プロフィール
とある世界の案内人を務める彼女は、時に貴重な情報を提供し、時に自らがイベントを計画してゲストを招待する。それが彼女の使命であり、案内人としての誇りとなっていた。そして、彼女自身もまた、数多の英雄たちとの関わりを経て、絆を紡いでいくのだった。
ミリーナの一言
オリエはとっても情報通なの。アジトのみんなもオリエから色々と教えてもらうことが多いらしくて、頼りにされているみたい。でも、私が一番知りたいのは、オリエ自身のことなの。好きな食べ物とか、どんな洋服が好きなのかとか、気になることがいっぱいだわ。もっとオリエと仲良くなる為にも、今度一緒に買い物に行ったときに教えてもらうことにするわね。
イクスの一言
オリエは元の世界で案内人っていうのをやっていたらしいんだ。どんなことをしているのか気になって聞いてみたんだけど、みんなが喜んでくれたり、楽しんでもらえるような情報を教えることが多いんだってさ。それで、そのときのことを話すオリエはなんだか凄く楽しそうなんだ。きっと、オリエにとってもみんなが喜んでくれる姿を見るのは、嬉しいことなんだろうな。
キャラクター | オリエの先出し放送局 |
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オリエ | レイアさん、明日掲載予定の記事が出来上がりましたので、こちらに置いておきますね。 |
レイア | ありがとう、オリエ !いつも助かってるよ。 |
オリエ | いえ、私もみなさんに喜んで貰えてとっても嬉しいですから。 |
レイア | うん、やっぱりオリエを記者にスカウトして正解だったよ。『オリエの先出し放送局☆』って今じゃあすっかり大人気の記事だし。 |
オリエ | ありがとうございます。 |
オリエ | ですが、この前からアグリアさんが私のことをじっと見てくるようになったのが気になっていまして……。 |
レイア | あー、うん。それは多分悔しがってるだけだと思う。その証拠に、今日も朝早くから取材があるって出て行っちゃったし。 |
オリエ | そうだったんですか。私、てっきりアグリアさんを怒らせるようなミスをしてしまったのではないかと心配してたんです。 |
レイア | あはは……。でも、アグリアってあまり人を褒めたりしないからわかりにくいけどオリエのことは一目置いてるんじゃないかな ? |
レイア | それに、わたしだって今まで以上に頑張らなきゃ !って気になって仕事も捗るしね。 |
オリエ | ありがとうございます !では、私もレイアさんたちに負けないように頑張りますね ! |
クロエ | 失礼する。レイア、やっぱりここにいたのか。もうみんな集まったから、迎えに来たぞ。 |
レイア | えっ ! ? もうこんな時間 !ごめん、すぐに準備するから !ああっ、でもオリエの記事もチェックしないと…… ! |
アリーシャ | 慌てなくていいぞ、レイア。仕事が残っているのなら、そちらを優先してくれ。 |
エレノア | ええ、時間はたっぷりありますからね。 |
オリエ | みなさん、今から何処かへお出かけですか ? |
クロエ | ああ。と言っても、日課になっている鍛錬を一緒に行うだけだがな。 |
オリエ | 鍛錬、ということは、ライラさんが以前仰っていた『アジト式ジョシ力(物理)アップトレーニング』のお時間ですね。 |
レイア | わたしがみんなにお願いしてたんだ。最近、ジュードも忙しいし、なかなか修行に付き合ってくれる人がいなくて。 |
エレノア | ですが、レイアも大陸の班長や出版部の仕事で忙しいでしょうから、無理は禁物ですよ。 |
レイア | 大丈夫 ! 無理はしてないつもりだし頑張らなきゃいけない分、いっぱい修行して体力をつけなきゃ ! |
オリエ | なるほど……レイアさんの仰る通り私もみなさんのお役に立つためには今まで以上に動けるようにならなければ…… ! |
レイア | オリエ ? |
オリエ | あの、みなさんにお願いがあるのですが今日の鍛錬、私もお付き合いして構わないでしょうか ! |
クロエ | ああ、もちろん構わないぞ。 |
アリーシャ | きっと、私たちにとってもいい刺激になるだろう。是非、参加してみてくれ。 |
レイア | あっ ! だったら今日のことも記事にしようよ !体験レポが掲載されたら、他の興味を持った人たちも今度から参加してくれるんじゃないかな ? |
エレノア | それはいいアイディアですね。記事の掲載、楽しみにしていますよ。 |
レイア | それじゃあオリエ、一緒にいい記事が書けるように張り切っていこう ! |
オリエ | はい ! では次の『オリエの先出し放送局☆』の特集は『ドキドキ ! アジト式ジョシ力(物理)アップトレーニングに密着 !』にさせていただきます ! |
キャラクター | 案内人として |
イリア | はぁ ! ? じゃあ、なに ! ?あんたの世界のハスタってそんなに色々と迷惑かけてるヤツなわけ ! ? |
オリエ | はい……もはや、みなさんからは名物お兄さんと言われているくらいで……。 |
スパーダ | あいつ、マジでろくでもねェな。オレが一緒にいりゃあ、とっ捕まえていっぺんシメてやったってのによ。 |
イリア | その時はあたしも参加するわ。いひひひひひ ! |
ルカ | 顔が怖いよ、イリア……。 |
オリエ | ですが、いくらハスタさんが大暴れしても最後には、みなさんに助けて頂いているので私もホッとしているんです。 |
イリア | けど、毎回付き合わされるあんたも大変じゃない ? |
オリエ | 確かに大変でしたが私がみなさんのお力になれることもあったり嬉しいこともたくさんありました。 |
