プロフィール
幼い自分を支え、救ってくれたジュード。優しい彼に宿る孤独を、今度は自分が助けたい。家出する理由には十分だった。自分の努力や想いを笑われ、無意味に感じても、ジュードやミラと肩を並べたいなら、自分に嘘をつかず生きるしかない。結局、戻ってくる答えは同じ。仲間の信念を守るため、最後まで戦う。
ミリーナの一言
レイア好みの前衛的な料理って、人を選ぶけれど、効果はかなり期待できるのよね。私もフルーツ焼きそばやサイダー飯のレシピを教わったんだけど、味見が……。いつも正解がわからなくて、みんなに提供する時の不安が拭い去れないの。だけど、レイアの笑顔のためなら、私頑張るわ。
イクスの一言
聞いてた話から想像してたのと違って、レイアは普通の元気な女の子って感じだな。誰だ、ムキムキって言ってたのは…。確かに棍術の腕は相当なものだし、ジュードとは幼なじみだけあって連携もぴったりだけど。二人がああなんだから、師匠であるレイアのお母さんの最強伝説もちょっと納得だな。
キャラクター | 似た者同士 |
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レイア | さあ ! 炊事掃除洗濯、どんどんやっちゃうよー ! 実家は宿屋だからね、任せて♪ |
ファラ | 宿屋さんかぁ。それなら大人数の家事もお手の物だよね。助かっちゃうな ! |
キール | …ファラ、ぼくの部屋においてあった資料を知らないか ? 机の上においてた図面なんだが…。 |
ファラ | えっ ! あのヘンテコな絵 ? 掃除したときに片付けちゃった…。 |
キール | お、おい ! 大事な資料なんだぞ ! まさか捨てたのか ! ? |
ファラ | さすがに捨てはしないよ。 あった場所でまとめてるから大丈夫 ! うん、イケるイケる ! |
ジュード | レイア ! こんな所にいた。 手合わせしてたのに戻らないから 探したんだよ。 |
レイア | あ、いっけない ! トイレから戻る途中、 ファラの手伝いはじめちゃって ジュードのことすっかり忘れてた… ! |
ジュード | ええええ。ひどいよ、レイア。 体調崩したかと思って心配したんだよ。 |
レイア | ご、ごめ~ん ! すぐ戻る…いや、でも洗濯中だし…。 これ終わったら続きやろ ! |
ジュード | …はぁ。 今日はいいよ、また別の日で。 疲れちゃうでしょ ? |
レイア | わたし大丈夫だよ。 うん、イケる ! イケる ! …って、きゃああああ ! ? |
キール | ゲボッ ! げぼげぼっ ! |
ファラ | 大変 ! キールが石鹸の粉まみれに… ! 水、水 ! |
ジュード | あ、待ってファラ ! いま水かけたら… ! |
キール | ぎゃあああああ ! |
レイア | わぁー ! キールが泡人間に… !待ってて、キール、 今デッキブラシでこすってあげる ! |
ファラ | わたしも手伝うね ! って、床が滑るー ! ! |
キール | ごふっ…。 いいパンチだ…。 助けてくれ、ジュード ! |
ジュード | あ、あはは…。 レイアとファラって、似てるよね…。 |
キャラクター | やっぱりレイア |
レイア | ふっふっふっ……。上がり、っと !お疲レイアー ! |
デゼル | くそっ、またかよ ! |
ヒルダ | ふふ、お得意の風読みもウィスには発揮されないみたいね。 |
レイア | あー、勝負って楽しい♪こう、燃えたぎるよね ! |
スパーダ | 勝つから楽しいんだろ、お前は。さっきからレイアとヒルダの一騎打ちじゃねェか。 |
レイア | それそれ。わたしたちに足りないのはスリルだよ。ね、次負けた人は罰ゲームなんてどう ? |
スパーダ | おもしれェ、後で吠え面かくなよ ?で、罰ゲームの内容は ? |
レイア | うさぎ跳び百回とか ? |
ヒルダ | あんたねぇ……。そういう体力バカみたいなのは却下。 |
レイア | えー、ダメ ? それなら、何か恥ずかしい過去を暴露 ! |
スパーダ | レイアの恥ずかしい話聞いてもなぁ……。なんか想像つくというか。 |
レイア | 失礼だなぁ。でもさ、スパーダだって、デゼルとヒルダの話とか気になるでしょ ? |
