プロフィール
ヴァンガードの総帥として暴虐に振舞う父ブルートの元を飛び出し、ラタトスク・コアを持ち出した少女。世界再生の神子や英雄たちと出逢い、旅をしながらエミルと共に成長する。その中でラタトスクと世界の真実を知った彼女は、エミルに待つ運命に心揺れながらも、傍に寄り添い続ける。
ミリーナの一言
マルタは、重い女になってないかってすぐ心配してるのよ。200回も振られた過去があれば無理もないけれど、エミルみたいな草食系な男の子には、あのくらい押さなきゃね ! ふふ、一生懸命でいじらしくって可愛い !過去のトラウマも、エミルがきっと癒してくれると思うわ。
イクスの一言
マルタの武器はスピナーと言って、刃が手の甲で回るんだけど…結構危険な代物だよな。マルタは髪も長いし巻き込まれたりしないかな ? 「女の子はちょっとキケンな香りがするものに惹かれちゃうの」とか言ってたけど、危険の意味が違うような…。あ、危険なものが好きだからあの料理になるのか ! なるほどな !
キャラクター | 船酔い |
---|---|
マルタ | ううぅ。気持ち悪い…。 |
カイル | おーい、マルター !って、あれ… ? |
マルタ | あなたたち…カイルとリアラ…だっけ ? |
リアラ | 大丈夫 ?ずいぶん顔色が悪いわ…。 |
マルタ | ちょっと、乗り物酔いしちゃって。 |
カイル | 大変だ !すぐジュードに…。 |
マルタ | 心配してくれてありがとう。さっきジュードには診てもらったの。 |
マルタ | 薬を持ってくるから、ここで少し待ってるように言われたんだ。 |
リアラ | そう…。戻ってくるまでの辛抱ね。 |
エミル | マルタ ! 大丈夫 ! ? |
マルタ | エミル ! ?どうして… ? |
エミル | ジュードから聞いたんだ。マルタ、乗り物に弱かったよね ?気付かなくてごめん…。 |
エミル | ジュードから薬もらってきたよ。これで良くなるといいけど…。 |
マルタ | エミル…。 |
マルタ | ううん。来てくれてありがとう。 |
カイル | あれ、薬を飲んでないのに少し顔色が良くなった気がする ? |
リアラ | ふふっ、エミルはマルタの常備薬なのね。 |
エミル | ?僕は薬じゃないけど…。 |
カイル | そうだ ! 二人が良かったらオレとリアラが船を案内するよ ! |
リアラ | 二組で一緒に歩く…ダブルデート、ってことになるのかしら ? |
エミル | ダ、ダブルデート ! ?案内だけなのに… ? |
マルタ | 私は嬉しいけど…。 |
エミル | ええっと…。 |
エミル | マルタはまず薬を飲んで少し休もう。酔い止めが効いてきてから二人に案内してもらおうよ。 |
マルタ | …うん。エミル、ありがとう。やっぱりキミは優しいね。 |
キャラクター | ヴァンガードの戦い、再び |
テネブラエ | ……マルタ様、気を落とさないで下さい。次はもう少し早く買いに行きましょう。 |
マルタ | うん、そうだね。でも、エミルに食べて貰いたかったなぁ。数量限定のミラクルショートケーキ……。 |
マルタ | っていうか、ミラクルショートケーキだけじゃなくてお店にあったケーキ全部買っていった人がいるなんて今でも信じられないんだけど……。 |
アリス | あらー、誰かと思ったらマルタちゃんじゃない。こんなところで油を売ってるなんてマルタちゃんって、よっぽど暇なのね。 |
マルタ | アリス ! ? |
デクス | おっと、もちろんオレもいるぜ。なんたって、今はアリスちゃんとの大事な大事なデート中だからな ! |
アリス | はあ ? 何言ってるのよ。あんたはただの荷物持ち。キモい事言わないでくれる ? 寒気がしちゃう。 |
テネブラエ | マルタ様 ! ? 見て下さい ! !デクスが持っている、あの大量の箱は ! ? |
デクス | ん ? なんだ、お前たちも知ってるのか ?ここのケーキはな、オレがアリスちゃんの為に見つけた最高に旨いケーキなんだぜ ! |
マルタ | じゃあ、ケーキを全部買い占めたのってあんたたちの仕業だったわけ ! ? |
アリス | …………ふーん、そういうこと。マルタちゃんもケーキを買いにきたんだ。 |
アリス | それなのに、私とデクスに先を越されて買えなかったのね。うわぁ、かわいそう~。マルタちゃんてば、買い物も一人でできないのね♪ |
マルタ | むかつくっ ! ! 大体、そんなにいっぱい買わなくたっていいでしょ ! ! |
アリス | ……それもそうね。私のペットちゃんたちに配っても余りそうだし~、マルタちゃんに譲ってあげてもいいわよ ? |
マルタ | えっ ! ? ホントに ! ? |
アリス | た・だ・し。マルタちゃんが「どうか役立たずのマルタにケーキをお譲りください、アリス様」って頭を下げるのよ♪ |
マルタ | はあ ! ? そんなこと言うわけないじゃない ! ! |
アリス | あっそう。だったら、これからは毎日デクスにここのケーキを買い占めさせるわ。開店と同時にね。 |
テネブラエ | そんなにケーキばかり食べていては太るのではありませんか ?そんなことをしてあなたに何の得があるのです。 |
アリス | 別にアリスちゃんが全部食べる訳じゃないわよ。それに、私が欲しいのはケーキじゃなくて大っ嫌いなマルタちゃんが苦しむ顔なの♪ |
デクス | 悪いな、マルタ。オレはアリスちゃんの為ならケーキの食べ過ぎで死んだってかまわないんだ。 |
マルタ | うう……。どうしよう。 |
マルタ | 私のせいで、エミルたちだけじゃなくてこの街の人もみんなあのお店のケーキを食べられなくなっちゃう……。 |
エミル | あれ、マルタにテネブラエ ?それにアリスやデクスまで……。 |
マルタ | エミル ! ? どうしてここに ?世界樹の様子を見に行ってたんじゃあ……。 |
エミル | ああ、うん。そうなんだけどアジトに帰る前に寄りたいところがあって……。あっ、丁度よかった。はい、マルタ。 |
マルタ | えっ、嘘 ! ? これって……ミラクルショートケーキ ! ?売り切れだったよね ! ? |
エミル | あ、やっぱり売り切れてたんだ。人気のケーキ屋さんみたいだから先に手に入れてから他の買い物をしてたんだ。 |
ラタトスク | お前、前にここの店の限定ケーキが食べたいって言ってただろ。だから……。 |
マルタ | エミル ! ラタトスク ! ありがとう ! !もう、だ~い好き ! ! ! ! |
エミル | ええっ ! ? ちょ、マルタ ! ?ど、どうしたの ! ? |
アリス | やっぱりマルタちゃんって、ペットちゃんがいないとなんにもできないのね。つまんなーい。デクス、帰るわよ。 |
エミル | ね、ねえ、テネブラエ……。いったい何があったの ? |
テネブラエ | いえいえ、やはりマルタ様を助けるのはお二人の役目だということですよ。クックックッ。 |
マルタ | うん ! いつもありがとう、エミル ! ラタトスク !アジトに帰ったらラブラブお茶会やろうね♪ |