キャラクター | 1話【精霊片を求めて】 |
フレン | いいかい、ラピード。この精霊片吸引器で精霊片を集めるんだよ。そうすればシルフの力を借りて風の精霊装が使えるようになるからね。 |
ラピード | バウッ ! |
ユーリ | 気合十分みたいだな。 |
フレン | そろそろ精霊片探索スポットだ。ユーリも準備はいいね ? |
ユーリ | わかってるよ。オレはシャドウと相性がいいから闇の精霊片を集めりゃいいんだろ。 |
フレン | うん。そしてアスカと相性がいい僕は光の精霊片を集める。 |
ユーリ | オレが闇で、おまえが光。まあ、なんとなく予想はしてたけどな。 |
フレン | 騎士の格好は全然似合ってなかったけど闇の精霊装ならユーリにも似合いそうだね。 |
ユーリ | 余計なお世話だっつの。けど、精霊装の力はどんなもんか気になるな。はやく試してみたいぜ。 |
フレン | なら精霊装が使えるようになったら休憩がてら手合わせしよう。 |
ユーリ | お、おまえ……オレの技、受ける気か ?しかも休憩がてらって……。 |
フレン | 精霊装は対リビングドールつまり対人戦での使用が想定される。魔物相手より実戦的だろう。 |
フレン | それに僕自身も一度試しておきたい。だからユーリもよろしく頼むよ。 |
ユーリ | ちょっと待て。こっちはおまえほど頑丈じゃないんだぞ。 |
フレン | 別に繊細な人間でもないだろ。ユーリなら耐えられるさ。 |
ユーリ | はぁ……わかったよ。おまえとやり合うのも久しぶりだ。どうせなら、一発とは言わず二、三発試させてくれよ。フレンなら当然、大丈夫だろ ? |
フレン | もちろん。それぐらいならたいしたことないよ。 |
ユーリ | でたよ。お決まりのセリフ。まあ、これもわかってたことだけどさ。 |
フレン | そうと決まれば急ぐとしよう。手合わせの時間を確保するためにも早く精霊片を集めないと。 |
ユーリ | どっちが早く集められるか勝負ってか ? |
フレン | わかってるじゃないか。 |
ラピード | ワンワン ! |
ユーリ | おっ、ラピードもやるか。もちろん大歓迎だぜ。 |
フレン | なんだか昔を思い出すね。 |
ユーリ | 昔と同じような結果になるかはわからねぇけどな。 |
フレン | それは楽しみだ。 |
ユーリ | それじゃあ、行くとしようぜ。 |