プロフィール
樹のフォルス使いの青年。彼は誰よりもよくしゃべり、よく笑い、そして熱い想いを持っていた。差別など自分がこの手でぶっ壊す。悲惨な現実にも過酷な試練にも、彼は決して屈しない。ヒューマもガジュマも、同じ気持ちを持つヒトであるのだと、生まれながらの熱血漢は声高に叫ぶ。今までのようにヒューマとガジュマが手を取り合い、生きていける未来を取り戻すのだと。
ミリーナの一言
献立に迷っていたから、ティトレイさんに相談させてもらったの。そうしたら甘口カレーと即答だったわ。そこに通りかかったアスベルさんも甘口カレーが食べたいって話に加わって、二人はカレーについて意気投合していたのよ。ハチミツをたっぷり入れるのがコツだとか、色々こだわりがあるみたい。二人ともカレーは甘口派だけど、カレーの味付けには辛口で驚いたわ。ちなみに私もイクスにはいつも辛口のつもりなのよ。なのに、カーリャは激甘だって言うのよね……。
イクスの一言
ティトレイはミトスのことが気に入ったみたいで、よく話しかけているのを見かけるよ。なんでも自分と同じ姉想いなところに共感したんだってさ。「ヒューマもガジュマもハーフエルフも、姉貴想いの弟に悪いやつはいない」って嬉しそうに笑ってたよ。基本はティトレイが一方的に話してるだけだけど、ミトスも特に追い払ったりはしていないから、いつか二人が仲良くしている姿を見られるかも……。世界や種族を超えて交流が生まれるのは良いことだよな。
キャラクター | ティトレイの歌 |
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ティトレイ | アジトにはライブ会場まであるのかよ !こいつは恐れ入ったぜ ! |
ヒルダ | 今日の出番はマオとジョニーみたいね。 |
ティトレイ | マオとジョニー ! ?あいつら最近よく一緒にいると思ったらそんな活動してたのかよ。 |
マオ | ……あれ ? ティトレイとヒルダじゃない !なになに、ボクとジョニーのライブが楽しみなあまりもう来ちゃったわけ ? |
ジョニー | ははっ。気が早いお客さんだな。これからリハーサルだっていうのによ。 |
ヒルダ | はぁ……また騒がしいのが増えた。ライブを見に来たわけじゃないわよ。アジトの案内をしていてたまたま通りがかっただけ。 |
ティトレイ | けど、ライブの話を聞いてちょっとワクワクしてたところだぜ。 |
ジョニー | そいつは嬉しいな。お近づきの印に一曲披露するとするか、マオ ? |
マオ | オッケー ! ティトレイには久しぶりにあの歌を歌ってあげるヨ。 |
ティトレイ | あの歌って……。 |
マオ | それじゃあいくヨ ! 3、2、1 ! |
マオ | ティトレイはー |
マオ | メラメラ |
ジョニー | ボサボサ |
マオ | ボワワワワーン ! |
二人 | アチョー♪ |
ティトレイ | あー、えっと…………。 |
ヒルダ | さすがねマオ。やっぱりあんたは天才だわ。この残念な男は、良さがわからないみたいだけど。 |
ティトレイ | いや、普通わかんねぇだろ……。ジョニーが加わったってわかんねぇよ……。 |
マオ | まったく、これだからティトレイは。けど音楽性は人それぞれともいうしネ。次はジョニーが作詞作曲した歌を聴いてみてヨ ! |
ティトレイ | ジョニーも歌がつくれるのか ! ? |
ジョニー | 天才作詞作曲家のマオ先生ほどじゃないがな。だが、ご指名とあらば断るわけにはいかない。それじゃあいくぜ、3、2、1 ! |
ジョニー | ボサボサの頭 だけど心はメラメラ友情 明日への希望そして姉貴への想いに燃えている~♪ |
マオ | 故郷から旅立つ だけど姉離れだけは姉離れだけはできない シスコンなのさ~♪ |
二人 | アチョー ! |
ティトレイ | いや……途中までならまだしもマオ、お前のフレーズはただの悪口な気が……。 |
ヒルダ | ブラボー。素晴らしいわ。まさに天才コンビの化学反応。この良さがわからないなんて、かわいそうな男ね。 |
マオ | ティトレイ、どんまい。 |
ジョニー | 元気だせよ。きっといいことがあるはずさ。 |
ティトレイ | お、おれが……おかしいのか ?なぁ、おれがおかしいのかよ ! ?もうどこまでが冗談かもわからねぇよ ! ! |
ティトレイ | だれか、おれにこの歌の良さを教えてくれ ! ! |
キャラクター | 男の友情 |
ティトレイ | あっはっはっは ! まさかおれがいない間にそんなことをやっていたとはな。 |
スタン | たぶんミリーナが写真を持ってるんじゃないかな。頼めば見せてもらえると思うぞ。 |
ティトレイ | よっしゃ。それじゃあこの仕事が片付いたらどんな感じだったのか写真を見せてもらうとするか。にししっ、こいつは楽しみだぜ。 |
