キャラクター | 1話【ランク1ミッション ゴッドイーター】 |
ルーク | …………ごちそうさま。 |
ミュウ | ご主人様、なんだか元気がないみたいですの ?どうかしたですの ? |
ルーク | ん ? ああ……、最近、肉を使った料理をあまり食べてないなぁと思ってさ。 |
ミュウ | それなら、ベルベットさんやルドガーさんにお願いしてみるですの。 |
ルーク | いや、今はいいよ。みんな忙しくて食糧調達だけで手一杯なんだ。俺だけ我が儘を言うわけにはいかないだろ。 |
ミュウ | ご主人様、偉いですの ! |
ルーク | こっ、これぐらい当たり前だろ。つーか、何でお前が上から目線なんだよ ! |
ティア | ルーク、どうしたの ? |
ルーク | ティア ! お前、もしかして今の話聞いてたのか ! ? |
ティア | 話…… ? |
ルーク | いや、聞いてなかったらいいんだ !それより、どうしてエリーゼと一緒にいるんだ ? |
エリーゼ | 一緒にお買い物に行ってたんです。とっても綺麗なピンクのブローチをティアが見つけてくれたんですよ。 |
ティポ | エリーゼも似合ってたけどティアが付けても綺麗だったよねー。 |
ティア | ティポ…… ! ?あまりルークの前でその話は……。 |
アイゼン | 相変わらず騒がしいな、ここは。 |
ルーク | アイゼン ? ケリュケイオンからこっちに来てたのか ? |
アイゼン | ちょっと用事があってな。お前たち、エドナを知らないか ? |
ティア | エドナ様ならスレイたちと一緒に出かけているわ。 |
アイゼン | そうか……。ならば、お前たちがこれをエドナに渡しておいてくれ。 |
ルーク | なんだよ、これ ? |
アイゼン | パルミエだ。作ってやる約束をしていたからな。頼んだぞ。 |
ティア | 待って、アイゼン。 |
アイゼン | ……なんだ。 |
ティア | その、あなたが直接エドナ様に渡したほうがいいんじゃないかしら ? |
エリーゼ | そうですよ。エドナ、アイゼンがいなくなってからずっと寂しそうですし……。 |
ティポ | 待ってあげなよー、アイゼンー。 |
アイゼン | …………少しだけだぞ。 |
エリーゼ | はい ! それじゃあわたし、お茶を用意して……。 |
ティポ | わー ! 揺れるー ! |
ティア | これは…… ! |
ルーク | と、止まった……。でも、これって……あれだよな ? |
ティア | 念のため、外に出て確認しに行きましょう。 |
ワイズマン | 皆様、お久しぶりです。ようこそ、学園都市アークへ。 |
ミュウ | ワイズマンさん、お久しぶりですの。 |
ティポ | またお祭りだよねー ? |
エリーゼ | わたし、アークで行われるお祭りをいつも楽しみにしているんです。 |
ワイズマン | ありがとうございます、エリーゼさん。こちらこそ、いつもお手伝い頂き感謝しております。 |
ワイズマン | 早速で申し訳ございませんが今回も皆様に協力して頂きたくご招待致しました。 |
ルーク | なんか、俺たちもここに呼ばれることが多くなったよな。随分慣れてきたっていうか……。 |
ティア | ルーク、そういう時こそ復習は大事よ。アークがどういった場所なのか念のため、もう一度確認しておきましょう。 |
ルーク | そうだな。えっと……。 |
ルーク | この学園都市アークは、あらゆる世界の記録を保管する次元図書館……だったよな ? |
ティア | そうね。そしてワイズマンさんはあらゆる次元を超越した高次元の塊——アーキタイプで、アークの長よ。 |
エリーゼ | でも、他の住人の皆さんは普通の人間と同じ見た目なんですよ。 |
ティポ | だから街中が眩しくなるってことはないから安心だねー。 |
ティア | この学園都市アークを護るアーキタイプたちは争いの絶えないあらゆる世界の影響を受けて疲弊しきっているわ。 |
アイゼン | そんな彼らを回復させる方法がアーク全体で行う『祭り』だ。 |
ワイズマン | はい、皆様のご協力もあり無事アークでの祭りを開催することができております。 |
ワイズマン | そして、僭越ではございますが今回は皆様に『ウリボア祭』のお手伝いをして頂きたいのです。 |
一同 | 『ウリボア祭』 ? |
ワイズマン | はい、現在アーク内では特別にウリボアが生息しているエリアを造っております。 |
ワイズマン | そのウリボアたちを自ら捕まえて食す、というのが今回の祭りなのですが、なかなか思うようにウリボアを捕まえられないアークの住民が多数いまして……。 |
ワイズマン | そこで、ぜひ皆様にご協力頂き今回の『ウリボア祭』をご一緒に盛り上げて頂きたいのです。 |
キャラクター | 1話【ランク1ミッション ゴッドイーター】 |
ルーク | 『ウリボア祭』ねぇ……。毎回変わった祭りを用意するよな。 |
ワイズマン | 如何でしょうか ?皆様が捕まえたウリボアはご自由に調理して召し上がって下さい。 |
ミュウ | お肉……。ご主人様、ご主人様 !ミュウたちもお手伝いするですの ! |
ルーク | うわっ、急に騒ぐなよ !……って、あっ、そうか。 |
ミュウ | はいですの ! ミュウも一緒に行って頑張るですの !そしたら、ご主人様の願いが叶うですの ! |
ルーク | 手伝いをすれば、肉も手に入るってことか。分かった。俺も参加するよ、ワイズマン。 |
ティア | 私は……。 |
ルーク | ティア、お前も一緒に来ないか ? |
ティア | えっ ? |
ルーク | えっ……って、何か用事でもあるのか ? |
ティア | 特にないけれど……。 |
ルーク | ならいいじゃん。ティアがいると助かるんだよな。たよりになるし。 |
ティア | ……仕方ないわね。 |
エリーゼ | ルーク、わたしもお手伝いしますよ。ティポと一緒にいっぱいウリボアを捕まえてみせます。 |
アイゼン | ……俺はエドナに用事があっただけだ。ここで行われる祭りには興味がない。 |
ワイズマン | エドナさんでしたら、先ほどスレイさんたちと一緒にすでに『ウリボア祭』に参加しています。 |
アイゼン | なんだと ? |
ティポ | それなら、アイゼンも一緒に来てエドナに会いに行こうよー。 |
ワイズマン | よろしければ、私から先にスレイさんたちに連絡を……。 |
エリーゼ | いえ、こういうのはサプライズで会いに行くのが良いんです !そうしましょう ! ね ! アイゼン ! |
アイゼン | ……ここで断っても連れて行かれそうだな。 |
ルーク | よし、それじゃあここにいる全員で参加ってことでいいよな。 |
ワイズマン | 皆様には目的地までの地図をお渡し致します。あと、今回の祭りのための衣装はこちらでご用意しております。 |
ワイズマン | とある世界では超大型生物と戦う人たちの衣装でアークの住民からも大好評でして。ぜひ、皆さんもお着替え下さい。 |
ルーク | アイゼン、やっぱその衣装、すげー様になってんな。 |
アイゼン | ふんっ、たまには気分を変えるのも悪くないな。 |
ルーク | なんだよ、意外と乗り気じゃねーか。 |
アイゼン | お前こそ、何度も鏡で確認していただろ ?余程気に入っているようだな。 |
ルーク | み、見てたのかよ。恥ずかしいな。……それより、ティアたちはまだなのか ? |