スパーダ | ヒャハハハハハハ !言えてる ! よし、レイア、協力しようぜ ! |
デゼル | お前ら……いい性格してるな。 |
ヒルダ | ふたりまとめて沈めてあげるわ。 |
レイア | よし、勝った~ !ギリギリセーフ ! |
デゼル | ってことは……罰ゲームはヒルダだな。 |
ヒルダ | あんたたち、賭けるとなったら途端に強くなったわね……。 |
レイア | 待ってましたー !じゃあさ、ヒルダの初恋の話、教えて ? |
スパーダ | 女ってそういう話好きだよなー。でもま、いっちょ特大の赤面エピソード、頼むぜ ! |
ヒルダ | 初恋、ねぇ……。 |
デゼル | 昔過ぎて思い出せねぇか ?天族みたいに何百年と生きてるんでもないだろ。 |
ヒルダ | ……ぶつよ ?ただ、そうね……。 |
レイア | ストップストーップ ! ! |
スパーダ | うぉっ ! ? なんだよ急に。 |
レイア | ごめんね、ヒルダ。そんな大事なこと、簡単に言えるわけないよね。罰ゲームはやめにしよう ? |
ヒルダ | あ、ら ? |
レイア | 一番大事な思い出を、土足で入り込んじゃダメだよね。わたし、乙女失格だな。 |
ヒルダ | え、ええ……。 |
レイア | なんか、わたしじんと来ちゃった。今日はウィスは終わりね !おやすみなさい ! |
ヒルダ | ……私何か話してた ? |
デゼル | ヒルダの表情だけでレイアには美しい物語ができあがっちまったんだろ。 |
スパーダ | わっかんねェヤツだな。ヒルダ、レイアを占ってくれよ。 |
ヒルダ | ……レイアを示すカードは“愚者”。ポジティブで、好奇心旺盛で、何にでもなれるまっさらな存在……。 |
デゼル | やれやれ、まさにって感じだな。 |
キャラクター | 真実と |
レイア | これが活伸棍・神楽でぶんぶん回して焼いたわたしたちのピザだよ ! ! |
アリーシャ | レイアのおかげで最高のピザができた。サイダー味という発想は思い浮かばなかったよ。きっとエドナ様にも喜んでいただけるだろう。 |
レイア | わたしもジュードやミラたちに差し入れしてそのあと活伸棍・神楽で作ったピザについて記事の草稿を書こうっと。 |
アリーシャ | レイア出版部の活動か。そういえばレイアは元の世界では看護師見習いだったと言っていたな。どうしてここでは記者をやってみようと思ったんだ ? |
レイア | そんなに大した理由じゃないんだけど未来のわたしが記者をしているってルドガーとエルから聞いて興味を持ったんだ。 |
レイア | それでアークでのプエラ・エテルナの広報活動としてちょっと記者みたいな仕事を手伝ったりとかしてたらけっこう楽しいし、やり甲斐を感じてさ。 |
レイア | あと、すっごく大変だけどようやくわたしにもできることが見つかったって思ったんだ。 |
アリーシャ | ようやく ? レイアにはできることが他にもたくさんあるじゃないか。 |
レイア | なんて言うんだろう。わたしはさ頑張れば自分の理想に届くと信じていたけど必ずしもそうじゃないっていうのもわかったの。 |
レイア | わたし自身だってうまくいかないことも多いけど物事の真実を追求し、向き合うことならこんな自分でもできるかもって思ったんだ。 |
アリーシャ | 真実と向き合うことか……。 |
レイア | それも簡単じゃないけどね。 |
アリーシャ | そうだな。私もマルトラン師匠のことを……。 |
レイア | 努力家のアリーシャなら大丈夫だよ。一緒に技を磨きあったわたしが保証する。 |
アリーシャ | がんばり屋のレイアに努力家だと褒められるとはな。ならば私もレイアなら大丈夫だと保証しよう。 |
レイア | 自分との闘いだけど独りじゃない。なんだかこういうふうに話し合える新しい仲間ができて嬉しいよ。 |
アリーシャ | ああ。私も嬉しく思う。 |
レイア | よしっ、なんか気分が高まってきた !ピザを届けたら、また一緒に修行しよっか。 |
アリーシャ | そうだな。私も思いきり体を動かしたいと思っていたところだ。 |
レイア | それじゃあ行こう !また二人で活伸棍・神楽だよ ! ! |