プロフィール
ボクはいったい何者なの ? 仲間たちとの旅で、空白の記憶が取り戻され、事実を知った。ヒューマ、ガジュマ、そしてハーフ。そのいずれでもないけれど、彼は明るく笑う。だって、ボクはボクだから。自分には様々な苦難を共に乗り越えてきた大切な仲間がいる。生まれも種族も関係なく、一人のヒトとして向き合い、受け入れてくれた仲間たちとともに、彼はこの大地で生きていく。誰もが手を取り合い、支えあうことができる世界を共に作っていくために。
ミリーナの一言
ご馳走をたらふく食べるっていうかわいい夢から、ユージーンさんと出会った時の夢まで、マオは色々な夢を見るみたい。そういえばこの前、談話室でお昼寝していたマオが、寝言で誰かの名前を呟いていたわね。誰かはわからないけど、その時の寝顔がとても穏やかだったのが印象に残っているわ。何だか小さい頃のイクスの寝顔を思い出しちゃった。
イクスの一言
マオから「ちちんぷいぷい」っていう「寝付きがよくなるおまじない」を教えてもらったんだ。みんなにも教えようと思って話したんだけど、それをヴェイグは「火を付けるおまじない」だって言うし、アニーは「元気になるおまじない」だって言うんだよ。よくよく聞いたら、二人ともマオから教わったらしいんだ。もしかして、このおまじないの効果は万能なのかもしれない。気になって眠れないから、今度、マオに会ったら聞いてみよう。
キャラクター | 歌 |
---|---|
マオ | ねぇ、キール。本ばっかり読んでないで何か面白い話をしてヨ。ボク、もう暇で暇で仕方ないんだ。 |
キール | 断る。ぼくは忙しいんだ。後にしてくれ。 |
マオ | そんなこと言わずにさぁ……ってこの本、何が書いてあるの ! ?よくわからない文字がびっしりだヨ ! |
キール | 内容はまだ誰にもわからない。 |
マオ | わからない ? |
キール | ああ。この本はまだ誰にも解読されていないティル・ナ・ノーグの古文書だからな。それを今、ぼくが解読中なんだ。 |
マオ | そうなの ! ?そんなことができるなんてキールってすごいんだネ ! |
キール | えっ……あ、ああ。ま、まあな。 |
マオ | あっ ! 応援の歌が閃いた !キールが古文書を解読できるように今から歌ってあげるネ ! |
キール | 応援の歌 ! ?別にぼくはそんなの―― |
メルディ | 応援の歌、メルディも閃いたよ !エリーゼも一緒に歌うよ ! |
クィッキー | クィッキー ! ! |
エリーゼ | わっ、わたしもですか ! ?でも……わたしも閃いちゃったかも……です。 |
キール | メルディ ! ? それにエリーゼ ! ? |
ジョニー | おっ、ゲリラライブか ?こいつはいいところに出くわしたな。 |
ジョニー | キールへの応援の歌。俺も一緒に歌わせてもらうぜ。 |
マオ | それじゃあみんなでキールを応援しよう !せーの―― |
キール | …………。 |
マオ | キール、解読はできそう ? |
キール | これじゃあ集中できるわけないだろ ! !頼むから静かにしてくれー ! ! |
キャラクター | 弟分 |
マオ | 洗濯物を干すのめんどくさいなぁ。数が多すぎて全然終わらないヨ。つまんないの。 |
ロニ | ならこのロニ隊長についてきたまえ !これからファンダリア領をカイルと探検するんだ。興味があるなら、俺の子分にしてやろう。 |
マオ | ボクも一緒にいいの ! ? |
ロニ | もちろんだ。今なら知人の綺麗なお姉さんを紹介するだけで副隊長のポジションをプレゼント―― |
ナナリー | マオにくだらないことさせようとしているバカはどいつだろうねぇ。 |
ロニ | ぎゃーっ ! ギブ、ギブッ ! ! |
マオ | あははっ。ロニとナナリーっていつみても面白いネ。 |
ロニ | こ、こっちは笑えねぇぜ。今度こそ死ぬかと思った……。 |
ナナリー | マオ。あんたもサボってないではやく洗濯物の手伝いをしな。 |
マオ | ちぇっ。けど当番だししょうがないか。ロニ、探検はまた今度ネ。 |