ティポ | みんなー、おまたせー。 |
エリーゼ | えへへ、どうですか ? |
ルーク | おっ、エリーゼ !すっげー似合ってんじゃん。 |
エリーゼ | ありがとうございます。あとでジュードたちにも見てもらいます。 |
ルーク | ああ、あいつらもきっと褒めてくれると思うぜ。 |
アイゼン | エリーゼ、ティアはどうしたんだ ? |
エリーゼ | あれ ? もう、ティア。隠れてないで出てきてください。 |
ティア | エリーゼ…… !わっ、分かったわ……。 |
ティア | その……どうかしら、ルーク ? |
ルーク | えっ ! ? い、いや……。 |
ティア | ……やっぱり、変かしら ? |
エリーゼ | そんなことないですよ。ティア、とても綺麗です。 |
アイゼン | まだまだ青いな、ルーク。 |
エリーゼ | ふふっ、ルークは恥ずかしがり屋さんですね。 |
ルーク | なんだよ、二人して !準備ができたんなら行くぞ ! |
アイゼン | おい、本当にこの場所でいいのか ? |
エリーゼ | エレンピオスの建物に似ているかもしれませんがどの建物も壊れてしまっていますね。 |
ティポ | なんだか不気味ー。 |
ルーク | なぁ、どっかで道、間違えたんじゃないか ? |
ティア | そうね、アークの人たちもいないし一度引き返したほうが……。 |
ミュウ | ご主人様 ! 見てくださいですの !あっちに何かいるですの ! |
ルーク | ん ? って、あれ、魔物じゃねーのか ! ? |
? ? ? | くっ…… ! このままじゃ…… ! |
エリーゼ | 魔物だけではありません !人が襲われています ! |
ミュウ | ボクがあの魔物さんたちと話してみるですの ! |
ルーク | おい ! 待てっ、ミュウ ! |
? ? ? | あれは……なに ! ?それに、人 ! ? |
魔物 ? | ヴッ ! ? ヴグアアアアアアアッ ! |
ミュウ | みゅうううううっ ! ! |
ティア | まずいわ、あの魔物ミュウを襲うつもりよ ! |
魔物 ? | ヴグアアアアアアアアッ ! |
? ? ? | 下がってください ! |
? ? ? | 数が多すぎる…… !このままじゃ…… ! ? |
ルーク | なっ、なんだ ! ? 銃声 ? |
? ? ? | ——伏せてください !ここは私が食い止めます ! |
? ? ? | あれは、私と同じゴッドイーター……。 |
? ? ? | リンドウさん ! エリナ !助けに…… |
? ? ? | えっ ? |
エリーゼ | …… ? |
? ? ? | エリナたちじゃ、ない…… ?いえ、だったらなおさら…… ! |
? ? ? | 皆さん、ここは私に任せて今すぐ退避して下さい ! |
ルーク | いや、俺たちだって戦えるんだ !協力しよう ! |
ルーク | 待ってろミュウ ! すぐ助けてやるからな ! |
キャラクター | 2話【ランク2ミッション アラガミ】 |
? ? ? | 敵の殲滅、完了しました。 |
ティア | あれは一体なんだったのかしら ?私たちが知っている魔物とは少し違うみたいだけど……。 |
? ? ? | えっ ?皆さん、“アラガミ”を知らないんですか ? |
アイゼン | おまえは、あの魔物の正体を知っているのか ? |
? ? ? | あれは“アラガミ”と呼ばれているあらゆるものを捕喰する生命体です。 |
? ? ? | でも、アラガミを知らないなんて……。あなたたちは一体……。 |
エリーゼ | あの……大丈夫でしたか ?えっと……。 |
クレア(GE3) | ……クレアです。クレア・ヴィクトリアス。グレイプニル第六機械科大隊特別輸送管理連隊所属のゴッドイーターです。 |
? ? ? | グレイプニル……。ということは、クレアさんはフェンリル本部の正規軍の方だったんですね。 |
クレア(GE3) | ……フェンリル ? |
アリサ(GEREO) | 私はアリサ・イリーニチナ・アミエーラ。フェンリル極東支部の支部長代理を務めています。 |
エリーゼ | アリサにクレア、ですね。 |
ルーク | なぁ、さっきから“アラガミ”とか“ゴッドイーター”とか、よく分かんねーんだけど……。 |
ティア | ルーク、もしかしたらこの人たち私たちと同じ、アークとは別の世界から来た人たちなんじゃないかしら ? |
アリサ(GEREO) | 別の世界 ? あの……あなたたちはここがどこなのかご存知なのですか ?私、気が付いたらここにいて……。 |
ティア | ええ。まだ断定はできないけれどまずは私たちが持っている情報を伝えるわ。 |
クレア(GE3) | そんな……ここが異世界 ? |
アリサ(GEREO) | そういう話がものすごく好きな同期がいるんですけど、まさか自分がそんな世界に来るだなんて……。 |
ルーク | やっぱり、最初はこんな話をされても驚くよな……。 |
アリサ(GEREO) | すみません……。あまりに突拍子もない話なので……。 |
ティポ | 信じられないかもだけど、本当だよー。 |
ミュウ | 本当ですのー ! |
二人 | しゃ、喋った ! ? |
ルーク | ……まぁ、これも最初は驚くよな。 |
アリサ(GEREO) | こんな不思議な生命体がいるなんてうちの支部長が見たら喜びそうです……。 |
ワイズマン | 皆様、ご連絡が遅れて申し訳ありません。 |
エリーゼ | ワイズマンさん ! |
クレア(GE3) | ワイズマンって、あなたたちが言っていたアークっていう世界の長、なんですよね ? |
ルーク | なぁワイズマン、こっちでまた異世界から来たって奴らと会ったんだけど……。 |
ワイズマン | こちらでも確認しております。お二人は私が干渉した世界の住民。アークに迷い込んでしまった人たちです。 |
アイゼン | 何か分かっているのか ? |
ワイズマン | はい、実は皆様にもご用意した衣装を作る際ある世界の人物たちを参考にしたのですがその影響がアークにも反映されてしまったのです。 |
アリサ(GEREO) | 私たちの世界の衣装、ですか……。なるほど。そういうことだったんですね。 |
ワイズマン | 本来なら、このような些末な干渉では影響を及ぼさないはずなのですが、ディストの観測機に対するアーク事象の拒絶反応により……。 |
ティア | また次元の歪みが発生した、ということね。 |
ルーク | あいつ……、どこまで迷惑かけりゃ気が済むんだよ。 |
クレア(GE3) | ……ディスト ? |
エリーゼ | えっと、ディストっていうのは……。 |
アイゼン | こっちに色々と厄介ごとを起こす奴がいてな。今回のこともそいつが原因ということらしい。 |
ワイズマン | 他のエリアでも被害が出ていますがルークさんたちがいる場所が次元の歪みの影響を一番大きく受けてしまっているようです。 |
アイゼン | おい、この近くにエドナたちはいないのか ? |
ワイズマン | はい、エドナさんたちはアークの住民を避難させるために、一度こちらに戻ってくるとのことです。 |
アイゼン | そうか……。 |
ワイズマン | 皆様、図々しい頼みだとは承知の上でお願いします。次元の歪みを修正するために力を貸して頂けないでしょうか ? |
