
神崎 蘭子 | えへへっ。 |
ミリーナ | それじゃあ食事が終わったらアクセサリー作りをするのはどうかしら ?せっかく蘭子ちゃんのデザインもあることだし。 |
神崎 蘭子 | 鏡士の乙女よ ! も、もしや……我がグリモワールに記されし聖遺物も魔鏡術を以てすれば具現化可能と言うのか ! ? |
ミリーナ | ええ。卯月たちもデザイン案をくれれば具現化できるから、みんなでやってみない ? |
島村 卯月 | 本当ですか ! ? 楽しそうです ! |
コハク | 決まりだね ! |
シェリア | 最後の最後までオフを満喫しましょう ! |
アーク住人 | ねぇ。あそこにいるのプエラ・エテルナじゃない。 |
アーク住人 | 本当だ。サインとかもらえるかな。 |
シェリア | ……ん ? この声。そういえば二人はアークでも有名人だったわね。視線が集まってきているわ……。 |
島村 卯月 | 大丈夫ですよ。こういうことは元の世界でもありましたから。 |
アーク住人 | あ、あの……。私、卯月ちゃんのファンなんです。よければサインしてもらえませんか ? |
島村 卯月 | はい。もちろんいいですよ。 |
アーク住人 | 私は蘭子ちゃんのファンなんです !もしよければ握手してください ! |
神崎 蘭子 | よかろう。我に汝の右手を捧げよ。 |
女の子 | わ、私も ! |
女の子 | お姉ちゃんズルい ! 私も握手したい ! |
島村 卯月 | はい、どうぞ♪ |
女の子 | わぁっ ! ありがとう ! |
ミリーナ | だいぶ人も集まってきたわね。卯月、列の整備をした方がいいかしら ? |
島村 卯月 | あっ……本当ですね。交通の妨げになっちゃうといけないですしミリーナさん、お願いできますか ? |
ミリーナ | ええ。以前の握手会でもやったことがあるの。任せてちょうだい。 |
島村 卯月 | ありがとうございます、助かります ! |
シェリア | ふふっ……オフの日でもアイドルは大変ね。 |
コハク | けど、二人ともすごくイキイキしてるよ。 |
シェリア | そうね。きっと二人にとっては幸せなことなんだわ。 |
コハク | 二人がアクセサリー作りをする時間を確保するためにもわたしたちも列の整理を手伝おう。 |
シェリア | そうね。いきましょうか。 |
キャラクター | 4話【共演6 迷子】 |
ミリーナ | みんな、もう時間よ。そろそろ会場に戻りましょう。 |
シェリア | もう ? 楽しい時間は早く過ぎるっていうのは本当ね。あっという間だったわ。 |
コハク | ランチ、アクセサリー作り、ショッピングとっても充実したオフだったよね。 |
島村 卯月 | はい ! 皆さんと過ごせてすごく楽しかったです !おまけにファンの人たちとお話して元気までもらっちゃいました ! |
神崎 蘭子 | ハーハッハッハッ !闇の住人は魂を漆黒に染め、虚空を彷徨う翼を得た !禁断の果実と聖遺物により我は此処に再臨したのだ ! |
神崎 蘭子 | (私もとっても楽しかったです !ハンバーグとアクセサリー、ありがとうございました ! ) |
ミリーナ | ふふっ。卯月と蘭子ちゃんもオフを満喫できたようでよかったわ。 |
コハク | この後はリハーサル、そしていよいよ本番だね。緊張するけど……何だか楽しみだな。 |
神崎 蘭子 | いざ宴に赴こうぞ。 |
島村 卯月 | あれ……ちょっと待ってください。 |
女の子 | …………ぐすっ。 |
島村 卯月 | あの小さな女の子……覚えてます。ランチのときに握手したファンの子です。 |
神崎 蘭子 | うむ。我が記憶にも刻まれている。 |
島村 卯月 | けど……あの子は妹さんと一緒にいたはずです……。ここはお店からだいぶ離れていますし…………ちょっと話を聞いてきます。 |
神崎 蘭子 | あっ……う、卯月ちゃん……。 |
ミリーナ | 私たちも行きましょう。 |
