プロフィール
毎日のように見る夢。そこでの自分は勇敢で人望篤い「将軍アスラ」。\n普段の臆病な自分とは正反対の彼に憧れていたそんなある日、夢の中の恋人の記憶を持つ少女と出会ったことでアスラが自分の前世だと知る。転生者の仲間たちと出会い、悲しみの過去とは違う「絆」を紡いでいく旅路。\n破壊を望む魂の半身、彼女を倒すために。
ミリーナの一言
この前、本を片手にジュードと話をしているのを見たわ。何でも医学について二人で話していたみたい。意気投合して、難しいことも楽しそうに話していたわ。\nそんなルカの夢もジュードと一緒でお医者さんになることらしいの。彼ならきっと優しいお医者さんになれそうね。
コーキスの一言
ルカ様の仲間はみんな何かしら前世の縁があったんだってさ。旅の途中で懐かしい顔を見たり、恨まれることもあったとか。前世ってめんどくさいな。\nルカ様も前世の記憶で苦しんで、そんな時に仲間の言葉に救われたって言ってた。\nそのことを話してるルカ様がすげぇ嬉しそうだったし、きっと自慢の仲間たちなんだろうな。
キャラクター | 尽くしたい |
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ガイ | さて、周辺の案内がてら、物資調達に付き合ってもらおうかな。 |
ルカ | ありがとう ! 僕にできることなら手伝うよ。 |
ルーク | ガイ ! 買い出しに行くなら、ちょっと頼みたい物があるんだ。 |
ルーク | エビがたくさん欲しいんだよ。できれば50匹ぐらい……。 |
ガイ | おいおい。そんなにエビばっかりどうするんだ。 |
ルーク | カイルとライフィセットがどうしてもエビマヨおにぎり食べてみたいって言うからさ。 |
ルーク | せっかくだから、皆に振る舞ってみようかなって ! |
ガイ | ルークが料理 ! ? ……まぁ、買ってきてやってもいいがファラ委員会の誰かに手伝って貰えよ。 |
ルーク | わかってるよ。どーせ俺は料理が下手だからな。じゃあよろしく頼むぜ ! |
ルカ | ……ガイは用事を言いつけられて嫌な気持ちになったりしないの ? |
ガイ | うーん、性分だからな。元々俺はルークの家の使用人だし。あいつは友達だって言ってくれるけどね。 |
ガイ | 昔から色々と面倒を見ているからもう当たり前になっちまってるんだな。 |
ガイ | それに、自分がやりたいからやってるんだ。 |
ガイ | 俺はこれでも好き嫌いがはっきりしてる方だからね。 |
ルカ | そっか。なら良かった。昔の僕を見てる気がして、なんか心配になっちゃって。 |
イリア | こんなところにおいしそうな肉が…… |
ルカ | イ、イリア ! ? 僕はお肉じゃないよ…… ! ! |
イリア | は ! ! なんだ、ルカか……。こんなところでなにしてんのよ。 |
ルカ | ガイにこのあたりの案内をしてもらうのと、物資調達に行くんだ。 |
イリア | 物資調達……食材…………肉……。 |
ルカ | わ、分かったよ。お肉を多めに仕入れてくるから。 |
イリア | さっすがルカちゃま ! こういう時だけは頼りにしてるわよ♪ |
ルカ | 他の部分では頼りにならないのかな……。 |
イリア | うそうそ ! いつだって頼りにしてるってば ! |
イリア | ウッシッシッシ♪やっぱルカをからかうのは楽しいわ~。 |
ルカ | ……もう。昔のことって言った矢先にこれだよ。 |
ガイ | でも満更でもないって顔してるぜ ? |
ガイ | それじゃ、お互い待ってくれる人の為に買い出し張り切るとしようか ! |
ルカ | うん。そうだね ! |
キャラクター | 約束 |
ルカ | よし、これくらいあれば十分かな ? |
ジュード | うん、いっぱい採れたね、薬草。 |
ルカ | ミント。こんないい場所、よく知ってたね。 |
ミント | 街の方に教えて頂いたんですが私では薬草の種類の判別が難しくて……。 |
ミント | ですが、お二人なら薬草の見分けもお手の物かと思いまして。 |
ジュード | 助かったよ、ミント。おかげで希少な薬草も手に入ったしね。 |
ルカ | ありがとう、ミント。 |
ルカ | ジュード、アジトに帰ったら早速、薬の調合をしようよ。 |
ジュード | そうしようか。ルカ、薬のリストは完成してる ? |
ルカ | うん、不足してる薬が結構あるね。配合計算も先にしとかなきゃ。 |
ジュード | そっちは僕に任せて。ルカは採れた薬草の洗浄をお願い。 |
ルカ | わかった。 |
ミント | ふふ。お二人とも、すっかり息の合ったやり取りをされてますね。 |
ルカ | 最近ずっと手伝いをしてるからかな ?ジュードには教えてもらってばかりだけどね。 |
