キャラクター | 1話【精霊片を求めて】 |
ガイアス | この精霊片吸引器を使って、精霊片を集めることで俺たちも精霊装が使えるようになるのだったな。しかし、この装置……やはり扱い方が難しそうだが―― |
テネブラエ | ガイアスさん ! それ以上いじらないでください !あなたが予備の装置を全部壊してしまったので今持っているのが最後の一つなんですよ ! |
テネブラエ | はあ……。私は世界樹の周辺に精霊片スポットが出現したと聞いたので、何か影響は出ていないか様子を見に行こうとしていただけなのに……。 |
テネブラエ | いつの間にか荷物持ちやら、装置の説明役やら何かと便利な雑用係をやらされるとは……。闇のセンチュリオンをなんだと思っているのでしょう。 |
テネブラエ | ラタトスク様たちの頼みですから仕方ありませんが皆、闇属性に、もっと敬意を払って頂きたい。ダオスさんもそうお思いでしょう ? |
ダオス | 相変わらず、よくしゃべるネコだな。 |
テネブラエ | 私はネコではありません !何度もいいますが、センチュリオン !誇り高き闇のセ・ン・チュ・リ・オ・ンです ! |
ガイアス | ダオス。お前は地の属性と相性がいいそうだ。どうするのかはお前次第だがな。 |
ダオス | ……見たところ、この装置で世界樹に悪影響を及ぼすことはないようだな。 |
テネブラエ | もちろんですとも。環境にも考慮したクリーンな設計になっていますからね。 |
テネブラエ | スポットの出現による世界樹への影響もありません。ただ一部の魔物が興奮状態となり暴れているようです。世界樹が傷つかないようにするためにも―― |
ダオス | 私は勝手にやらせてもらう。 |
テネブラエ | ……行ってしまいましたか。まあ、ダオスさんなら問題はないでしょう。闇属性ほどではありませんが、信頼できます。 |
ガイアス | ダオスに装置は渡した。あと渡すことになっている相手は―― |
バルバトス | くくっ。こいつは粉砕しがいのある偉丈夫だ。俺の加虐心をくすぐってきやがる。挨拶がてら、片腕でも斬り落としてくれようか。 |
ガイアス | 貴様の挑発に乗るつもりはない。いいからこの装置を受け取れ、バルバトス。 |
テネブラエ | バルバトスさんは闇の精霊シャドウと相性がいい。まさに選ばれし闇属性。素晴らしい素質をお持ちなのです。 |
テネブラエ | ぜひとも闇の精霊装の力を手に入れてくださいね。バルバトスさんもヤミツキになること間違いなし。闇だけに……クックックッ。 |
バルバトス | 軟弱な黒ネコは黙っていろ。捻り潰すぞ。 |
テネブラエ | 私はネコではありません ! !誇り高き闇のセンチュリオンです !このやり取り、何度すればいいのですか ! ! |
ガイアス | バルバトス、マークから事情は聞いているな ? |
バルバトス | 闇の精霊装だったな……面白いッ ! !力ならばいくらでももらってやろう !気に食わん奴らをなぶり殺すためになぁ ! ! |
テネブラエ | いやぁ、さすがはバルバトスさんですねぇ。実に見事な闇のオーラを感じます。――って、バルバトスさん ? どこに行くんですか ! ? |
ガイアス | あいつも勝手にやるということだろう。では俺も火の精霊片を集めるとしよう。 |