プロフィール
人探しに大工仕事、護衛にホストにキャバクラ嬢と、頼まれた仕事は何でもやる「万事屋銀ちゃん」を営む。普段は無気力でいい加減な言動が多く、死んだ魚のような目でパチンコを打っている姿がちょくちょく見られる。一見するとちゃらんぽらんな男にも見えるが元攘夷志士であり「白夜叉」と呼ばれ恐れられた猛者だった。大の甘党で愛読書は少年ジャンプ。天パに悪いやつはいない。
ミリーナの一言
銀時さんは甘いものが大好きで、最近はよくクレアさんにお菓子を作ってもらってるわ。でも、たまに元の世界にあった「いちご牛乳」が懐かしいって言うの。一度、いちごと牛乳でジュースを作ってあげたんだけど「これはこれで旨いが、ちょっと違う」んですって。本物はもっとジャンキーで甘ったるいらしいわ。おまけにいちごの果汁はほとんど入ってないんですって。じゃあ、なんでいちご牛乳なのかしら……?
イクスの一言
銀時さんは、ひとことで言うと俺とは正反対の性格をしてる人なんだ。自分の感情に従うと決めたら即行動に移すって感じかな。行き当たりばったりにも見えるけど、最後にはぜんぶ上手くいってたりするから本当に凄いよ。俺も少し見習ってみようかと思ってるんだけど、何故かミリーナや周りのみんなに止められるんだよな。どうしてだろう。銀時さんとは髪質も似てるから、中身も真似したっていいと思うんだけど……。
キャラクター | 人生のバイブル |
---|---|
銀時 | おい、イクス。袋の中にあれこれ詰め込んで、何やってんだ ? |
イクス | 準備をしてるんですよ。今度、大規模な遺跡調査をするんです。何日かかるかわからないから念入りに用意しないと。 |
銀時 | あー、んなもん必要ねーよ。全部置いてけ。 |
イクス | えっ。 |
銀時 | そんなバカでかい荷物背負ってウロついてみろ。消費APハンパねーぞ。 |
イクス | し、消費AP…… ? ええと……体力の消耗が激しいってことかな ?言われてみれば、確かにそうですね。 |
イクス | でも、荷物を全て置いていくというのはすごく危険だと思います。 |
イクス | テントに燃料、予備の武器と防具……せめて非常食だけでも持っていきませんか ? |
銀時 | 却下だ。これさえありゃ全て事足りるっつーの。 |
イクス | これは、漫画ですか ? |
銀時 | ただの漫画じゃねぇ……ジャンプだ ! |
銀時 | これには大海原の進み方から記憶喪失の治し方女子との甘酸っぱい青春の過ごし方まで事細か~く描いてある。 |
銀時 | ジャンプは人生のバイブルだ ! |
イクス | 漫画はパスカルさんに読ませてもらったけどただの娯楽だと思っていました。 |
イクス | まさか、そんなにすごいものだったなんて俺、ちっとも知りませんでした ! |
銀時 | 驚くのはまだ早えーよ。二つ重ねれば枕になるし腹に仕込めば強力な防具にもなる。 |
銀時 | その上、燃料にもなるし、軽く揉んでやれば上質なちり紙にもなる。 |
イクス | すごいな……ジャンプ……。あの、俺も読んでみたいです ! |
銀時 | おう、読め読め。読んだら感想教えろよ。 |
イクス | はい ! |
カーリャ | イクスさまと銀時さまが盛り上がってますね。なんだか、小さい子供みたいな顔になってますよ。 |
ミリーナ | ふふ……可愛いわよね。二人とも。 |
キャラクター | おやつの時間 |
銀時 | あー、腹減った。そろそろ糖分とらねぇとな……。 |
銀時 | ……おっ。テーブルの上に、おやつの山発見。 |
銀時 | ……パイか。なかなかシャレたもん置いてるねぇ。さすがは剣と魔法のファンタジーだ。 |
銀時 | では、遠慮なくいただきます。 |
アルヴィン | おい、ちょっと待て ! ?そいつは俺のピーチパイだぞ ! |
銀時 | あァ ? こんだけたくさんあんだから一つくらい、いいじゃねーか。 |
アルヴィン | いいわけねえだろ。それはな、エリーゼがクレアと一緒に作った……。 |
銀時 | もぐもぐ……。 |
アルヴィン | って、もう食ってやがる ! ? |
銀時 | 悪くねぇが、もうちょい甘い方が好みだな。 |
アルヴィン | しかも、クレームまで…… !おい、いい加減にしろよ、お前……。 |
アルヴィン | 大体、手づかみで食べるようなテーブルマナーもなってない奴に味なんてわかるわけねえだろ。 |
銀時 | テーブルマナーだァ ? てめーどっかのボンボンか ?ますますいけ好かねぇな。 |
アルヴィン | 俺もお前のような下品な男は嫌いだよ。 |
アルヴィン | 死んだ魚のような目、やる気のない態度達観したような振舞いも気に入らねえ。 |
銀時 | そりゃ奇遇だな。俺もおまえのスカした態度にムカついてたんだ。 |
銀時 | 本気の言葉は口にしねぇ。本心を隠して飾った言葉で煙に巻く。打算的に生きてりゃ、傷つかないとでも思ってんのか ? |
アルヴィン | …………。 |
銀時 | …………。 |
土方 | オイてめーらたかが菓子ごときで火花散らしてんじゃねェ。 |
土方 | 俺がもっと旨くしてやるから等分に分けりゃいい。 |
銀時 | ハァ ! ? 何すんだテメェ ! どっから湧いて出たァ ! |
アルヴィン | なっ、何やってんだ ! ? |
土方 | しらねェのか ? マヨネーズの酸味が元の食材を引き立たせることで最高の味になんだよ。 |
銀時 | なるかァァァ !てめえ、せっかくの菓子を台無しにしやがってェェェ ! |
アルヴィン | こんな非道が許されていいのか…… ! ? |
坂田 銀時 | いや、許されねぇ。許しちゃおけねェェェ ! |
土方 | やっぱ、こいつがないと味がしまらねえな。 |
銀時 | こんの、クソ味覚バカV字ハゲェェェェ !そこになおりやがれえええええええ ! |
土方 | オイ、なに怒ってんだ ? |
アルヴィン | 怒ってない。怒ってないさ。ただ……お前は許せねぇ ! ! |
土方 | なんだ、足りなかったのか ?言えよ、いくらでもかけてやるから。今日は出血大サービスだ。 |
銀時 | そういう……。 |
アルヴィン | 問題じゃ……。 |
銀時・アルヴィン | ねぇんだよ ! |