プロフィール
銀河連邦軍の少尉であり、英雄ロニキス・J・ケニーを父にもつ地球人。彼は惑星ミロキニアの調査中、転送装置の誤作動により未開惑星エクスペルへと飛ばされてしまう。神護の森で出会った少女、レナから「光の勇者」と勘違いされるが、彼自身は強く否定する。しかし、彼が歩んでいく冒険は、やがて全宇宙を救う英雄の物語となる。
ミリーナの一言
クロードさん、最近はクレス道場に足を運んでいるそうよ。もっと強くなりたいって言ってたけど、きっと心の中にいる誰か大切な人のためなんだと思うわ。大切な人の為に努力するのはとっても素敵なことだし、仲間を守りたいっていうクロードさんの気持ちの表れよね。
イクスの一言
クロードはどんなことにも真っ直ぐで、とても頼りなるんだ。元の世界でも仲間たちと旅をしていたようだけど、みんながクロードを慕っている様子がすぐに思い浮かぶよ。本人はそんなことないよって笑っていたけど、レナの様子を見てたら信頼されてるリーダーだったんだなって伝わってくる。きっと、仲間にとってクロードは本物の「光の勇者」なんだよな。
キャラクター | 未開惑星保護条約 |
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クロード | ……念のためフェイズガンは隠しておくか。未開惑星保護条約に違反することになったら大変だしな。 |
パスカル | あっ、クロード !むむっ ! |
クロード | えっ ! パスカル ! ? |
パスカル | ねぇ、今なにか隠さなかった ? |
クロード | い、いや、そんなことしてないって。パスカルの見間違いじゃないかな ? |
パスカル | いや、絶対なにか隠したよ !気~に~な~る~ ! ねぇねぇ !隠さないで見せてよ~ ! |
シェリア | あっ ! こら、パスカル !クロードが困ってるじゃない。 |
パスカル | ええ~、困ってないよ ?ねぇ、クロード ? |
クロード | いや、あはは……。 |
シェリア | ごめんなさい、クロード。パスカルが迷惑かけちゃって。 |
クロード | 大丈夫、気にしないで。僕もとっさのことで驚いただけだから……。 |
パスカル | あっ、そうだ ! いいこと思いついちゃった ! |
パスカル | クロード、あたしのラボにおいでよ。丁度いま開発中のやつがあるんだよね。それをクロードに見せてあげる。 |
シェリア | ちょっと、なんでそういう話になるのよ ? |
パスカル | だってさ、そうしたら見せ合いっこになるじゃん。ほらほら、クロード。早く行こ ! |
クロード | えっ ! ええっ ! ? |
リタ | こんなところにいたのね、パスカル ! |
パスカル | あっ、リタ。ちわ~っす。 |
リタ | 「ちわ~っす」じゃないわよ !またあんたのラボから、変なメカが飛び出してきたわよ ! |
クロード | メカ ! ? |
パスカル | あれ ? おっかしいなー ?「メカアスベル」の電源は切っておいたはずなんだけど ? |
リタ | おかげで、部屋中走り回って大変なんだからなんとかしなさいよね ! |
クロード | 無人で動くロボット……。なんだろう、ものすごく既視感があるような……。 |
リタ | ほら、行くわよ ! |
パスカル | ちょ、ちょっとリタ。引っ張らないで~。 |
シェリア | ……行っちゃったわね。 |
クロード | 発明家って、どこの世界でも似たような人が多いのかな……。 |
シェリア | クロード ? |
クロード | いや、僕の知り合いにもいるんだ。パスカルにそっくりな人。 |
シェリア | ……そう。クロード、あなたも苦労したんでしょうね。 |
キャラクター | 英雄の息子 |
クロード | ——空破斬ッ ! |
クロード | ……ふぅ、これで魔物は全部かな ? |
カイル | 凄いなぁ、クロード。あっという間に倒しちゃった。 |
クロード | カイルたちの援護もあったからね。僕一人だけじゃもっと手こずってたんじゃないかな。 |
リアラ | クロードはとっても凄かったけど、カイルも頑張ってたと思うわ。 |
カイル | そっ、そうかな ?へへっ、少しは父さんたちに近づけてる証拠かな ? |
クロード | 父さん ? |
カイル | あっ ! えっと……。オレ、父さんみたいな立派な英雄になりたいんだ。そのために、もっと強くなりたくて。 |
カイル | それに、今はリアラの英雄としても頑張らなきゃいけないしね。 |
リアラ | もう、カイルってば。 |
クロード | そっか……英雄か……。 |
カイル | ん ? その反応……。さては、クロードも英雄に興味があるんだね ! |
クロード | いや、僕の父さんも英雄として名の売れた人物なんだ。それで、僕と似てるなって思ってさ。 |
カイル | えっ ? クロードも !ねぇねぇ、クロードのお父さんってどんな人なの ? |
クロード | そうだな……すごく優秀な人だよ。周囲の信頼も厚くて偉大な父さんなんだ。 |
カイル | へぇ~、やっぱりどこの英雄もみんなの憧れなんだ ! |
クロード | ああ、僕もいつか父さんみたいに大切な仲間のために戦う立派な英雄になりたいと思っているよ。 |
カイル | クロードなら絶対なれるよ !誰にも負けない英雄に ! |
クロード | ありがとう。カイルにそう言ってもらえるとなんだか前向きな気持ちになれるよ。 |
リアラ | ええ。そこがカイルのいいところなの。 |
クロード | リアラはカイルを信用してるんだね。 |
リアラ | ええ、カイルはわたしの英雄だもの。 |
クロード | そんな風に言ってもらえるなんてカイルはもう立派な英雄だな。 |
リアラ | あら ? クロードだって誰かの英雄になってると思うけど ? |
クロード | えっ ? |
リアラ | ふふっ……アジトに帰ったら直接わたしから聞いてみることにするわ。 |