リチャード
「これも何かの縁だ。頼りにしてくれて構わないよ。」
「僕でよければ、力を貸そう。」
テイルズ オブ グレイセス エフ
性:男
年齢:19歳
身長:178cm
体重:67kg
CV:浪川 大輔

プロフィール

陰謀が渦巻く王宮、そこで暮らす王子はその純真ゆえに猜疑心に支配されがちだった。自国の辺境にて風変わりな領主の息子と出会い、美しい花畑で友情を誓い合う――たとえこの先何があっても僕たちは友達でいよう、と。少年はいつしか青年となり、王位継承者は命を狙われる。死にたくない、その願いに呼応し、それまでリチャードの中で眠っていたラムダが目覚めてしまった。そして、君子は豹変する。ラムダに精神を乗っ取られた青年は、かつて友情の誓いを交わした青年と少女と対峙する運命となる。

ミリーナの一言

リチャードさんはアスベルさんとソフィの三人で、昔、友情を誓い合ったんですって。木に自分の名前を彫って、互いの手のひらを合わせて、景色のいい花畑で誓う友情だなんて、とってもロマンチックよね。今もあの三人はすごく仲がいいし、その誓いは、永遠に続いて欲しいって願ってしまうわ。あの三人なら、永遠を信じられるような気がするから。

イクスの一言

リチャードさんは普段は凛々しい王族って感じなんだけど、ちょっとお茶目なところがあるんだよな。この間なんて素顔がわからないように頭に布を巻いてさ、マスク・ド・バロニア参上って言って、アジトの中で困ってる人を見つけては颯爽と義賊的な活動をしてたよ。ソフィからはタイガーフェスティバル兄貴って呼ばれて微笑んでたし、なんだか不思議な魅力のある王様だよな。


キャラクターリチャードの計画
リチャードセネル、いきなり呼び出してしまって悪かったね。
セネルいや、それは別に構わないんだが俺に話したいことって一体何なんだ ?
リチャード実は……君に「納豆トースト推進委員会」のメンバーになって欲しいんだ。
セネル納豆トースト推進委員会 ?
リチャードああ、納豆トーストのおいしさをこのアジトの人たちにも知ってもらいたくてね。そのために発足した委員会だ。
セネルああ……。なんとなく話はわかったけどどうして俺なんだ ?
リチャード君のパン作りの腕は一流だと聞いている。そこで、納豆の味を引き立てるトーストを作ってほしいんだ。
セネルそういうことか。まぁ、それくらいなら別に構わないが……。
リチャード本当かい ! ?  ありがとう !もしかしたら、君も納豆否定派の人間だったらと肝を冷やしていたんだよ。
セネル確かに、あれは匂いが独特だから苦手なやつも多いかもしれないな。
リチャードそうなんだよ !でも皆は食わず嫌いなだけなんだと思うんだ。
リチャード僕も実際に食べるまでは、これほどまでにおいしいとは知らなかったぐらいで……。
リチャードだからこそ、まずはみんなが食べたくなるよう働きかけるのも、僕たち納豆トースト推進委員会の役目の一つというわけさ。
ユリウスリチャード、ここにいたのか。
リチャードユリウス。丁度いいところに来てくれたね。無事、セネルにも協力してもらえることになったよ。
セネルもしかして、ユリウスもメンバーなのか ?
ユリウスああ、自分がおいしいと思っている料理を食べてもらいたい。その気持ちは、俺にもよくわかるからな。
リチャード彼とは同盟に近い関係だよ。ユリウスが進めていた「トマト推進計画」に僕も協力することになっているからね。
ユリウスそういうことだ。リチャード、今後の推進委員会の活動方針なんだが……そうだ、セネル。よかったら君も一緒に聞いてくれ。
ユリウス先ほど、納豆成分の分析結果をまとめておいた。これを大々的に公表し「納豆は健康にいい食品」であることをアピールしていこう。
リチャードなるほど……。健康志向というのはいいね。戦いに身を置く僕たちにとって身体の自己管理はとても重要だ。
リチャードそして、セネルが作ってくれるトーストがあればおいしさの件でもアジトのみんなに興味を持ってもらえる筈だね。
ユリウスただ、このアジトの人数だ。皆が急に納豆トーストを食べ始めたら今ある納豆の在庫では追いつかない可能性もある。
リチャードそうだね、せっかく食べたいと言ってくれたのに材料不足で作れない状況になるのは避けたい。
リチャードよし、ロゼさんと交渉して大豆や小麦粉の交易ルートを確保してもらっておこう。
セネルなんか、俺が想像していた以上に緻密な計画が練られているんだな……。

キャラクター責任
リチャードこれで検査も一通り終わりか。ありがとう、アニーさん。いつも悪いね、僕のために時間を取らせてしまって。
アニーそんな、気にしないでください。皆さんの身体の健康状態を管理するのもわたしたちの大事なお仕事なんですから。
ソフィアニー、リチャード、大丈夫 ?
アニーはい。ジュードさんやルカさんも特に異常は見られなかったと仰っていました。
ソフィそっか。よかったね、リチャード。
リチャード心配ないよ、ソフィ。あくまで、念のために受けてる定期検査だからね。
アニーですが、何か違和感があればすぐに仰って下さいね。長期間心を支配されていたんですからこのまま身体に影響がないとは限りません。
リチャードああ、気を付けるよ。でも、立ち止まってはいられないんだ。僕には責任があるからね。
ソフィ責任 ?
リチャードああ、自分がやってしまったことの責任さ。
リチャード僕は元の世界でエフィネアを滅ぼそうとして……。そして、ソフィやアスベル……大切な友達を傷つけてしまった。
ソフィそれはラムダが……。
リチャードいや、ラムダだけのせいにはできない。あれは、全て僕の心の弱さが生み出してしまった結果なんだ。
ソフィリチャード……。
アニー……あの、リチャードさん。少し、わたしの話を聞いてもらえませんか ?
リチャードアニーさん…… ?
アニーわたしも、自分の憎しみにとり憑かれてしまったことがあります。そのせいで、周りのヒトを傷つけてしまったことも。
アニーですが、ユージーンが……。仲間の皆が、わたしを信じて見守ってくれたんです。
アニーリチャードさんにもいますよね ?わたしと同じように、大切な仲間が。だから……。
リチャード……仲間、か。
ソフィリチャード……。リチャードには、わたしたちがいるよ。
リチャード……ありがとう、ソフィ。全く、僕は君たちに助けられてばかりだな。
リチャードソフィ、今度は僕に君たちを助けさせてほしい。これは責任なんかじゃない僕が決めた、僕の意志だ。
ソフィうん、わかった。だったらわたしも、リチャードを守るね。
リチャードははっ、それじゃあ、いつまで経っても君に恩を返せそうにないね。
アニーソフィは、お互いに助け合おうって言ってくれてるんじゃないでしょうか ?
リチャード……ああ、困ったときに助け合う。それが友達、だからね。