プロフィール
イクスの幼なじみ。\n情が深く、慎重癖のイクスを支える為、ポジティブを心がけている。幼い頃より、鏡士の家系として、その秘術を学ぶ。\n鏡士としての才能は、\努力の優等生\"。幻術の類などを扱う修行を一生懸命していた影響で、行きすぎた乙女チック想像力を発揮する事がある。"
ミリーナの一言
鏡士は家系によって得意な術が異なるのよ。\n私の家は占いや幻術といった想像する力。\nイクスの家は魔鏡を作り出したり、何かを具現化する創造の力。\nでも、イクスは辛い事があって鏡士の力を使わなくなったの。ちょっと心配だけど、イクスが力を使う事を決めたなら応援しようって思う。
イクスの一言
ミリーナの作る料理は本当に何でも美味しいんだ。\n前にレシピを真似て作ってみたんだけど、やっぱりミリーナが作った方が全然美味\nしいんだよな。\nそれで何が違うのか聞いたら、笑いながら特別な材料が入ってるからって言うんだけど…。材料は同じハズなのに、味の秘密は未だに分からないんだよ。
キャラクター | ブリッジからの眺め |
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ミリーナ | ねぇ、イクス。夜のブリッジに行ったことある ? |
イクス | いや… ? 夜は大体部屋で本を読んでるから。 |
ミリーナ | 凄いのよ ! 星も月も近くに感じられてとってもロマンチックなの ! 今度一緒に見に行かない ? |
イクス | うーん。でも夜は海が真っ暗に見えるだろ ? |
ミリーナ | ? |
イクス | 突然クラーケンが飛び出してきて食われるんじゃないか…って気になっちゃってさ。 |
イクス | ロマンチックというより身の毛がよだつっていう感じなんだよなぁ。 |
ミリーナ | …イクスって。 |
イクス | ん ? |
ミリーナ | かーわーいーいー ! もう、クラーケンなんて出てこないよ ? 出てきても私が守ってあげるのに ! |
イクス | ば、馬鹿にするなよ ! 人間はまだ海の世界のことをほとんど知らないんだぞ ! |
ミリーナ | うんうん♪ そうよね♪ 大丈夫よ ! |
イクス | な、何だよぉっ ! ミリーナのバカァッ ! |
ミリーナ | うふふふふ♪うんうん、ごめんね、イクス ! |
キャラクター | メルニクス語でその意味は |
ミリーナ | (王宮からの支援もケリュケイオンも失った……。そして、イクスも魔鏡結晶という鏡の牢獄に閉じ込められてしまった……) |
ミリーナ | (イクスのためにも、巻き込んでしまった仲間の鏡映点のためにも死ぬ気で、私が頑張らなくちゃいけない) |
ミリーナ | (すべての元凶はゲフィオン……つまり、過去の私だから…………) |
ミリーナ | ……………愛情の持ちよう、か。 |
ミリーナ | ………………ッ。 |
メルディ | ミリーナ ! やっとみつけたよ ! |
ミリーナ | ……メルディ ? |
メルディ | じゃーん ! メルディがメルニクス語講座 !はじめるよー ! |
ミリーナ | えっ ! いきなりどうしたの ! ? |
メルディ | そうじゃないよー。驚いたときどういうか、前にメルディ、教えたな ? |
ミリーナ | ワイール……だったわよね ? |
メルディ | はいな。とってもじょうずよ。けどな、もっと元気よくがいいな。ミリーナ、だいじょうぶか ? |
ミリーナ | ……ええ。ちょっと考え事していただけだから。ごめんなさい、心配かけて。 |
メルディ | もっともっとしんぱい、かけるがいいよ ! |
メルディ | メルディたちがあいだがら ! |
メルディ | friend ! |
ミリーナ | ……仲間 ? |
メルディ | ともだち。リッド、ファラ、それからキール、他にもたくさん !ミリーナもだよぅ。 |
メルディ | おぼえたか ? |
ミリーナ | ……メルディ。ええ……ちゃんと覚えたわ。 |
ミリーナ | friend |
メルディ | はいな ! |
メルディ | それからとってもいいこと最後に教えるな。メルディがあとに続いて発音~ ! |
メルディ | Love is always a miracle |
