プロフィール
聖寮の道具として扱われていた聖隷。成り行きで攫われベルベットに名前を与えられる。実体は、導師アルトリウスの子の転生体。独り復讐と愛憎の炎に焼かれ続けるベルベットの傍に居続け、彼女が堕ちそうになれば手を掴んだ。\n最後の最後まで一緒に行く。それが“生きる者”としての彼の意志。
ミリーナの一言
この間、キール研究室でライフィセットがキールから勉強を教わっていたのよ。\nライフィセットがあの愛らしい瞳をキラキラ輝かせて話を聞いてくれるから、キールも凄く嬉しそうだったの。ライフィセットって本当にいじらしくて可愛いけれど、見た目よりずっとりりしいところもたくさんあって本当に素敵な子だと思うわ。
イクスの一言
この前、ミリーナがライフィセットに一緒にお風呂入るの断られてたんだ。もう恥ずかしい年頃だよな。じゃあ俺と入ろうって言ったら、勢いで「いい ! 」って断られたよ。\n慌てて訂正してくれて背中流してくれたけど。\n「ねこにんはいない ? 」って確認されたけど…どんな生き物なんだろ。\nいたら困るのか?
キャラクター | 男なら… |
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ライフィセット | レイヴンってどうして技を使うたびに 愛してるぜって叫ぶの ? |
レイヴン | おっ ? 少年もそこが気になっちゃう ? |
ライフィセット | うん。 何か意味があるのかなって。 |
レイヴン | もちろんあるわよ。 |
ライフィセット | やっぱりそうなんだ ! どんな意味があるの ? |
レイヴン | 胸に秘め、仕舞い込んだ想い…。 それを一気に解放することによって 術の威力が上がるのよ。 |
ライフィセット | そうなの ! ? |
マギルゥ | 本当じゃぞ。 |
ライフィセット | うわっ ! マギルゥ ! ? いったいどこから ? |
マギルゥ | 細かことはどーでもいいじゃろうて。 それよりも実際に叫んでみてはどうじゃ ? |
レイヴン | そうそう。 そこの嬢ちゃんの言うとおり 試しにやってみるといいわよ。 |
ライフィセット | ええっ ! ? でも…。 |
マギルゥ | なんじゃ坊 ? 男なら恥ずかしがる必要なんてないじゃろ。 |
レイヴン | その通り ! 男なら誰しも通る道だからね。 |
ライフィセット | 男なら…。 わかった。僕やるよ。 |
ライフィセット | |
レイヴン | 声が小さい ! |
ライフィセット | 愛してるぜ。 |
マギルゥ | もっと腹から声を出すのじゃ ! |
ライフィセット | スー… |
ライフィセット | |
ベルベット | フィー。 あの子どうしちゃったのかしら…。 |
アイゼン | 放っておいてやれ。 男なら誰もが通る道だ。 |
ベルベット | そう。 あれが思春期というやつなのね。 |
ライフィセット | えっ ! ベルベット ! ? あれっ ? レイヴンとマギルゥがいない ! |
レイヴン | いや~、やっぱり若いっていいね。 |
マギルゥ | こうして坊も大人になっていくのじゃな。 |
キャラクター | お姉さんたちとお風呂に…… |
ロンドリーネ | 今日はクレス道場でいい汗かいたなぁ。 |
ジュディス | お風呂が楽しみね。 |
ライフィセット | ……どうなってるんだろう。 |
ロンドリーネ | ライフィセット。どうかしたの ?何か悩みがあるなら相談に乗るよ。 |
ジュディス | この子の悩みなら一目瞭然じゃない。ミュゼにあんなに熱い視線を送っているのだから、ね ? |
ロンドリーネ | ああ。そういうことか。ライフィセットも年上のお姉さんが気になる年頃なんだね。 |
ライフィセット | ちょ、ちょっと待ってよ !僕はミュゼのことそんな風には―― |
ミュゼ | あら。ライフィセットはそんなにも私に興味を持ってくれていたのね。 |
ライフィセット | ミュゼ ! 聞こえてたの ! ?あんなに離れてたのに。というより、何か誤解してるよ ! |
ロンドリーネ | ほらほら。せっかくだし言っちゃいなよ。恥ずかしがることないって。 |
ジュディス | 頑張って、ライフィセット。 |
ライフィセット | 二人とも完全に面白がってるよね……。僕は……確かにミュゼのことを見てたけどそれは羽の仕組みが気になったからだよ。 |
ミュゼ | つまり私の身体に興味があるのね ? |
ライフィセット | 違うよ ! いや、違わないけど ! !ミュゼの身体の一部かもしれないけど僕が興味あるのは羽だけだってば ! ? |
ミュゼ | もう。遠慮することないのに。貴方はミラの仲間なんですもの。私の身体、思う存分調べてくれていいわよ。 |
ロンドリーネ | そうだ。ミュゼ、お風呂まだだったよね。一緒に入って羽や背中のあたりを見せてあげたら ? |
ミュゼ | それもいいわね。裸の付き合いというやつでしょう ? |
ライフィセット | え、ええぇ ! ? |
ジュディス | それならみんなで入りましょうよ。 |
ライフィセット | も、もう ! 子供扱いしないでよ !僕は女の人と一緒にお風呂なんて入らないから ! |
ロンドリーネ | 気にすることないのになぁ。 |
ジュディス | ここは年上がリードするべきじゃないかしら。 |
ミュゼ | ふふっ。怖がることないわよ。 |
ライフィセット | ちょ、ちょっと~ ! |
ベルベット | フィー。何してるの ? |
ライフィセット | ベルベット ! 助けてー ! |
ベルベット | 助けてって……。あんたたち、フィーに何したの ? |
ロンドリーネ | 別に。普通に話しただけ……だと思うけど。 |
ミュゼ | ええ。とっても仲良く、ね。 |
ジュディス | 可愛かったわ。 |
ベルベット | ……信用ならないわね。フィーも、年上の女には気をつけなさいって教えたでしょ。 |
ライフィセット | うん……。ベルベットやロクロウが言っていたことの意味がなんとなくわかったよ。 |
ベルベット | 大変だったのね。これからお風呂に行くんだけどよければそこで話を聞くわよ。 |
ライフィセット | 一緒にお風呂には入らないってば ! |