島村 卯月 | ……そっか。妹さんを捜して、あちこち走り回って気がついたらこんなところまで来ちゃったんだね。 |
女の子 | …………うん。 |
島村 卯月 | 知らない場所で迷子になって、怪我して歩けなくなって妹さんも見つからなくて……すっごく不安だったよね ?けど、私が付いてるからもう大丈夫。安心してね。 |
コハク | ……シェリア、あの子の足の具合はどうなの ? |
シェリア | ひとまず足の怪我は治療したけど……しばらく歩かない方がいいと思うわ。 |
コハク | そうなんだ……。よし、それならわたしがおぶるよ。まだまだ体力十分あるから。 |
ミリーナ | ええ、お願いするわ。 |
ミリーナ | ちなみに確認だけど卯月と蘭子ちゃんは妹の顔を覚えてるのよね ? |
二人 | はい。 |
ミリーナ | それなら3つのグループに別れて捜しましょう。コハクは女の子と、シェリアは卯月と、蘭子ちゃんは私と一緒に。 |
ミリーナ | 妹の年齢と体力を考えればはぐれた地点を起点としてだいたいの範囲は絞れるからすぐに見つけられるは、ず…………。 |
島村 卯月 | ……ミリーナさん ? |
ミリーナ | ごめんなさい。考えてみたのだけど……どんなに首尾よくことが運んでもリハに間に合わない。もしかしたら本番にも……。 |
シェリア | ならせめて卯月と蘭子だけでも会場に……って、それだと女の子だけを頼りに捜すことになるのね。捜している間に夜になっちゃいそうだわ。 |
コハク | 困ってる女の子を放っておけないしけど、ライブだって大切だし……。 |
島村 卯月 | ……あ、あの…………私は―― |
ミリーナ | 待って。ベルベットから魔鏡通信だわ。 |
ベルベット | まったく……。仕事っていうのは報告、連絡、相談。即ちホウ・レン・ソウが大切って教えたわよね。 |
ミリーナ | ごめんなさい。いま連絡しようと思ったの。 |
ベルベット | そろそろリハが始まるわよ。いつ戻ってくるの。 |
ミリーナ | それが……。 |
島村 卯月 | あ、あの。私から事情を説明させてください。 |
ベルベット | …… ? |
島村 卯月 | ……ということなんです。 |
ベルベット | 事情はわかったから結論を教えて。 |
島村 卯月 | 一緒に捜します。 |
神崎 蘭子 | わ、私も ! |
ベルベット | わかったわ。到着が間に合わないケースも視野にいれておく。 |
島村 卯月 | できるだけ急いで――あっ。 |
神崎 蘭子 | 魔鏡通信……切れちゃった。 |
島村 卯月 | ベルベットさんは仕事熱心ですし呆れられてしまったかも……。 |
シェリア | そんなことないわ。ベルベットのことだし急いで何とかするつもりなのよ。 |
島村 卯月 | そうなんですか ? |
ミリーナ | ベルベットは相手の気持ちがわかるとっても優しい女の子よ。きっと卯月と蘭子ちゃんの想いもわかってくれているわ。 |
コハク | 目の前にいる子だって大切なファンだもんね。 |
神崎 蘭子 | はい ! |
島村 卯月 | 蘭子ちゃん……うん、そうですよね。 |
島村 卯月 | もしかしたら本番に間に合わないかもしれない。けど……頑張れば間に合うかもしれない。 |
島村 卯月 | あの女の子は妹さんのためにすっごく頑張ったんです。だから、次は私たちが頑張る番だと思います。 |
島村 卯月 | もちろん頑張ってうまくいかないこともあるけどそれでも後悔はしたくないから私は最後まで諦めずに頑張りたいです ! |
シェリア | ええ、私たちもわかっているわ。だって卯月はずっとそうだったものね。 |
コハク | それに、わたしたちもいまはアイドルだもん。二人のように全力で頑張るよ。 |
ミリーナ | ええ。行きましょう。 |
キャラクター | 5話【共演7 ファンとの絆】 |
女の子 | お姉ちゃん ! |