ミリーナ | ……Love is always a miracle |
ミリーナ | どういう意味なの ? |
メルディ | 愛は、いつも奇跡 ! |
メルディ | 愛すること、好きになること、メルディは素晴らしいこと思うな。 |
ミリーナ | Love is always a miracle |
ミリーナ | うん……ありがとう。とっても素敵な言葉ね。これもちゃんと覚えたわ。 |
メルディ | 今回のメルニクス語講座はいじょう !ミリーナ、ちょっとかがんでな。 |
ミリーナ | …… ? こうでいいかしら ? |
メルディ | よくできました。がんばったな。 |
ミリーナ | …………っ。 |
メルディ | ミリーナ ? 撫でられるのはイヤか ? |
ミリーナ | ……ううん、あまり慣れていないから少しびっくりしただけよ。 |
メルディ | それじゃあ問題な ! こういうときメルディが言葉でどういうでしょーか ? |
ミリーナ | バイバ ! |
メルディ | せいかーい ! |
ミリーナ | ありがとう、メルディ。 |
キャラクター | 可能性の未来(未来の可能性) |
カーリャ・N | あの、小さいミリーナ様。私に聞きたいこととは、一体なんでしょうか ? |
ミリーナ | ……ねえ、ネヴァン。あなたの知っているゲフィオンのこと私にも教えてくれないかしら ? |
カーリャ・N | ……ミ……ゲフィオン様のことは既にお話ししたことが全てです。 |
カーリャ・N | それに、私は鏡精として切り離された存在。その後のことは、私よりもフィリップ様のほうが詳しいかと……。 |
ミリーナ | いいえ、違うの。私が知りたいのは、あなたから見たゲフィオンの姿って意味なの。 |
ミリーナ | たとえ、今は切り離されてしまったとしても『カーリャ』であるあなたなら、ゲフィオンの心をよく知っているはずだから。 |
イクス | だったら、俺も一緒に聞いてもいいかな ? |
ミリーナ | イクス ! ? |
イクス | ごめん、ミリーナ。一人で部屋から出ていったってカーリャに聞いたから少し心配になって……。 |
イクス | でも、ゲフィオンのことだとしたら俺も聞かなくちゃいけないような気がして……。 |
ミリーナ | イクス……。ええ、そうね。これは私だけの問題じゃなくて私たちのこと、だものね。 |
イクス | 教えてくれ、ネヴァン。ネヴァンが知っているゲフィオンはどんな人物だったんだ ? |
カーリャ・N | ……申し訳ありません。やはり、私が改めてお話しすることはないと思います。 |
ミリーナ | それは、私たちが知る必要はないってこと ? |
カーリャ・N | いいえ、違います。小さいミリーナ様なら、もう既にゲフィオン様の心を分かってくださっている筈だからです。 |
ミリーナ | ! ? |
カーリャ・N | 小さいミリーナ様は覚えていますか ?私がセールンドで行われていた鏡精システムについて話したとき、小さいカーリャに言った言葉を……。 |
カーリャ・N | 『あなたは私の大切な親友』……あの言葉は、私にとっても救いとなる言葉でした。 |
イクス | もしかしてゲフィオンもミリーナと同じようなことを言ったのか ? |
カーリャ・N | ……はい。イクス様も、小さいミリーナ様も同一視されることを望んでおられないのは私も重々理解しているつもりです。 |
カーリャ・N | ですが、どうしても考えてしまうのです。今のお二人の姿は、ゲフィオン様が望んでいた未来そのものなのではないかと……。 |
イクス | ネヴァン……。 |
カーリャ・N | ……申し訳ありません。最後に余計なことを言ってしまいました。 |
ミリーナ | いいえ、そんなことないわ。話してくれてありがとう、ネヴァン。 |
カーリャ・N | はい。では……私はこれで失礼致します。 |
ミリーナ | ……ゲフィオンがやったことは許されないこと。それはわかっているの。でも……私にはゲフィオンの気持ちがわかってしまう。 |
ミリーナ | 同じ状況なら……今のイクスや鏡映点のみんなとの時間を経験していない私ならやっぱり同じことをしてしまうと思うの。 |
