カナタ・ヒューガ
「俺はカナタ。よろしくね!」
テイルズ オブ クレストリア
性:男
年齢:15歳
身長:162cm
体重:?kg
CV:天﨑 滉平

プロフィール

少年は光の当たる場所で育ち、何の不自由もなく暮らしていた。皆の分け隔てない幸せを願い、そのために強くなろうとする純粋な心。しかしその想いは、隠された真実に気づかぬ無知ゆえの傲慢でもあった。そして、信じていた父親の醜い裏の顔を知った時、彼は大切な少女を守るため、自らの手を肉親の血で汚す。大罪ゆえに世界から追われ、やがて世界そのものの誤りに気づいた少年は、その罪を背負いながらも世界を正す決意をする。

ミリーナの一言

罪を背負って生きるって、簡単なことじゃないわ。だからカナタがあんなに辛い罪を背負って世界中から追われても、誰かを憎んだりせずに真っ直ぐ生きようと思えたのは本当にすごいと思う。きっとミゼラや仲間の助けもあったんでしょうね。だけど、そうして支えてくれる人たちに出会えたのは、何よりもカナタ自身に人を思いやる純粋な気持ちや、強い意志があったからなんじゃないかしら。

イクスの一言

カナタは「助けてあげる」とか、何々してあげるってよく言うんだ。人によってはそれが嫌味のように聞こえるみたいだけど、カナタ自身に他意は本当にないんだよな。真っ直ぐに誰かを助けたいと思う気持ちがあるから、それを遠慮なく口に出してしまえる。それはカナタの欠点じゃなくて長所なんだと思う。多くの人や世界を動かすような、強い気持ちがあるってことだからさ。


キャラクター懐かしい出会い
イクスここが俺たちのアジトだよ。ようこそ、二人とも。
カナタへえ、ここがアジトかぁ。面白そうな場所――えっ ! ?
ミゼラどうしたの ?  カナ――え ?
リッドな、なんだよ、人の顔見ていきなり叫んで。お前ら、新しく来た奴らか ?
カナタリ、リッド !  俺だよ、カナタだよ !覚えてないの ?  どうしてここに……。
リッドちょっと待てって。オレはお前らに会ったことも見たこともないぞ。人違いじゃねぇか ?
ミゼラでも……あなたはリッドだよね ?
リッドああ、名前は合ってんな。誰かに聞いたのか ?
イクスどういうことかわからないけど……二人は元の世界で、リッドに会っていたってことかな。
カナタうん、そうだよ。ノチートの村で会って、助けてもらったんだ。でも、このリッドは別人ってことなの…… ?
イクスそうみたいだね。もしかして、イアハートと同じような感じなのかな ?  異世界同士の距離が近いとそういうこともあるって……。
リッドああ、そういやあいつも初対面でこんな反応してたっけなぁ。
ミゼラ不思議だね……。知ってる顔なのに、別人だなんて。
リッドなんでもいいけど、人の顔見て喜んだり落ち込んだりしないでくれよ。
カナタあっ !  ごめん、自己紹介しなきゃね。こっちのリッドとは初対面なんだし。俺、カナタ。こっちはミゼラ。
リッドリッド・ハーシェルだ。よろしくな、カナタ。
ミゼラなんだか……違うけど、同じだね。
カナタうん。俺もそう思ったよ。
リッドん ?  どういうことだ ?
カナタ俺が知り合ったリッドとは別人なんだけど顔だけじゃなくて、話し方も考え方も一緒みたいなんだ。
リッドへぇ、そりゃ面白いな。オレ、やっぱり猟師やってたのか ?
カナタうん、そうだよ。それで、ファラと仲良しなんだ。もしかしてファラもいるの ?
リッド仲良しってか、あいつは幼なじみだよ、幼なじみ。
ミゼラそうやって照れるところも似てるかも。
リッドそりゃ、どうも……。
ミゼラなんだか、ちょっと安心したね。知らない人たちばかりだと思ってたけど……。
カナタうん。知らないけど、知ってる。この世界では初対面でも、今まで出会ってきたみんなとまた出会い直せるってことなんだね。
リッドそんじゃ他の連中にも紹介してやっか。ついてこいよ。面白い奴が大勢いるぜ !

