プロフィール
皆を失った七年という年月は彼女の中で大きな壁となり、幼馴染みへの葛藤を募らせるには十分だった。再会した幼馴染みに吐露した想い、自然に溢れる涙の後には笑顔が戻っていた。人の幸せを誰よりも願い、共に立とうと考える彼女は旅を通して改めて目標を持つようになる。
ミリーナの一言
シェリアと一番盛り上がる話題はやっぱり「コイバナ」 !\n旅の途中で出会った人たちにも、色々な恋の形があったみたい。逆にシェリアはどうなのって聞いたら、突然慌てだしちゃって…ふふっ。まさに恋する乙女、って感じで可愛いかったわ。
イクスの一言
この前アスベルがシェリアに「これ似合ってる ? 」って聞かれてて、\nリボンを褒めたんだけど怒りだしちゃったんだ。ミリーナに聞いたら髪の毛を少し切ったらしいんだよな。実はここだけの話、俺も新しいリボンなのかなーって思ってた。\n…女の子って難しいな。
キャラクター | 色恋カウンター |
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ファラ | う~ん ! 今日は天気が良いから洗濯物が 一気に渇いちゃうな ! |
ファラ | しかも ! シェリアが来てくれて 色んな家事が倍速で終わるから ホント助かっちゃう ! |
ミリーナ | この手際の良さ、見習わなくちゃ。 ソフィがお母さんって言ってた理由が なんとなく分かる気がするわ。 |
シェリア | いつもやってることだし、 急に止めちゃうと なんだか落ち着かなくって。 |
シェリア | それより、今までケリュケイオンの 炊事洗濯を二人でカバー していたことが驚きよ。 |
ファラ | ずっと二人でやってたわけじゃないよ。 どんどん人も増えてきたし、 手伝ってくれる人もたくさん増えたから。 |
ファラ | リッドだって、なんだかんだ 文句言いながらやってくれるし。 |
ファラ | この間も、溜まりに溜まったお皿、 リッドにぜ~んぶ洗ってもらっちゃったの ! |
シェリア | ふふ。リッドのこと話してるファラ、 なんだか楽しそう。 二人はもうお付き合いしてるの ? |
ファラ | えっ ! ? お付き合いだなんてそんな… リッドは幼馴染だよ。 もちろんキールもね。 |
ファラ | シェリアこそ、アスベルに 好きって言わないの ? |
シェリア | ど、どうして私の話になるのよ ! アスベルはそんなんじゃ…。 |
ミリーナ | シェリアってば、アスベルと一緒だと ず~っとアスベルのこと見てるわよね。 |
シェリア | もう~~ ! ! からかわないで ! ! |
シェリア | ミリーナだって、イクスのこと ずっと見てるじゃない ! |
ミリーナ | ええ ! イクスのことなら いつまでも見ていられるわ ! |
シェリア | 私はミリーナのその素直さを 見習いたいわ…。 |
キャラクター | お世話好き |
シェリア | 夕食の下ごしらえはこれくらいで大丈夫そうね。えっと……談話室の掃除は後回しにしていまのうちにソフィをお風呂にいれないと。 |
プレセア | ソフィなら……私がお風呂にいれました。 |
ソフィ | プレセアに髪を洗ってもらった。背中も流してもらったよ。 |
シェリア | よかったわね、ソフィ。プレセアもありがとう。 |
プレセア | いえ……これくらいは。もう一つ……報告があります。パスカルさんもお風呂にいれました。 |
シェリア | パスカルも ! ?素直に入ってくれたの ! ? |
プレセア | 研究が一段落した隙をつくなどその他諸々の作戦と合わせ何とか入浴させることに成功しました。 |
シェリア | わざわざありがとう。プレセアは面倒見がいいのね。 |
プレセア | 昔はアリシアの……妹の面倒をよく見ていましたから。年長者として当然のことをしたまでです。 |
ソフィ | 年長者 ? |
シェリア | プレセアは年上のお姉さんってことよ。 |
プレセア | はい。……エクスフィアの影響で身体的な成長が止まってしまいましたが本当はシェリアさんよりも年上なんです。 |
ソフィ | うん、わかった。プレセアはお姉さん。 |
ソフィ | シェリア、よかったね。 |
シェリア | ? 何の話 ? |
ソフィ | シェリアにとってもプレセアはお姉さんだよね。お姉さんは頼りになる存在だってベルベットが言ってたから。 |
シェリア | なんだか微妙にズレているような気がするけど……。 |
プレセア | いえ、ソフィの言うとおりです。私はお姉さんですからシェリアさんも……遠慮なく頼ってください。 |
シェリア | 本当にいいのね ?最近だいぶ人が増えたから忙しくて。よければお手伝いをお願いしたいんだけど。 |
プレセア | はい、任せてください。 |
シェリア | それじゃあさっそく今日残っているお仕事をリストにまとめるわね。 |
シェリア | そのリストからプレセアの得意不得意に合わせてお願いするお仕事を決めましょう。 |
プレセア | はい。わかりました。あの……もしよければ、今日に限らず何かあればいつでも言ってください。 |
シェリア | それならファラ生活向上委員会にも掛けあっておくわ。プレセアはしっかり者だし頼りになるわね。 |
プレセア | そうで……しょうか。 |
ソフィ | プレセア、なんだか嬉しそうだね。 |
プレセア | ……嬉しい。そうかもしれません。 |
プレセア | シェリアさん、お気遣いありがとうございます。何だか……私もシェリアさんのお世話になってしまったようです。 |
シェリア | ふふっ……それは気のせいよ。 |
プレセア | いえ、やはりシェリアさんも頼りになる立派なお姉さんです。 |