女の子 | ……もう、捜したんだから。皆さん、ありがとうございます。 |
島村 卯月 | どういたしまして♪無事、見つかってよかったです。 |
ミリーナ | 後は私に任せて。卯月たちは会場に急いで。 |
島村 卯月 | わかりました。ありがとうございます。 |
神崎 蘭子 | じ、時間は ! ? |
シェリア | 急ぎましょう ! 本番直前よ !このままじゃ……いいえ、とにかく走りましょう ! |
コハク | 会場が見えてきたよ ! |
島村 卯月 | あ、あと……もう少しなのにっ。 |
歓声 | ワーーーー ! ! |
島村 卯月 | な、なんですか ! ? |
天海 春香 | みなさーん ! 盛り上がってますかー ! ? |
歓声 | はーい ! ! |
コハク | みんな ! 屋外モニターをみて ! |
島村 卯月 | えぇ ! ? あれは、天海春香さん ! ? |
神崎 蘭子 | 己が身一つで百鬼夜行の宴を支配しているだと ! ?混沌を超越せし者であれば造作も無いというのか ! ? |
神崎 蘭子 | (ひとりでこんな広い会場を盛り上げてる !さすが春香ちゃん ! ! ) |
島村 卯月 | けど……どうして春香さんがステージに。 |
ベルベット | 待ちくたびれたわよ。 |
シェリア | ベルベット ! |
島村 卯月 | ! もしかしてこれってベルベットさんが……。 |
ベルベット | ……あたしは事務員の勤めを果たしただけよ。感謝の言葉は、春香とファンに言うことね。 |
二人 | はい ! |
ベルベット | そうだ。1つだけ報告しておくわ。 |
神崎 蘭子 | ……報告 ? |
ベルベット | さっき、あたしがあんたたちのステージの開演時間が遅れることをアナウンスしたわ。けど、会場の熱気が冷めることはなかった。 |
ベルベット | ファンだってわかってるんじゃない ?あんたたちがステージでもオフでもライブ開始前でも、いつもファンを大切に想い、頑張ってるんだって。 |
島村 卯月 | ……ファンの人たちが。 |
ベルベット | 報告は以上よ。早くステージに上がりなさい。 |
島村 卯月 | わかりました。蘭子ちゃん、シェリアさん、コハクちゃん。行きましょう。 |
天海 春香 | あっ ! みなさーん !今日の主役が到着したみたいですよ ! |
天海 春香 | 卯月ちゃーん ! 蘭子ちゃーん !こっちこっち…… |
天海 春香 | って、きゃあああっ ! |
| ――どんがらがっしゃーん ! ― |
島村 卯月 | 春香さん ! ? 大丈夫ですか ! ? |
天海 春香 | う、うん、大丈夫。私、転ぶのには慣れてるから……えへへっ。 |
神崎 蘭子 | ……お約束だぁ。 |
会場 | アハハハ。 |
シェリア | もう、春香ったら。さっきまではバッチリ決まってたのに。 |
コハク | けど、そういうとこも春香らしいよね。 |
天海 春香 | あ、シェリアさんとコハクちゃんも!じゃあ、これで全員揃ったんだね! |
島村 卯月 | 春香さん、ありがとうございます ! |
神崎 蘭子 | 我が同胞に感謝を。 |
天海 春香 | そんな……お礼なんて大丈夫だよ。私も困ったときプロデューサーさんやアイドルの仲間、いろんな人に助けられてきたから。 |
天海 春香 | それに、会場に来てくれたファンの人たちや二人の笑顔を見ることができて私、すっごく幸せなんだ。 |
島村 卯月 | ……春香さん。 |
島村 卯月 | はい ! 人を幸せに……笑顔にするのがアイドルのお仕事ですもんね ! |
天海 春香 | それじゃあ後は任せたよ。みんな、頑張ってね。 |
島村 卯月 | 会場の皆さん ! お待たせしました !こんなに笑顔一杯のステージに立てて私、とっても感動してます ! |
島村 卯月 | いまの私の気持ちが届くようそして、もっともーっと盛り上がってもらえるよう島村卯月、精一杯頑張ります ! |
