プロフィール
平凡な日々を打ち壊す村の襲撃や両親の死――伝説を刻む青年の冒険はここから始まった。未来や過去、様々な時代を行き来し、宿敵ダオスを倒すべく仲間たちを集めていく。時空を超える旅の先に見えた、それぞれの信念や想い。\nみんながいるこの世界を守るため、己の想いを信じて剣を握る。
ミリーナの一言
時空を超えて旅をしていた話をクレスさんから聞いたの。\n宿敵を倒す為に過去や未来に行ったり…大変な旅だったからこそ、クレスさんの強さがあるんだって分かったわ。それにクレスさんはとても優しいけれど、あの優しさこそが強さの源のような気がするの。
イクスの一言
クレスって本当に強いんだ。ただ強いだけじゃなくて教え方も凄く上手くて…。\n聞いたらお父さんが剣術の道場を開いていたんだって。自分の家が道場だったら、確かに教えるのも上手くなるのかもな。でもそれだけじゃなくて、クレス自身も穏やかで頼れるなって思うよ。
キャラクター | ケリュケイオン道場 |
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ソフィ | …はぁあああ ! |
ファラ | ソフィすごい ! 飲み込みも早いし、筋が良いよ ! |
ソフィ | ファラの教え方が分かりやすいからだよ。 |
ファラ | もう~、褒めたってカニタマしか出ないぞ ! |
ファラ | よ~し、じゃあ最後の追い込み、いってみようか ! |
クレス | あの二人、師匠と弟子って感じだね。 |
クレス | そういえば、リッドの剣に流派はあるのかい ? 誰かに教わったりとか。 |
リッド | 狩りで使ってるだけだから、我流だな。 |
クレス | へえ…すごいね ! 我流であの実力か… |
リッド | そんなことねえよ。クレスだって相当なもん持ってるじゃねえか。オレにだって分かるぜ。 |
クレス | はは、ありがとう。僕の剣は、父さんの道場仕込みだしね。 |
リッド | 同じ剣を使ってても流派とかで全然違うし、これが何かに活かせりゃいいよなぁ… |
クレス | 剣技を活かす…。そうか… ! |
クレス | なぁ、リッド。道場を開くのはどうだろう ? |
リッド | 道場 ? |
クレス | 前からルークやロイドたちは剣術の稽古をしていたみたいだし…みんなの力を活用できると思うんだ。 |
リッド | ふうん、悪くないんじゃねえか ? |
クレス | それじゃ、リッドにも剣術の師匠になってもらわないとな。 |
リッド | オレが ! ? なんでまた… |
クレス | リッドの実力なら、きっと良い師匠になるよ。 |
リッド | そうは言ってもよ…他人に剣を教えたことなんかねえし…。 |
ファラ | うーん、いい汗かいた ! あれ ? 二人とも、何の話してるの ? |
リッド | クレスが道場を開きたいってさ。オレ、道場とかよくわかんねえし…ファラの方が向いてそうだよな、こういうの。 |
ファラ | 道場かぁ… ! 旅を始めてからめっきりだったからわたしもまた特訓したいかも…。 |
クレス | だったら、ファラもどうだい ? 君も道場仕込みの格闘技らしいし。 |
ソフィ | わたしもみんなで特訓できるとうれしいな。 |
ファラ | ソフィもこう言ってるしわたしも協力するよ ! |
クレス | 決まりだ ! 僕たちでケリュケイオンの道場を始めよう ! |
ファラ | よーし ! そうと決まれば人集めだね ! まずはジュードに声掛けてこよう ! うんっ ! イケる、イケる ! |
リッド | …巻き込まれる前に退散しとくか。 |
キャラクター | 戦い方の違い |
クレス | はああっ ! |
アイゼン | ――遅いっ ! |
クレス | くっ…… ! |
カロル | 勝負あり !アイゼンの勝ち ! |
クレス | ふぅ……やっぱり強いですね、アイゼンさん。 |
アイゼン | アイフリード海賊団副長の名は伊達じゃない。 |
カロル | 二人ともすごいよ !剣も拳も、隙がないっていうか…… ! |
クレス | はは、僕はまだまだだよ。 |