ロニ | なんだよ。そんなに一緒に行きたいなら手伝いが終わるまで待っててやるぜ。 |
マオ | えっ……いいよ。だってカイルも待ってるんだし手伝いも時間がかかりそうだし……。 |
ナナリー | ったく。あんたも不器用だねぇ。甘えたけりゃ素直に甘えりゃいいのに。 |
マオ | あ、甘えるって……違うヨ !子供扱いしないでくれる ! ? |
ナナリー | 子供ほど子供扱いを嫌がるもんさ。 |
ロニ | やけに聞き分けがいいと思ったらそういうことか。いっちょ前に気を使いやがって。このっ、この……。 |
マオ | ちょ、ロニってば、くすぐったいヨ ! |
ロニ | 孤児院じゃカイル以外のガキたちも面倒みてたんだ。そんな気遣いなんてする必要はねぇよ。 |
ナナリー | あたしも似たようなもんさ。だから遠慮せず、兄弟だと思って接してくれていいんだよ。 |
ロニ | そうそう。腹が減ったら腹が減った遊びたいなら遊びたい。弟分はそれくらい単純でいいと思うぜ。 |
マオ | それじゃあボクが二人の弟分でも……いいの ? |
ロニ | ああ、もちろんだ。となれば、さっそくジュースで記念の盃でも交すとしようぜ ! |
マオ | ボクはりんごジュースがいい ! |
ナナリー | 待ちな。まだお手伝いが残ってるだろ。 |
マオ | 後回しじゃダメ ?ボク、ロニとナナリーの弟分になったんだってユージーンにも話したいんだ ! |
ナナリー | ダメだよ。甘えてもいいけど甘やかすつもりはないからね。 |
ロニ | おぉ、怖い怖い。マオもとんでもない姉貴を持っちまったな。 |
ナナリー | なんだって ? |
ロニ | おっと。ここにいたら命がいくつあっても足りやしねぇ。マオ、先に洗濯ものを干しちまうか。 |
マオ | はーい ! |
キャラクター | 幻の動物を探して |
マオ | うーん、これは……。 |
ティトレイ | ん ? どうしたんだ、マオ。地図をじーっと眺めて。 |
マオ | ああ、うん。これ見て。この辺りに生息してる魔物の分布図なんだけどネ……。 |
ティトレイ | へー、こんなのがあるんだな !確かにこの辺で見かける魔物だよなー。 |
マオ | そうなんだけど……これ、見て。 |
ティトレイ | ん ?……お、なんだこりゃ。「名称・不明」……って ? |
マオ | うん。目撃情報はあったんだけど名前はわからない珍しい動物なんだって。 |
ティトレイ | へー。見た目とかもわかんないのか ? |
マオ | それがネ……。「全身が長い毛に覆われた化け物」っていう証言があって。 |
ティトレイ | !それ、おれが昔聞いた幻の動物の特徴といっしょじゃねえか ! |
マオ | そう ! そうなんだヨ ! |
マオ | ボクたちが元々いた世界で幻って言われてた動物が、この世界にもいたんだヨ ! |
ティトレイ | しかも、数は少ないっていってもちゃんと目撃情報があるんだろ ! ? |
ティトレイ | それ、ティル・ナ・ノーグには本当にいるって可能性、あるんじゃねえか ! ? |
マオ | やっぱりそう思うよネ ! |
マオ | だから今、ちょっと情報を集めてるんだけどやっぱり目撃情報は少なくってサ。 |
ティトレイ | でも、あるんだろ ? |
マオ | うん ! ある ! |
ティトレイ | なら、存在してるってことだろ ! |
マオ | だよね !う~ん、やっぱり幻の動物って聞くとワクワクするヨ ! |
ティトレイ | ああ ! おれも興奮してきたぜ。 |
ティトレイ | なあ、マオ。その動物、探しにいかねーか ? |
マオ | 今から ? |
ティトレイ | もちろん !情報を集めんのも大事だけど、やっぱ直接行ってみるのが一番だろ ? |
マオ | 確かにそうだネ……。これ以上の情報は集まらなそうだったし。 |
マオ | 目撃情報があったのは、この地図でいうとここと、ここと、ここなんだ。 |
ティトレイ | こっから割と近いな。よし、さっそく出発だ ! |
ティトレイ | で、今度こそ幻の動物を見つける ! |
マオ | うん !幻の動物捜索隊、結成だネ ! |