プロフィール
『ハーフエルフ』という狭間の者として忌嫌われながら、それを微塵も感じさせない天真爛漫な振る舞いを見せる。彼女には唯一気掛かりがあった。それは生き別れた母のこと。何処かで生きている、と。親友を救ってくれた仲間たちと共に旅立ちを決意した彼女、旅の果てにまだ見ぬ母の姿を求め。
ミリーナの一言
アーチェとチェスターが一緒にいるのをよく見かけるんだけど、何かというとすぐ言い合いを始めるのよね。喧嘩するほど仲が良いって、二人のためにある言葉だと思うわ。それにアーチェって可愛いだけじゃなくて凄く優しいから、チェスターを上手に支えてるなって感じるの。妬けちゃうぐらいお似合いよね。
イクスの一言
読めない文字が書かれた本があったんだ。丁度調べてる時にアーチェが通り掛かって、読めなかった文字をさらっと解析しちゃったんだ。詳しく聞いたら古代エルフ族の言葉なんだって。分からないのも無理はないって言われたけど、アーチェって頭が良いんだなって驚いたよ。
キャラクター | 集え!××料理人 |
---|---|
アーチェ | なによもう !どいつもこいつも~ ! |
アリーシャ | どうした ?ずいぶん機嫌が悪いようだが…。 |
アーチェ | ライフィセットとアスベルがカレーが好きっていうから作ってあげたのにいつのまにか食堂から消えてるんだもん ! |
アーチェ | チェスターにそのこと話したら「当たり前だろ」とか分かった風な口きいちゃってさ ! |
リフィル | あら…。二人ともそんないい加減なことをする子じゃないはずだけれど…。どうしたのかしら。 |
アリーシャ | ならば、二人がすぐにでも戻って食べたくなるようなカレーを作ってはどうだろうか? |
アーチェ | うん ! それいただき !材料はまだたーっぷり余ってるし。 |
アリーシャ | 食材を切るなら任せてくれ。槍さばきには自信があるんだ。 |
リフィル | そうだわ !ちょうど試してみたいスパイスがあるの。今とってくるわね ! |
ルーク | …うえ ! ? なんでカレーに砂糖だのレモンだの黒酢だの入れるんだ ! ? |
ルーク | チェスターの言う通り、アスベルたちを避難させて正解だったな。死因カレーとかひどすぎだろ…。 |
ジェイド | おやルーク。あなたの料理も中々壊滅的でしたよ ? |
ルーク | それでもあいつらよりマシだっつーの ! |
ジェイド | まぁ…確かに一理ありますね。あの三人の腕前は、私たちの世界が誇る魔界料理人に通じるものがあります。 |
ルーク | あー…。ナタリアの料理は人類史上最悪だからなぁ。 |
チェスター | その口ぶりだと、そのナタリアってのも相当な腕前なんだな。同情するぜ。 |
ルーク | 他人事みたいに言うなよ!ナタリアはともかく、あの三人は具現化してこの船にいるんだぜ ! ? |
チェスター | …そうだよなぁ。まったく…手に負えない連中が集結しちまったもんだぜ…。 |
キャラクター | 見返し大作戦! |
アーチェ | みんな~、集まってくれてありがとう♪ |
ルドガー | ……なぁ、俺たちが呼ばれた理由って何か聞いてないか ? |
ベルベット | 知らないわ。私は買い出しに行こうとしたところで捕まっただけ。 |
エレノア | アーチェ、一体どうしたんですか ? |
アーチェ | ……見返したいの。 |
エレノア | はい ? |
アーチェ | あの口の悪いヒネくれ男を見返してやりたいのっ ! |
ベルベット | 一応聞くけど、それってチェスターのこと ? |
アーチェ | そう、あのバカのことよ ! あたしのこと料理できないガサツな女とか言ってきてあー ! 思い出しただけで腹が立つ ! |
アーチェ | だから ! こうなったら料理だけじゃなくてこの際、裁縫でもなんでも上手くなってやるんだから ! |
ルドガー | それで、メンバーを集められるだけ集めてきたってわけか……。 |
エレノア | ……はぁ、事情は理解しました。 |
ベルベット | あとで泣き言聞くのは面倒だしそれぞれ役割分担したほうが良さそうね。 |
アーチェ | そゆこと。よろしくね、みんな♪ |
ベルベット | 簡単な料理って言ったらやっぱりカレーになるのかしら ? |
ルドガー | ルークの証言では、以前アーチェが作ったカレーはなかなか独創的だったらしいぞ。本来入れない食材が入っていたり……。 |
アーチェ | いやー、あれはあたしたちなりにアレンジしようとした結果で……。 |
ベルベット | 基本ができないのに、いきなりそんなことするからよ。ほら、味付けはあたしたちでしっかり見るからまずあんたは食材の下ごしらえからよ。 |
