プロフィール
ロイドたちの前に「暗殺者」として現れた彼女は、繁栄世界テセアラから向けられた刺客だった。しかし、彼らと共闘し精霊との契約を続けていく中で、彼女は自分が本当に果たすべき使命と向き合うことになる。二つの世界がお互いを犠牲にしなくてもいい世界を作るため、そして、信じてくれた仲間たちのために、彼女は己の過去を乗り越えていく。
ミリーナの一言
しいなは符術と召喚術を扱う忍者なの。すごくりりしくてしっかりしているんだけれど、意外とコレットにも負けないようなドジをすることもあって、そのギャップがとっても可愛いわ。ただ強がってしまうところがあるから、誰かが支えてあげないとちょっと心配なの。しいながこの世界でリラックスできるようにしてあげたいわ。
イクスの一言
しいなって物事をはっきり言うっていうか、いつも気合いが入る言葉をくれるんだよ。考えるより動けって感じで、俺みたいに最初の一歩を踏み出せない人間には、すごく頼りになるんだ。それとロイドと話していると、不意にしどろもどろになったり、顔が赤くなったりするんだ。理由は想像つくけど、肝心のロイドはそういうのに興味なさそうだから、大変だなって思うよ。
キャラクター | 腐れ縁 |
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クラース | セルシウスの召喚は無事、成功したようだな。 |
しいな | ああ、あんたたちのおかげサ。お礼といっちゃなんだけど、精霊のことなら少しは協力できると思うよ。 |
しいな | といっても、こっちの世界じゃ精霊研究所で学んだことが役に立つかは分かんないんだけどサ。 |
キール | そんなことはない。違う世界の精霊の知識だって立派な研究対象さ。 |
クラース | 現に、私やしいなの召喚術はアニマチャネルの活性化が必要であるとはいえ元の世界の召喚術を土台に行っている。 |
クラース | キールたちが扱う晶霊術の理論の応用が成功すれば彼らも召喚術が使えるようになるはずだ。 |
キール | とまぁ、こんな感じでぼくたちの研究は日々進んでいるというわけさ。 |
クラース | 無論、焦って結果だけを求めてしまわないよう気を付けなくてはいけないがな。 |
キール | この前のセルシウスの説教が効いたみたいだな、クラース。 |
クラース | 全く、小言を言われるのはミラルドだけで十分だと言うのに……。 |
しいな | やっぱり、あんたたちは精霊ともちゃんとコミュニケーションを築いてるんだね。 |
クラース | ああ、精霊との対話は我々召喚士にとっては必要不可欠だからな。その点も踏まえて、今後の研究課題を……。 |
? ? ? | お~い、会いたかったぜ、スイートハニー ! |
しいな | げっ、その軽薄な声は……。 |
ゼロス | じゃ~ん、俺さま、登・場 ! |
しいな | ゼロス ! やっぱりあんたかい !っていうか、誰がスイートハニーだって ! ?このうかれトンチキ ! |
ゼロス | おいおいおい、久々に会えたからってそんなに嬉しそうな顔するなよー ! |
しいな | この顔が嬉しそうに見えるなんてあんたも相変わらずおめでたいね ! ? |
キール | ……ゼロス、ぼくたちは今から大事な会議があるんだ。うるさくするなら、部外者には出て行ってもらうぞ。 |
ゼロス | 部外者とは失礼な言い方だな、キールくん。俺さまだって立派な関係者よ。 |
キール | なに……関係者だと ? |
ゼロス | そうそう、俺さまとしいなは元の世界では将来を約束した恋人…… |
ゼロス | ゲホッ ! ? |
しいな | このアホ神子 ! !適当なこと言ってると殴るよ ! ! |
ゼロス | だから殴ったあとに言うなっての ! ? |
キール | ……どうする、クラース ? |
クラース | やれやれ、せっかくの再会だ。会議は少し時間を置いてから行うことにしよう。 |
キャラクター | 友達 |
メルディ | クィッキー、今日もファラのオムレツ美味しかったなー。 |
クィッキー | クィッキー ! |
しいな | …………。 |
コハク | しいな、どうかしたの ?メルディたちをじっと見つめて。 |
しいな | ああ、いや……本当に仲が良いんだなって思ってサ。 |
メルディ | ……しいな、メルディたち見てコリンのこと思い出したか ? |
しいな | えっ ? あんた、コリンのこと知ってるのかい ? |
コハク | コリン ? |
メルディ | プレセア、言ってたよ。クィッキー、しいなの友達のコリンに似てるって。 |
コハク | もしかして、こっちの世界で具現化されたときに離れ離れになっちゃったの ? |