ソフィ | ううん。シェリアはお母さんだよ。パスカルが言ってた。 |
プレセア | ……お母さん ? ママ、ですか ? |
シェリア | えっと……ここではお姉さんの方が嬉しいわ。 |
プレセア | ……わかりました。お姉さん同士、これからもよろしくお願いします。 |
シェリア | ええ、こちらこそ。 |
キャラクター | 女は黙って…… |
エレノア | ……うぅ。 |
シェリア | どうしたの、エレノア ?青い顔をして……もしかして、具合が悪いの ? |
ナタリア | 本当ですわ、大変 !すぐに医務室へ―― |
エレノア | いえ、ごめんなさい、違うんです。具合が悪いわけではなくて……。 |
エレノア | その……今日の夕食に、ホウレン草が……。 |
シェリア | ホウレン草 ?もしかして苦手なの…… ? |
エレノア | ええ、そうなんです。ある日を境にホウレン草が苦手になってそれ以来、どうしても……。 |
ナタリア | わかりますわ。苦手な食べ物をうっかり口にしてしまって気分が悪くなる気持ち……。 |
エレノア | 情けないのはわかっているんです。それでも、ホウレン草だけはどうしても……。 |
シェリア | 気にすることはないわよ、エレノア。誰にだって苦手なものがあるのは当然だもの。無理をしてまで食べることはないわ。 |
シェリア | もちろん、あまりにも好き嫌いが多いようだと栄養面でも心配だから少しは頑張ってほしいけれどそういうわけではないんでしょう ? |
エレノア | ええ。どうしても苦手というものはホウレン草くらいです。 |
シェリア | 食べられないものが一つぐらいあったって体を悪くしたりするわけじゃないわ。 |
シェリア | そんなことよりも、食事を楽しめなくなってしまうことのほうが問題だと思うの。 |
ナタリア | そうですわね。確かに好き嫌いをなくすことは大切ですけれどあまり無理はしないほうがいいと思いますわ。 |
エレノア | ……そうですね。あまり暗い顔をしていては皆さんに心配をかけてしまいますし。 |
ナタリア | とはいえ、苦手なものを口にしてしまったときのつらさもわかりますわ。何か気分転換ができればいいのですが……。 |
シェリア | 味わってしまったものが消えるわけではないものね……。 |
シェリア | ああ、そうだわ ! |
ナタリア | どうしましたの ? |
シェリア | こういうときは、美味しいものを食べてお口直しをすればいいと思うの。どうかしら ? |
エレノア | なるほど……水は飲みましたけど何か食べればホウレン草の味も忘れられるかもしれません。 |
ナタリア | それなら、好きなものを食べるのが一番ですわね。 |
シェリア | ええ !こういうときこそ……。女は黙って焼き鳥丼 ! |
ナタリア | ……それはシェリアの好きなものではありませんか ? |
シェリア | うふふ、冗談よ冗談 !エレノアの食べたいもの、私が作ってあげるわ。なんでも言ってみて。 |
エレノア | ありがとうございます、シェリア。でも、名前を聞いたら私も焼き鳥丼が食べたくなってきました。 |
シェリア | それじゃ、一緒に作りましょうか ? |
ナタリア | ……食事の後だからフルーツやスイーツで、という発想にはならないのですわね。 |
キャラクター | 頑張るあなたに |
ソフィ | シェリア、買い物終わったよ。 |
シェリア | ありがとう、ソフィ。手伝ってくれて助かったわ。 |
シェリア | 他に寄るところは……あら ?こんなところに新しい洋服屋が出来てたのね。 |
ソフィ | 本当だ。『大人気 ! ふわふわでカワイイねこにんパジャマ入荷しました』だって。 |
ソフィ | ねえ、シェリア。ふわふわでカワイイねこにんパジャマってなんだろう ? |
シェリア | ふわふわってことは柔らかい素材や生地を使ったものじゃないかしら。 |
シェリア | このイラスト通りならねこにんの耳やしっぽが付いてるみたいね。 |
ソフィ | …………。 |
シェリア | ふふっ。気になるなら、ちょっと中を覗いていきましょう。 |
ソフィ | いいの ? |
シェリア | もちろんよ。ソフィが気に入ったら買ってあげるわ。 |
ソフィ | うん。あっ、そうだ。この前メルクリアに会ったときぱじゃまぱーてぃーに誘われたの。 |
シェリア | そうだったの。だったら、なおさらパジャマが必要ね。 |
ソフィ | ……シェリアは買わないの ? |
シェリア | えっ、私 ! ?わ、私は大丈夫……かな。 |
ソフィ | そっか。でも、それだとわたしだけ買ってもらうことになっちゃう。 |
シェリア | 気にしなくていいのよ。ほら、今日の買い物だってソフィは頑張ってくれたんだから。 |
ソフィ | 頑張ってるのは、シェリアも同じだよ。 |
シェリア | えっ ? |
ソフィ | シェリアはいつもみんなに優しくて一緒にいると、温かい気持ちになるの。 |
ソフィ | だからね、シェリアにもご褒美をあげたい。教官も言ってたよ。頑張る大人にはときどきご褒美も必要なんだって。 |
シェリア | もう、教官ってば……。またそんなことを教えて……。 |
シェリア | ……でも、今回は教官の言う通りにしてみようかしら。 |
シェリア | それじゃあ、ソフィ。私に似合いそうな服を探してくれないかしら ? |
ソフィ | わたしが選んでいいの ? |
シェリア | ええ。ソフィが選んだ服を着てみたいの。 |
ソフィ | わかった。シェリアに似合う、ふわふわでカワイイ服探してみるね。 |
シェリア | ふ、ふわふわじゃなくてもいいんだけど……。 |
シェリア | でも、ソフィが選んでくれた服ならお気に入りになること間違いなしね。 |