キャラクター罪を背負う剣
クレスうん !  いい太刀筋だ、カナタ。
カナタありがとうございます、クレス先生 !やっぱり先生はこっちでも強いんだな~。
クレスその『先生』っていうのはなんだか照れるなぁ。呼び捨てで構わないんだけど……。
カナタえーっ、でも俺にとってクレス先生はクレス先生なんですよ。
ユーリ面白そうな新人が入ったみたいだな。どうだ ?  ちょっとオレとも手合わせしてみねぇか ?
カナタうん !  俺は全然構わないよ。えっと、名前は…… ?
ユーリユーリだ。そっちはカナタ、だっけか ?ま、せっかく剣を抜いたんだ。自己紹介なら言葉よりこっちでやろうぜ……っと !
カナタうわ…… !  ユーリって、強いね !よし、俺も本気で…… !
ユーリ……へえ、そっちも中々じゃねえか。どうだい、クレス先生 ?  どっちが勝つと思う ?
クレスユーリまで先生って……。でも、そうだね……うーん。
カナタ悩まなくて大丈夫ですよ、先生 !俺、勝ってみせますから。
ユーリほー、言うじゃねえか。オレもそう簡単に負けるつもりはないぜ ?
クレス……あ、ごめん。悩んでいたわけじゃないんだ。二人の戦う姿を見て、不思議に思ったからさ。どこか似ている感じがして……。
ユーリ似てる ?  オレとカナタがか ?得物も構えも、全然違うだろ。
クレスうん、もちろん戦い方は違うよ。だけど……同じ気迫というか、引かない覚悟みたいなものを感じるんだ。剣の重み、とでも言うのかな。
ユーリ重み、ねえ……。
カナタ俺の剣、確かに大きいから結構重いけど多分そういう意味じゃないよね。
ユーリ……そりゃそうだろ。そういや、その剣は何なんだ ?ただの剣って感じじゃねえよな。
カナタえっと、これは……俺の『罪』の剣なんだ。【ブラッドシン】っていってさ。
ユーリ罪…… ?
カナタうん。俺、父さんを殺したんだ。間違ったことを止めるために……。でも、それは許されない罪だってわかってる。
ユーリ……。
カナタこの剣は、その罪を背負う証みたいなものかな ?まぁ、俺も実際どういう仕組みなのかはよくわかってないんだけどね。
ユーリ……なるほどな。なんか、わかった気がするぜ。
カナタえ ?  何が ?
ユーリオレたちが似てるって話だよ。剣の重み、か……上手いこと言うよな、クレス。
クレスそうかい ?  僕もなんとなく感じただけだったんだけど、いい発見になったなら良かったよ。剣で発ケン、だね !
二人…………。
ユーリ……ま、それはともかく。そっちはまだわかってないんだろ、カナタ ?だったらわかるまでやってみようぜ。剣と剣でな。
カナタそう来なくちゃ !今度は、勝負が決まるまで…… !……行くよ !

キャラクター血の饗宴
カナタふんふふんふふ~ん ♪よーし、こんな感じかな ?
ヴィシャスおい、なんだこのくっせぇ匂いは ?
ミゼラカナタ !  大丈夫 ! ?
カナタミゼラ…… ?  それにみんなも、どうしたの ?
イージスどうしたもこうしたもあるか。調理場から異臭がすると思って来てみれば犯人はやはりお前だったか、カナタ……。
ユナ決めつけはあかんで、イーツン。現場におったからって、犯人とは限らへんやろ。
ミゼラそうよ、カナタは何も悪くない。きっと巻き込まれただけだわ。
ヴィシャスんなわけねぇだろ。おいカナタ、お前の目の前にあるその鍋はなんだ ?
カナタああ、これ ?  今日は俺が料理当番でしょ ?だから、新しいメニューを試してたんだ。
イージス料理……だと。その異臭を放つ赤いスープが ?
カナタこれはスープじゃなくてお肉を煮込んでるところ。ミゼラに美味しいお肉料理を食べてほしくてさ。
ミゼラ私の……ため ?
カナタうん。この前グラスバレーたちと一緒にお肉を食べたとき、俺、もっとミゼラにたくさん食べてほしいなって思ったんだ。
カナタみんなの前だったから我慢してるんじゃないかって……。
カナタ俺はミゼラに我慢なんてしてほしくない。美味しいお肉を食べて笑っているミゼラの顔が好きだから。
ミゼラカナタが、私のために…… !……ありがとう、カナタ。
イージス……カナタ、お前の気持ちはわかった。だが、その料理はどうしてそんな匂いを放っているんだ ?
カナタ匂い…… ?  あっ、もしかしたらお肉を柔らかくするために赤ワインの代わりに魚の血を使ったからかも。
イージスなっ ! ?
カナタ赤ワインなんて今の俺たちには高級品だし同じ『赤い液体』なら問題ないかなって。
カナタこれは試食用だけど、味が問題なさそうならみんなの分も作るから安心してね !
ヴィシャスおい、こいつマジで言ってんぞ。このままだとオレたちまで今夜の飯がゲテモノになるぜ。
ミゼラ……私は構わない。カナタが私のために作ってくれたんだもの。大丈夫……平気……きっと……たぶん……。
イージス鍋を直視できていないぞ、ミゼラ。しかし、一体どうすれば……。
ユナそら本番は本物のワイン使てもらうしかあらへんやろ。な、ヴィシャス。
ヴィシャスはぁ ?  まさかてめぇオレの部屋にあるワインを持ってこいって言うんじゃねぇだろうな ! ?
ユナそのまさかや。このままやと全員お陀仏やさかい。自分も困るやろ ?
ミゼラ……さぁ、出しなさいヴィシャス。これもお肉の……いいえ、カナタのためよ。
カナタえっと、なんだかよくわからないけれどヴィシャスも協力してくれるってことだよね !ありがとう、ヴィシャス !
ヴィシャスチッ !  てめぇら、覚えてやがれよ…… !