神崎 蘭子 | 眷属たちよ、我が魂と共鳴せよ !(楽しんでね♪) |
コハク | ここからはノンストップ !走り抜けるよ ! |
シェリア | 最後までついて来てくださいね ! |
島村 卯月 | それじゃあ、いきますよ~ ? |
一同 | ミュージック・スタート ! ! |
キャラクター | 6話【vs事務員ベルベット】 |
ベルベット | ここここ、これにて……本日のライブは……終了、です………。 |
一同 | ありがとうございました ! ! |
ヒスイ | ううぅっ……コハク……。天使みたいだったぞ……。 |
シング | うん。コハク、本当に可愛いかっ―― |
シング | あっ ! いまコハクがオレにウィンクしてくれた !おーい ! コハク、ありがと~~ ! |
ヒスイ | バカ野郎 ! お前じゃなくて兄である俺にウィンクしたんだ ! |
ソフィ | アスベル。ライブ楽しかったね。シェリアがキラキラしてた。 |
アスベル | ステージの上だといつものシェリアと違って見えるな。ソフィも楽しんでたし、俺も来てよかったよ。 |
ヒューバート | ですが今度来るときは時間に余裕を持って出発しましょう。もう走るのはこりごりです。 |
アスベル | シェリアがいなくて荷物の整理に手間取って遅刻ギリギリだったからな。おまけにやけに重かったし。 |
ソフィ | この荷物、何が入ってるの ? |
パスカル | じゃーん ! 特大バズーカクラッカー !最後は景気よくこれをぶっ放してお祝いだ~ ! |
エレノア | アイドルのステージ……いいですね !マジルゥちゃんと同じくらい卯月ちゃんと蘭子ちゃんにも魅了されました ! |
マギルゥ | エレノアは相変わらずじゃなぁ。まぁ、儂はベルベットの恥ずかし~い姿を拝めただけで満足とするかのぉ。 |
ライフィセット | そんな言い方よくないよ。ベルベットだってMCを頑張ってて……僕は応援したくなったよ。 |
マギルゥ | ほっほ~、やはり坊の推しはベルベットかえ ?アイドルではなく事務員を推すとはなかなかにマニアックじゃのぉ~。 |
ライフィセット | も、もう。そんなんじゃないってば。 |
ワイズマン | 皆さん。素晴らしいライブをありがとうございました。おかげでアークの住人たちも癒されました。 |
神崎 蘭子 | ハーハッハッ !我が闇の力に酔いしれたか ! |
コハク | 蘭子の歌声すごかったよ。わたしも思わず感動しちゃった。 |
シェリア | オフと同じくらいライブもあっという間だったわね。 |
島村 卯月 | はい ! どっちもすごく楽しかったです !最高の思い出ができました ! |
ワイズマン | では、これにて今回のアドベントの期間は終了です。 |
島村 卯月 | つまり、ここでの私たちのお仕事も終わりってことなんですよね。 |
神崎 蘭子 | ……別れの刻。今宵の記憶も忘却の彼方に消え失せるというのか ? |
ワイズマン | はい。ここでの記憶はあなたたちの本体には共有されません。 |
島村 卯月 | シェリアさん……コハクちゃん……。 |
シェリア | ……悲しい顔なんて卯月らしくないわよ。 |
コハク | こんなに楽しいライブだったんだもん。最後まで笑っていてくれると嬉しいな。 |
島村 卯月 | ……で、ですけど。 |
神崎 蘭子 | ……卯月ちゃん。 |
ミリーナ | みんな、遅くなってごめんなさい。あの姉妹を家まで送ってきたわ。 |
島村 卯月 | ミリーナさん ! ? |
ミリーナ | ……その様子だとライブは終了してしまったのね。けど、お別れには間に合ってよかった。 |
島村 卯月 | あんなにお世話になったのに……私、ミリーナさんにもライブを観て欲しかったです。 |
神崎 蘭子 | うん ! |
ミリーナ | 卯月……蘭子ちゃんも……。 |
島村 卯月 | それに……やっぱりシェリアさんとコハクちゃんとお別れしたくないです !もう会えないなんて寂し過ぎます ! |
