クレア・ベネット
「私は私が出来ることでみんなの力になるわ。」
テイルズ オブ リバース
性:女
年齢:17歳
身長:163cm
体重:45kg
CV:安田 未央

プロフィール

山間の村に暮らすごく普通の少女であったクレアは、幼馴染みであり家族同然に育ったヴェイグの氷のフォルスが暴走し、一年もの間、氷に閉じ込められ眠っていた。しかしそれは、彼女に迫る大きな運命のほんのはじまりでしかなかった。ヒューマとガジュマ、二つの種族間に横たわる軋轢の中で、クレアは女王アガーテとその運命を交錯させる。クレアは戦う力を持たない。だが、決して守られるだけの弱い少女ではない。他者への敬意と慈愛、それを貫けるだけの強い心を持っている。

ミリーナの一言

クレアさんは、アジトを支える縁の下の力持ちね。たくさん仲間が増えたからお掃除やお洗濯、食事の用意もクレアさんがいないと回らないわ。でも、一番はやっぱり「そこにいてくれる」ってことかしら。激しい戦いを終えて戻ると、いつもクレアさんが温かい食事を作って待っていてくれるの。それだけで「帰ってきた」って気持ちになれる。普通で当たり前のことが、とても幸せなことなんだって、きっとクレアさんは知っているのね。

イクスの一言

クレアは、とても勇気のある人だと思う。武器を持つことはそれほど難しくない。武器を向ける相手や、武器をふるって起きた結果に責任は持たないといけないけどね。でも、クレアは最初から武器を持たない。目に見える敵を相手にするわけでもない。だからといって戦っていないわけじゃないんだ。理不尽なことや悲しい出来事に、面と向かって自分の言葉で何か言えるって簡単じゃないよ。


キャラクター#N/A
イクスうーん……。
ミリーナどうしたの ?  イクス。
イクス少し、気になることがあるというか。おかしいなと思って。
カーリャおかしい、ですか ?
イクスさっき、キッチンで料理を作ってるクレアを見たんだ。
コーキスそれのどこがおかしいんだ ?
カーリャクレア様のお料理美味しいですよねー。
イクスいやいや、そういうことじゃなくてさ。その前は洗面所の掃除をしてたんだ。
イクスで、その少し前は洗濯をしてたしさらに少し前には共有スペースで椅子の脚を拭いてた。
ミリーナそういえば、ついさっき私もクレアさんが植木に水をやってるのを見たわ。
カーリャカーリャは朝早くに庭の草むしりをしてるのを見ましたよ
コーキスそういえば、夕べ遅くに繕いものをしてた……。
イクスクレアって、いったいいつやすんでるんだ?
イリアねえねえ、クレアさん。顔拭くタオルどこー ?
クレアタオルね。はい、これを使って。
ルビアクレアさーん !  どうしよう ! お洋服にトマトソースこぼしちゃった !
クレアそれならすぐにしみ抜きするわね。
パスカルやっばーい !  実験してたらカーテン焦げちゃったー。
クレアまあ、大変。それじゃ、当て布をして直しましょうね。
クラース少し調べたいことができた。調査に──
クレアはい、よかったらお弁当持っていってください。
クラースあ、ああ……助かる。
クレアさてと、それじゃお掃除にお洗濯に……。そうだわ、みんなのお布団も全部干しちゃいましょう。
イクスやっぱり、これは……。
ミリーナそうね。ちょっと良くないかも。
ヴェイグクレアが、働きすぎている ?
ミリーナええ、朝から晩までずーっとアジトの中をあちこち走り回って働いてるの。
ミリーナすごく助かってるのは事実なんだけどさすがに申し訳なくって。
イクスなにより、あんなクレアが心配だよ。働きづめで身体を壊したりしないかって。
ヴェイグそうか……実はオレも気になっていた。どうやら少し張り切りすぎているようだな。
ミリーナみんな少しクレアさんに頼り過ぎだと思うの。
ミリーナ今の状態が当たり前になるのは誰にとっても良くないわ。
ヴェイグそう言われると、耳が痛いな。オレもクレアに頼り切りだからな。
ヴェイグだが、オレが働くなと言っても無駄だと思う。クレアのことだ、結局なにか仕事を見つけてしまうぞ。
イクスうん、そうだと思う。だから、ヴェイグにはクレアを連れだしてもらいたいんだ。
ヴェイグクレアを連れ出す…… ?
クレアねえ、いったいどこへ行くの?そろそろ教えてほしいわ。
ヴェイグいや、目的地はとくには……ない。
クレアじゃあ、どうして私に着いて来いだなんて……。
マオまあまあ、いいじゃない。目的なんかなくてもサ。
アニーずっとアジトの中にいたんじゃ、不健康ですよ。たまにはこうしてお日様の下を歩かないと。
クレアそれは、そうかもしれないけど……
ヒルダちょっと、クレア困ってるわよ。もっと良い口実はなかったの ?
アニーそう言うなら、ヒルダさんが考えてくださいよ。
マオほら、ユージーンも何か言ってヨ !
ユージーンう、うむ……そうだな。
ユージーンあー、日の光をしっかり浴びることが綺麗な毛並みを保つ秘訣だ。
ユージーン俺も、王に謁見をする前日などはしっかりと日に当たり身だしなみを整え──
マオ…………。
ヒルダ…………。
ユージーンな、なんだ。その顔は。
マオもー、もうちょっとマシな言い訳なかったの ?それに、クレアさんに毛皮はないヨ !
ユージーンむ、そうだった……すまん。
クレアみんな、どうしたの ?なんだか様子が変よ。
クレアまるで、何か隠し事してるみたい。
マオギクぅ…… !
アニーそ、そんなことないですよ !わたしたちいつも通りです !
クレアヴェイグ……。
ヴェイグな、なんだクレア。
クレアちゃんと私の目を見て。
ヴェイグむ……。
マオマズいヨ !  あのヴェイグがクレアさんに隠し事なんてできるわけないヨ !
アニーヴェイグさん、絶対に目を合わせちゃダメですよ !
ヴェイグむむむ……。
ヒルダいい加減にしたら ?  ここまで連れ出せたんだからもう隠すこともないでしょう。
ユージーン確かに、我々の目的はクレアさんを外に連れ出して息抜きをしてもらうことだったな。
クレアそれって……。
ヴェイグすまない、クレア。騙したわけではないんだ。
ヴェイグただ、本当のことを言えばお前は気兼ねしてちゃんと休めないんじゃないかと思ったんだ。
ユージーン待て。その話は後にした方がいい。
魔物グルルルルゥ……。
マオだね。どこかから魔物が集まってきちゃったみたいだ。
ヴェイグクレア、話は後だ。下がっていてくれ。