ルーク | 一体、俺たちはどうすればいいんだ ? |
ワイズマン | アラガミという生物の擬態に存在するコアを破壊してください。それが次元の歪みを修正する力を妨害しているんです。 |
クレア(GE3) | 擬態 ? |
ワイズマン | 元の世界のアラガミとは違うダミーのような生物だと思ってください。 |
ワイズマン | 本来は“オラクル細胞”と呼ばれる強靭な結合能力を有する細胞で構成された群体のようですが……。 |
アリサ(GEREO) | オラクル細胞じゃない……、だから神機がなくても倒すことが出来たのですね。 |
ワイズマン | “アラガミシャドウ”といったところでしょうか ?ですが、その生物の危険性は本来の世界にいるアラガミと遜色ありません。 |
アイゼン | アラガミシャドウを倒せば次元の歪みを修復できる。そういうことだな ? |
ワイズマン | はい……。私の対応が遅れてしまったのが原因です。申し訳ございません。 |
ルーク | ……気にするなよ。俺たちが何とかすればいいんだろ ? |
ティア | ルーク……。 |
ルーク | 俺たち、アークの祭りで何度も楽しませてもらってるわけだし……。まぁ、迷惑もかけられてるけど。 |
ルーク | それに、上手くいえないけど、何とかしなきゃってそう思うんだ……。 |
エリーゼ | わたしもルークに賛成です !このまま放っておくわけにはいきません ! |
アイゼン | お前たちはどうする ?ワイズマンのところに行けば元の世界に戻してくれるはずだ。 |
アリサ(GEREO) | いえ、私もご一緒します。たとえ擬態でも、アラガミが相手なら力になれると思います。 |
クレア(GE3) | ……私も同行します。元の世界に戻る手がかりを得ることができるかもしれませんから……。 |
エリーゼ | お二人が一緒なら、私たちも心強いです。 |
ルーク | よし、それじゃあさっさとアラガミシャドウってやつを倒そうぜ ! |
キャラクター | 3話【ランク5ミッション 連携】 |
アリサ(GEREO) | アラガミの討伐は主にチームを編成して行います。あなたがたの力なら、十分対応できるかと思います。 |
アリサ(GEREO) | ですが、先ほどのオウガテイルより強力なアラガミシャドウがいる可能性もありますので気を付けてください。 |
ティポ | さっきの奴らよりも怖いのがいるのー ? |
クレア(GE3) | ……大丈夫です、私も全力でサポートに回りますから。 |
エリーゼ | クレア……。 |
クレア(GE3) | だから、エリーゼさんも心配しないでください。 |
エリーゼ | はい、ありがとうございます、クレア。 |
アリサ(GEREO) | クレアさん、お互い所属は違いますが今回は協力して、この危機を乗り越えましょう。 |
クレア(GE3) | ……えっと。 |
ルーク | どうかしたのか、クレア ? |
クレア(GE3) | ずっと、気になっていたんです。少し、私とアリサさんの知識が食い違っているようで……。 |
クレア(GE3) | ——私の知っているフェンリルは……。 |
アイゼン | 待て、クレア。それ以上は話さないほうがお互いのためだ。 |
アイゼン | 同じ世界の人間だとしてもお前たちには、時間のズレが起きているかもしれない。 |
アリサ(GEREO) | 時間のズレ、ですか ? |
ルーク | それって、アイゼンたちとスレイたちのようなことが起きてるってことか ? |
ティア | だったら、あなたたちもあまり必要以上にお互いを詮索するのは得策ではないかもしれないわ。 |
クレア(GE3) | ……ここに来てから、驚かされることばかりです。 |
アリサ(GEREO) | ……クレアさん。私は、あまりクレアさんが持つ情報を詮索しないほうが良いのでしょうね。 |
クレア(GE3) | はい、きっとそのほうが……。 |
アリサ(GEREO) | ……分かりました。私たちの情報開示はこの場で必要なアラガミに関することだけにしましょう。 |
アイゼン | おい、どうやらそのアラガミの擬態が早速お出ましのようだ。 |
オウガテイルシャドウ | ヴグアアアアアアアアッ ! |
アイゼン | こいつは俺が相手する。お前たちは周りの警戒を怠らないようにしろ。 |
アリサ(GEREO) | アイゼンさん、私たちも後方支援を……。 |
ルーク | いや、こいつはアイゼンに任せよう。 |
クレア(GE3) | ですが——。 |
アイゼン | どうした、この程度か ? |
クレア(GE3) | そんな、アラガミを素手で……。 |
ルーク | ほらな、大丈夫だろ ? |
オウガテイルシャドウ | ヴッ ! ヴヴヴッ…… ! |
アイゼン | まだ立ち上がるか。いいだろう、この死神が相手してやる。さっさとかかってこい ! |
キャラクター | 4話【ランク6ミッション 神機】 |
アリサ(GEREO) | 皆さん、凄いです。アラガミ相手にここまで善戦するなんて。 |
ルーク | アリサたちのお陰だろ ?俺たちをサポートしてくれるから上手く立ち回りができてるし。 |
アイゼン | 随分と便利だな、お前たちの神機という武器は。 |
クレア(GE3) | これは対アラガミ用に作られた生体兵器です。変形機構を備えていて、必要に応じて敵を捕喰することも出来ます。 |
エリーゼ | アラガミを食べちゃうってことですか ? |
アリサ(GEREO) | ええ、アラガミのオラクル細胞を取り込むことで一時的にゴッドイーターの身体能力を飛躍的に上昇させることができるんです。 |
アリサ(GEREO) | それ以外にも、コアを始めとした敵の生体組織の奪取にも用いますね。 |
アイゼン | 敵を喰らう力、か。ベルベットと似ているな。 |
ルーク | すげえ武器なんだな、神機って。 |
クレア(GE3) | 私たちからすれば、皆さんが使う魔法のような力のほうが驚きです。 |
アリサ(GEREO) | ミュウさんも火を噴いて奮闘してくれてましたしね。 |
ミュウ | 少しでも皆さんの力になりたいですの ! |
ルーク | ミュウ、あんまり一人で突っ走るなよ。最初のときだって、クレアとアリサがいなかったらお前も危なかったんだからな。 |
ミュウ | そうですの ! まだアリサさんたちにお礼を言ってなかったですの。 |
ミュウ | アリサさん、クレアさん。あの時は助けてくれてありがとうですの ! |
二人 | かっ、かわいい……。 |
ティア | ……その気持ち、よく分かるわ。 |
ミュウ | お二人とも、ボクを助けてくれたときのご主人様にそっくりだったですの ! |
クレア(GE3) | ルークさんの、ですか ? |
ルーク | おい、余計なことは話さなくて良いって。 |
アリサ(GEREO) | ふふっ、ミュウさんはルークさんのことを私たちに教えたいんじゃないですか ?きっと自慢の“ご主人様”なんですよ。 |
ミュウ | はいですの ! ご主人様はボクを助けてくれて名前も付けてくれたんですの。 |
クレア(GE3) | ミュウっていう名前はルークさんが付けたんですね。素敵な名前だと思います。 |
ミュウ | 違うですの。ご主人様には“ブタザル”って特別な名前を貰ったですの。 |
クレア(GE3) | えっ ? …………ブタ、ザル ? |
