ジーニアス・セイジ
「ロイドが迷惑をかけなかった?これからよろしくね。」
「ボクに任せてよ!」
テイルズ オブ シンフォニア
性:男
年齢:12歳
身長:141cm
体重:29kg
CV:折笠 愛

プロフィール

姉弟には決まり事があった。ハーフエルフと名乗ってはならない。迫害や差別に満ちた世界、混血であることを名乗れば居場所を失うこととなる。唯一無二の親友にすら長く明かせずにいた。そんな中、旅の途中で同じ境遇に悩む少年と出会った。迫害を受ける歪んだこの世界に葛藤する……彼の名はミトス。初めてのハーフエルフの友達だった。

ミリーナの一言

この間、ジーニアスが作ったフルーツケーキが女の子の間で話題になったの。プレセアに作ってあげる試作品って本人は言っていたけれど、ユーリさんのクレープに匹敵する美味しさだったわ。アーチェなんか、おかわりして二切れも食べてたもの。ジーニアスって頭が良いだけじゃなくて、料理の腕もすごいのね。お姉さんのリフィルさんが……その、料理が得意じゃないから身に付いたのかしら ?

コーキスの一言

色々な武器で戦ってる人を見てきたけど、まさかけん玉で戦う人がいるとは思わなかったな。ジーニアス様が言うには、詠唱に集中するために使ってるらしいんだけど……どっちも成功させながら戦うって、俺には真似できそうにないや。あの器用なロイド様ですら失敗するけん玉だし……もしかして、ハーフエルフってけん玉が上手い種族なんじゃないか ?


キャラクター綺麗なお姉さんは好きですか
ミトスジーニアス !  リフィルさん !
ジーニアスあ、ミトス !  今姉さんにアジトの中を案内してもらってるんだ。
ジーニアスもしかして隣にいるのって……。
ミトスうん、ボクの姉さま。
マーテル初めまして。ミトスの姉のマーテルです。ミトスが色々とご迷惑をおかけしたそうですね……。
マーテル謝って許されることではないけれどそれでも本当に申し訳ありません。
ジーニアスあ、そ、そんな……。大丈夫です。大丈夫って言うのも変だけど……。
ジーニアスボク、ミトスの気持ちも少しだけわかるしだから……人間もエルフもハーフエルフもみんな仲良く出来たらいいなって……。
ジーニアスあー、もう、こんな話はやめようよ。ボク、ミトスと友達になれて本当に嬉しいから。
ミトスジーニアス……。ありがとう……。
マーテルう……。
リフィルマーテル ?  泣いているの ?
マーテルミトスにこんないいお友達ができるなんて……。
ミトスやだなぁ。姉さま、恥ずかしいよ……。
リフィルフフ……。ミトスはしっかりしているからジーニアスも見習うべきところは見習っていい関係を築いて欲しいわ。
マーテルしっかりしているように見えるけれど子供の頃は泣き虫だったのよ。
マーテルお料理をしているときに、魚を捌いているのを見て怖いって泣き出してしまって……。
ミトスちょ、姉さま……。
ジーニアスあはは、ミトスにもそんな頃があったんだね。
リフィルあら、あなただって似たようなものだったじゃない。風が窓を叩く音で「怪物が来た」って泣き出して。
ジーニアスちょ、姉さん……。
マーテルあらまぁ……。うふふ、可愛らしいわね。
リフィル小さな頃はすぐに助けを求めて駆け寄ってきたのにどんどん生意気になって。
マーテル男の子ですものね。意地を張りたいのよ、きっと。あ、そういえば、ミトスが小さな頃――
ミトスジーニアス……。ここ、すごく居心地が悪いね……。
ジーニアスうん……。みんなニヤニヤしてこっちを見てるし恥ずかしいからやめて欲しいよ……。

