プロフィール
歴史に名を残す大戦『ヴァルハラ戦役』において重要な立場にいた人物。それがエドワード・D・モリスンである。ハーフエルフである彼の放つ魔術は、ダオスに致命傷を与え封印することに繋がった……はずだった。しかし歴史の歯車は狂い、彼は志半ばで命を落とす。その遺志を継いだのは新たなる英雄たちだった。
ミリーナの一言
モリスンさんが遺した魔術は伝説の術としてたくさんの人に受け継がれているのよね。それってすごいことだと思うの。時間を超える術の研究もしていたみたいだし、本当に優秀な魔術師なのよね。私もモリスンさんから色々な知識を学んでみたいわ。きっとそう思っている仲間もたくさんいるんじゃないかしら ?
イクスの一言
仲間を守るために強大な敵にも立ち向かうなんて、やっぱりカッコイイよなって素直に憧れるよ。誰かのために自分を犠牲にすることも躊躇わないって、すごいよな。でも、それで悲しむ人がいるのもわかる。だからその選択が正解なのかっていうのはわからないけど、それでも俺は想いを託す選択が出来るモリスンさんを尊敬するよ。
キャラクター | 同胞との出会い |
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ジーニアス | えーっと、確かこの辺だったと思うんだけど……。 |
モリスン | ん ? もしかして君がジーニアス君か ? |
ジーニアス | あ、はい ! ボクがジーニアスです。あなたがモリスンさんですね ! ? |
モリスン | ああ、そうだ。悪かったね、アジトからの届け物を頼むことになってしまって。 |
ジーニアス | ううん、いいんです。ボクが行きたいって言ってお願いしたから。 |
モリスン | そうだったのか。しかし、なぜ ? |
ジーニアス | 一度会ってみたくって。モリスンさんもハーフエルフなんですよね ? |
モリスン | ああ、そういうことか。そうだ。君と同じハーフエルフだよ。 |
ジーニアス | わあ、なんだか嬉しいです !全く会ったことがないわけじゃないけどやっぱり人数は少ないから……。 |
ジーニアス | それにクレスから、世界を守るために出来ることを精一杯やってる人なんだって聞いて……色々話を聞いてみたくて。 |
モリスン | はは、それは随分と過大評価されたものだ。その期待に応えられるように、頑張らないといけないな。 |
ジーニアス | 過大評価じゃないと思います !実際、すごいことをやってきた人だし……でもそういうところが落ち着いた大人って感じするな。 |
モリスン | はは、そうか ?だが落ち着いた大人なら君のそばにもいるんじゃないか ? |
ジーニアス | うん。リーガルとかも落ち着いてるしこの世界に来てから出会った人の中にもやっぱり冷静でカッコイイなって思う人はいたよ。 |
ジーニアス | でも、ボクと同じハーフエルフだと、なんていうか……その、ちょっと強い感じの女の人のほうが多かったかなー、みたいな……。 |
モリスン | なるほど、そういうことか。確か、君には姉がいるんだったな。 |
ジーニアス | そうなんです……。先生もやってるし、ボクのことも面倒見てくれてるし、頼りになる人ではあるんだけど。 |
モリスン | はは。まあ、身内の女性というのはどうしたって強く感じてしまうものだろうな。私も妻には頭が上がらない想いだよ。 |
モリスン | 私のせいで苦労をかけたということもあるしね。 |
ジーニアス | モリスンさんでもそう思うんですか ?ちょっと意外かも……。 |
モリスン | 身内だからと、甘えていたところはあると思う。だが、だからこそ私も自分の理想を追いかけられた。彼女には、一生感謝し続けることになるだろうな。 |
モリスン | そもそも、私が落ち着いた大人だということも君の誤解かもしれないがね。 |
ジーニアス | えっ ! どういうことですか…… ? |
モリスン | たとえば、突然理不尽なことで怒り出すとか。 |
ジーニアス | ええっ ! ?そんな人には見えないけどなぁ……。 |
ジーニアス | もし本当にそういう人だったら、こんな風に落ち着いてボクと話をしてくれないような気もするし。 |
モリスン | なるほど、君は冷静だな。すまない、今のは冗談だ。 |
ジーニアス | あはは、なーんだ。ちょっとびっくりしちゃった。でも、そういう冗談も言う人なんだっていうのは発見だったかも。 |
ジーニアス | これからももっといろんな話が出来たらいいな。よろしくお願いします ! |
モリスン | ああ。私も君のような可愛らしい同胞がいるのは嬉しいよ。これからもよろしく頼む。 |
キャラクター | 今度こそ共に |
モリスン | そちらの資材は倉庫にしまっておいてくれ。それから、少し確認してもらいたいことがある。調査を頼んでも構わないか ? |
兵士 | 承知しました ! |
クレス | モリスンさん、こんにちは。今日も忙しそうですね……。 |
モリスン | ああ、クレス君か。まあ、忙しいといえば忙しいが、充実しているよ。 |
モリスン | ここにいる仲間たちも私の提案の意図をよく汲み取ってくれている。おかげで非常にやりやすい。 |
クレス | モリスンさんの指示が明確だからじゃないですか ?それに、相手を気遣ってくれている……だから、みんな力になりたいと思うんです。 |
モリスン | はは、そう言って貰えるとありがたいな。だが実際には、私がやりたいと思うことに賛同して貰えるよう会話を重ねているだけだ。 |
モリスン | もちろん、兵士たちの話も聞かせてもらってこれだと思うものは取り入れている。持ちつ持たれつというところだ。 |
クレス | そうですね……。僕も、モリスンさんのお話を聞いて、賛同して戦いに挑もうと思ったことがありますから。 |
モリスン | はは、懐かしい話だな。この世界とは別の世界のことではあったが……。 |
モリスン | こうして再び君と同じ方向を向いて戦えることは光栄に思っているんだ。 |
クレス | ……僕もです。 |
クレス | あなたと一緒に戦いたいと、どれだけ願ったことか。先日も肩を並べて戦えたのは、感無量でした。 |
モリスン | ははっ、大げさだな。 |
クレス | 大げさなんてことは…… ! |
クレス | ……いえ、確かに少し大げさな言い方をしたかもしれませんね。 |
クレス | でも、モリスンさんと一緒に戦えることが嬉しいのは本当なんです。 |
モリスン | ああ、伝わっているよ。 |
モリスン | 元々の世界でも、私と君は別の時代の人間で交わることもないはずだった。 |
モリスン | それが何の因果か出会い、共に手を取り前を向いていくことになった。時間も、世界すらも超えて。 |
モリスン | もしかしたら、運命すらも超えてここで出会ったという可能性もあるかもしれないな。 |
クレス | ……そうですね。 |
モリスン | だが、可能性の話ばかりをしていても仕方がない。重要なのは今であり、これからだ。違うか ? |
クレス | いえ、違いません。これから僕たちが何をしていくか……そのことを考えるべきだと思います。 |
モリスン | ああ、そうだ。 |
モリスン | 私たちは、同じ敵に向かって走り続ける。その目的を果たすために、共に戦っていこう。 |
クレス | はい…… ! ! |
モリスン | ……やはり、いいものだな。肩を並べられる仲間がいるということは。 |
モリスン | この力があれば、何があっても、きっと―― |