ミュウ | はい ! ブタザルブタザルって呼んでくれるですの。 |
二人 | ………………。 |
ルーク | 違うんだよ ! いや、違わねーんだけど見た目がブタザルって感じだから、つい……。 |
クレア(GE3) | ……酷い。 |
アリサ(GEREO) | ドン引きです……。 |
エリーゼ | あの、ルーク。ずっと前から思ってたんですがブタザルなんて名前、ちっとも可愛くありません。 |
ティポ | センスないよねー。 |
ルーク | そこまで言うことないだろ !ティア、この空気なんとかしてくれよ。 |
ティア | ミュウのことを考えるとみんなの意見を無下にはできないわ。 |
ルーク | お前まで味方してくれないのかよ……。くそ、なんで俺がこんな目に……。 |
ミュウ | みゅうぅぅ……、ボク、また変なこと言ってしまったですの ? |
アイゼン | いや、これはあいつの自業自得だ。 |
ルーク | どうすりゃいいんだよ……。 |
アイゼン | 自分の失態は自分でなんとかするんだなルークお坊ちゃま。 |
キャラクター | 5話【ランク8ミッション 奇襲】 |
アリサ(GEREO) | 連戦になってきていますが、皆さん大丈夫ですか ? |
ルーク | ああ、平気だぜ。 |
ティア | アラガミシャドウの力もどんどん強くなっている気がするわ。 |
アイゼン | これも俺の死神の呪いが原因か。 |
エリーゼ | ですが、おかげでわたしたちもアラガミの相手が随分と慣れてきました。 |
クレア(GE3) | 待ってください、エリーゼさん。手を怪我しているのでは…… ? |
ルーク | ほんとだ、血が出てきてるぞ。大丈夫か ? |
エリーゼ | えっ……あっ、さっき戦ってるときに擦りむいたんですね。 |
ティポ | これくらい平気だよー。 |
クレア(GE3) | 小さな傷でもちゃんと処理しなければ……。見せてください。 |
エリーゼ | はっ、はい……。 |
クレア(GE3) | 少し沁みると思います。我慢してくださいね。 |
エリーゼ | ……ふふっ。 |
クレア(GE3) | ……どうかしましたか ? |
エリーゼ | なんだか、クレアがジュードにそっくりだなって思ったんです。 |
エリーゼ | あっ、ジュードはわたしの友達でクレアみたいに優しい人なんです。 |
クレア(GE3) | そんな……優しいなんて……。私はただ、負傷者の手当をしただけで……。 |
アリサ(GEREO) | ふふ、クレアさんそんなに照れなくてもいいじゃないですか。 |
アリサ(GEREO) | 私もエリーゼさんと同感です。クレアさんは優しいですね。 |
クレア(GE3) | アリサさん、あまり私をからかわないで下さい……。 |
ティア | クレア、あなたも不器用なのね。 |
アイゼン | お前も人のことが言えないんじゃないか ? |
ティア | あなただってそうじゃない ?エドナ様に対しては相当不器用よ。 |
アイゼン | …………。 |
ティア | でも、ちゃんと約束を守ろうとしたあなたはとても立派だと思うわ。 |
アイゼン | ……その約束もまだ果たせていないがな。 |
ティア | ええ、そのためにも早くここの問題を解決しましょう。 |
アリサ(GEREO) | しかし、どれだけのアラガミを倒せばその次元の歪みというのは元に戻るのでしょう ? |
ルーク | ワイズマンが調べてくれているみたいだけどまだ連絡が来ないしな。 |
エリーゼ | 大丈夫です。わたしが悪いアラガミを全部とっておきの技で、やっつけちゃいますから。 |
クレア(GE3) | とっておき ? |
ティポ | 次の戦いまでのおたのしみだよー。 |
アリサ(GEREO) | …… ! 皆さん、構えてください。前方にアラガミ、複数のオウガテイルを確認しました。 |
ティア | 幸い、まだこちらには気が付いていないみたいね。 |
クレア(GE3) | ……私たちで奇襲をかけますか ? |
アリサ(GEREO) | ええ。ですが全てのアラガミを倒すのは難しいですね……。 |
ルーク | そういうときの俺たちだろ ?残ったやつらは、まとめて俺たちが相手をするからやってくれ。 |
アリサ(GEREO) | ありがとうございます、ルークさん。では、行きましょう ! |
クレア(GE3) | ……はい ! |
オウガテイルシャドウ | ……ヴゥ ? ヴグアアアアアアアアッ ! |
クレア(GE3) | 討伐対象の沈黙を確認 !残敵、こちらへ進行しています。 |
エリーゼ | ティポ、準備は良いですか ? |
ティポ | うん、バッチリだよー。 |
エリーゼ | 悪いアラガミは、ティポが全部食べちゃいます ! |
ティポ | いっくよー ! 捕喰ー ! |
二人 | ティポっとイーター ! ! |
ルーク | エリーゼ ! ? なんだよ、その技 ! |
アリサ(GEREO) | まさか、ティポさんも捕喰ができるのですか ? |
エリーゼ | アリサたちの戦い方を参考にしました。これがわたしのとっておきです ! |
ティポ | ぼくもどんどんパワーアップするよー ! |
アイゼン | 感心するのは後回しだ !俺たちもエリーゼに続くぞ ! |
キャラクター | 6話【ランク9ミッション 遭遇】 |
ティポ | ふうっ、ごちそうさまー。おなかいっぱいー。 |
アイゼン | いい喰いっぷりだったな。 |
ルーク | あんまり旨そうじゃねーけどな、あいつら。 |
クレア(GE3) | ……ティポって、お腹壊したりしないのでしょうか ? |
ティア | それは大丈夫だと思うけど……。 |
エリーゼ | わたしたち、ここに来てからずっと歩きっぱなしですね……。 |
ティア | そうね、少し休憩を取りましょう。 |
アイゼン | …………。 |
アリサ(GEREO) | あなたは、休まないのですか ? |
アイゼン | 周囲の様子を確認しているだけだ、すぐに戻る。 |
アイゼン | ……何か言いたそうだな。 |
アリサ(GEREO) | いえ、あなたの死神の力のことを聞いてしまって……。それが原因で、妹さんとも離れていた、と。 |
アイゼン | それがどうした ? |
アリサ(GEREO) | たった一人の家族、なんですよね ?会えるのに傍にいられないというのは会えないことより辛いんじゃないかと思って……。 |
アリサ(GEREO) | すみません、上手く言葉に出来ているのか自信はないのですが……。 |
アイゼン | ……お前には家族がいるのか ? |
アリサ(GEREO) | 私だけが生き残ってしまったんです。ゴッドイーターになったのも最初はアラガミへの復讐のつもりでした。 |
アリサ(GEREO) | ですが、今は違います。私は誰かの力になるためにゴッドイーターとしての職務を全うしているんです。 |
アイゼン | そうか、お前は自分の舵取りがちゃんとできているようだな。 |
アリサ(GEREO) | えっ ? |
アイゼン | アリサ、お前の質問に答えておく。 |
アイゼン | たとえ傍にいなくても、あいつがいる。——それだけで、俺にとっては充分だ。 |
アリサ(GEREO) | ……あなたは強い方ですね。 |
アイゼン | 余計なことを話し過ぎたな。 |
アリサ(GEREO) | いえ、話してくれてありがとうございますアイゼンさん。 |
