プロフィール
自由気ままな旅の途中で出会った、古い遺跡で見た映像とそっくりなソフィという少女は、彼女の興味を強く引いた。興味本位でついていった旅は、彼女の研究欲を刺激するものばかりで満ちている。その過程で知らずにいた姉の葛藤を受け取りながらも、今日もまた彼女らしく研究に没頭する。
ミリーナの一言
シェリアがよくバナナを持ち歩いていて、不思議に思っていたんだけど、どうやらパスカルのためだったみたい。珍しく研究室から出てきたパスカルが、ふらっとどこかへ行きそうになった時に、バナナとソフィを使ってうまく引き留めていたの。とっても手慣れてる感じがしたから、以前からそうしていたんじゃないかしら。バナナに釣られるパスカルって可愛いわね。
コーキスの一言
この間ミリーナ様に頼まれて、キール研究室に顔を出したんだけど、あそこの人たち頭良すぎておかしいよな。だって何言ってるかわからないパスカル様の発言が、ちゃんと理解できてるみたいなんだぜ。パスカル様が話してる擬音語みたいなの、俺さっぱり訳わかんねーもん。ぱんぽんぱんみたいな言葉で物事を説明できるって一種の才能だよなぁ。
キャラクター | 仕事熱心もほどほどに |
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パスカル | ぽんっ、ちゃか、ほいっ……って、 |
パスカル | えぇぇ~、これじゃダメなの~~ ! ? |
ロゼ | パスカル、研究のおともにいつものバナナ持ってきたよ。ここ置いておくからね。 |
パスカル | おー ! いつもありがとね~ !せっかくだしロゼも食べていきなよ。 |
ロゼ | それじゃあ、遠慮なく。考え事してたから甘いもの欲しかったんだよ。 |
パスカル | それって、この前話してた新商品のこと ? |
ロゼ | そうそう。売れると思ったんだけど量産できないからやめた。これから別案考えるとこ。 |
パスカル | えー、そうなの ! ? あの案、よかったのに~ !なんなら、あたしが量産化用の装置作ろっかそしたら一発でしょ ? |
ロゼ | マジで ! ? それ助かる !いつから取りかかれそう ! ? |
パスカル | いまいじってる奴が終わったらね~。あーもう、この装置の核になる鉱物、どこかで手に入らないかな~。 |
ロゼ | それならすぐ仕入れられるけど ?さっき契約してきたところだし。 |
パスカル | 本当に ! ? 助かるよ !あたしは先に新商品用の装置、作っとくから ! |
ロゼ | オッケー ! こうしちゃいられない !バナナ食べて、すぐ仕事だ !はぐっはぐっ……。 |
パスカル | はぐっはぐっ……んんんっ ! ! |
パスカル | い、一気に食べ過ぎて……気持ち、悪く……。 |
ロゼ | あははっ ! 大丈夫 ! ? |
ロゼ | ん………げぷっ。あ、あたしも食べ過ぎたかなあ。 |
シェリア | ……はぁ……。 |
デゼル | ……お前も大変だな。 |
キャラクター | 便利な剣 |
パスカル | おぉ~。これがソーディアンなんだね。 |
ルーティ | 孤児院の倉庫で見つけたの。なかなかのもんでしょ ? |
ソーディアン・アトワイト | ……あの、パスカルさん。ちょっとペタペタ触りすぎじゃないかしら。 |
ヒューバート | ソフィにも同じことをしていました。興味を持った対象へのクセなのでしょう。 |
パスカル | うん。触りまくってだいぶ構造は理解出来たかも。本当、ソーディアンってすごいね。ううん……ソーディアンを開発したハロルドが、かな。 |
ルーティ | ちょっと触ったりしただけで構造を把握しちゃうあんたも十分すごいと思うけど。 |
パスカル | あたしなんてまだまだだよ。ハロルドは、正真正銘の天才だね。 |
パスカル | 一生お風呂に入らないで研究し続けてもあたしにこんな代物、完成させられるかなー。 |
ヒューバート | 一生お風呂にって……まぁそれは置いておいてソーディアンが非常に高度な技術の結晶というのはわかりました。 |
ルーティ | あの変人が作ったなんてねえ。まあ天才と何とかは紙一重っていうし。 |
ヒューバート | そういう意味ではパスカルさんも似た者同士なのかもしれませんね。 |
パスカル | あたしが ! ? 言い過ぎだよ~弟くん。 |
ソーディアン・アトワイト | 褒めてはいないと思うのだけど……。 |
パスカル | 今度、詳しく話を聞いてみようっと。そうしたらあんなメカを作れたりあの子のアップグレードも……。 |
