プロフィール
十年以上もの間聖剣に宿り、導師となれる心清らかな者を待ち続けた「湖の乙女」と呼ばれる火の天族。聖剣祭の折に起きた憑魔襲撃の際、スレイを導師と認め契約し、浄化の力を授け主神となった。憑魔についての深い知識を示しながら、スレイたちを導いていく。災厄の時代、穢れの元凶たる災禍の顕主を鎮めるために。
ミリーナの一言
今度こそ最後まで添い遂げる……。ライラの言葉すごく強かったわ。エドナ様が仄めかしてたけど、スレイさんの前の導師だった人とのことが関係してるって……きっと辛いことがあったのね。あんなに明るく振る舞ってるのに。私も後悔したくない。たとえ、この先に何が待ち受けていたとしても。ライラを見て、改めてそう思ったわ。
コーキスの一言
この前、外から帰ってきたらライラ様から言伝の手紙をもらったんだ。綺麗な色紙に、火であぶったみたいな焦げた感じの文字でさ。内容は別に急ぎじゃなかったんだけど、なんで手紙なのか不思議に思ったから本人に聞いたら、手紙を送るのが好きなんだってさ。言伝でも、形に残るって悪くないかもな。……俺も手紙書いてみようかな ?
キャラクター | ライバル登場 ? |
---|---|
ライラ | (ここでは霊応力や種族に関係なく私たち天族の姿が見え、声が聞こえるのですね) |
ライラ | (エドナさんはすぐ慣れると言ってましたが……私には時間がかかりそうですわ) |
クレス | ライラさん、ここにいたんですね。 |
ライラ | あなたは……クレスさん、でしたね。どうかされましたか ? |
クレス | ミントが紅茶のシフォンケーキを作ってくれたんです。よければ一緒にお茶でもどうですか ? |
ライラ | よろしいのですか ? |
クレス | もちろんです。ミントもたくさん作ったから是非、食べて欲しいと言っていました。 |
クレス | けいきがいいでしょう ?ケーキだけに。 |
ライラ | ―― ! ? |
クレス | えっ……あ、すみません。余計なこと言ってしまって。 |
ライラ | い、いえ。私も黙っていては場が\"こうっちゃ\"いますわよね。紅茶のシフォンケーキだけに。 |
クレス | っ ! ライラさん。やりますね。 |
クレス | よかったです。僕の発言で、ライラ、いらいらしてなくて。 |
ライラ | 名前ネタかつ回文 ! ?お、お見事です !クレスさん……やりますわね ! |
クレス | ははっ、ありがとうございます。それじゃあ僕は他の人たちにも伝えてきますね。またあとで。 |
ライラ | さて、こうしてはいられませんわね。 |
エドナ | ライラじゃない。ずいぶん張り切ってるみたいだけどどうかしたの ? |
ライラ | エドナさん。私、少しだけここでやっていける自信がつきましたわ。 |
ライラ | まずはお茶会用にネタ作りを頑張ります。クレスさんにも負けませんわ。 |
エドナ | ……ライラは燃えてるようだけどお茶会は冷え冷えになりそうね。 |
キャラクター | しりとり大会 |
ライラ | クルスニクの槍(や「り」) ! |
ザビーダ | り、り……リタ・モルディ「オ」 ! |
ライラ | オニギ「リ」 ! |
ザビーダ | また「り」かよっ ! ?り、り…………出てこねぇ ! ! |
デゼル | ザビーダ。タイムアウトだ。 |
ザビーダ | くっそ。俺様としたことが。ライラが「り」でハメてくるとはな。 |
ミクリオ | ザビーダが「ま」で攻めていたのをうまく乗り越えてからライラの逆襲がはじまったね。 |
エドナ | 解説はそのくらいにして第一回天族・聖隷しりとり大会の優勝者は―― |
ライラ | 私ですわね !この大会に備え日夜特訓に励んできた甲斐がありましたわ ! |
ミクリオ | ライラ、嬉しそうだな……。というかそんな練習していたのか。 |
ライフィセット | ライラ、おめでとう。それにザビーダもアイゼンもすごく強かった。なにかコツとかあるの ? |
