クロエ・ヴァレンス
「これから世話になる。よろしく頼む。」
「人を救うこと、国を守ること、それこそが騎士の本分だ。力を貸そう!」
テイルズ オブ レジェンディア
性:女
年齢:17歳
身長:167cm
体重:49kg
CV:浅野 真澄

プロフィール

連綿と続くはずの日常。それは雨の夜に壊された。凶漢による両親の死、幼い彼女の手では支えられなかった家名は、周囲の嘲笑とともに取潰しとなる。彼女の胸に残る凶漢への憎悪と、肩の荷が下りたという安堵の相反する想い。狭間に揺れ動く心を抱えながら、進むしか道はなく。背負い続けた復讐の果て、乗り越えた先で、彼女は己が意思で剣を取る。生きる世界を、守るために。

ミリーナの一言

クロエとファラが真剣な顔でダイエットの話をしていたの。二人ともそんなもの必要ないと思うのに、体重や体形が気になるんですって。だから部分痩せできるストレッチを教えてあげたんだけど、クロエったら教えた量の十倍ぐらい鍛えてしまったみたいで、逆に体重が増えちゃったんですって。筋肉が付き過ぎちゃったのね。そんなやり過ぎなぐらい頑張るクロエも可愛いわね。

コーキスの一言

朝方に目が覚めて、道場の近くを通りかかったらクロエ様を見かけてさ。こんな朝早くからどうしたんだと思って声掛けたら、目一杯素振りに付き合わされたんだ。つーか、素振りは別にいいんだけど、朝飯食ったら素振り、昼飯食ったら素振りでずーっと素振りばっかなんだよな。途中からクレス様も感化されて素振り始めちまうし。結局丸一日素振りやらされて腕が痛ぇよ。鍛錬の鬼だぜ……。


キャラクター大切なこと
クロエふっ ! ふっ !
カロルやっ ! それっ !
ルカ……クロエ、カロル、朝からずっと素振りしてるね…… ?
クロエん ? ミルダか。何か用だろうか ?
ルカあ、ごめんなさい !用っていうか、朝からずっと素振りしてたみたいだったから……。
クロエアルベインもファラも先ほどまで一緒に稽古していたし、普通では ?
カロルうん。ボクもときどき特訓してたら朝になっちゃうことあるもん。
ルカふ、二人とも特訓が大好きなんだ……。
クロエべ、別にそういうわけではない。ただ、強くならなければならなかった。目的を達成するために……。
ルカ……強くならないと果たせない目的……きっとすごく大変なものなんだろうな……。
クロエああ、いや……。今は、もう当初の目的はいいんだ。
クロエけれど、いずれは国に戻り、もう一度騎士として家を立て直したい。それには、腕がなまってしまっては困る。
カロルそうなの ?
ルカ立て直すってことは、クロエの家は……。
クロエああ。両親が亡くなって、取り潰されてしまった。
カロルそうだったんだ……けどクロエは前を向けたんだ。それってすごいよ !
ルカ……クロエは、強いんだね。
クロエ……いや、強くなれたんだ。クーリッジと……仲間たちと共に歩んできたから……。
クロエ私が忘れない限り、ヴァレンス家の騎士の誇りは、なくなることはない。それに気づくことができた。
カロル仲間が一緒だったから……うん、そうなんだよね !
クロエああ、そうだ。
カロルよ~し ! もっと頑張らなきゃ !
ルカふふ。
クロエその意気だ、カペル !では特訓を再開しよう !ミルダも一緒にどうだ ?
ルカえ ? あ~……じゃあ、ちょっとだけ……。
カロルそうこなくっちゃ ! じゃ、何しよっか !
クロエでは素振りを今から四時間ほどやっておこう。
カロルへ ! ?
ルカ四時間 ! ?
クロエそれでは始めるぞ !
二人ええ~…… !