キャラクターマッスルを求めて
ジーニアスはぁ……。助かったよ、カイウス。荷物運ぶの手伝ってくれてありがとう。
カイウスいや、そんなのいいんだけどさそんなに大量のジャガイモ、どうするんだ ?
ジーニアスロゼが安く仕入れたって言ってたからポトフでも作って、余った分はスイートポテトにでもしようかなって。
カイウスうぇ……。
ジーニアスえ ?  もしかしてボクがリフィル姉さんの弟だから心配してる ?大丈夫。料理ならそこそこできるから。
カイウスあ、ごめん。違うんだ。スイートポテトって聞いてあの甘い味を想像しちゃって……。
ジーニアスあ、甘いもの苦手なんだ。じゃあ、フライドポテトも作るよ。それならカイウスも食べられるでしょ。
カイウスありがとう。助かるよ。ここのみんなは甘党が多いから肩身が狭いんだよなぁ……。
ジーニアスそういえばそうだね。あと、やたらとトマト嫌いもいるし。
カイウスそれぞれ違う世界の人間なのに変なところで共通点があるよな。
ジーニアスボクとカイウスも、人間とそうでない種族のハーフって意味では同じだよね。
ジーニアスあ……でも……。
カイウスうん ?  どうかしたか ?  急に暗い顔になって。
ジーニアスカイウスは力も強いし、運動神経もいいし何か格好いいよね……。ボクももっとムキムキの強い男に生まれたかったな。
カイウスオレなんてたいしたことないよ。他のレイモーンの民はオレよりずっと大きいし力も強いんだ。
ジーニアスええええ……いいなぁ…… !ボクも鍛えればもう少し力がつくかな。
カイウス魔術士が体を鍛えるってのもおかしな気がするけど……。
カイウスよかったらオレと一緒にクレス道場の朝練に参加するか ?
ジーニアスあ、それいいかも !  前にロイドを誘ったんだけど朝は苦手だし、朝練は飽きたって……。
カイウスそういえばロイドって朝練にはほとんど出てないな……。
カイウスよし、それならこうしようぜ。三時のおやつ、甘くないものが出る日を増やすようにファラ生活向上委員会で議題に挙げてくれよ。
ジーニアス任せてよ。もし駄目でもボクが甘くないおやつを作るからさ。
カイウスそれならジーニアスのトレーニングはオレが引き受けた !
ジーニアスうん !  よろしく、カイウスコーチ !

キャラクター新しい居場所
ジーニアスお待たせ、ロイド !ボクのほうが時間掛かっちゃったね。
ロイドいいって、俺も今戻ってきたとこだから。それで、欲しい食材は買えたのか ?
ジーニアスうん !  やっぱりマークやヴィクトルさんの情報網はすごいね。いつもの半分の値段で買えちゃった。
ロイドそうか。それにしても、すっげー買い込んだな。ほら、一つ袋持ってやるよ。
ジーニアスありがとう。お店のおじさんがいっぱいサービスしてくれてさ……。
ジーニアスでも、そのおじさんってば最初はボクのこと子供扱いしたんだよ !
ジーニアス「一人でおつかいに来て偉いねぇ」なんて言ってさ。ボク、そんな子供じゃないのに…… !
ロイドサービスしてくれたんならいいじゃねえか。おかげで、こんだけ食材が手に入ったんだろ ?
ジーニアスまあ、そうなんだけどさ……。でも、珍しい経験をしたかも……。
ロイド子供扱いされたことか ?
ジーニアスいや、そうじゃなくて……。知らない人間に優しくされたこと。
ジーニアスほら、元の世界だと、ハーフエルフが人間に優しくされることなんて中々ないでしょ ?
ジーニアスこの世界の人たちは、まだハーフエルフにも普通に接してくれるんだなって。
ロイドいいことじゃないか。
ジーニアスうん……。だけど、いつかまたボクたちが差別されるのが当たり前の世界になっちゃうかもしれない……。
ロイド……ジーニアス。
ジーニアス……ごめん。そんなことを考えちゃうのはボクがまだ、人間を信用しきれてないからだと思う。
ジーニアスもちろん、ロイドやコレットたちのことは好きだよ。それに、この世界で出会ったイクスたちだって優しくしてくれた。
ジーニアスだけど……ボクの人間嫌いが完全になくなったわけじゃないと思う……。
ロイド……仕方ないさ。それだけ、俺たち人間はハーフエルフに酷いことをしてきたんだ。
ロイド……だけどさ、ジーニアスは人間が嫌いでも俺たちを好きになってくれたんだろ ?俺、それだけでもすごいことだと思うぜ。
ジーニアス……そうかな ?
ロイドああ。だから、誰かが虐げられたりしない世界になるように、一緒に頑張っていこうぜ。
ロイド俺も、そんな世界が見たいからさ。
ジーニアスうん……ありがとう、ロイド。姉さんの言ってた通り、やっぱりロイドみたいな人が世界を変えるのかもね。
ロイドそんなことないぞ。世界を変えるのは世界のみんなだって俺は思う。だから、ジーニアスもなんだぜ。
ジーニアスうん、そうだね。まあ、ロイド一人に任せて勉強しない世界になっても困るしね。
ロイドどういう意味だよ ! ?せっかく人が真面目に話してたのに台無しじゃねえか !
ジーニアスそんなことないよ。ロイドのおかげでボク、ここでやりたいことを見つけられたから……。
ジーニアスボクはこれからこの世界を見守っていくよ。みんなが居場所を見つけられるような世界になるようにね。

