プロフィール
魂の救済者。そう名乗りルカたちの前に現れた。彼はルカの世界を『無垢なる絆の世界』と呼び、己の世界に伝わる彼らの物語をその目で確かめているようだ。言い伝えと多少の違いはあれど実際のルカたちが紡ぐ今世と前世の入り混じる物語を傍観し、時には助力をするのは己が目的である『二つの魂』を求めるため。様々な世界を知る異世界の旅人は、この世界で何を思うのか。
ミリーナの一言
コンウェイさんが料理当番になると野菜がいっぱい並ぶのよね。野菜ジュースやロールキャベツに、サラダとか。でも、なぜかサラダにはトマトが乗っていないの。もしかして、嫌い…なのかしら ?改めて思うと結構多いのよね、トマトが嫌いな人。美味しいのになぁ。
イクスの一言
ときどきコンウェイさんが手のひらを見つめている時があるんだ。『魂の檻』っていうものがついているらしい。…笑って教えてくれたけど、俺にはどこか寂しそうに見えたんだ。彼にとって何か大事な物を思い出していたのかな… ?無理には聞けないけど、いつか話してくれるといいな。
キャラクター | 興味の対象 |
---|---|
コンウェイ | あの時は、救世軍の牢屋から無事に逃げだすことができて良かったね、ジューダスくん。 |
ジューダス | …貴様に頼らずとも、僕一人でなんとかしてみせた。なぜ僕に付きまとうんだ。 |
コンウェイ | 結果的にはよかったと思うけどな。二人の方が効率もいいし。これからもよろしく頼むよ。 |
ジューダス | もう他の人間もいる。僕だけに付きまとうこともないだろう。 |
コンウェイ | ふふ、僕は君に興味があるんだ。 |
コンウェイ | |
ジューダス | …なにか言ったか ? |
コンウェイ | いいや、独り言さ。 |
ジューダス | とにかく、これ以上は僕たちにかまうな。お前には関係のないことだ。 |
コンウェイ | …そうだね。君にはそう思えるかもしれない。それでも…。 |
コンウェイ | もう会えないと思っていた姉さんに思いがけず再会できた時どんな顔でどんなことを言えばいいのか…。 |
コンウェイ | 君が「姉さん」にどう振る舞うのか同じ「弟」としてしばらく見学させてもらうよ。 |
キャラクター | 猫好きたちの憂鬱 |
コンウェイ | …………いないな。 |
ルル | ナァ~♪ |
コンウェイ | そこにいたのか。ずいぶん捜したけど……灯台下暗しだったようだね。ほら、猫じゃらしだよ。 |
コンウェイ | ちっちっち……。 |
ルル | ナァ~ ! ナァ~ ! |
コンウェイ | ふふっ……。君と二人っきりなのは気がラクでいいや。 |
ルル | ナァ~ ? |
コンウェイ | 別に深い意味はないよ。ほら……ちっちっちっ―― |
リタ | ルル。ネズミのオモチャを作って―― |
ティア | ルル。ネコ用のおかしを買って―― |
三人 | ……あっ。 |
ルル | ナァ ? |
ティア | ぐ、偶然ね。こんなところで会うなんて。 |
コンウェイ | ……そうだね。もう夜も遅いのに。 |
リタ | わかってるなら早く帰って寝なさいよ。 |
ティア | そういうリタこそ寝た方がいいわ。今日もずっと研究漬けだったじゃない。 |
コンウェイ | ティアさんだってビフレスト側の動向を探りに行って疲れているんじゃないのかい ? |
三人 | …………。 |
ルル | …………ナァ ? |
エル | ふわぁ~。ルル、どこー ?もう寝るよ~。 |
ルル | ナァ~。 |
エル | あれ ? 三人揃って何してるの ? |
三人 | ……別に。 |
エル | ……あっ、わかった。どうせルルと遊びたかったんでしょ。 |
ティア | そ、そんなことは……。確かにルルはふわふわでまんまるで可愛いなって思うけど……。 |
リタ | たまたまここにいただけよ。 |
コンウェイ | ボクも通りかかっただけさ。 |
エル | もう……素直じゃないんだから。三人ともルルが好きなのはわかるけどエルとルルはもう寝るからまた今度ね。 |
エル | それじゃあおやすみ。 |
ルル | ナァ~♪ |
三人 | …………ナァ。 |
ティア | あっ…… ! わ、私ったら何を。と、とにかくお休みなさい。 |
リタ | え、ええ。おやすみ。 |
コンウェイ | …………。 |
ルカ | あれ ? コンウェイ、部屋にいないと思ったらこんなところにいたんだ。夜更かしは身体によくないよ。 |
コンウェイ | ルカくん。 |
コンウェイ | ふっ。ちょうど寝ようと思っていたところだよ。さあ、部屋に戻ろうか。 |
キャラクター | そこに謎があるから |
スタン | あれ、お前は確か……。 |
ルーティ | あら、コンウェイじゃない。元気してた ?ファンダリア大陸にいたのね。 |
コンウェイ | ああ、スタンくんにルーティさん。世界が少し落ち着いてきたのもあって物見遊山の旅をしているところさ。 |
ルーティ | へえ、ずいぶん楽しそうじゃない。 |
スタン | 旅かあ、いいよな。この後はどこへ行くんだ ? |
コンウェイ | いや、最近はついてないことが多くてね。旅もそろそろ止めようかと思っていたところさ。 |
スタン | なんだよ、ついてないって。 |
コンウェイ | それが、行く先々で事件に巻き込まれていてね。死者の魂と会話できると言って人々を騙す詐欺師がいたり……。 |
コンウェイ | たまたま立ち寄った漁村で雨に降られて立ち往生……。 |
コンウェイ | その晩に村人失踪事件が起きて幽霊のいる島に行ったり言い出したらキリがないよ。 |
ルーティ | あはは、それは散々だったわね。 |
スタン | 俺も旅をしたら、そんな冒険に出会えるのかな。 |
ルーティ | あんたも相変わらずバカ言ってるわね。そんな一銭にもならないことをしてなにが楽しいんだか。 |
コンウェイ | なにより自分の運の無さを恨んだのはいずれの事件でも旧知の人間に偶然出会い行動を共にしたことだね。 |
スタン | へぇ~、すごいな。何かあるたびに毎回会うなんてそれが一番の事件じゃないか。 |
コンウェイ | 確かに、スタンくんの言う通りだね。ただの腐れ縁かと思っていたけどなにか不思議な力が働いているのかもしれない。 |
ルーティ | 難しく考えなくてもただの腐れ縁のままでいいじゃない。 |
コンウェイ | ボクは旅の中で事件に出くわした時もつい思ってしまうのさ。こんな謎解きも悪くない、とね。 |
コンウェイ | 穏やかに暮らそうとしつつもつねに何かを探してしまう。 |
ルーティ | けど、その腐れ縁っていう知り合いはどう思っているのかしら ? |
コンウェイ | さあね ? 元々は敵同士だし。いつ命を狙われてもおかしくない相手だよ。 |
スタン | えっ、そうなのか ?なら、なんで自分の命を狙うようなやつと一緒に行動してたんだ ? |
コンウェイ | 偶然目的が一致していたのさ。お互い事情があって仲間の振りをしていたけどそのあとも結局、関係は変わっていないんだ。 |
ルーティ | なら、腐れ縁じゃなくて本当の仲間になったってことじゃない。 |
コンウェイ | まさか。笑えない冗談だよ、ルーティさん。だけど、ある意味本当の自分を見せているのは彼女の前だけかもしれないね。 |