プロフィール
イクスの鏡精である彼は、イクスの力が強まったことにより、成長した姿となる。彼はミリーナを守護する役目を全うするため、決意する。鏡の檻の中に閉じ込められ、時を刻み続けるマスターと必ず再会することを。例え自分の中に疑念が沸いたとしても。
ミリーナの一言
鏡精は、心の中の理想や、抑圧している感情などが干渉して作られる心の半身。コーキスのあの性格はイクスがなりたい姿だったのかしら。急に大きくなって戸惑っているはずなのに、私のことをいつも気にかけてくれるの。ちょっとぶっきらぼうだけれど、本質的にはイクスと同じで、とても優しい子なのよね。
コーキスの一言
いきなり成長した時はびっくりしたけど、マスターにミリーナ様やみんなのことを任されたからには、ちゃんと守りたいって思ってる。でもまだわからないことだらけで戸惑うことが多いし、判断にも自信がないよ。マスターみたいに勉強が好きならよかったぜ。まぁ、でも、一から頑張るしかないよな。
キャラクター | #N/A |
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カーリャ | う~む。 |
コーキス | な、なんだよ先輩。さっきから俺の周りをグルグルと。 |
カーリャ | 本当に随分大きくなりましたよね。この間までカーリャと同じサイズだったのに……。 |
カーリャ | カーリャもこのサイズになったら、ナイスバディのスーパー美少女になれるんですかね ! ? |
カーリャ | むむむ ! メンズ鏡映点さまたちの視線を独り占め…… ! |
コーキス | 何一人で盛り上がってんだか……。 |
カーリャ | コーキス ! 大きくなってから何か反応が冷たいですよ ! ? |
カーリャ | カーリャはツッコミ役がいなくなってちょっと寂しいかもです……。 |
ミュウ | カーリャさん元気出してほしいですの……。 |
ミュウ | そうですの !オーデンセベニテングタケを食べればカーリャさんも大きくなれるですの ! |
ミュウ | ボク、あの森に行って探してくるですの ! |
ルーク | ミュウ、やめとけって。確かあのキノコは、成長するんじゃなくて単にサイズがデカくなるだけだろ。 |
コーキス | でかい先輩とかマジ、ホラーだ……。 |
カーリャ | ホラーってどういう意味ですか ! |
コーキス | あーもーっ !……わ、悪かったよ、先輩。 |
コーキス | 俺、ちょっと戸惑ってるんだ。急にこんな姿になって気持ちもなんとなく昔と違う感じでさ。 |
コーキス | みんなにも変わった変わったって言われて……そりゃ変わるだろ。マスターがあんなことになったんだから。 |
ルーク | うん……。色々あったら変わるよな。 |
カーリャ | コーキスも……悩んでたんですね。ごめんなさい……。 |
ルーク | なぁ、コーキス。俺、変わるって別に悪いことじゃないと思うよ。 |
ルーク | 生きていれば色々あるし色々あれば変わるだろ ? |
ルーク | 変わるものがあってもいいし変わらないものがあってもいいんじゃないかな。 |
コーキス | 変わるもの……変わらないもの……。そうだな。うん、ありがとうルーク様。 |
ルーク | へへ、弟分ができたって感じだな。これからも頑張ろうぜ、コーキス。 |
コーキス | ああ。ルークのアニキ !それにカーリャパイセンとミュウも ! |
ミュウ | はいですの ! |
カーリャ | うんうん。変わったけど変わってない。やっぱりコーキスです ! |
キャラクター | #N/A |
コーキス | すぅー……すぅー……。 |
ユーリ | うん ? 寝息の主はコーキスか。本を読んでいるうちに寝ちまったみたいだな。 |
ジュード | コーキス、起きて。こんなところで寝ていると身体に悪いよ。 |
コーキス | ん、んん……。あれ……チャンピオントロフィーは……。 |
ユーリ | よぉ、チャンピオン。いい夢みてたところ起こして悪いな。 |
コーキス | ユーリ様 ! ジュード様 !あれっ……俺、また寝ちゃってた ! ? |
ジュード | そういえばこの前も本を読みながら寝ちゃってたよね。 |
コーキス | どうしても本を読むのって苦手でさ。読んでるうちに眠くなってくるんだ。 |
ユーリ | ハハ、お前もオレと同じ、じっとしてるの苦手なタイプだもんな。 |
ジュード | けど、どうして読書をはじめたの ? |
コーキス | 完璧な準備のためには、知識が必要だからな。そのためには本がうってつけだろ ?まぁこれはマスターの受け売りなんだけどさ。 |
コーキス | あと……マスターが本、好きだったのもある。いまは読める状況じゃないから代わりに俺が読んでおこうと思ったんだ。 |
ジュード | 鏡士と鏡精は感覚とかが通じ合っているから……か。イクスのことを想ってだったんだね。 |
ユーリ | まぁ、確かにあいつは本読むの好きだったけどな。お前が興味のないことを無理してやる必要なんかねぇさ。 |
コーキス | ……そうなのか ? |
ジュード | そうだよ。人には向き不向きがあるんだから。コーキスはコーキスなりのやり方でイクスに何か届けられるのが一番じゃないかな。 |
コーキス | ……うん、そうだよな。何だか、ちょっと楽になった気がする。 |
ユーリ | お前には頼りになるパイセンたちもついてんだ。肩の力抜いて楽に行こうぜ、コーキス。 |
ジュード | そうそう。気軽に相談していいからね。 |
コーキス | へへっ。ユーリ様、ジュード様、ありがとうな。いま、きっとマスターに届けられたと思う。 |
コーキス | こんな頼れるアニキたちがついていてくれてるんだって……。 |
ジュード | アニキって……そんな柄じゃないけどね。けど、元気がでたみたいでよかったよ。 |
コーキス | よっし ! それじゃあ読書は終了 !ユーリ様、ジュード様 ! 修行付き合ってくれ ! |
ユーリ | いっちょやるか。さっきまでルークの相手してたからウォーミングアップは要らないぜ。 |
ジュード | どうやらまた面倒みなくちゃいけない弟分が増えたみたいだね、ユーリ。 |
ユーリ | フッ、オレもじっとしてるのが苦手だからな。暇つぶし程度にはなるさ。 |
コーキス | 二人とも ! はやくクレス道場に行くぞ ! |