キャラクター寝顔の記憶
ジーニアスんー……むにゃむにゃ……。すー……。
リフィル……ふふ。
ジーニアスん〜……、ん ?……あっ、あれ ! ?ボク、いつの間に寝ちゃってたの ! ?
リフィル一時間前くらいだったかしら。正確に計ったわけではないけれど。
ジーニアスそんなに ! ?  もう、姉さん !見てないで起こしてくれればよかったのに。人前で居眠りなんて恥ずかしいなぁ……。
リフィルごめんなさいね。なんだか、起こせなかったのよ。昔を思い出してしまって。
ジーニアス昔…… ?ボク、居眠りした記憶なんてないけどな。まさかロイドと間違えてないよね。
リフィル本当にずっと昔のことよ。あなたが覚えていないくらい小さかった頃。
ジーニアスそれって……。
リフィルええ……イセリアに住むようになる前。幼いあなたと二人きりだった頃のことよ。
ジーニアスなら、ボクが覚えてないわけだね。……その頃のことなんて、思い出しても楽しくなさそうだけど。
リフィルそうね。ほとんどの記憶は忘れたいものばかり。……でも、私が覚えているのはそれだけではなくてよ。
リフィル一日の終わりに、小さいあなたを寝かしつけて……ずっと寝顔を眺めていたことがあったの。
リフィルその無邪気な寝顔を見ると、どんな辛い日々の中でもまだ頑張らなくては、と……生きていかなくてはと思えたものだわ。
ジーニアス姉さん……。
リフィル湿っぽい話をしてごめんなさい。平和そうに居眠りしているあなたの顔を見たらその時の気持ちを思い出してしまったの。
ジーニアスなんだか、こそばゆいなぁ……。言っておくけど、ボクもう子供じゃないんだからね。ずっと見守ってなくても大丈夫だから !
リフィルええ、それはよくわかっていてよ。あなたときたら、物心ついたと思ったらすぐにお料理も上手になって……。
ジーニアスそれは必要に迫られて――……あ、ううん、なんでもない。
リフィルあなたが出来の良い弟で助かったこともあるけれど姉としては、少し寂しくもあるのよ。
ジーニアス出来の良い弟、かぁ……へへへ。その割には、毎日たくさんはたかれたけどね。
リフィル……もう。茶化さないで頂戴。
ロイドおーい、ジーニアス !もう昼寝は終わったかー ?  出かけようぜ。
ジーニアスえっ ! ?  ロイドたちにも見られてたの ?くそー……なんか弱みを握られた気がする。
コレットふふ。ジーニアス、気持ちよさそうにぐっすり眠ってたよ〜。
ジーニアスもうその話はいいから !ほら、行こ行こ !
リフィル……どれだけの幸運だったのかしらね。イセリアに辿り着いて、あの子たちと出会えたことは。
リフィルずっと見守らなくてもいい……か。私も、少しだけ弟離れが必要かもしれないわね。