プロフィール
彼女は異世界のすべてのセルシウスの意識と記憶を有し、ティル・ナ・ノーグの精霊として目覚める。雪の結晶のように儚げで美しい容姿と、それに見合う冷静で繊細な性格を持ち合わせ、その細い体躯から繰り出される体術は見た目からは想像できないほど力強い。知己の仲間たちと、共に世界の秩序を取り戻すため氷狼を従え力を貸す。
ミリーナの一言
まさかセルシウスが一緒に戦ってくれるなんて思っていなかったから、とても心強いわ ! セルシウスはね、少し熱っぽいって相談したら氷を出してくれたり、エドナ様とのお茶会用にってかき氷を用意してくれたり……。クールな一面もあるけど、とても優しい子なの。
コーキスの一言
セルシウスとイフリートって仲がいいのか悪いのか分かんねぇ。単に氷と炎で相性的なものがあるんだろうけどさ、なんかそれだけじゃない気もするんだよなぁ。あと、頭いい人たちがセルシウスを気にしてるのが心配だよ。クラース様は研究対象が増えたって喜んでるし、ジェイド様とかリフィル様も時々すげぇ怖い目でセルシウスを見てるんだよな……。
キャラクター | ここのこれから |
---|---|
セルシウス | HUMM~♪ |
レイヴン | ……片隅で一人、もの憂げな表情で静かに歌うクールビューティ……。 |
セルシウス | ! ! |
レイヴン | おっさん、メロメロ ! !ねぇねぇ~近くで聞いていい~ ? |
セルシウス | 近寄るな ! |
レイヴン | どっひえ~ ! 凍っちゃ……う……。 |
セルシウス | はぁ……。 |
ヴェイグ | ……無遠慮に距離を縮められるのは苦手か。 |
セルシウス | ヴェイグ……。仲間なのにね。ダメだってわかってるんだけど……。 |
ヴェイグ | ……オレも苦手だ。 |
セルシウス | そうなの。 |
ヴェイグ | ああ。 |
セルシウス | ……。 |
ヴェイグ | ……。 |
セルシウス | ……ふ、うるさくないのはいいけど、話さないと用事がわからないわ。 |
ヴェイグ | ……すまない。氷の力を扱うのにいい先生がいると薦められたんだ。 |
セルシウス | 先生 ? 私が ? |
セネル | 俺もいいか、セルシウス。一緒に格闘術の稽古をしたい。 |
セルシウス | セネルまで…… ?……そう、誰かの差し金ね。 |
セルシウス | 不思議なものね……。わたしは全ての異世界の記憶を持つ精霊となったんだけど……。 |
セルシウス | 一つ聞かせてもらえるかしら。 |
セネル | ん ? |
ヴェイグ | 何だ ? |
セルシウス | 二人とも、今の状況に不安はないの ?あなたたちに……顔見知りはほとんど居ないわけだけど。 |
ヴェイグ | ……ないと言えばウソになる。 |
セネル | 俺もだ。けど、ここで俺たちは新しい—— |
セルシウス | わかったわ。その先は言わなくても大丈夫。 |
セルシウス | ……いいわ。あなたたちなら。一手指南してあげる。手加減はしないわよ。 |
セネル | 望むところだ。 |
ヴェイグ | ああ ! |
エドナ | ……ワタシの人選は正しかったようね。レイヴン、あなたの犠牲も尊かったわ。 |
レイヴン | ひ……ひどすぎるよ……エドナちゃん……。 |
キャラクター | セルシウスの弱点 |
ライラ | キールさん ! お見事ですわ ! |
キール | ようやく話が合う奴に出会えた。心から嬉しく思うよ。 |
クレス | これからもこの三人で切磋琢磨していこう。 |
セルシウス | あら。ずいぶんと盛り上がっているじゃない。 |
エドナ | よく三人の話している内容を聞いてから言って欲しいものね。 |
リッド | まったくだぜ。ダジャレが寒すぎて部屋が凍っちまいそうだ。 |
キール | それはお前たちがぼくたちの高度なダジャレを理解出来ないからだ。だいいちダジャレで部屋が凍るわけがないだろ。 |
セルシウス | ……ダジャレ ? |
ライラ | セルシウスさんも、ぜひ聞いていってください。さっきのキールさんのダジャレは長年生きた天族でも閃かない超一級品だったんですよ。 |
キール | こほん、それでは改めて……。 |
キール | 熊がミンツで冬眠つー ! |
セルシウス | …………っ。 |
リッド | うっ……いますげぇ寒気がしたぞ。 |
エドナ | せっかくの温かい紅茶が台無しね。 |
ライラ | こうちゃっいましたか ? 紅茶だけに♪ |
セルシウス | …………ぷふっ。 |
リッド | ハクションッ……ううぅ。寒すぎる……ってなんだこれ ! ?本当に紅茶が凍ってるぞ。 |
エドナ | ティースプーンごと凍ってるわね。抜こうと思ってもビクともしないわ。 |
クレス | 僕にかしてくれ。サジを投げるのは早いよ。 |
セルシウス | ぷっ…………あははははっ ! !お、お腹がよじれるっ ! !あははははっっ ! ! |
クレス | よかった。セルシウスにはウケて――……って、いや。ちょっと待ってくれ。この雪と風は……ブリザードか ! ? |
キール | こ、これは…… ! ?セルシウスの力が暴走している ! ? |
リッド | さみぃ……。どうすんだよ。ダジャレで本当に部屋が凍っちまったぞ。オレたちも、氷付けに……なっちまいそう、だ。 |
エドナ | アナタたち。何てこと、してくれたの……。 |
セルシウス | あは、あははっ……はぁ。面白かった。 |
五人 | …………。 |
セルシウス | …………はっ ! ?あ、あの、これは……。 |
クレス | ……えっと、これからはセルシウスの前で、ダジャレを言うのはやめようか。 |
セルシウス | ご、ごめんなさい。笑わないように気を付けるわ……。 |
キール | くしゅん。そ、それはそれで寂しいが……こ、これ以上……凍える、のは―― |
三人 | こーりごーり……。 |
セルシウス | あははははっ ! ! ! ! |
セルシウス | ――はっ ! ? |
エドナ | こーりない人たちね。 |
リッド | もう……やめてくれ……。 |