プロフィール
両親が目論む二つの世界の破滅を食い止めるため、セレスティアから降り立った少女。笑顔の下の深い悲しみは、異世界の仲間達が解かしてくれた。みんなを守りたい、その一心で、彼女は覚悟を決め、実の母親に立ち向かう。たとえ、この身が闇の極光に呑まれることになろうとも。
ミリーナの一言
メルディの料理って、セレスティアの味付けで、独特の調味料を使うの。イクスに作ってあげたいな。あ、メルディも、私達オーデンセの料理知りたいって言ってたし、お互いに教え合えばいいのよね。ふふっ、やっぱりキールに食べさせてあげたいのかしら。
イクスの一言
メルディは感情を踊りで表現することがあるんだ。この前、ミリーナの歌に合わせて踊っていたんだけど、初めて聞いた曲でも即興で合わせられるんだ。メルディにとって踊りは言葉のように自然な表現なんだろうな。
キャラクター | メルディのボキャブラリー |
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メルディ | メルディ、嬉しい ! みんなとお話、ちゃんとできるよぅ ! |
ティア | \"オージェのピアス\"をもらってすぐにとは いかなかったけれど、無事 言葉を交わせるようになってよかったわ。 |
ソフィ | 一緒に戦ったりカニタマ食べたりして \"心の波長\"が合ったんだね。 |
エドナ | だけど、ピアスがなきゃ 会話できないじゃない。 落としたりしたらまた話せなくなるわよ。 |
メルディ | 大丈夫よ。\"オージェのピアス\"なくても メルディ、みんなと話したい。 だからしっかり勉強してる。 |
ティア | メルディ、偉いわね。 何か新しい言葉を覚えたりしたの ? |
メルディ | はいな ! \"チジョウのもつれ\" ! |
ティア | ちじょ…っ ! ダ、ダメよ、メルディ ! そんな言葉どこで覚えたの ! ? |
ソフィ | ティア。\"チジョウのもつれ\"って何 ? |
ティア | ソフィ、忘れて。 その純真な心は守るわ。 |
エドナ | エドナにちょうだい♪ おじたまの…は~や~く~♪ |
ティア | エドナ様 ! わかりやす過ぎる例えやめて ! |
メルディ | なぁ、ティア。そういえば ルークが言ってたメロンって どういう意味か ? |
エドナ | そんなことも知らないなんてお子様ね。 |
エドナ | エドナ様のオトナの美女養成講座で みっちり鍛えてあげるわ。 |
ティア | あぁ…どうしてこんなことに…。 |
ティア | みんな ! \"オージェのピアス\"は 絶対になくさないようにね ! |
キャラクター | 隠れ優等生 |
メルディ | ワイール ! 宿題プリント終わったよ ! |
リフィル | よくできました。カイルはどうかしら ? |
カイル | あぁ~~っ ! ! ダメだ !ぜんっぜんわかんないよ ! !頭が焦げちゃいそうだ ! ! |
ミリーナ | 二人ともお疲れ様。勉強、頑張ってるみたいね。お菓子をもってきたから休憩にどうぞ。 |
メルディ | お菓子 ! おいしそうだな !ミリーナがクィッキークッキー、メルディとっても好きよ ! |
ミリーナ | ふふっ。メルディに気に入ってもらえて嬉しいわ。カイルも遠慮せずに食べてね。甘いものは頭の疲れを回復してくれるのよ。 |
カイル | はぁ……ありがとう。ただでさえ歴史は苦手なのにティル・ナ・ノーグの歴史って魔鏡とか国名とか鏡士が多すぎてさ……頭がおかしくなりそうだったんだ。 |
リフィル | 一つ一つしっかり覚えていきましょう。このプリントも難しい問題じゃないのよ。さっき教えたことを思い出せばできるはずだわ。 |
カイル | さっき習ったこと……あ、あれ……。カレイドスコープについてだっけ……。メルディ、覚えてる ? |
メルディ | 『カレイドスコープとは元々、あらゆる物質のアニマを抜き取り消滅させる戦争用に開発された大量破壊兵器であった』 |
メルディ | 『従って我々鏡映点とはカレイドスコープ本来の機能を反転させることで具現化された存在であり特異鏡映点の具現化もその基本構造が影響を――』 |
