プロフィール
かつて『狂乱の貴公子』と呼ばれ恐れられた元攘夷四天王の一人。攘夷戦争終結後は、反幕府勢力の攘夷党首領として活動する。その言動は理路整然としているようで突拍子もなく、そうかと思えば他人を惹きつけてやまない熱を持つこともある。まさに『狂乱』と呼ぶに相応しい一筋縄ではいかない男。ペットであり相棒のエリザベスを連れて歩く姿もまた、ただ者ではない風格を醸し出している。
ミリーナの一言
桂さんがどんな人かって聞かれると、ちょっと答えに困るかもしれないわ。掴み所のないというか、掴もうとしたら予想外の方向に全力で駆け出しちゃうような人なの。だから銀時さんでも振り回されちゃうみたいね。そういえば、シゼルさんやマリーさんと話しているのをよく見かけるけれど、何だか意外な組み合わせよね。
イクスの一言
桂さんは元の世界では、レジスタンスみたいな組織を率いていたんだって。だからなのかな、すごく面倒見がよくて、この前なんて退治に出掛けた野盗を子分にして帰ってきたよ。その前は凶暴な魔物を手なずけようとしてたし。……ものすごく噛まれてたけど。ま、まあ、でも桂さんの優しさは見習いたいなって思うよ。
キャラクター | いい目をしている |
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キュッポ | お兄さんが新入りキュ ?なかなかいい目をしているキュ。 |
桂 | おお…… ! |
銀時 | おいヅラ。なに震えてんだ。 |
桂 | ヅラじゃない桂だ。それに震えてなどいない。ちょっと取り乱しただけキュ。 |
銀時 | 取り乱してんじゃねぇか !しかも語尾に変なもんついてるぞ ! |
キュッポ | 二人ともやめるキュ。そんな大きな声を出したらみんなビックリするキュ。 |
銀時 | くっ……ラッコのくせにやたら常識的なこと言うじゃねぇか。 |
キュッポ | キュッポはモフモフ族キュ。 |
桂 | モフモフ族……だと ! ? |
銀時 | ど、どうしたヅラ ! |
桂 | 気にするな。あまりにピッタリで愛らしい名前に興奮してちょっと呼吸が苦しくなっただけだ。 |
銀時 | より悪化してんじゃねーか ! |
桂 | しかし、モフモフ族……なんと愛らしい……。 |
銀時 | そういやお前、動物好きだったな。 |
桂 | よーしよし良い子だ。ほら、たまたま持っていたホタテをやろう。 |
銀時 | いや、なんでそんなもんたまたま持ってんだよ。 |
キュッポ | キューーーッ ! |
銀時 | 今度はなにー ! ? |
キュッポ | ……はっ ! すまないキュ。キュッポには感情が昂ぶるとホタテを割るクセが……。 |
銀時 | どんなクセだよ !ラッコか ! ? やっぱラッコなのか ! ? |
桂 | きゅーーーっ ! |
銀時 | こっちもかよォォォォ ! |
桂 | すまない。俺も興奮すると悪しき現体制を叩き割りたい衝動が……。 |
銀時 | それこそどんなクセだよ !つーか、急に攘夷志士っぽいこと言ってんじゃねぇよ ! |
キュッポ | やはり、いい目をしているキュ。先ほどの気合いもお見事キュ。 |
桂 | 押忍 ! 恐縮です ! |
キュッポ | 本物の戦士と見込んだキュ。あっちでお話するキュ。 |
桂 | 押忍 ! |
銀時 | おい、どーすんだよ。新たな変態コンビが誕生しちまったぞ……。 |
キャラクター | 異世界のキャプテン |
リッド | ん、チャットじゃねぇか。それに桂だっけ。なんの話してんだ ? |
チャット | はい。こちらの桂さんから、とあるキャプテンの冒険譚を聞いていたんです。 |
リッド | キャプテン…… ? |
桂 | 男の名はキャプテンカツーラという。 |
リッド | ……なんだそりゃ。ていうか、そのカツーラってお前のことだろ。 |
桂 | カツーラじゃない桂だ !確かに、俺とは何かと共通点が多いがあくまで別人。キャプテンカツーラは宇宙をまたにかける海賊だ。 |
チャット | 宇宙…… ! いったいどんな場所なんでしょう ! |
チャット | それにキャプテンカツーラの世界に晶霊はいないそうですから、バンエルティア号とはまったく違った技術で飛ぶはず ! 興味深いですね ! |
リッド | わかったからちょっと落ち着けって。 |
チャット | あ、ボクとしたことがつい興奮して……。 |
桂 | 好奇心旺盛なのは素晴らしいことだ。幕府の犬に嗅ぎつけられてはかなわんので詳しいことは話せないが……。 |
桂 | キャプテンカツーラはなんだかすごいカラクリですごい飛んで宇宙の果てまですごい旅をするのだ。 |
リッド | 『すごい』しか言ってねぇぞ。ほんとにわかってんのか。 |
チャット | なるほど……それはすごそうですね ! |
リッド | いいのかよ ! ? |
チャット | それで、キャプテンカツーラはどんな冒険をしてきたんですか ! ? |
桂 | そうだな……。 |
桂 | 江戸を破壊しようとする恐ろしいテロリストと戦ったり……。 |
桂 | いわれなき罪で投獄された時は、同じような境遇の者たちと協力して脱走したこともある。 |
チャット | おお ! 悪党の退治、仲間との脱獄…… ! |
リッド | へえ、なんかほんとにすげぇ冒険してんだな。 |
桂 | あとは、エリザベスと共にTV番組に出演しお茶の間を沸かせるなど……。 |
リッド | ちょっと待て。それはなんか違わねぇか ? |
桂 | クールなナイスガイであるキャプテンカツーラの意外な一面が見られるほっこりエピソードだぞ。 |
桂 | しかし、なぜか番組の後半の記憶がないのだ。確かあの時、エリザベスが……。 |
リッド | やっぱお前のことじゃねぇか。 |
桂 | だ、断じて違う。キャプテンカツーラは実際の人物、団体とはなんの関係もないのだ。 |
リッド | おい、チャット。あんまりこいつの話を真に受けないほうがいいんじゃないのか ? |
チャット | どうしてですか ? とても興味深いですよ !それに、キャプテンカツーラってなんだかリッドさんに似ている気がしますし。 |
リッド | 似てねぇよ ! 絶対 ! |