アイゼン | ……ルークたちのところに戻るぞ。 |
アリサ(GEREO) | そうですね……。 |
アリサ(GEREO) | ! ?待ってください、アイゼンさん ! ! |
アイゼン | あれは…… ! ! アラガミシャドウか ! ?こっちに向かってくるぞ ! |
? ? ? | ——ヴァアアアアアッ ! |
アリサ(GEREO) | あれは…… ! ? |
エリーゼ | アイゼン、アリサ ! ?今の咆哮って…… ! ! |
ルーク | なんだ、ありゃ ! さっきまで戦ってたやつと全然違うじゃねーか ! |
クレア(GE3) | ヴァジュラ…… !俊敏な動きで襲ってくる強敵です。それに……。 |
アリサ(GEREO) | 強力な電撃を放つアラガミです !皆さん、十分に間合いをとって戦ってください ! |
ティア | これまで以上にやっかいな相手ってことね。 |
クレア(GE3) | 屈強な敵ですが、四肢が脆いのが弱点です。そこを突いていけば倒せるはずです ! |
ヴァジュラシャドウ | ヴァアアアアアッ ! ! ! ! |
ルーク | 来るぞ ! |
キャラクター | 7話【ランク10ミッション 共闘】 |
ヴァジュラシャドウ | ヴァアアアアアアッ ! ! ! ! |
ルーク | くそっ、まだ倒れないのかよ ! |
ティア | ルーク、焦らないで ! |
アリサ(GEREO) | クレアさん、結合崩壊した部位を狙ってください ! |
クレア(GE3) | はい ! |
アリサ(GEREO) | さすがです ! クレアさん ! |
アイゼン | よしっ、怯んだぞ ! |
エリーゼ | 行きますよ、ティポ ! |
ティポ | ほいきたー ! |
ヴァジュラシャドウ | ヴァッ…… ! ヴァアアアアアアッ—— ! ! |
アリサ(GEREO) | 敵の殲滅、確認しました。 |
クレア(GE3) | ……無事、終わりましたね。 |
ルーク | 今度はなんだ ! ? |
ティポ | すごい地震ー ! ? |
アイゼン | 違う、これは…… ! ! |
? ? ? | ヴァアアアアアアアアアアアアッ ! ! ! ! |
クレア(GE3) | そんな……、こんなアラガミグレイプニルのデータベースにも……。 |
? ? ? | ヴァアアアアアアッ ! |
クレア(GE3) | 攻撃が来ます ! 離れて ! |
ティア | ……間に合って !ホーリーランス ! ! |
クレア(GE3) | くっ、ティアさんの術が当たっても無理やり攻撃してくるなんて…… ! |
アイゼン | だが、敵の攻撃の軌道が逸れて俺たちも回避できた。 |
ティポ | ありがとう、ティアー ! |
ティア | みんな、まともに受けたらひとたまりもないわ。まずは一旦距離をとって……。 |
アリサ(GEREO) | ……ティアさん ! 上の岩壁が ! !すぐにその場から逃げてください ! ! |
ティア | ……えっ。 |
ルーク | まずい ! ティア ! ! |
エリーゼ | ルーク ! ティア ! |
アイゼン | エリーゼ ! 迂闊にその場から離れるな。下手に動けばお前が狙われるぞ ! |
エリーゼ | でもルークたちが ! |
ルーク | ……いてぇ。 |
アリサ(GEREO) | ルークさん、ティアさん !良かった、無事だったんですね……。 |
ルーク | おい、ティア ! どこか怪我してないか ! ? |
ティア | いえ……私は……。それより、あなたが……。 |
ルーク | そっか、大丈夫なんだな。 |
ティア | ルーク……。 |
ミュウ | ご主人様、ティアさんはボクが守るですの ! |
ルーク | ああ、任せたぞミュウ。 |
ルーク | ティア、援護を……ッ ! |
ティア | ルーク、その左手の腫れやっぱり、私を庇ったときに……。 |
ルーク | こんなの大したことねーって。それより、さっさとこいつを ! |
クレア(GE3) | ルークさん、動かないでください ! |
ルーク | なっ、なんだこれ……。痛みが、引いていく……。 |
クレア(GE3) | 回復弾です。これで腕の傷も大丈夫なはずです。 |
アリサ(GEREO) | 私たちが敵の気を引き付けます !その間にルークさんたちは態勢を整えてください ! |
? ? ? | ヴァアアアアアアッ ! |
クレア(GE3) | ここで負けるわけにはいかない……。最後まで抗ってみせます ! |
アリサ(GEREO) | クレアさんだけではありません。私たちゴッドイーターの力と皆さんの力で必ず倒してみせます ! |
エリーゼ | そうです ! 覚悟して下さい ! |
アイゼン | 勝つのは俺たちだ。お前には、ここでくたばってもらうぞ ! |
キャラクター | 8話【ランク10ミッション 共闘】 |
ネルガルシャドウ | ヴァアアアアアア、アアアアアッッ ! |
アイゼン | 巨体な分、足場が疎かだったな。俺の術でお前の動きを封じさせてもらった。 |
アリサ | クレアさん、私たちも ! |
クレア | はい…… ! |
二人 | 神機解放 ! ! |
エリーゼ | わたしも ! ティポ ! |
ティポ | やっちゃえー ! ! |
ネルガルシャドウ | ヴッ、ヴヴヴヴッ……。 |
ティア | 今よ ! |
アイゼン | あとはお前が決めろ、ルーク ! |
ルーク | やってやるぜ ! !うおおおおおおおおっ ! ! 喰らいやがれ ! ! |
ネルガルシャドウ | ヴァアアアアアアッ———— ! ! |
クレア(GE3) | 敵、消滅確認 ! |
アリサ(GEREO) | やりましたね、ルークさん。 |
ルーク | ふぅ……。俺、もう動けねーぞ……。 |
イクス | ……ミリーナ ! こっちだ。 |
ミリーナ | 良かった ! みんな無事なのね。 |
ミュウ | イクスさんにミリーナさんですの ! |
ミリーナ | ごめんなさい、もっと早く合流するつもりだったんだけど、道が崩れたりしてなかなか来られなかったの……。 |
アイゼン | 俺の死神の力、か。だが、こうしてイクスたちが合流できたということは……。 |
ワイズマン | 皆様 ! そちらで無事アラガミシャドウたちの討伐が成功したようですね。 |
エリーゼ | それじゃあ…… ! |
ワイズマン | はい、次元の歪みは無事修復できました。 |
アイゼン | これで厄介ごとは解決できたみたいだな。 |
アリサ(GEREO) | あの、この方々は……。 |
イクス | えっと、初めまして。俺はイクス・ネーヴェです。あなたたちはワイズマンさんが言っていたゴッドイーターのお二人ですね。 |
ミリーナ | 二人とも、こんなに可愛い人たちだったのね。 |
クレア(GE3) | ……えっ、えっと。 |
アリサ(GEREO) | ……こほんっ。あの、やはり私たちはあなた方から見たら異世界の人間、ということになるのでしょうか ? |
イクス | はい、でも安心してください。あなたたちはワイズマンさんが元の世界に送ってくれるはずです。 |
ティア | これで二人の問題も解決できそうね。 |
エリーゼ | ……でも、戻ったらクレアたちとはお別れすることになるんですよね。 |
クレア(GE3) | エリーゼさん……。 |
コーキス | マスター、そっちはどうだ ? |