カイル | ちょ、ちょっと待って。それって……さっきの補習でリフィル先生が言ってたこと ? |
リフィル | ええ、その通りよ。しかも私が話した内容と一言一句違わないわ。 |
カイル | 一言一句 ! ? それってつまり話を聞いて一瞬で暗記しちゃったってことだよね ! ?メルディってそんな頭よかったの ! ? |
リフィル | あら。カイル、知らなかったの ?メルディは前回のテストも満点だったのよ。 |
メルディ | はいな♪ |
カイル | ええぇ ! ? ウソでしょ ! ?あのテストめちゃくちゃ難しかったのに ! |
メルディ | そうか ? 授業が内容、そのまま。 |
カイル | はぁ……イクスやジュードもそうだけどオレたちの仲間って記憶力がいい人が多いなぁ。ホント、うらやましいよ。 |
カイル | オレは勉強したことを頑張って覚えたと思ってもすぐに飛んで行っちゃうからさ。 |
リフィル | 嘆いていてもプリントは空白のままよ。いつまでも居残り勉強会をしていたくはないでしょう ? |
カイル | それはそうだけど……って、あれ ?メルディってそんな頭がいいのに何で居残りに参加してるの ? |
ミリーナ | キール研究室での活動が忙しかったからかしら。メルディ、宿題をやり忘れちゃったの ? |
メルディ | メルディ、宿題やったよ。ちゃんと答え、全部わかったな。 |
カイル | えっ、それじゃあどうして ? |
メルディ | 宿題プリント、紙飛行機にして遊んでた。そしたら、どっか行っちゃった。 |
リフィル | 前回もそうだったのよ……。成績は優秀なのに……惜しいわ。 |
カイル | 勉強した内容じゃなくてプリントが飛んで行っちゃったんだね。なんだかメルディらしいや。 |
キャラクター | 花冠を君に |
クィッキー | クィッキー ! |
メルディ | クィッキー、どこ行くか ! ? |
キール | おい、今日は異変がないか調査に来てるんだ。勝手に走って行くと危険―― |
キール | ! これは…… ! |
メルディ | ワイール !きれいなお花畑 ! |
クィッキー | クィック、クィキキキ。 |
メルディ | クィッキー、これ見つけたか ! |
キール | この花は……本来、この大陸にはなかったはずだ。どこかから種が持ち込まれたのかあるいは変異したのか……。 |
メルディ | さわってもヘーキ ? |
キール | ああ、毒草の類じゃない。 |
メルディ | ワイール ! |
クィッキー | クィッキー ! |
キール | しかし、本来の生息地とは全く異なる環境で咲いているのは違和感がある。 |
キール | 種が旅人の荷物にくっついてきたか動物か魔物の長距離移動によって運ばれたか……。 |
キール | いずれにしてもそれだけじゃ定着しない。これほどの群生地となるまでに何かしらの異変が起こったと考えるべきで―― |
キール | ……って、あれ ?メルディとクィッキーは……。 |
メルディ | えいっ ! |
キール | うわぁ !……って、花冠 ? |
メルディ | はいな !花、とってもきれいねー |
キール | それはまあ、キレイではあるけどこれから調査しようと思っていたものを勝手に摘むなよ……。 |
メルディ | 調査するから ! |
キール | え ? |
メルディ | キール、いつもわからないものあると持って帰る。だからこの花も持って帰るよ ! |
キール | いや、確かに採取していくつもりだったが……。 |
メルディ | だから、摘んで可愛くしたよ~ !あと、根っこと種。はい ! |
キール | あ、ああ。ありがとう。 |
メルディ | キールと一緒にいっぱい調査行ったからメルディ、わかるよ ! |
キール | はは……助手にしたつもりじゃなかったんだけどな。まあ、助かったよ。 |
メルディ | はいな ! |
キール | (でも花冠なんて崩しづらいだろ……。もう何本か摘んで帰ろう。もらったものは……このままで) |