クリード・グラファイト
「器とリチアに力を貸すことになろうとはな……」
「私は私の思うようにやらせてもらう。」
テイルズ オブ ハーツ R
性:男
年齢:?歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:三木 眞一郎

プロフィール

最高位の思念術士である男は決心した。発展を遂げるも戦争の絶えない結晶界を、争いのない理想世界にするのだと。だがこの純美なる理念がもたらしたものは秩序ではなく崩壊だった。人々から争いの気持ちだけをなくすようにと生み出したガルデニアは暴走し、結晶界を滅亡させた。彼のスピリアを模して創られたそれは、彼自身も気づかなかった「自分が渇望しているもの」を求め続ける化け物となってしまったのだった。――しかし彼はいまだ星の復活を願い続ける。美しい想い人を救うため。愛しい故郷の人々のため。眠り姫に毒の想いを紡ぎ呪う、緋色の髪の魔王となって。

ミリーナの一言

この前、森で魔物に襲われそうになったところをクリードさんに助けてもらったの。魔物の群れを一瞬で倒してしまって驚いたわ。クリードさんは結晶界で一番の思念術の使い手で、リチアの師匠でもあるんですって。どおりで強い訳よね。そういえば一緒にいたユージーンさんがクリードさんを見て、元の世界にいた凄まじい剣技を操る将軍を思い出した……と言っていたの。クリードさんも凄まじい思念術の使い手だし、強い人同士の共通点があるのかも知れないわね。

イクスの一言

クリードはリチアの世界で一番の思念術士なんだって。最初はとっつきにくかったけど、最近はフローラさんのおかげか少し会話もしてくれることもあるんだ。話してみると博識で、凄く頭のいい人なんだなって感じるよ。さすが天才と呼ばれるだけのことはあるなって。リチアから、平和を願っていた筈なのに逆の結果になってしまったという話を聞いて……何となく他人事とは思えなかった。この世界ではシング達と繋がりはじめたスピリアで、人々も自分自身も幸せにできるといいな。


キャラクター学習
クリード遅い。シング・メテオライトはまだ来ないのか。この私がわざわざ出向いているのに何をしている。
シング待たせてごめん !クレス道場で盛り上がっちゃって !
クリードチッ……この能天気な原界人め。
シングそれで、オレに用があるって聞いたんだけどどうかしたの ?
クリード貴様をしばらく観察することにする。
シングオ、オレを ! ?  いきなりどうしたんだよ ! ?
クリード私は自分のことを理解しきれていなかった。だから私自身について学ぶために、自分以外の人間の行動を見てみようと思ったのだ。
クリード貴様は私のことを「スピリアを開かなかったもう一人の自分」だと言っていた。ならば貴様を見れば「スピリアを開く」ということがわかるのだろう。
クリード貴様を観察するなど時間の無駄でしかないと思うがフローラがそうしろと言うのでな。
シング……クリード。
フローラごめんなさい、シング。気を悪くしないでくださいね。
シングうん、わかってるよ。よし、クリードオレでよければどんどん観察してくれ !
クリードふん。ではより効率よく学習するためまず貴様の行動理念を知りたい。述べてみろ。
シング行動理念かぁ……。よくわからないけどジィちゃんから教わった家訓ならあるよ。「胸の大きな美人は死んでも助けろ」ってね。
クリードな、なんだその軽薄な理念は ! ?
リチアシング、クリード兄さま。少しよろしいですか ?
シングどうかしたの ?
リタちょっとこれ研究室まで運ぶの手伝ってくれない ?
アーチェ重くて困っててさぁ。
シングああ、お安い御用だよ。クリードも手伝ってくれる ?
クリードくははッ !  私を試すつもりか ?そうはいかんぞ、シング・メテオライト !
シング試す ?  どういう意味 ?
クリード胸の大きな美人は死んでも助けろ。それはつまり、胸が小さな場合は死んでも助けるなという意味も含まれる。貴様の理念、理解したぞ。
シングちょ、その家訓にそういう意味はなくて――
アーチェへぇ、つまりあたしたちがぺったんことでも言いたいわけ ?
リタ……リチア。いいわね ?
リチアどうぞ。
クリードなッ !  なぜ私が恨まれねばならない ! ?まさか貴様、私を騙したのか ! ?
シングそんなわけないだろ !それに今はとにかくこの場から逃げないと――
フローラ……おやすみなさい。シング、クリード。
二人――ファイアボール ! !
シングうわぁぁぁぁ ! !
クリード覚えていろ !  シング・メテオライト ! !