イクス | コーキス。ごめん、連絡が遅くなった。無事みんなと合流できたよ。 |
カーリャ | ホントですか ! ?カーリャは皆さんが心配でずっと胸が痛かったですよ……。 |
コーキス | そうだ。マスターこっちの準備はもうすぐ終わりそうだぜ。 |
ルーク | 準備 ? |
イクス | 分かった、それじゃあ今回の主役のみんなを連れて戻るからそのまま進めといてくれ。 |
キャラクター | 8話【ランク10ミッション 共闘】 |
ワイズマン | おかえりなさいませ、皆様。今回は本当にご迷惑をおかけしてしまいました。 |
ティア | これは……。 |
ミュウ | 凄いですの ! ! いっぱい料理が並んでいるですの ! ! |
ルーク | どうしたんだよ、これ……。 |
ベルベット | 元々、あたしたちは『ウリボア祭』を手伝うためにここに来たんでしょ ? |
スレイ | そうそう、みんなが帰ってくるまでの間にオレたちで準備してたんだ。 |
エリーゼ | 『ウリボア祭』……すっかり忘れていました。 |
イクス | 祭りの最後は狩ってきたウリボアを調理して食べるってことだったけど、俺たちだけで先にやるわけにもいかないだろ ? |
ベルベット | あんたたちはアークを危機から救った英雄ってことになってるみたいよ。 |
アイゼン | ふっ、また大袈裟なものだな。 |
ロクロウ | 応 ! アイゼン ! 今回も大変だったみたいだな。ほら、こっちには心水もたっぷりあるぞ。 |
ベルベット | まぁ、あんたたちが無事なのを知って先に手を付けている奴もいるけどね。 |
ミリーナ | さあ、アリサさんとクレアさんもどうぞ。 |
アリサ(GEREO) | えっ ? 私たちも、良いのでしょうか ? |
イクス | もちろんです。遠慮せずにゆっくりして下さい。 |
エリーゼ | クレア、一緒に行きましょう。わたしの友達もクレアに紹介したいです。 |
クレア(GE3) | ちょ、ちょっとエリーゼさん。そんなに引っ張らなくても……。 |
ティア | アリサ、あなたたちとも話したいし元の世界へ帰る前に、ゆっくりしていくのも良いんじゃないでしょうか ? |
アリサ(GEREO) | ……そうですね。では、お言葉に甘えさせて頂きます。 |
ミュウ | ご主人様 !ご主人様が食べたかったお肉がいっぱい食べれるですの ! |
ルーク | そうだな、よーし、腹いっぱい食ってやるぜ ! |
アイゼン | こっちの世界でお前と呑むのは初めてだな。 |
ロクロウ | おっと、だがその前にお前と話したいやつがいるみたいだぞ ? |
エドナ | …………久しぶりね。 |
アイゼン | エドナ……。 |
エドナ | またトンデモないことに巻き込まれたみたいね。 |
アイゼン | ……ああ。 |
エドナ | でも、無事だったのならいいわ。それじゃあ、ワタシはもう行くから。 |
アイゼン | 待て……約束通り、パルミエを作ってきた。あとでちゃんと渡す。 |
エドナ | ……そう、楽しみにしてるわ。 |
ミクリオ | 良かったな、エドナ。 |
エドナ | 覗き見なんて悪趣味ね、ミボ。 |
ミクリオ | さっきまで暗い顔をしていたからね。でも、もう大丈夫そうだな。 |
エドナ | ミボのくせに生意気ね。そんなに心配なら、ノルミンダンスを今すぐ踊ってワタシを楽しませなさい。 |
ミクリオ | なんでそうなるんだ ! |
エドナ | 出来ないの ? これだからミボはミボなのよ。 |
ロクロウ | お前の妹さん、随分と楽しそうだな。 |
アイゼン | ……そうだな。 |
アルヴィン | エリーゼ、お前、怪我してるじゃないか。先にジュードに診てもらったほうが良いんじゃねえか ? |
エリーゼ | 大丈夫ですよ、クレアが治療してくれましたから。 |
アルヴィン | そうか、あんたが色々と面倒を見てくれたんだな。ありがとよ。 |
クレア(GE3) | い、いえ……私は当然のことをしただけです。 |
ミラ=マクスウェル | エリーゼは私たちの大切な仲間だ。君が力を貸してくれたこと、感謝するよ。 |
レイア | よーし、エリーゼの友達ってことはわたしたちとも友達ってことだね !もっといっぱいお話して仲良くなろ、クレア♪ |
ジュード | レイア、クレアさんをあまり困らせないようにね。 |
レイア | もうー。ジュードは分かってないなー。女の子は美味しいものを一緒に食べながらお話したら、すぐに仲良くなれるんですー。 |
ミリーナ | クレアも、すっかりみんなの人気者ね。 |
アリサ(GEREO) | ……ふふっ。 |
ルーク | どうしたんだよ、アリサ ? |
アリサ(GEREO) | いえ、こんなに賑やかで楽しい時間は久しぶりで……。 |
アリサ(GEREO) | でも、私には元の世界に戻ってやらなければいけないことがあります。もうすぐ、お別れをしなくてはいけません。 |
ワイズマン | アリサさん、クレアさん。元の世界へと帰還できる準備が整いました。 |
ワイズマン | 元の世界へ帰還されますと、残念ながらアークで起こったことの記憶は共有されません。 |
クレア(GE3) | じゃあ、ここで出会った皆さんのことも……。 |
アリサ(GEREO) | クレアさん、たとえ記憶を失ったとしても私たちが皆さんと紡いだ絆は、決して消えません。 |
クレア(GE3) | ……そうですね。任務の間ではありましたが、ここで経験したことはきっと私の心の中に、ずっと——。 |
ミリーナ | この光、もしかして。 |
ワイズマン | はい。お二人の強い想いにより、シャドウとしてティル・ナ・ノーグへの具現化が可能となるでしょう。 |
クレア(GE3) | 具現化 ? |
ティポ | ぼくたちとずっと一緒にいられるってことだよー ! |
ワイズマン | もちろん、元の世界のお二人には支障がありませんのでご安心ください。 |
アリサ(GEREO) | では、私たちもこれから皆さんの力になれるのですね。 |
イクス | 良いんですか ?俺たちは願ってもないことですけど……。 |
アリサ(GEREO) | 具現化は私たちの強い想いが反映されるんですよね ?でしたら、答えは明確です。 |
クレア(GE3) | はい、あなたたちの力になりたい。それが、今の私の気持ちです。 |
ティア | 二人とも、決意はすでに固まっているようね。 |
イクス | アリサさん、クレアさん。これからもよろしくお願いします。 |
二人 | こちらこそ、よろしくお願いします。 |
キャラクター | 9話【ランク11ミッション 延長戦】 |
ワイズマン | 皆様、今回は祭りの準備だけでなくアラガミシャドウからアークを助けて頂き誠にありがとうございました。 |
イクス | いえ、俺たちもアークの人たちにはよくしてもらっていますし、お互い様ですよ。 |
ミリーナ | そうね。最近は皆も休めていなかったしアークでなら羽を伸ばせるからいい気分転換になってると思うわ。 |
ミリーナ | それに、アリサやクレアみたいな可愛い女の子にも出会えたものね。 |
エリーゼ | わたしも新しい友達ができて嬉しいです。それに二人はとっても強いので、これからも頼りにしちゃいます。 |
アリサ(GEREO) | ありがとうございます、エリーゼさん。私も皆さんのお役に立てるように精一杯頑張らせていただきます。 |