しいな | いや、もうコリンとは元の世界でも会えなくなっちまったからねぇ……。 |
コハク | それって……。 |
メルディ | ……しいな、寂しいか ? |
しいな | 寂しくない……って言ったら嘘になるね。けど、落ち込んでばかりもいられないよ。 |
しいな | それに、コリンはずっと、あたしを見守ってくれている……そんな気がするんだよ。 |
コハク | それって、きっとしいなとコリンのスピリアが繋がってるってことだよ。 |
しいな | スピリアって、あたしたちでいう心ってやつかい ? |
コハク | うん、スピリアが繋がっていたらどんなときも二人は一緒だって実感できるの。 |
メルディ | はいな。メルディとクィッキーも心、繋がってる ! しいなたちと一緒 ! |
クィッキー | クィッキー ! |
しいな | そうだね……、こっちではコリンを心配させないようにしないとね。 |
メルディ | だったら、コリンが心配しないようメルディ、もっとしいなと仲良くなる !一緒がいいよ ! |
コハク | わたしも ! |
しいな | なっ、なんかそういうのを面と向かって言われるのは恥ずかしいね……。 |
メルディ | あっ、ウィスやろう ! しいな !みんなが仲良くなる遊び ! |
コハク | 賛成 ! でもウィスのあとは無限滅殺オニごっこもやろうね ! |
しいな | ……ちょっと待ったッ !なんだい ! そのおぞましい名前のオニごっこは ! ? |
コハク | 大丈夫、絶対楽しいからしいなも気に入ってくれるよ。 |
メルディ | しゅっぱ~つ ! ! |
しいな | えっ ! ? ちょ、ちょっと ! ?二人であたしを引っ張らないどくれ~ ! ! |
キャラクター | この世界でしかできないこと |
しいな | ――やあっ ! |
しいな | ……うん、悪くないね。すずが来たら合わせてみよう。 |
ティア | あら ? しいなじゃない。 |
リグレット | 精が出るな。一人で鍛錬中か ? |
しいな | ティア ! リグレット !すずと約束してるんだ。新しい技の研究をしててね。 |
しいな | 二人も訓練かい ? |
ティア | いいえ。今日は違うの。ええと……その、教官と、お買い物に行くのよ。 |
リグレット | 元の世界では想像もできなかったようなことをしてみようとなってな。ティアとウィンドウショッピングとやらをするんだ。 |
しいな | へえ、素敵じゃないか !……で、なんだい、そのウィンドウなんちゃらって。 |
ティア | ふふっ。自由にお店を見てまわることよ。じゃあ、私たちは行くわ。訓練頑張ってね ! |
しいな | ああ、気を付けて行っておいで。 |
しいな | 元の世界では想像もできなかったようなこと、か……。 |
すず | しいなさん、もういらしてましたか。早速新しい技について……。 |
しいな | ねえ、すず。今日はちょいと違うことをしてみないかい ? |
すず | 違うこと…… ?別の忍術の鍛錬を行う、ということでしょうか。 |
しいな | いや、少し自分たちの型から離れるってことサ。さっきティアとリグレットに会ってね、面白い話を聞いたんだ。 |
しいな | 元の世界ではいろいろあった二人がこっちでは壁を乗り越えて新しい挑戦をしてる。なんだかえらく楽しそうに見えてサ。 |
すず | 新しい挑戦…… ? 新しい技でしたらこうしてしいなさんと研究できて充実した日々を過ごせていますが。 |
しいな | それはそうなんだけどさ。そればっかりだろ ?あたし、忍者じゃないすずのことはまだなんにも知らないと思ってね。 |
しいな | せっかくこの世界で巡り合えたんだ。忍者として生きていた元の世界では想像もできなかったことを、二人でしてみないかい ? |
すず | 想像もできなかったこと……例えばどのようなことでしょうか ? |
しいな | そうだねェ……。コハクたちとやった無限滅殺鬼ごっことか ? |
すず | それは確かに聞いたこともありません。が、忍者の技術は活かせそうな予感がします。……あ。 |
しいな | 何か思いついたのかい ? |
すず | 前にコレットさんがネヴァンさんと乗ったというかんらんしゃ、というものは少し気になります。 |
しいな | アルタミラのテーマパークだね !いいじゃないか、行こう ! |
すず | はい。高いところからだと暗殺対象が見つけやすいのかどうか、一度確認してみたかったのです。 |
しいな | あ、ああ……そうだね。微妙に忍者から離れきれてないけど……。まあ、いいか ! |
しいな | 二人で観覧車に乗ろうじゃないか、すず。さすがにちょっと遠いから、また今度になるけど約束だよ ! |
すず | はい、しいなさん。約束です。 |