ヒルダ・ランブリング
「仕方ないわね、協力してあげるわ。」
「タロットカードの導きってやつかしら。」
テイルズ オブ リバース
性:女
年齢:21歳
身長:168cm
体重:48kg
CV:大原 さやか

プロフィール

ヒューマとガジュマ、異なる種族の間に生まれた彼女は自らの存在を否定して生き続けてきた。誰からも愛されず必要とされない私に居場所などない。そう思っていた彼女の心は、仲間と母の手紙に出会い氷解する。両親から授かった身体を受け入れた時、彼女に光が宿る。それは“ヒトの希望”となるだろう。

ミリーナの一言

ヒルダさんは大人の女性って感じでいつも落ち着いた雰囲気があって素敵なの。ヒルダさんがやる占いも良く当たるって評判だわ。タロットにはそれぞれ意味があって、向きによっても意味が変化するから奥深いわね。私のことも占ってくれるか今度頼んでみようかしら ?

コーキスの一言

ヒルダ様のタロットカードって占いができるだけじゃなくて、武器にもなるんだぜ !こういうのを一石二鳥って言うのかな ?それに、ヒルダ様のタロットカードは母親から譲り受けた大切なものらしいんだ。たまに大事そうにじっとカードを見つめてるときがあって、ヒルダ様にとっては特別なものなんだろうなって伝わってくるんだ。


キャラクターふたつの占い
メルディヒルダ、クレアから聞いたよ。占い得意か ?
ヒルダええ、あんたも占って欲しいの ?
メルディバイバ !  お願いするよ。
キール占いか……。あまり学術的根拠がないものは信用できないな。
ヒルダあら ?  タロットの歴史は古くからあるのよ。後世まで残っているということはそれなりの根拠があるからじゃないかしら ?
キールそっ、それは……。
メルディキール、疑うの良くない。クィッキー占いだってよく当たるって評判 !
キールいや、おまえがやる占いのほうがぼくに言わせれば疑う余地のあるエセ占いさ。
クィッキークィッキー ! ?
メルディキール、ひどいっ !ちゃんと見てから言うよ !
ヒルダあら、そういうことなら私も一緒に占ってあげるわ、キール。
キールいや、だからぼくは占いなんて……。
クィッキークッ、クッ、クッ、クッ……。クィッキー !
キールこの流れ、まさか……。
メルディクィッキー占い~、はじまり、はじまり~♪はいな、こんなん出ました~。
メルディ赤と白が混ざる女性は危険ー。頼み事は断るが吉ー。
キールなんだ……それは ?
ヒルダ要するに、あんたに災いが降りかかるってことよ。
キールなに ?
ヒルダ“塔”のカード。これから起こりうる厄災を暗示するカードよ。
ヒルダでも、これはあくまで未来の可能性。厄災を回避できるかは、あんたの行動次第かしらね。
キール赤と白……災い……まさか…… ! ?
パスカルあっ、捜したよキール。ねぇねぇ、調整終わったからあたしの作った発明品、試してみてよ !
キールパスカル ! ?だから、その話は何度も断ってるだろ !
パスカルえ~、座ったまま自動でマッサージしてくれる椅子なんて疲れも取れるし画期的じゃん。
キールそのマッサージする力が強すぎて疲れどころか意識が飛びそうになったんだぞ !あんな経験は二度とごめんだ !
パスカルあっ、待ってよー !今度はちゃんと安全なはずだからさ~。
メルディ……ヒルダ。キール、大丈夫か ?
ヒルダ占いにできるのは……指針を示す事までよ……。