クレア(GE3) | ですが、話を聞くと皆さんの世界にもアラガミとはまた違う危険生物がいるみたいですし今から対策を考えておかないといけませんね。 |
ルーク | ん ? それって魔物のことか ?まぁ、魔物も厄介だけど二人はアラガミ相手にずっと戦ってきたんだから大丈夫だと思うぜ。 |
ティア | そうね。私もその点は心配ないと思うわ。 |
イクス | アラガミか……。こっちにいたのはシャドウだけど俺たちもルークたちを捜しているときに何回か遭遇して手こずらされたな。 |
イクス | だから、あんな奴らとずっと戦ってきたなんてゴッドイーターって本当に凄い人たちなんだなって思うよ。 |
ロクロウ | しかし、お前らはいいよな。そんなに強いなら俺もそのアラガミシャドウとかいう連中と戦ってみたかったもんだ。 |
アイゼン | 全く……俺たちの苦労も知らずよく言えたものだ。 |
ティポ | ロクロウって少し変わってるよねー。 |
ロクロウ | そうか ? 強い奴と戦いたいっていうのは自然なことだと思うがな。 |
ワイズマン | それでしたら、私がご用意しますのでロクロウさんも一度アラガミシャドウと戦ってみてはいかがでしょうか ? |
ルーク | はぁ ! ? そんなことできんのかよ ! ? |
ワイズマン | はい。アラガミシャドウの生態は全てデータ化して保管しておりますので、擬態の再現は可能ですよ。 |
ワイズマン | 勿論、今回は私が意図的に生み出す擬態ですので安全は保証致します。 |
ティア | 理解していたつもりだけどワイズマンの力がとんでもないものだってことを改めて思い知らされるわ……。 |
ルーク | もう何でもありじゃねーか……。 |
ワイズマン | 流石にこの場でアラガミシャドウを出してしまうとアークの住民も驚きますので、擬態の具現化は少し離れた場所で行いましょう。 |
ロクロウ | 応 ! そういうことなら、宜しく頼むぜ !おっ、そうだアイゼン。俺が帰ってくるまで心水は残しておけよ。 |
アイゼン | 自分の分が飲みたかったらさっさと満足するまでアラガミシャドウと戦ってくるんだな。 |
ロクロウ | まあ、それもそうだな。よし、それならお前が倒した数の何倍も倒してから帰ってくるとするか。 |
アイゼン | ……なに ? おい、ちょっと待て。ロクロウ、お前、今何と言った ? |
ロクロウ | ん ? だから、お前が倒した数より何倍も倒して——。 |
アイゼン | そいつは聞き捨てならんな。お前が俺より上を行くなどあり得ん。 |
ロクロウ | ……ほう、だったら試してみるか ? |
アイゼン | いいだろう。お前とはいずれ白黒はっきりさせておかねばならなかったからな。 |
ロクロウ | おし ! どっちがアラガミシャドウを多く倒せるか勝負といこうじゃねーか ! |
アイゼン | 上等だ。手加減はせんぞ ! |
クレア(GE3) | あの……止めなくてよかったのでしょうか ? |
ベルベット | いいのよ、勝手にやらせておけば。 |
ミリーナ | ベルベット。それにエレノアもライフィセットもどうしたの ? |
エレノア | すみません……何やら聞き覚えのある言い争いが聞こえてきたものですから……。 |
ベルベット | いつものことだから放っておいても問題ないわ。気が済んだら勝手に戻ってくるはずよ。 |
ライフィセット | でも。夢中になって帰ってこないなんてこともあるかも……。ベルベット、僕、二人の様子を見てくるね。 |
ベルベット | 別に構わないけど、あんたも変なことに巻き込まれないようにしなさいよ。 |
ライフィセット | うん、わかった。それより、ベルベットはミリーナに用があったんでしょ ? |
ミリーナ | えっ、私に ? |
ベルベット | そうだったわ。ねえ、ミリーナ。悪いけど、少し厨房の手伝いを頼めないかしら ? |
エレノア | ベルベットたちが作るウリボア肉を使った料理が好評で次々注文が入るので、厨房の人手が足りなくなってきているんです。 |
ミリーナ | わかったわ。そういうことならすぐに手伝いにいくわね。 |
イクス | ミリーナ、俺も行くよ。皆に任せっぱなしって訳にもいかないからな。 |
ミリーナ | ありがとう、イクス。あっ、そうだ ! 良かったらアリサたちも一緒に料理してみない ? |
アリサ(GEREO) | え ! ? りょ、料理ですか……えっと……。 |
クレア(GE3) | アリサさん ? |
アリサ(GEREO) | いっ、いえ ! 万が一ということもありますし !私たちはアイゼンさんたちの後を追うことにします ! |
ミリーナ | そう ? でも、確かにアラガミシャドウがいるならアリサたちがいたほうがすぐに対応できるかもしれないわね。 |
エリーゼ | でしたら、アイゼンたちのことはわたしたちにお任せください。 |
ルーク | まぁ、一応俺たちもアラガミシャドウと戦ったわけだしついていくか。それに、なんか面白そうだしな ! |
ミリーナ | ふふっ、それじゃあ、私たちはお腹を空かせて帰ってくる皆のために、おいしい料理を作って待っておくわね。 |
キャラクター | 10話【ランク12ミッション 勝負】 |
ルーク | おっ、いたいた。おーい、アイゼンー、ロクロウー。 |
アイゼン | お前たち、何をしに来たんだ。 |
ルーク | お前たちの勝負ってのを見ようと思ってさ。それで、もうアラガミシャドウは何匹か倒したのか ? |
アイゼン | いや、倒すどころか姿すら見えん。 |
ティア | そうなの ? てっきりあなたたち二人が倒したから姿が見えないのだと思っていたんだけれど。 |
ロクロウ | おいおい、ワイズマンは本当にアラガミシャドウを出してくれたのか ? |
ワイズマン | 皆様、少し宜しいでしょうか ?折り入って伝えたいことがありまして……。 |
ロクロウ | おっ、噂とすれば何とやらだな。それで、伝えたいことっていうのは何だ ? |
ルーク | また厄介ごとが起きてるなんてのはごめんだぜ ? |
ワイズマン | それが、私が作ったアラガミシャドウの反応が次々と消滅しているんです。 |
エリーゼ | 消滅……ですか ? |
ライフィセット | それって、アラガミシャドウの擬態の具現化に失敗しているってこと ? |
ワイズマン | いえ、そうではなく、擬態の具現化には問題はありません。ただ、具現化された直後に何者かの手によって消滅させられているのです。 |
アリサ(GEREO) | ということは……。 |
ワイズマン | はい。私も最初はアイゼンさんかロクロウさんが倒しているものとばかり思っていたのですが調べてみた結果が—— |
アラガミシャドウの群れ | ヴグアアアアアアアアッ ! |
ティア | この声は ! |
ライフィセット | あれが、アラガミシャドウ……。 |
クレア(GE3) | 擬態とはいえ、感じるプレッシャーは本物のアラガミたちと遜色ありませんね。 |
ロクロウ | おっ、やっとお出ましか !確かにこいつらなら面白い戦いができそうだ !早速、俺が相手—— |
? ? ? | そーれっ ! ! |
アラガミシャドウ | ググアオウッ ! |
ルーク | なっ、何だ ! ? 目の前のアラガミシャドウが一瞬で消えやがった ! ? |
クレア(GE3) | あれは…… ! ? |