島村 卯月 | だから、私も春香さんと同じようにティル・ナ・ノーグに連れて行って欲しいです ! |
神崎 蘭子 | 我も共に歩もう ! |
シェリア | えっ ! ? ちょっと待って。卯月も蘭子も落ち着いて、よく考えた方がいいわ。 |
神崎 蘭子 | じ、実はもう……私たち、二人で話し合ったの。 |
島村 卯月 | いまここにいる私たちは元の世界にいる私たちのコピーみたいな存在だってワイズマンさんから説明されました。 |
島村 卯月 | だから、ここにいる私たちがティル・ナ・ノーグに行っても元の世界の私たちには何も影響しないことも。 |
ミリーナ | その通りだけど……。 |
島村 卯月 | ……ミリーナさん、ダメですか ? |
ミリーナ | いいえ、私はもちろん嬉しいわよ。けど…………。 |
島村 卯月 | きっといまここにいる私たちのことを心配してくれているんですよね。 |
島村 卯月 | もしティル・ナ・ノーグに行ったら……ここにいる私はもうプロデューサーさんと会えなくて、それはとっても寂しいことですけど……。 |
島村 卯月 | けど、あっちの世界の卯月がきっと私の分まで頑張ってくれます。 |
島村 卯月 | それに、どこにいてもプロデューサーさんは私のことを見守って、応援してくれているって思いますから♪ |
神崎 蘭子 | フッフッフ……さすが我が同胞。我も共に鏡が護りし創造の世界へ赴かん。混沌を闇の力で浄化してみせよう ! |
ミリーナ | ……二人とも。 |
ミリーナ | ――この光 ! |
ワイズマン | はい。ティル・ナ・ノーグへの強い想いにより二人はシャドウとして具現化されるでしょう。春香さんのときと同じように。 |
島村 卯月 | これで一緒にいられるんですね ! |
神崎 蘭子 | 此度の契約は刹那にあらず。汝らは我が軍門に降り、魂を闇に捧げた。今、悠久なる我が同胞として迎え入れよう。 |
ミリーナ | 卯月、蘭子ちゃん ! 二人ともよろしくね ! |
コハク | 待って……この感じは…… ? |
シェリア | 時間みたいね。 |
ワイズマン | ――では、またいつか。 |
島村 卯月 | すごいです !アジトにはミニステージもあるんですね ! |
天海 春香 | ミリーナさんが作ってくれたんだ。私専用みたいで申し訳なかったんだけど、これからは二人も遠慮なく使ってね。 |
神崎 蘭子 | よかろう。さっそく新たなる祭壇を我が魔力で満たすとしよう。 |
島村 卯月 | はい ! ミリーナさんにライブを観てもらいましょう ! |
ミリーナ | 本当に ! ? とっても嬉しいわ !二人ともありがとう ! |
ミリーナ | そうだわ。カーリャも一緒に観ましょうよ。カーリャ用のペンライトも具現化するわね。 |
カーリャ | ひゃー ! お誘いありがとうございますー !ミリーナ様とライブ鑑賞……カーリャは幸せです ! |
島村 卯月 | カーリャちゃんも、よかったですね !二人に楽しんでもらえるよう、私、頑張ります ! |
シェリア | ふふっ……オフでもティル・ナ・ノーグでもどんなときであろうと卯月は一生懸命なのね。 |
コハク | それにまだ歌い足りないって感じが伝わってくるよ。本当にライブが大好きなんだね。 |
ベルベット | さっきまでライブしてたっていうのにね。まぁ、元気なのはいいけど。 |
島村 卯月 | あっ、そういえば !アークでのライブが終わってからずっとバタバタしてて言っていないことがありました。 |
ミリーナ | 言っていないことって……あれのこと ? |
ベルベット | いつものやつね。 |
シェリア | そういえばそうだったわ。 |
コハク | せっかくだしやろうよ ! |
神崎 蘭子 | 我が同胞たちよ ! 右腕を掲げよ ! |
島村 卯月 | ではいきますよ ? せーの ! ! |
一同 | ――闇に飲まれよ ! ! |