イリア | ま、あんたも色々と苦労してきたってわけね。 |
ルカ | ねぇ、オリエ。ちょっと気になってたんだけどオリエから見たら、僕たちのことってどんな風に見えてるのかな ? |
スパーダ | はぁ ? ルカ、なんだよ、その質問は ? |
ルカ | だって、オリエは僕たちとは違う僕たちのことを知っているわけでしょ ?どこか違うところがあったりするのかなって……。 |
オリエ | いえ、ルカさんたちもそうですがここにいるみなさんは、私の世界にいたみなさんと心の在り方は同じように思います。 |
ルカ | 心の在り方 ? |
オリエ | はい、私が知っているみなさんもそれぞれの想いを胸に抱いてあらゆる困難を乗り越えていきました。 |
オリエ | 共に助け合って世界の危機を救う。そうして絆が紡がれていく姿を私はずっと見てきたんです。 |
オリエ | そして、ここにいるみなさんもそれは変わらない。だから、私はここでも案内人としてみなさんをサポートしたいんです。 |
ルカ | そっか。オリエがそう思ってくれているなら僕もなんだか嬉しいな。 |
イリア | ま、おたんこルカなところはどうにかしてほしいけど。 |
ルカ | ううっ……一言多いよ、イリア……。せっかく褒めてもらえたのに……。 |
スパーダ | けどよ、案内人っつーくらいだからこっちの世界のことも色々と知っておかなきゃいけねェんじゃねえか ? |
オリエ | はい。なので、レイアさんの記事作成をお手伝いしたりキール研究室のみなさんからお話を聞いたりして勉強させてもらっています。 |
オリエ | みなさんとても丁寧に教えてくださるので気が付けば夕食の時間になっていたこともありました。 |
スパーダ | マジかよ ! キール研究室のヤツらの話なんて五分も聞いてらんねーぜ。 |
ルカ | やっぱりオリエってすごいな。だけど、僕たちにも手伝えることがあったらなんでも言ってね。 |
スパーダ | おう ! 難しいことはわかんねェけど腕っぷしなら自信があるからな。 |
イリア | 美味しい肉と儲け話に繋がるならあたしのところにも相談しに来なさい。 |
オリエ | はい、そのときは是非みなさんに声をお掛けします。 |
オリエ | そして、そんなみなさんのお力になれるようこれからも頑張っていきますので何卒、よろしくお願いしますね。 |
キャラクター | イベントスケジュール |
オリエ | グラスバレーさん、今回は同行させていただきありがとうございました。 |
オリエ | みなさんのご活躍は次回の『オリエの先出し放送局』で紹介させていただきますね。 |
カノンノ・G | うん、楽しみにしてるね !パスカとイアハートにも伝えておかなきゃ。 |
カノンノ・G | ところで、オリエはこの後どうするの ?また誰かの密着取材とか ? |
オリエ | いえ、次はエステルさんたちが主催する『読書交流会』というイベントの司会をする予定になっていますね。 |
カノンノ・G | そんなのもやってるんだ。確かにオリエって司会とか上手そう。 |
オリエ | はい、ありがたいことに好評のようでこういったイベントのお仕事も何件か入っていますね。 |
オリエ | 以前はベリルさんたちが主催した『芸術品評会』やマオさんたちが行った『オーケストラ祭』で司会を務めさせていただきました。 |
オリエ | 最近では、闘技場のアナウンスも担当しましたね。挑戦者とチャンピオンの激闘をお伝えする際は私も思わずマイクを握る手に力が入ってしまって―― |
カノンノ・G | ふふっ、オリエ。今もちょっと興奮してるのがわかるよ。よっぽど凄かったんだね。 |
オリエ | す、すみません…… !つい、そのときのことを思い出してしまいました。 |
カノンノ・G | でも、それだけオリエも楽しんでるってことだよね。 |
オリエ | はい ! やっぱり私、こういうお仕事が好きなんだと思います。 |
オリエ | みなさんの想いを言葉で伝える――きっとそれが、私の使命ですから。 |
カノンノ・G | うん、私も応援するよ。もしそういうイベントで人手が必要になったらお手伝いもできると思うから、いつでも声をかけてね。 |
オリエ | ……あっ、でしたらさっそくで申し訳ないのですがお力になっていただきたいことがありまして……。 |
カノンノ・G | そうなの ? なにかな ? |
オリエ | 実は、先ほど話していた闘技場のアナウンスなのですが選手入場の際にキャッチコピーのような紹介をするんです。 |
オリエ | この原稿は選手本人が用意することもあればこちらで用意しなくてはいけないときもありまして……。 |
カノンノ・G | わかった。それを一緒に考えてほしいんだね。ちなみに、どんな感じのアナウンスがあるのかな ? |
オリエ | そうですね。たとえばですけど……。 |
オリエ | 『この筋肉こそチャンピオンの証 ! !今日もかますぜ、イカスヒップ ! ! 』 |
オリエ | 『勝利という薔薇はあなたに捧げます ! !闘技場の絶対王者の登場 ! ! その名は―― ! ! 』 |
カノンノ・G | あー、すっ、ストップ !だ、だいたいどんな感じかはわかった……かな。 |
オリエ | はい ! こう、叫んでいると会場にいるみなさんのボルテージが上がるようなアナウンスを私もしたいんです ! |
カノンノ・G | わ、私は今のでも十分だと思うけど……。でも、自分で目標を作って頑張るのも大切なことだよね。 |
カノンノ・G | うん、わかった !これまでのものに負けないような熱い入場アナウンスを一緒に考えよう ! |
オリエ | ありがとうございます ! 必ず会場を盛り上げてみせますっ ! |