サイモン
「お前たちの理想など、すぐに絶望へと変わるはずだ……」
「好きにさせてもらうぞ」
テイルズ オブ ゼスティリア
性:女
年齢:?歳
身長:152cm
体重:?kg
CV:五十嵐 裕美

プロフィール

少女の姿で老いた言葉を操る孤高なる天族は歴史の影に幾度となく姿を現している。サイモンが操る恐ろしいほどに精巧な幻術を見破ることは容易ではない。人は皆、騙され、惑わされ、その内に秘めた暗い感情を露わにされる。なぜ、人に加護を与える天族の彼女がそんなことをするのか、知る者は少ない。人を試すことが彼女の性分なのか、それとも人の中に何かを見つけようとしているのか……。いずれにせよ、災禍の顕主に仕えている限りサイモンは人に災いを振りまくだろう。

ミリーナの一言

サイモンっていつ見ても色白よね。どんなに外を歩いても日焼けなんてしないみたい。理由を聞いてみたら、幻術で太陽の光を屈折させて防いでるんですって。是非ともその術を教えてほしいって、日焼けをしたくない同盟のみんなでお願いしたんだけど「そんな術あるわけないだろ」って一蹴されちゃった。もしかしてサイモンなりの冗談だったのかしら。せっかくの天族ジョークを理解できなかったんだとしたら悔しいわ。私ももっと勉強しなきゃ !

イクスの一言

俺、正直を言うと、サイモンが怖いんだ。だって、俺に会う度に不安になるようなことばかり言うんだよ。山を登ってたら「この山はきっと活火山だな」とか、橋を渡ってたら「このつり橋は作られてどのくらい経ったのだろうな」とか、その度に最悪の事態を想像しちゃって……。あれはきっとわざとだ。だって俺が想像して青くなってると、すごく満足そうなんだから。でも、みんなは俺がすごく気に入られてるって言うんだ。とてもそんな風には思えないけど……。


キャラクター天敵
サイモンお前が私を呼びだすとはな。何が望みだ ?  私からの謝罪か、償いか ?それとも……。
アリーシャそのどれでもありません。私は、ただお礼を言いたかった……。
サイモンお前が私に礼だと ?驚いた。いや、むしろ何かの嫌味か ?
アリーシャいえ !  そんなつもりは……。ただ、あなたの力のお陰で私は前に進むことができました。
サイモン! !
アリーシャありがとう。師匠の本当の気持ちを教えてくれて。
サイモン……お前は騙されていたんだぞ ?
アリーシャですが、あなたが教えてくれなければ私は、ひどい勘違いをしたままでした。
アリーシャ師匠は私に怒っていた。不甲斐ない王女だと。
アリーシャそのことを知らずに、師匠は頼りになる。私を支えてくれると思いこんでいた……。
アリーシャそれは、師匠に対してとても失礼なことだった。それを、あなたが教えてくれたのです。
サイモン何故だ ?  お前は最も信頼していた相手に騙され利用されていた。怒りを感じないというのか ?
アリーシャ不甲斐ないとは思っています。もっと早くに気づくべきだった。
サイモンなぜだ……なぜ、お前はそうまで……。
サイモンやはり……お前は厄介な存在だ。あの導師よりもずっと、な……。
アリーシャ私が……スレイよりも ?
サイモンマルトランの裏切りを知ってなおお前は堕ちなかった。
サイモン苦しみ、子供のように泣きわめいてもそれでも救いたいと言った。
サイモン私には恐ろしかった。人は、穢れた生き物のはずなのに……。
アリーシャそれは……一体……。
サイモン……そういえば、あの女はもう一つ言っていた。お前は人を従えるのには向いていない。
サイモン他者を踏み台にするには、優しすぎる……とな。

キャラクター復讐の夢
ロゼスレイには紙とインクでしょ、ライラは香油あ、ミクリオには……ケーキの材料? なんで?
デゼルおい、いつまで買い物する気だ。
ロゼあー、はいはい。これで最後だから。デゼルはせっかちだなー。
デゼル俺を荷物持ちにしたやつがよく言う……っ!?
ロゼん? どうしたの?
デゼル今、嫌な風を感じた。
ロゼまさか、帝国の連中でもいたの?
デゼルそうじゃねえ。だが、この感じは前にも……。ロゼ、この前スレイたちが会ったっていう天族の話は覚えてるか ?
ロゼあ~、なんか可愛い天族の女の子だって言ってたよね ? なになに~、デゼルってば気になる感じ ?
デゼル……ああ。いずれ確認しとかねえとな。
ロゼふ~ん、なんか、さぱらんだけど同じ天族同士、仲良くすればいいんじゃない。
デゼル仲良く……か。俺の勘が外れていればいいんだがな……。
サイモン私に気づいたか。相変わらず、カンのよい男だ。
サイモンいや、復讐心の成せるわざということか。
エルレインお前が、わざわざ様子を見に行くほどの男か。ずいぶんと執心のようだな。
サイモンそれは向こうの方だ。
サイモンやつにとって私は焦がれるほどに殺したい相手だろうな。
エルレインなるほど、それでこうして陰に隠れて見守っているというわけか。
エルレインしかしわからんな。袖にしたという男をどうしてそうまで気にかける。
サイモンやつは……私と同じ業を背負っている。
サイモンそのことに気づかず今もああして旅を続けている。
サイモンだが、この世界に私がいることを知れば……。
サイモンそうなれば、もう止まらない。やつは、復讐のためすべてを投げ打ち私を追う。
サイモンそして……己が業と直面する。
エルレイン……そういうことか。
エルレインお前は、復讐に取り憑かれたあの男の救いであり同時に破滅の引き金でもあるわけか。
サイモンそうだ……それが私の業だ。
サイモン私は夢を見せる。いつまでも覚めぬ夢をな……。