? ? ? | うーん、おかしいなー ?さっき全部倒したはずなのにまたアラガミさんが出てきちゃいました。 |
ティア | あの子が持っている武器……もしかして、神機なんじゃないかしら ? |
エリーゼ | じゃあ、もしかしてあの人もアリサやクレアと同じゴッドイーターなんですか ? |
アリサ(GEREO) | あれは、フィリーネさん ! ? |
フィリーネ(GEREO) | あれ ? アリサさんじゃないですかー。良かったー。キルスや皆が急にいなくなって困っていたんですよー。 |
フィリーネ(GEREO) | 私、なんだか迷子になっちゃったみたいでー……。それにしても、この辺りはアラガミさんが多いですねー。さっきから倒してるんですけど、次々出てくるんですよ。 |
アリサ(GEREO) | あ、あの、フィリーネさん ! |
アラガミシャドウ | ヴワアアァァーーーーーッ ! |
フィリーネ(GEREO) | まずはこの子たちを殲滅しちゃいましょー。サクサクいきますよー。 |
アラガミシャドウ | ギギッ ! ! ググアオウッ ! |
フィリーネ(GEREO) | じゃきーん、逃がしませんよー ! |
ルーク | す、すげえ……。あのアラガミシャドウを簡単に倒してるぜ。 |
フィリーネ(GEREO) | 皆さーん、この子たちは私がやっつけちゃいますので安全な場所に隠れててくださいねー。 |
ロクロウ | いや、こいつらは俺の獲物だ ! 横取りはさせん ! |
フィリーネ(GEREO) | えーっ ! ? ゴッドイーターじゃない人がアラガミさんの相手をするのはとっても危険ですからちゃんと離れててくださいー ! |
アイゼン | 違う。お前の獲物じゃない。俺の獲物だ ! |
フィリーネ(GEREO) | ええっ ! ? あなたもですかー ! ?もー、危ないって言ってるのに~ ! |
フィリーネ(GEREO) | ……あれ ?でも皆さん、とても強い人っぽい匂いですねー……。 |
アラガミシャドウ | ヴワアアァァーーーーーッ ! |
フィリーネ(GEREO) | とにかく、アラガミさんをやっつけるのは、私のお仕事ですよー ! |
キャラクター | 11話【ランク15ミッション 勝負の行方】 |
イクス | えっと、つまり……アークに迷い込んでいたのはアリサさんとクレアだけじゃなかったってことでいいのか ? |
フィリーネ(GEREO) | はい、どうやらそうみたいですー。 |
フィリーネ(GEREO) | あっ、皆さんには自己紹介がまだでしたね。私、フィリーネ・ストリッジデイ・ウォラーレです。フィリーネって呼んでください。 |
ミリーナ | ふふっ、フィリーネって見た目だけじゃなくて名前もとっても可愛いのね。 |
フィリーネ(GEREO) | えへへー。ありがとうございますー。 |
ミリーナ | 笑顔もこんなに素敵だしゴッドイーターの女の子ってみんな可愛い子たちばかりなのね。 |
ミリーナ | でも、皆が来るまでは一人でアラガミシャドウと戦っていたのよね ?大丈夫 ? どこか怪我とかしなかった ? |
フィリーネ(GEREO) | はい。全然平気ですしアラガミさんもいっぱい倒しましたよー。 |
エリーゼ | あれだけの数のアラガミシャドウを倒すなんてフィリーネは凄いです ! |
フィリーネ(GEREO) | 皆さんがアラガミさんに困っていた訳じゃなくてよかったです。 |
フィリーネ(GEREO) | それに、私も無事に帰れるみたいで安心しましたー。 |
ワイズマン | はい、フィリーネさんは私が責任を持って元の世界へお送り致します。 |
フィリーネ(GEREO) | あっ、でも私から一つお願いがあるんですけどいいですか ? |
ワイズマン | はい、何でしょうか ? |
フィリーネ(GEREO) | あの、私もアリサさんやクレアさんみたいにシャドウになって皆さんの世界に行くことってできますか ? |
エリーゼ | えっ、いいんですか ? |
フィリーネ(GEREO) | はい。皆さんの世界にも悪い魔物さんたちがいーっぱいいるんですよね ?だったら、私もお手伝いしたいなって。 |
フィリーネ(GEREO) | それに、皆さんと一緒だったら何か楽しいことがありそうですしー。 |
ワイズマン | 畏まりました。フィリーネさんも皆さんと交流したことにより絆が生まれていますのでシャドウになることは可能ですよ。 |
フィリーネ(GEREO) | それじゃあ、お願いします。あっ、皆さんは私がいても大丈夫ですか ? |
ミリーナ | ええ。もちろん大歓迎よ ! |
フィリーネ(GEREO) | ありがとうございます。私も、皆さんともっと仲良くなりたいです。 |
エリーゼ | はい、わたしもフィリーネとお友達になります。 |
ティポ | もちろん、ぼくも一緒だよー。 |
フィリーネ(GEREO) | くんくん……ずっと気になっていましたがこのお人形さん、不思議な匂いがしますね……。……それっ ! |
ティポ | ギャー ! 捕まったー ! |
フィリーネ(GEREO) | ふにふに……。一体どういう作りに……。 |
エリーゼ | だ、駄目ですよフィリーネ !優しく触ってあげてください ! |
ミリーナ | ふふっ、この調子ならみんなともすぐに仲良くなれそうね。 |
ルーク | まぁ、今回も色々あったけど仲間も増えて良かったよな ! |
ティア | そうね。あとの時間は私たちもゆっくりお祭りを楽しむことにしましょう。 |
ロクロウ | ……いや、まだだ ! |
ルーク | うわっ ! ロクロウ !な、何だよ急に……。 |
ロクロウ | うやむやになっちまったが俺たちの勝負はまだ終わってないぞ ! |
アイゼン | 結局、ワイズマンが用意したアラガミシャドウは殆どフィリーネが倒してしまったからな。 |
ルーク | お前ら……それまだ引っ張ってたのかよ……。 |
マギルゥ | いや、儂も結果が気になるのう~。何せ大事な賭けの対象じゃからな ! |
ライフィセット | マギルゥ ! えっ、賭けって……。 |
マギルゥ | まあまあ、細かいことはナシじゃ。さて、坊よ。お主はちゃ~んと見ておったんじゃろ ?誰が一番アラガミシャドウを倒したんじゃ ? |
ライフィセット | えっと、それはフィリーネだから……。あれ ? そうなるとフィリーネの勝ち、なのかな ? |
マギルゥ | ほほぅ、つまりはこの勝負 !「どちらでもない」という大穴に賭けた儂の一人勝ちじゃな ! ! |
ロクロウ | 待て待て ! 納得いかん ! |
アイゼン | そうだ。この勝負は無効だ ! |
マギルゥ | 無効もやり直しもお断りじゃ !というわけで、儂は坊を証人に賭け金の回収に行ってくるぞー。 |
ライフィセット | わっ、ちょっと、待ってよマギルゥ !なんで僕まで ! ? |
ロクロウ | あいつ ! ライフィセットを連れ去りやがった ! |
アイゼン | ちっ ! 追いかけるぞ ! |
イクス | ははっ……あっちはあっちでみんな楽しんでるみたいだな。 |
フィリーネ(GEREO) | ふふっ、思った通り、皆さん面白い人たちですね。 |
イクス | あっ。えっと、フィリーネさん。改めてになるけど、これから宜しくお願いします。 |
フィリーネ(GEREO) | はい、私も皆さんのお役に立てるように頑張りますねー ! |