ガウリイ=ガブリエフ
「ガウリイだ。ま、リナの保護者ってとこだな」
「ガウリイだ。よろしく頼むぜ」
スレイヤーズ(コラボ作品)
性:男
年齢:?歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:松本 保典

プロフィール

リナと共に旅をする凄腕の剣士。本人はリナの“保護者”と言っているが、難しい話をすべて聞き流していたり、複雑なことはすぐに忘れたりと頭脳面ではやや頼りない。リナいわく「くらげ頭」。彼の一族は『光の剣』を受け継ぐ勇者の末裔。サイラーグという都市を瞬く間に滅ぼした魔獣ザナッファーを討ち滅ぼした勇者とその剣の名は伝説に語り継がれている。が、子孫であるガウリイはそれを誇ることはない。……何も考えていないだけかもしれない。

ミリーナの一言

ガウリイは普段は何も考えてな──いえ、のんびりとしてるわね。でもいざ戦いとなると、本当に頼りがいのある剣士になるの。そういう時『だけ』はなかなか格好いい、なんて噂になっているわね。私はイクス一筋だけど。自称・保護者だからか普段からリナと一緒にいることが多いけど、実は一緒にいれば面倒なことはリナが考えてくれるからなんじゃないかって思う時があるわ。

イクスの一言

ガウリイはまさに天才剣士だよ。アジト内でも剣術に自信のある人たちが、こぞって手合わせしたがるくらいの腕前なんだ。実際、俺も戦わせてもらったけど、あの強さは修行や鍛錬の成果だけじゃ追いつけない、天性の才能を感じちゃったよ。相手のクセや隙を一瞬で見抜いて、すぐさま反応できるんだ。本人は考えるのが面倒なだけだって謙遜してたけど。……謙遜だよな?


キャラクター腕比べ
ガウリイはぁっ !
ガイコインを真っ二つか。やるな。
ガウリイま、朝飯前ってやつだ。そっちこそ、このくらいは簡単だろ。
ガイまあな……はっ !
ガウリイきれいに四等分。ただ速いだけじゃできない芸当だ。
ガイお互い、スピードと正確さは互角ってところか。今度はもっと堅くて大きいものを斬るのはどうだ ?
ガウリイいいとも。だが、その辺の岩を斬っても味気ないな。
ガイそれならちょうどいいものがあるぜ。よっと……。
ガウリイなんだ ?  この石像は。
ガイクラースが拾って来た古代のオブジェだ。調べたらなんてことないただの飾りだったらしいがかなり堅い材質で作られてる。
ガイ大量に見つかったこいつをクラースが律儀に全部持って帰ってきたもんだから処分に困ってるんだ。
ガウリイなるほど、つまり斬り放題か。
ガイそういうことだ。
ガウリイよし、負けた方が今夜は奢るってのはどうだ ?
ガイだったら、財布の中身を確かめておけよ。
ガイいやぁ、斬った斬った。
ガウリイ結局、勝負はつかなかったな。技は互角ってことにしておくか。
ガイ食事は割り勘だな。
ナタリア貴方たち !  いい加減になさい !
ガイな、ナタリア ! ?なんで怒って……。
リナあんたたちが、アジトにある物を片っ端から切り刻んでるって聞いたからよ。
ガウリイあ、いや、それはガイとの勝負で……。
ナタリアそんなことを聞いているのではありません !どうするのです、この大量のゴミを。
リナあのねえ、いくら元々がゴミみたいなものとはいえそんなにバラバラにしたら、さらにゴミを増やして集める手間ってのがかかるでしょーが。わかる ?
ガイあ……。
ガウリイなるほど。それは考えてなかった。
リナ考えなさいよ !その頭に入ってるのはグミかなんかなの ! ?
ナタリアとにかく、二人はこれを片付けるまで食事抜きですわよ。
ガイは、はは……。まあ、そういうことになるわな……。
ガウリイな、なあ、リナ。手伝って──
リナいやよ。自分でやんなさい。

キャラクター剣と太刀
ロクロウよお、あんためっぽう強い剣士なんだってな。
ガウリイやれやれ、どういう話が広まってるんだ ?あんたみたいなやつがしょっちゅうやってくるんだが。
ロクロウここには腕に自信のある剣士が大勢いるからな。強いやつの噂はあっという間に広まるのさ。
ロクロウってなわけで、さっそく手合わせ願おうか。
ガウリイその、背中の剣でか ?気乗りしないな。
ガウリイどうも嫌ーな感じがする。その剣、変なものが憑いてないか ?
ロクロウ驚いたな。わかるのか。
ガウリイそれと、あんたも普通の人間じゃないだろ。
ロクロウそれも見抜くか。ますます戦ってみたくなった。
ガウリイだから、やる気はないって。
ロクロウまあそう言うなよ。こっちは強いやつに飢えてんだ。それに、あんたの剣が特別ってのも聞いてる。ますます興味が湧くな。
ガウリイ特別ねえ……。こんなの争いの種でしかないぞ。オレだってそれで家を出たんだからな。
ロクロウほう、そいつは面白そうな話だ。
ガウリイ大して面白くもないぞ。家宝のこいつをめぐって、まあ、あれこれ起きてオレはそれが嫌でこいつを持って家出したんだ。
ロクロウははは !  家宝を持ち逃げしたのか !
ガウリイ笑うなよ。いちおー、けっこう悩んだんだぞ。
ロクロウいや、悪い。少しばかり自分と重なってな。
ロクロウ俺の家にも『號嵐』って大太刀があってな当主がそれを受け継ぐことになってんだ。
ロクロウ俺は、兄貴に負けた。ついでに前の太刀も折られた。
ロクロウそれでも、なんとしてでもあいつに勝ちたいと思ったらこの業魔になってたってわけだ。
ガウリイ……人間やめたわりには楽しそうだな。
ロクロウ余計なこと考えなくてすむのは楽でいいぞ。
ガウリイまあ、それにはオレも同意するよ。
ガウリイだが、余計なことを考えないってのは自分のやるべきことを極端に絞るってことだ。
ガウリイふつうはそんなことしてたら早死にする。
ロクロウあんたの言う通りだ。だが、それの何が悪い ?
ガウリイまあ、本人の勝手だな。けど、あんたは一人きりってわけじゃないだろ。
ロクロウそう見えるか ?
ガウリイああ。……ここ、居心地いいよな。気持ちの良いやつが多い。
ガウリイオレも同じだよ。居心地がいいから、あいつに付いていくんだ。
ガウリイだから、なんて言ったらいいか……あんたの『業』ってやつに巻き込まれてケガするのも馬鹿らしいというか……。
ガウリイまあ、どうせ剣を振るうならあいつのためがいい。それ以外は気乗りがしないってわけだ。悪いな。
ロクロウなるほど。あんたは、そういう風に自分をそぎ落としたわけか。
ガウリイもともと面倒なことが嫌いなだけだよ。
ロクロウははは !  あんた面白いな !よし !  手合わせの前に呑もう !
ガウリイ飲むのはいいけど、手合わせはしないぞ。
ロクロウいいさ。呑んだら気も変わるかもしれないからな。