キャラクター居場所
アルヴィンおっと、先客がいたか。
ヒルダアルヴィン ?
アルヴィンたまには一人で一杯やろうと思ったんだが。そっちも同じ考えだったみたいだな。
ヒルダ私は別に良いわよ。レイヴンみたいに余計なことを言ってこなければね。
アルヴィンあのおっさんも懲りないねぇ。美人とみれば見境ないときた。
アルヴィンどうせ口説かれるなら俺みたいな若くてハンサムがいいよな ?
ヒルダぶつよ。
アルヴィンははっ、冗談だって。それにしても、その酒……。滅多にお目にかかれない銘酒じゃないか。
ヒルダロゼが仕入れてくれたのよ。アスター商会にはお世話になったからそのお礼ってことでね。
アルヴィンおたくはアスターって商人のところで雇われていたんだったな。
ヒルダええ。まさかヴェイグたちまでこっちの世界にいたとは思わなかったけどね。あんたも似たようなもんでしょ ?
アルヴィンさあね。ジュードたちにとったら別の世界まで来て俺なんかと会いたくなかったかもしんねーしな。
ヒルダ仲間だったんじゃないの ?
アルヴィン色々と込み合った事情があるんだよ。俺はあいつらの優しさに甘えて構ってもらってるだけさ。
ヒルダ私にはそうは見えなかったけど。
アルヴィンえ……。
ヒルダ……私も、ずっと自分の居場所を探してた。
ヒルダでも、ヴェイグたちと出会って私は変わることができたのよ。きっと、あんたと同じようにね……。
ヒルダだから、あんたもすねてないで自分からも受け入れたら ?
アルヴィン……それができりゃ世話ないぜ。あーあ、酒が回りそうだ。
クラースどうした、アルヴィン。せっかくの酒なのに浮かない顔して。
アルヴィンクラース !でたよ、「酔いどれオヤジ」。
クラース誰がオヤジだ !それにまだ飲んでもいないだろう。
クラースどれ、私もヒルダと一緒に話を聞こうじゃないか ?その代わり、相談料はちゃんと頂くがね。
ヒルダ言っとくけど、これは私の分のお酒だからあんたには振る舞わないわよ ?
クラースなに ?
ヒルダやっぱり目をつけてたのね。でも、そうね……。
ヒルダあんたが隠している銘酒を分けてくれるのなら分けてあげても良いわよ ?
クラースこれは、大したお嬢さんだ。……良いだろう、契約成立だ。
ヒルダ結局、賑やかになるのね……。ま、良い酒が増えたから良しとするわ。

キャラクター刻まれた思い
ヴェイグ……ん ?
ヴェイグこれは、伝記か…… ?
ヒルダああ、そこにあったのね。さっき落として、探してたのよ。
ヴェイグヒルダの本だったのか。伝記を読んでいるんだな。
ヒルダええ。伝記やその地方の言い伝えを纏めた書物街や村で起こったことの記録……。
ヒルダ『歴史書』というほど深いものではないのだけれど探してみるとこういう書籍って案外多いの。
ヒルダ不思議よね。どんな世界であっても、どんな場所であっても記録を残そうと思う人が出てくるのよ。
ヴェイグ今抱えている本が全て歴史に関わるものなのか ?
ヒルダええ、そうよ。これは新しく購入したものだけで部屋にはこの何倍もあるわ。
ヴェイグなるほど……それはすごい数だな。
ヴェイグ記録を残そうと考える人はどの世界でも現れる、か……。
ヒルダええ。そうしなければいけないわけではないのにみんな同じ結論にたどり着くのが興味深いわ。
ヒルダ自分たちが生きて、活動したという記録を残しておきたくなる気持ちはみんな変わらないんでしょうね。
ヒルダ危険を知らせる石碑とか、災害の記録とか……残しておくことで後世の人々を護れるようなものもあるし。
ヴェイグ地図も後の人々の役に立つ記録と言えるかもしれないな。
ヒルダええ、そうね。それに、語り継がれる物語もその一種かもしれない。
ヴェイグそこには色々な思いがあって、その思いを形にしたものが歴史書や地図や石碑なんだろうな。
ヴェイグまるで、自分の居場所を作っているようだ。
ヒルダ居場所を作る…… ?
ヴェイグああ。ここに自分がいたんだ、という証拠を残しておくとでも言えばいいのか……。
ヴェイグそうすることで、遠い未来で記録を読んだヒルダのような人々に自分を思い出してもらうことが出来るだろう ?
ヒルダなるほど、面白い考え方ね。でも、確かにそうなのかもしれない。
ヒルダ遠い未来の人の心に自分が生きた証が残るって想像すると、少し嬉しいわ。
ヒルダ歴史を学びたいと思うのもそういう面があるからなのかしら。
ヴェイグああ。そう考えると、歴史を知るというのは面白そうだ。
ヴェイグオレは歴史にはあまり詳しくないが少し学んでみるのもいいかもしれないな。
ヒルダええ、是非。きっと楽しめると思うわ。
ヒルダそうね……初心者にちょうどいい本がいくつか私の部屋にあるの。よかったら読んでみない ?
ヴェイグヒルダの薦める本なら確かだろうからな。是非、頼む。
ヒルダわかった、あとで持って行くわね。ふふ……こういう話が出来るのってとても嬉しいわね。