キャラクター自制
クロエこ、これは……。
ライラ焼き菓子を作り過ぎてしまって。クロエさんとセネルさんもよければ食べてください。
セネルありがとう。それじゃあ遠慮なく。
エドナこのクッキー、なかなかいけるわね。そっちのシフォンケーキもちょうだい。
ライラはい。どうぞ、エドナさん。
クロエう、うぅ…………。
セネルクロエ。体調でも悪いのか ?
クロエい、いや……そうじゃないんだ。
ライラ先ほどお昼を食べたばかりでまだお腹が空いていないとか ?
クロエいや……まだ昼は食べていない。どちらかと言えば、腹は空いている。
エドナならこれくらい全部ぺろっといけちゃうでしょ。
セネルいや、全部はさすがに――
クロエああ、その通りだ……。きっと全部ぺろっといけてしまう。
ライラですわよね !  クロエさん !
セネルなら、普通に食べればいいんじゃないか。
クロエそ、それは…………。
セネル?  ああ、もしかして体じゅ――
エドナ―― !
セネルいたっ !  いきなり傘でつつくなよ !
エドナワタシのお茶会の前でその話をしたらただじゃおかないわよ。
セネル意外と凶暴なヤツだな……。
セネルとにかくクロエ、気にしすぎだ。好きなものを我慢するあまりストレスを抱えるのも体に悪いんじゃないか ?
クロエ……クーリッジ。
クロエダ、ダメだ !  その甘えが身を滅ぼすんだ !そんな姿をクーリッジに晒すわけにはいかない !
セネルど、どうしてそうなるんだ ! ?俺は気にしないから食べればいいだろ !
クロエ気にしないだと ! ?おい、それはあんまりじゃないか !
セネルじゃあ俺はどう答えればいいんだよ !甘い物よりもそうやって感情的になる方を自制してくれ !
エドナ……騎士には変な子が多いわね。

キャラクター頑張るために必要なこと
クロエく……っ !  いい攻撃だ。だが、これはどうだっ ! ?
ロウうおっ !
クロエ一本あったな。
ロウあぁ…… !  くそー、悔しいな。もう一回頼む !
クロエもちろんだ。いくらでも相手になろう。しかしロウは体力があるな。一日中でも鍛錬していられるのではないか ?
ロウおう、まだまだ鍛え足りねえからな !そういうクロエだって、ほっときゃ夜通し素振りしてるってセネルが言ってたぜ。
クロエクーリッジめ……。まあ、あながち間違いではない。
クロエ私には成し遂げねばならないことがある。世界は違えど、ヴァレンス家の騎士として鍛錬をおろそかにすることはできないからな。
ロウ成し遂げなきゃならないこと、か。なんだかわかる気がするよ。
クロエお前とは良い鍛錬ができそうだ。……ん ?  魔鏡通信か。
シャーリィクロエ !  今どこにいるの ?
クロエシャーリィ。行き先を伝えずに出かけてすまない。どうしたんだ ?
シャーリィ美味しいクッキーが焼きあがったからみんなでお茶しようって話してるの。クロエも来ない ?
クロエわかった。もう少し鍛錬したら戻るよ。
クロエ待たせてすまない。ではもう一本手合わせを――
ロウなあ、クロエのそれ。他のやつらと違うんだな。
クロエん ?  私の魔鏡通信機か ?以前、得意な者に装飾をしてもらったんだ。
ロウへえー。なんか洒落てるっつーか可愛いっつーか。そういうの好きなのか ?
クロエあ、ああ……。騎士としてふさわしくない趣味だとは重々承知のうえだが……。
ロウそうなのか ?騎士ってのはよく知らねえけど趣味なんて人それぞれだろ。
クロエそれはそうだろうが……。なかなか後ろめたさが抜けずに隠したり、我慢したりしてしまいがちでな。
ロウそんな必要ないんじゃねえか。好きなもんや好きなことがあるとそのために頑張ろうって気になるし。
クロエ好きなものや好きなこと……か。確かに私は、こういった装飾が好きだ。可愛いものを見るのが好き……というか。
ロウふんふん。他には ?
クロエ他には……そうだな。皆と茶を飲み、甘いものを食べるのも好きだな。そんな時間があれば鍛錬をすべきなのだが……。
クロエ……いや、ロウの言うとおりだ。それらすべてを否定すると、苦しくなってしまうな。
ロウだろ。頑張り続けるためにもそういうのって大事なんじゃねーか ?  世界が平和になったとしても俺たちにはまだまだやることがあるんだしさ。
クロエああ。立ち止まらないためにも好きなものを大切にしていこうと思う。感謝するよ、ロウ。良い教訓を得た。
クロエ早速ですまないが……もう一本手合わせをしたら一緒にシャーリィの茶会に行かないか ?
ロウははっ。いいな。そんじゃ、速攻で勝負つけようぜ !