ミリーナ | でも、だからこそ、大切な人を守りたかったっていう気持ちが嘘じゃないってこともわかるしそうであったと信じたい。 |
イクス | ……ああ、それは確かだと思う。そして、俺たちはもう、その気持ちがどんなものなのか知ってるんだ。 |
イクス | だから、俺はこの世界を守るよ。これからの未来を、それぞれが歩いて行けるように。 |
ミリーナ | ……ええ。私も……『今の私』が望む未来を自分の足でしっかり歩いていきたいわ。 |
カーリャ・N | …………。 |
マーク | やれやれ、立ち去った振りして盗み聞きとはパイセンも悪い子になっちまったなぁ。 |
カーリャ・N | マ、マーク ! ?どどど、どうしてこんなところに ! ? |
マーク | アジトに荷物の配達を頼まれてな。んで、恋する乙女よろしくあいつらをじーっと見てるパイセンを発見して、声をかけただけさ。 |
マーク | で、悪いパイセン ?その笑顔はどういう意味なのかな ? |
カーリャ・N | ……これは私の望んでいた未来ではありませんがそれでも……見守りたいと思っているんです。 |
カーリャ・N | あのお二人が、ずっと笑顔でいられるその瞬間を。 |
キャラクター | 何よりも幸せな |
ミリーナ | ありがとう、ネヴァン。買い物に付き合ってくれて。 |
カーリャ・N | いえ、ご馳走していただくのですから荷物持ちくらいはさせてください。 |
ミリーナ | 荷物持ちだなんて !魚料理の付け合わせを一緒に考えてくれて本当に助かったわ。 |
ミリーナ | それに、ネヴァンとこうしてのんびり買い物をする機会も、今まであまりなかったから。 |
ミリーナ | 急な誘いだったのに、来てくれてありがとう。 |
カーリャ・N | 感謝するのは私のほうです。イクス様や小さいカーリャたちとの食事に私も招いてくださって……。 |
カーリャ・N | 団らんの時間に参加させていただけることとても嬉しく思います。 |
ミリーナ | そんな、大げさに考えないで !ずっと一緒に戦ってきたんだもの。私たちは仲間でしょ ? |
ミリーナ | ……もしかしたら、ネヴァンにとっては少し複雑な部分もあるのかもしれないけれど。 |
カーリャ・N | そう、ですね……。そういう気持ちが全くないとはさすがに言えないのですが……。 |
カーリャ・N | それ以上に、嬉しい気持ちのほうが強いんです。こんな風に穏やかな気持ちで過ごせることがなんだか、幸せで……。 |
ミリーナ | ネヴァン……。 |
カーリャ・N | すみません、暗い話をしてしまいましたね。 |
ミリーナ | ううん、全然 !ちょっと感激しちゃっただけよ。 |
ミリーナ | ネヴァンがそんな風に思ってくれるんだったらもっと早くに誘えばよかったわ ! |
ミリーナ | ネヴァンって、お買い物に出かけたりすることはあるの ? |
カーリャ・N | え ? いえ……生活に必要なものを買いにいくということはもちろんあるのですが……。 |
カーリャ・N | 小さいミリーナ様がおっしゃっているのはそういうことではありませんよね ? |
ミリーナ | ええ、個人的なおしゃれとか、遊びとかそういう目的で出かけたりはしないの ? |
カーリャ・N | そうですね、そういう形ではあまり……。 |
ミリーナ | だったらちょうどいいわ !ねえ、何かおそろいのものを買ってみない ? |
カーリャ・N | えっ、おそろい……ですか ? |
ミリーナ | そう !前から考えていたの。ネヴァンと二人で何かできたら、って。 |
ミリーナ | だから、今日一緒に買い物に出てきたのはチャンスだなって。どうかしら、迷惑になっちゃう ? |
カーリャ・N | そんなことはありません。……嬉しいです、とても。 |
ミリーナ | なら、決まりね !ネヴァン、どんなものが好きなのか教えて。 |
ミリーナ | あなたが好きなものを私も持ちたいの。いいでしょう ? |
カーリャ・N | 小さいミリーナ様がそうおっしゃるなら。気に入っていただけるかはわかりませんが……。 |
ミリーナ | きっと気に入るわ。だって、ネヴァンが選ぶものだもの。 |
ミリーナ | あなたが好きなものを知れることが私にとっては何よりも幸せよ ! |