リチャード | おや、ティトレイとスタンじゃないか。なんだか楽しそうだね。いったい何の話をしているんだい ? |
ティトレイ | おぉ、リチャードか。聞いてくれよ。あのヴェイグがハロウィンの仮装やらマーチング・バンドやらをやってたんだってよ。 |
ティトレイ | まったく、こいつは惜しいものを見逃したぜ。写真ってもんがあって助かった。これでヴェイグを笑ってやれるってもんよ。 |
スタン | ティトレイとヴェイグは仲がいいよな。ヴェイグから話は聞いていたけど実際に二人を見てつくづくそう思ったよ。 |
ティトレイ | そうか ? それをいったらお前とリオンも特別な間柄って感じだぜ。 |
スタン | え、そうかなぁ ? |
リチャード | 僕から見たら、どちらも十分に特別な間柄に思えるよ。 |
リチャード | リオンはスタンのそしてヴェイグはティトレイの前だと少しだけいつもと雰囲気が違うように感じるからね。 |
ティトレイ | そりゃあ当然だろ。おれたちは互いに本気で殴り合いそして本音をぶつけ合ったんだ。時が経とうと変わりはしねぇ、そんな熱い友情で結ばれてるのさ。 |
リチャード | 互いに本気で殴り合い、本音をぶつけ合った、か……。 |
スタン | そういうの大切だよな。俺もこっちにきてからリオンと色々なことがあってでもそのおかげで更に絆が深まったように感じるしさ。 |
ティトレイ | そうだとも。特にヴェイグやリオンみてぇな人前で弱音を吐いたりがなかなかできねぇ奴にはガツンとぶつかってやることも必要なのよ。 |
リチャード | なるほど。なかなか耳の痛い言葉だけど確かに、ティトレイの意見は的を射ているね。 |
ティトレイ | おっと。耳が痛いってことはもしかしてリチャード。お前、アスベルにぶん殴られでもしたのか ? |
リチャード | ふっ……まあ、そんなところかな。 |
スタン | けど、だからこそリチャードとアスベルも強い絆で繋がってるんだな。 |
リチャード | ああ。今もずっと友情の誓いでね。 |
ティトレイ | ははは、やっぱりそうだよな !これこそ男の友情ってもんだぜ ! |
キャラクター | マオが食べたかったのは? |
マオ | あ、あったあった。アニーに頼まれた薬草、これで全部だネ ! |
ティトレイ | あ、いた! おーいマオ! |
マオ | ? 今、ティトレイみたいな声が……。 |
ティトレイ | よっと ! |
マオ | うわあ !何か降ってきた ! ? |
ティトレイ | ふー、着地成功っと !よ、マオ ! こんなところにいたんだな。 |
マオ | ティトレイ !もー、なにしてんだヨ ! びっくりした~ ! |
ティトレイ | あはは、悪い悪い !これ、お前に早く見せたくってさ。 |
マオ | それって……キノコ ? |
ティトレイ | ああ !めちゃくちゃ美味いって評判のキノコだ ! |
マオ | ……ちょっと待って。それ、毒キノコだったりしないよネ…… ? |
ティトレイ | 安心しろって ! ちゃんと食えるもんだってユージーンに確認してもらったから ! |
マオ | そう ? なら安心だけど……そもそも、なんでキノコ ? |
ティトレイ | お前が食いたがってたっていうのをエルやライフィセットが話しててさ。 |
ティトレイ | なんか、すげー美味いのがあったんだろ ?でもそれを食いそびれて残念がってたとか聞いたからよ。 |
マオ | ……ああ、アレ ! |
ティトレイ | お、思い出したみたいだな ! |
ティトレイ | で、ちょうど森に行く用事があったし噂ですげー美味いキノコが採れる森だってのを聞いたもんだからさ。 |
ティトレイ | ちょっと探してみたら見つかったから新鮮なうちにお前に届けてやろうと思って。 |
マオ | へえ、ボクのために、わざわざ ? |
ティトレイ | おう !キノコには失敗した思い出もあるしたまにはいいところを見せてやろうと思ってな。 |
マオ | あはは、懐かしいネ !むしろ、ティトレイとキノコだとよくない思い出しかないモン。 |
ティトレイ | そこまで言わなくてもいいだろ ! ?ま、今回はユージーンのお墨付きだから安心しろよ。 |
ティトレイ | ってわけで、今夜はキノコ汁を作ろうぜ ! |
マオ | うん ! 楽しみにしてるヨ。ありがとう、ティトレイ。 |
ティトレイ | へへ、いいってことよ !用事は済んでるのか ? |
マオ | ちょうど終わったところだヨ。一緒に帰ろう。 |
ティトレイ | だな !へへ、キノコ汁楽しみだな~ ! |
マオ | ……ボクが食べたかったのは『きなこ』がかかったお餅のことだったんだけど……。 |
マオ | でも、ティトレイの気持ちは嬉しいし。これは黙っておこうっと。 |