ルーティ | 何を考えているやら……。 |
パスカル | あっ ! そうだ !あたしもソーディアンみたいな剣作ってみようかな ! |
ヒューバート | そんなことができるんですか ! ? |
パスカル | おやつの時間や、明日の天気を教えてくれる便利なしゃべる剣くらいならいまのあたしにも作れるよ。 |
ソーディアン・アトワイト | ソーディアンは局地戦用兵器で便利グッズじゃないわよ……。 |
パスカル | まあね。けど弟くんこういう特別な機能付きの武器とか好きでしょ ?だから、あたしが作ってあげようと思ってさ。 |
ヒューバート | そ、それは…………結構です。 |
パスカル | やっぱり目覚まし機能も必要か……。 |
ヒューバート | そういう問題じゃないですから ! |
ソーディアン・アトワイト | その発想力はある種の天才ね……。 |
キャラクター | ソフィ粒子枯渇 |
パスカル | はぁ~~……ソフィ……。ソフィどこ~触らせて~ ! |
ハロルド | どしたの ? そんなにソフィソフィ言って。 |
パスカル | ソフィに触れてないからソフィ粒子がチャージできてないんだよ~。 |
ハロルド | あ、そゆこと。っていうか、あんたがソフィに触らせてもらってるとこ見たことないけどね。 |
パスカル | それはそれとして~。とにかく、ソフィは人を惹きつけてぎゅーってしたくなる特殊な粒子を撒いてるんだよ。 |
パスカル | ハロルドはソフィを見てたり傍にいるとさ。こう、ぬわ~~ってなって、だらぁ~~ってさならない ? |
ハロルド | 私は別にならないけど……。それって、うにゃ~って感じ ?それとも、ぬふ~って感じ ? |
パスカル | う~ん。どちらかっていうとうにゃぬふ~って感じかなぁ。 |
キール | (この二人、さっきから何を話してるんだ ?今の擬音で何が通じたっていうんだ……。まったく、気が散るな) |
キール | (そもそも、ソフィ粒子って何なんだ ?周囲の人間に作用して、行動を起こさせるなんてもし事実なら……) |
パスカル | はぁ、ソフィ粒子が実在したらなぁ。機械で生成して適度に摂取できるのに~。 |
キール | 実在しないのか ! ?だったら、今までの話はなんだったんだ ! ? |
ハロルド | どったのキール ? 地団太なんか踏んじゃって。 |
キール | お前たちの話をつい聞いてしまったんだ。頼むから、もっと論理的な会話をしてくれ !こっちの頭がどうにかなりそうだ。 |
ハロルド | 天才の発想は、論理を超えた飛躍から生まれるの。つまり、ひらめきよ。ひらめきなくして科学の進歩はないでしょ ? |
パスカル | そうそう、ひらひらのめきめきだよ~ !キールももっとひらひらしようよ。 |
キール | ど、どういう意味だ…… ?……いや、ダメだ。考えたら負けだ。とにかく、頼むから静かにしててくれ ! |
パスカル | ごめんごめん。あまりにもソフィ成分が足りないから落ち着かなくてさ……あぁソフィ~ ! |
ハロルド | これは手遅れレベルの重症ね……。そんなにソフィを抱っこしたいならしてきたらいいじゃない。 |
パスカル | できたらやってるよ~。最近、ソフィも警戒しなくなってくれたけどひょいってうま~くよけられちゃうんだよね。 |
ハロルド | でも、シェリアやアスベルはよけられないでしょ ? |
パスカル | う~ん、あの二人はあんまりソフィに抱きつこうとしたりしないからな~。 |
キール | ……普通はしないだろう。 |
ハロルド | ま、そうよね。あの二人とソフィのスキンシップってせいぜい頭をなでたりって感じじゃない ?あんたもそういう風にしたら ? |
パスカル | お兄ちゃんとかお姉ちゃんっぽくかぁ。なるほど~ ! でも、上手くできるかなぁ。あたし、妹だし……。 |
ハロルド | お兄ちゃんね……。そういえば、うちの兄貴も子供の頃は頭なでたりしてきたわね~。同い年のくせに。 |
パスカル | あたしも、なでられたことはあってもなでる方には慣れてないんだよね~。 |
ハロルド | じゃあ、ここにあるメカソフィで練習してみたら ?なんなら改造して高速回避機能をつければ完璧な練習相手になるわよ。 |
パスカル | それだ ! よーしなでまくっちゃうぞ~ !メカソフィからソフィ粒子が出るぐらいまでね ! |
キール | ……ソフィ粒子は実在しないんじゃ……。まさか……いや、忘れよう……。 |