アイゼン | いや、お前の剣は俺の知る太刀筋の中でもかなりいい。 |
カロル | だって !良かったね、クレス ! |
クレス | 素直に嬉しいな。カロルも審判ありがとう。 |
カロル | これくらいどうってことないよ ! |
カロル | でも、どうしてアイゼンを誘ったの ?剣を使える人、たくさんいるのに。 |
クレス | むしろ、使わないからだよ。 |
カロル | え ? |
クレス | 僕の武器はアルベイン流の剣術。でも敵はそうとは限らないだろう ? |
アイゼン | 拳、弓、銃、術……一つとっても戦い方はさまざまだからな。 |
カロル | そっか……。相手が自分の得意な戦い方とは限らないもんね。 |
クレス | 僕は僕なりに、この剣術を極めたいんだ。『アルベイン流剣術』をね。 |
カロル | クレスはすごいよ。ボクだったらきっと、得意な方ばかり選んじゃいそう。 |
アイゼン | クレス・アルベイン、か。ふっ、面白い奴だ。 |
アイゼン | いいだろう、気が済むまで付き合ってやる ! |
クレス | えっ ? |
カロル | そういうことならボクも !毎晩素振りの特訓してたからね ! |
アイゼン | ならその成果、俺が見てやろう。来い ! カロル ! |
カロル | よーし !うりゃああ ! |
クレス | あはは……。な、なんか変な火を付けちゃったみたいだな……。 |
キャラクター | 思わぬ伏兵 |
クレス | アジト中に漂う、この特徴的な匂いは…… ? |
ライラ | まあ、クレスさん。こんにちは。 |
クレス | ライラさん。あの、アルフェンを見ませんでしたか ? |
ライラ | アルフェンさんですか ?私はお見掛けしていませんが……。 |
クレス | そうですか。僕には食堂に来てほしいという連絡があったんですけど……。 |
ライラ | クレスさん。あの、ところでこの匂いは一体……。 |
アルフェン | お、クレス ! それにライラじゃないか。来てくれて嬉しいよ。 |
シオン | 待っていたわよ。こっちに座ってちょうだい。 |
クレス | アルフェン ! それにシオン。今日はどうしたんだ ? |
アルフェン | いつもクレスには世話になってるからな。礼も兼ねて、俺の得意料理を振る舞おうと思って。 |
クレス | 世話だなんて……むしろ、腕の立つ相手と鍛錬することができて礼を言うのは僕の方だよ。 |
クレス | でも、嬉しいよ。ありがとう。……それで、アルフェンの得意料理ってなんだい ? |
アルフェン | ちょうどできたところだ。ほら !俺特製のマーボーカレー ! |
ライラ | マーボーカレー !いくつもの香辛料が複雑に絡み合ったとっても刺激的な香りがしますわね。 |
クレス | 本当だ。匂いの正体はこれだったんだね。 |
シオン | ……アルフェン、あなたの料理は普通とは違うのよ。前もって確認したほうがよかったんじゃないの ? |
アルフェン | でも、このマーボーカレーはシオンだって美味しいって食べてくれただろ ? |
シオン | 私は好きだけど……二人とも、アルフェンの料理は辛いから注意して食べるのよ。 |
クレス | ありがとう。でも僕、カレーはかれぇほうが好きだから。 |
ライラ | む……っ !そうですわよね。かれぇカレーは、つカレーに効きますし。 |
シオン | ……いいから、さっさと食べなさい。冷めたら美味しさが半減するわよ。 |
アルフェン | ははっ。クレスもライラも華麗にスルーされてしまったな。 |
二人 | ! ? |
クレス | アルフェン、なかなかやるね…… ! |
ライラ | これは、思わぬところに伏兵がいましたわね…… ! |
アルフェン | ん ? なんのことだ ? |
シオン | 二人とも誤解しないで。これは偶然の産物よ。 |
ライラ | そんな…… ! 信じられませんわ。アルフェンさん……ただものではありません。 |
アルフェン | みんな一体どうしたっていうんだ。良かれと思ってカレーを作ったのに何か不味かったか ? |
クレス | アルフェン……君という人は……。ますます負けていられないな。僕も精進しないと ! |