ザビーダ | こいつは長年生きた天族がなせる技だ。ライフィセットにはちと難しいかもな。 |
アイゼン | 長い人生の中で獲得した語彙と閃きしいていうならそれが勝利の秘訣だ。 |
ライラ | あの……褒められるのは嬉しいのですがあまり年齢に関する話をされるのは……。 |
ザビーダ | ともかく天族・聖隷の代表は決まったわけだ。あとは任せたぜ、ライラ。 |
ライラ | はい ! 心得ていますわ。お二人も、準備はよろしいですね ? |
マーテル | ええ。いつでもどうぞ。 |
ローエン | 美女二人が相手ですか。緊張してしまいますね。どうか、お手柔らかに。 |
アイゼン | やはり決勝戦に残ったのは年長者たちか。この勝負、一日では到底終わらんぞ。 |
ミトス | 姉さま、頑張って ! |
レイア | いっけー ! ローエン ! |
ライラ | では、いざ尋常に勝負ですわ ! |
ミクリオ | ふっ。ダジャレ大会に、しりとり大会か。僕たちの中でライラが一番馴染んでるように思えるな。 |
エドナ | 年の功よ。 |
ライラ | だから年齢の話はやめてください~ ! ! |
キャラクター | 抗えぬ丸まりの魅力 |
リンウェル | フルル ? フルル~ ? |
リンウェル | あれ~ ? どこ行っちゃったんだろ。 |
シオン | リンウェル、どうかしたの ? |
リンウェル | シオン ! あのね、フルルが急に飛んでっちゃったの。たしかこっちの方角に―― |
フルル | フル~ ! |
リンウェル | あ ! もう、フルルったら !心配したじゃない。どこ行ってたの ? |
シオン | ……なんだか、フルルから甘い匂いがするわね。ケーキ ? いえ……クッキー ? |
リンウェル | ……。ほんとだ。フルル、もしかして何か食べたの ? |
フルル | フルル~。 |
ライラ | フルルさん、まだまだありますよ~。戻ってきてくださいな。……はっ ! |
リンウェル | ライラ……。手に持ってるそれは、何…… ? |
ライラ | こ、これは…… ! 違うんですっ !フルルさんのために焼いたクッキーなどではけっして…… ! |
シオン | やっぱりクッキーだったのね。渡してもらうわよ。……フルルからする匂いと一致するわ。 |
リンウェル | ライラ、勝手にあげちゃダメだよ。鳥にとって肥満は大敵なんだからね ! |
シオン | そうよ。鳥だって丸々と太ってしまったらダイエットが必要なんだから。 |
ライラ | そんな !もっと丸まりを極めたフルルさんのお姿を拝見したかったのに…… ! |
リンウェル | 丸まり…… ? |
シオン | そういえば、お茶会でエドナから聞いたことがあるわ。ライラは丸まりにこだわりを持つ丸まリストだって。 |
リンウェル | ま、丸まリスト…… ? |
ライラ | そうなんです !フルルさんは完璧なのです ! |
ライラ | 白くて丸いフォルム……まん丸のお目々……そしてなんといっても、この触り心地 ! |
フルル | フルゥ~。 |
リンウェル | フルルの可愛さをわかってもらえるのは嬉しいけどそれとこれとは別。クッキーはもう食べちゃダメだからね。 |
フルル | フル~ ! ! |
シオン | ……それにしても、美味しそうな焼き菓子ね。鳥専用なの ? |
ライラ | いいえ。鳥さんも食べられるように材料は厳選していますが、人間も食べられますよ。おひとついかがですか ? |
シオン | ……いただくわ。はむっ……たしかに……なかなか美味しいわね……。 |
フルル | フル~…… ! |
ライラ | うふふ、喜んでもらえて嬉しいです !今度シオンさんとリンウェルさんのためにたくさん焼いてきますわね。 |
シオン | はむっ……お願いするわ。 |
リンウェル | ……この調子じゃ、シオンもまん丸になっちゃうかも……。 |