ルドガー | ベルベットの言う通りだ、アーチェ。まずは基本から始めないとな。 |
アーチェ | あーあ、あたしもアミィちゃんみたいにパッと美味しいマーボーカレーが作れたらいいんだけど……。 |
ベルベット | みんな、最初は素人よ。誰かに美味しい料理を食べてもらいたいって思って練習すれば、きっと上手くなるわよ。 |
アーチェ | 二人もそうだったの ? |
ルドガー | ああ、俺も兄さんのために料理を始めたし動機は今のアーチェと似たようなものかな ? |
アーチェ | あっ、あたしは別にそんなんじゃ…… ! |
エレノア | アーチェ、ロゼに頼んで生地を用意して貰いました。これで服を作ってみましょう。 |
アーチェ | わぁ、ありがとうエレノア !…………あっ。 |
エレノア | どうしました、アーチェ ? |
アーチェ | えっと、色は綺麗なんだけどあいつには合わないかも、って……。 |
アーチェ | ほら、よく狩りとか行くし、丈夫な服のほうが良いじゃん ? この生地だとすぐ破けちゃうと思うんだ……。 |
アーチェ | ……って、ああ ! ごめんね !せっかく用意してくれたのにっ ! |
エレノア | ……いえ、アーチェの言う通りだと思います。チェスターのこと、よく考えてあげているのですね。 |
アーチェ | だから、別にそんなんじゃないんだってば !ああ、もう ! とにかく絶対ぜーーったいあいつの口から凄いって言わせるの ! |
ベルベット | 全く、これからも色々と苦労しそうね。 |
ルドガー | ああ、同感だ。 |
キャラクター | 嬉しい偶然 |
アーチェ | ミントー ! ねえねえ、これちょっと見てくんない ! ? |
ミント | アーチェさん ? これは……なんでしょう、貝殻 ? |
アーチェ | ふふふ~、やっぱり貝殻だと思うよね !実はこれ、葉っぱなんだよ。ほら、触ってみて ! |
ミント | まあ !ホタテの貝殻のようなのに、手触りは確かに木の葉……こんな植物があるなんて。 |
アーチェ | ね。あたしもびっくりした !この間寄った村で見つけたの。 |
アーチェ | なんでこんな柄なのかはよくわかってないんだけど別に毒とかがあるわけじゃないから村の名物にしちゃってるみたいで。 |
ミント | 海の近くに生えているからこういう柄になった、とか…… ? |
アーチェ | ううん !むしろ海からはすっごく離れた山奥だよ。 |
アーチェ | ちょうどクラースも一緒にいたから調べてもらったけど精霊の力が働いてるとか、危険な気配があるとかそういうのも全然ないみたいでさ。 |
ミント | ただ、不思議なだけの植物なんですね。 |
アーチェ | そうなの ! それがすっごいおかしかったからみんなにも見せたくて。 |
ミント | まあ、それは素敵な偶然…… ! |
アーチェ | ん、偶然 ? |
ミント | はい。実は……見てください、これ。 |
アーチェ | あー、ホタテ ! ?これは、本物のホタテだよね ? |
ミント | ええ。ちょうど昨日ジェイさんがこの村に寄って行かれたんですけど、お土産にと持って来てくれて……。 |
アーチェ | えー、ジェイも来てたんだ !残念、一日早く来れば会えたのになー。 |
アーチェ | でもお土産がホタテってちょっとウケるかも。 |
ミント | キュッポさんたちも一緒でしたから、もしかしたらモフモフ族の皆さんの提案だったのかもしれませんね。 |
アーチェ | あはは、なるほどね !それはあり得る ! |
アーチェ | けど、なんか嬉しいな。ジェイやキュッポたちってこっちの世界に来てから出会った人じゃん ? |
アーチェ | たまたまかもしれないけど、こういうことがあると「繋がってるんだな~」って気がするからさ。 |
ミント | 確かにそうですね……。こうしてご挨拶に寄ってくださることも嬉しいですし。 |
アーチェ | ね ! 今度はあたしのほうから遊びにいこうかな~。 |
ミント | それはいいですね !お土産を持っていったら、きっと話が弾むのではないでしょうか。 |
アーチェ | だよね ! この葉っぱも見せたいし。そのときは、ミントやクレスたちも一緒に行こうよ。 |
ミント | はい、ご一緒させてください !ですが、まずは今日いらしてくださったアーチェさんに……。 |
ミント | このホタテを使った料理でおもてなししたいのですが、いかがですか ? |
アーチェ | やったー、もちろん !あ、あたし他にもお土産持って来たんだ。それも一緒に食べよ ! |
アーチェ | 今度ジェイたちに会いにいくときどんなお土産を持っていくか、相談しながらさ ! |