キャラクター#N/A
ユージーンおおかた片付いたな。
ヴェイグクレア、大丈夫か ?ケガはしていないか。
クレアええ、私は平気よ。
ヒルダここは魔物なんか出ない安全なところじゃなかったの ?
アニーそう聞いてたんですけど……。
マオ匂いにでも釣られたんじゃない ?
マオクレアさんが持ってるそのバスケットさっきからいい匂いがしてるヨ。
ヴェイグちょうどいい、この辺りで少し休憩にしよう。クレアに事情も説明するべきだろうしな。
クレア私が働きすぎ ?
ヴェイグああ、イクスたちがずいぶん気にしていた。みんなしてクレアに頼り過ぎなんじゃないかと。
クレアそんなの気にしなくていいのに。私が好きでやっているんだから。
ヒルダそうね、実際みんな助かってるわ。でも、そうじゃない人もいる。
クレア私、迷惑だった…… ?
ヒルダ迷惑なんじゃなくて、申し訳ないのよ。
ユージーン自分で出来ることを、人任せにできない者もいる。こればかりは性分やプライドの問題だからな。
アニー誰かに頼るって、実は難しいですよね。
マオボクはもっと気楽にすればいいと思うけどネ。やってくれるんだからそれでいいじゃない。
ユージーンおまえはもっと遠慮をおぼえるべきだな。
ヴェイグみんな、クレアのことを心配したんだ。働きすぎじゃないか、身体を壊さないか、と。
クレア私、少し張り切りすぎてたかもしれないわ。みんなと違って私は戦うことができないから。
ヴェイグお互いに、少し気を遣いすぎていたのかもな。
マオつまり、もっとみんなと仲良くなればいいんじゃない ?
アニー仲良く、なる ?
マオだって、ヴェイグはいつもクレアさんにお世話されてるけど申し訳ないとか思わないでしょ ?
ヴェイグいつも感謝はしている。
クレアヴェイグは、口には出さないけどいつも私のことを気遣ってくれてるわ。
マオほらね、仲が良いと口に出さなくてもわかるんだヨ。
マオだから、クレアさんがもっとみんなと仲良くなれば心配させたり申し訳ないと思うこともないんじゃない ?
ユージーンなるほどな、それは一理ある。
アニーでも、仲良くなるって具体的にどうすれば……。
ヒルダ……これでいいんじゃない ?
ヒルダこんな風に、他の仲間たちとも話をすれば ?クレアのお茶とお菓子があれば話も弾むでしょう。
マオそれいい !  クレアさんにも息抜きになるしネ !
ヴェイグクレアのお茶会か……。いいかもしれないな。
クレア私が、みんなを招くのね……なんだか楽しそう。美味しいお菓子をたくさんつくらないと。
ヴェイグオレたちも手伝おう。帰ったら、イクスたちに話してみるか。