ジュード | そんなことないよ。ルカは頼りになるし医学の知識も豊富で僕も助かってるし。 |
ルカ | えへへ、医者になりたくて勉強してたことがちゃんと役に立ってうれしいな。 |
ミント | きっと、ルカさんなら優しいお医者さまになれますね。 |
ルカ | 優しい医者、かぁ……。 |
ジュード | そうなれたら、応援してくれてるイリアもきっと喜んでくれるね。 |
ミント | イリアさん、ですか ? |
ルカ | うん、イリアは僕に『立派な医者になってね』って言ってくれたんだ。 |
ルカ | 『あんたなら、なんにだってなれる』って……。 |
ルカ | 僕を信じてくれているイリアの為にもずっと夢だった医者になろうって決めたんだ。 |
ミント | そうだったんですね。 |
ジュード | 僕も、ルカの夢を応援するよ。 |
ミント | 私も応援していますね、ルカさん。 |
ルカ | ありがとう、二人とも。僕、もっともっと勉強するよ ! |
ジュード | ルカ、僕で良かったらいつでも声かけてね。 |
ルカ | うん、ジュードにはこれからも沢山教えてもらうね。 |
ジュード | 任せといて。 |
ミント | ふふっ、お二人は本当に良きお友達、ですね。 |
キャラクター | 最強の絆 |
スパーダ | ルカ。ほらよ、ホットドッグだ。 |
ルカ | えっ…………。 |
スパーダ | なんだァ、そのツラはよ ?オレのホットドッグは食えねェってのか ? |
ルカ | そ、そうじゃないけど……ちょっと水を取ってきていい ?前みたいに辛いと嫌だし…。 |
スパーダ | 心配すんなって ! マスタードはちょうどいい量にしてあるし、代金を取ったりもしねェからよ。 |
ルカ | 本当に ? わぁ、ありがとう !けど、いきなりどうしたの ? |
スパーダ | この前、オレがジョニーを背負って帝国兵から逃げてた時に助けてくれただろ。遅くなっちまったが、その礼だ。 |
ルカ | わざわざお礼なんていいのに。仲間を助けるのは当然じゃないか。 |
スパーダ | ッ……恥ずかしげもなくぬかしやがって。こうしないとオレの気が済まねェんだよ !いいから、受け取れ。 |
ルカ | う、うん。それじゃあもらうけど。 |
スパーダ | それにしても、あの時はルカが突然目の前に現れて驚いたぜ。何より、その勇敢さにもよ。 |
ルカ | 勇敢さ ? |
スパーダ | まわりは敵だらけで、しかも負傷者をかばいながら戦わなくちゃならねェ状況に飛び込んできたんだぞ。 |
スパーダ | なのにお前ときたら臆せず、まっすぐ、その剣を構えてた。怖くなかったのかよ ? |
ルカ | あの時はとにかく必死で考えより先に体が動いてたかも。今思いだすと、結構無茶してたんだね。 |
スパーダ | ……ルカ、お前すげェ強くなったよな。出会った時とは見違えるほどによ。 |
ルカ | そ、そうかな ? |
スパーダ | おうよ。オレがお前を守ってやるって約束したのに逆に、守られちまったぐらいだ。 |
スパーダ | もうオレが守ってやる必要はなくなったってことか。強え奴に守ってやるなんざおかしな話だもんな。 |
ルカ | そんな… !僕はこれからもスパーダに守っていて欲しいよ。 |
スパーダ | ハァ ? |
ルカ | だって、あの時、あそこまで思い切った行動ができたのはスパーダがいてくれたからなんだ。 |
スパーダ | な、なに言ってんだよ。 |
ルカ | あのね、僕の前世であるアスラはとても強かったけどきっと一人だったら天界を統べることはできなかったと思うんだ。 |
ルカ | アスラがあそこまで強かったのはデュランダルのおかげなんだ。デュランダルのことを信頼してたから戦えた。強くなれたんだよ。 |
ルカ | だから同じように、僕にはスパーダが必要なんだ。もしほかに強い人が現れてもやっぱり僕はスパーダに守って欲しいよ。 |
スパーダ | ルカ……。 |
ルカ | 僕たちにはアスラとデュランダル以上の絆があるもん。一緒にいたら最強だよ。スパーダも不良なら〝一番”がいいよね ? |
スパーダ | ハッ ! 不良が二番や三番でいいなんざメンツが立たねェってもんよ。やっぱ最強じゃなくちゃな ! |
ルカ | うん ! これからも二人で ! |
スパーダ | ありがとな、ルカ。 …おっと、いいからホットドッグ食えよ。冷めちまうぜ ? |
ルカ | 文化祭でも評判だったスパーダのホットドッグかぁ。それじゃあ、いただきます。 |
ルカ | はむっ…………うん ! ? |
スパーダ | どうした、ルカ ? |
ルカ | やっぱりマスタード、入ってるじゃないかぁ ! !み、水~ ! ! |
スパーダ | ははは ! マスタードが入ってないとは言ってないぜ。これも絆のなせるワザだな ! |