ハセヲ
「アトリを一人で残すわけにはいかねえからな。少しだけなら協力してやるよ」
「少しは楽しませてくれよ」
.hack//G.U.(コラボ作品)
性:男
年齢:17歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:櫻井 孝宏

プロフィール

1200万人以上が利用するネットワークRPG『The World』のプレイヤーで、『碑文使い』という特別な力を有している。『三爪痕(トライエッジ)』と呼ばれる謎のPK(プレイヤーキラー)に友を奪われ、復讐のため修羅の道を歩み、やがて、PKを殺すPK──PKK『死の恐怖』として他のプレイヤーから恐れられるようになった。それは失ったものを取り戻す旅であり、新たに出会う旅でもあった。純粋がゆえの激情に突き動かされていた少年は成長し、やがて未来という無限の扉へと辿り着く。

ミリーナの一言

ハセヲさんはちょっと怖い印象があるけど、本当は優しい人なんじゃないかしら。大切な誰かを失った時、どんな行動をするのかにその人の性格が現れるって言うでしょう ? ハセヲさんは理不尽な出来事にとても怒ったのよね。その気持ち、私にもよくわかるわ。そしてたった一人で復讐を遂げようとした。それってつまり、誰も巻き込みたくなかったんだと思うの。目的のために手段を選ばず他人を利用する道だってあったのに……。そこがハセヲさんらしさなんだと思うわ。

イクスの一言

やっぱり一緒に戦ったからかな。ハセヲはよくラタトスクと一緒にいるんだ。お互い罵り合いながら、クレス道場で模擬戦をしてるんだよ。端から見てるとケンカでもしてるみたいなんだけど、あれで意外と気が合うみたいでよかったよ。まあ、白熱し過ぎて本気のケンカになることも多いみたいなんだけど。そういう時はラタトスクをマルタが、ハセヲをアトリが止める。どっちも相手に弱いらしくて、お説教がはじまったら今度は協力して逃げ出すんだ。本当にいいコンビなのかもな。


キャラクター双子
ディオメル、それ食べないのか ?んじゃ、いただきっ !
メルあー !  最後に食べようと思ってたのに !
ディオもぐもぐ……あ、そうなの ?  わりーわりー。
メルちょっと、返しなさいよ !
ディオオ、オレ、ロクロウさんと稽古の約束あるから !んじゃっ ! !
メルも~、いつも勝手なんだから !
ハセヲおい。
メルあ……、ハセヲさん。な、なんですか。
ハセヲこれ、やる。
メルえ……。
ハセヲ好きなんだろ。これ。だったら遠慮すんな。
メルは、はい……ありがとうございます。
ハセヲじゃあな。
メルあ、あの !
ハセヲん……なんだ。
メルハセヲにいちゃん !  ありがとう !
ハセヲな…… ! ?  いきなり何言ってやがる !
メルえっと、こうしたら喜ぶってアトリさんが……。
ハセヲアトリのやつ…… !
メルあの……ハセヲさん、兄弟がいるんですか ?
ハセヲ兄弟じゃねえ……。ただ、知り合いに双子がいただけだ。
ハセヲ兄ちゃん兄ちゃんって付きまとってきて……。お前ら見てると、なんか思い出すんだよ。
メルそうだったんですね……。
ハセヲお前らとはあんま似てないんだけどな。
ハセヲ姉の朔は生意気で会ったばかりの頃はやたら俺に噛みついてきやがった。
ハセヲ弟の望は内気だけど穏やかで心の優しい奴だった。
ハセヲあいつらは、いつも一緒なんだけど実際はものすごく遠い……そんな双子だ。
ハセヲチッ……余計な話しちまった。
ハセヲとにかく、双子だからずっと一緒ってのは絶対じゃねえ。いなくなってから後悔しても遅えんだ。
ハセヲお前らも、それだけは覚えておけ。

キャラクターTheNewWorld
ハセヲまだ、信じられねえよな。俺たち、本物の異世界にいるんだぜ。
アトリ私もこれは夢なんじゃないかって時々思います。
アトリなにより、自分がアトリなのが不思議です。
ハセヲリアルの自分か……。
ハセヲ元の世界じゃ、ただの学生だったからな。それが今じゃ剣と魔法でモンスターと戦ってるんだ。マジでラノベとかアニメの世界だよな。
アトリハセヲさんって、そういうの見る人だったんですね。
ハセヲなっ……そのくらい誰だって見るだろ。つーか、よく考えたら俺たちお互いのリアルのことほとんど知らねえのか。
アトリ私の……。
ハセヲンな顔すんなよ。リアルのことなんざ今さらだ。俺たちはもうこの身体で生きていくしかねえんだ。
アトリ……私の、せいですよね。
ハセヲん…… ?
アトリ私がハセヲさんに会いたいって思わなければ別の世界に取り残されることもなかったから。
アトリ家族やお友達とも会えないし向こうに残してきた物だってたくさん……。
ハセヲ今さら文句言っても仕方ねえよ。だいたい、元の世界にはもう一人俺がいるんだ。残して来ただのってのとは違うだろ。
ハセヲそれに、お前が望まなきゃ俺は存在すらしなかった。そう考えりゃむしろ感謝しなきゃならねえかもな。今、俺は確かにここにいるんだから。
ハセヲだから、別に怒っても恨んでもねえしなにより、その……お前を放っておけねえだろ。
アトリ…………。
ハセヲうっ……鈍いやつだな !だから、一緒にいてやるって言ってんだよ !
アトリハセヲさん……それって……。
ハセヲよし、この話は終わりだ。アジトに帰るぞ。
アトリ待ってください、もう一度ちゃんと言ってください !
ハセヲ嫌だ。
アトリお願いです !  もう一回 !今度はしっかり心に刻みたいんです !
ハセヲだから嫌だって言ってんだろ !
アトリどうしてですか ?なんで言ってくれないんですか ?
ハセヲ恥ずかしいんだよ !
アトリ大丈夫です、ここには私たちしかいませんから。さあ、さあ。
ハセヲお前、こういう時だけなんで強気なんだ……。
ハセヲとにかく、今はダメだ !
アトリええー、そんなあ……。
アトリあれ ?  今は、ということは別の機会ならいいんですか ?
ハセヲうっ……いつかな。そのうちだ。あんまり期待せずに待ってろ。
アトリはい !  待っています !いつまでも、ずっと……。