キャラクター想いを繋げて
アニーこれで検診は終わりです。皆さん、ご協力ありがとうございました。
クリードそれで、貴様の満足いく結果でも得られたか ?
アニーはい、クリードさんもアスベルさんも身体に異常は見られませんでした。
アスベルそうか。それならよかったよ。
アニーただ、フローラさんとラムダの状態まではわたしたちの知識では把握できませんでした。
アニーお二人はわたしたちと置かれている状況も異なればヒューマ……普通の人間とも異なる存在です。
アニーなのでわたしでは診断できていない点見落としている点があるかもしれません。ハッキリしたことが言えず申し訳ないですが……。
クリードはなから貴様に期待などしていない。聞けばラムダとやらも、人間には到底敵わぬ特殊な力を持った生命体らしいではないか。
クリード下等な人間如きが、私たち高貴な種を理解できると思っているとはな。とんだ思い上がりだ。
アニーそんなことは――
アスベルクリード。それは違う。
クリードほう。私に意見するか ?
アスベルああ。確かに種族の違いが原因となり互いに争い、傷つけあうこともある。
アスベルけど、どちらも想いは同じなんだ。ちゃんと向き合い、手を取り合えば時間がかかっても必ず互いに理解し合える。
アニーアスベルさん……。
アスベル……そうだろ、ラムダ ?
クリード何を語りだすかと思えば、くだらん思い違いだな。
アスベルどういう意味だ ! ?
クリード私は現状の技術や知識では不可能という意味で話を進めていたに過ぎない。
アニーえっ……それはつまり……。
クリードアニーと言ったか。フローラが貴様に感謝している。私は確かに伝えたからな。
アニー……フローラさんが。
アスベルよかったな、アニー。
アニークリードさん、待ってください。
クリードまだ何かあるのか ?
アニーわたしにフローラさんの言葉を伝えてくれてありがとうございます。
クリード礼など不要だ。フローラが伝えてほしいと言うから叶えたまでだ。
アスベルいいや、大切なことさ。こうして想いを繋げ合うことが手を取り合うってことだからな。
クリードふっ……煩わしいことこの上ないな。

キャラクター研究仲間
パスカルふむふむ……ほーほー、なるほどね~。そこをそういう風にするのか~。となると、次は……。
クリードうるさいぞ…… !貴様は黙っておくことができないのか ?
リタウザクリ、うっさい !
クリードなっ、貴様――
シングあっ、いたいた。クリード、アニーたちが捜してたよ。定期健診の準備が出来たからそろそろ医療室に来て欲しいってさ。
クリードそやつはしばらく待たせておけ。先にこちらの用件を片付けてからだ。
リチアクリード兄さま。一体何をしておられますの ?
パスカルそれがさ~、あたしが造ってる最新メカアスベルの調子がどうも悪くって。
パスカルそれで、困ったな~って思ってたときにクリードがアジトにいるのを発見したからちょっと手を借りてるんだ~。
クリード無理やり引っ張ってきおって無礼なやつだ。フローラが見たいと言うから付き合っているのだぞ !
フローラええ、昔は機械人も扱っていたし役に立てると思って。
リタ時間がかかりそうなら先に自分たちの用事を済ませたほうがいいんじゃない ?別に、こっちは急いでるってわけじゃないし。
クリード貴様、最高位の思念術士の私たちがこの程度の機械を扱えないとでも思っているのか ?
リタあっそ。けど、さっきあんたが使おうとしたパーツよりこっちの素材で作ったパーツのほうが耐久性もよくなるんじゃない ?
クリード愚問だな。確かに耐久性は上がるかもしれんがそれでは重量が増えることで動きが制限され使い物にならんぞ。
パスカルあ~、それならエンジンの出力を上げれば解決するかも !  丁度、試してみたい実験もあったんだよね~ !
クリード何だと ! ?  貴様、何故それを先に言わんのだ !私が組み上げた設計を無駄にするつもりか ! !
パスカルだから、まだ実験中だったんだよ~。ちょ~っと待っててね。すぐにポンッて作っちゃうから !
クリード……くっ !  また一からやり直しではないか。
リタパスカルに付き合ってたら、こんなのいつものことよ。ってか、なんであんなの造りたいのかあたしは未だに謎なんだけど……。
リチア……ふふっ。
シングん ?  どうしたの、リチア ?
リチアいえ、なんだか、昔のことを思い出してしまって。
シングそっか……リチアやフローラさんもクリードと一緒に研究をしていたんだよね。
リチアええ。その頃から、クリード兄さまは優秀な方でした。しかし、その優秀さが仇となり、周りの者から疎まれ孤立してしまいました。
リチア……ですが、ここではあのお二人のように兄さまのことを認めてくれる人たちがいる。そう思うと、わたくしも嬉しくなってしまって……。
シングうん。ここには、リチアやフローラさんみたいな人たちだっていっぱいいるんだ。もちろん、クリードのことは、オレたちだって……。
クリード貴様ら、さっきから何をこそこそ話している ?
シングううん。別に何も。ただ、クリードにも友達が出来て良かったね !って話をしてただけさ !
クリードなっ…… ! ?
フローラふふっ、シングの言うとおりですね。クリード。新しく出来た可愛い友達のために私たちも、もうひと頑張りしましょう。