カーレル・ベルセリオス
「戦いの場は変わったが……再びディムロスたちと共に力を尽くそう」
「カーレル・ベルセリオスだ。妹が世話になっているね」
テイルズ オブ デスティニー2
性:男
年齢:?歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:飛田 展男

プロフィール

天地戦争の英雄たちの中でも、彼の名は多くの意味を持つ。天才科学者ハロルドの双子の兄であり、軍師として地上軍の戦いに貢献した将。そして恐るべき力を持つソーディアン、ベルセリオスの使い手。前線指揮官のディムロスからすれば、最も頼りがいのある戦友でもあった。だが自らの命と引き換えに戦争を終結させたその瞬間、彼はただかけがえのない妹を守る兄として、彼女の涙を見ていた。

ミリーナの一言

カーレルさんはハロルドの双子のお兄さんなんですってね。まるで性格が違うから、そう聞いてもなかなか実感が湧かなかったわ。破天荒で無茶なことを言うハロルドと、彼女のわがままも受け止めて笑っているカーレルさん。正反対の二人だけど、お互いをすごく信頼しているのは同じなんでしょうね。そばから見ていてもそれが伝わるわ。そんな兄妹の絆を羨ましく思うの。

イクスの一言

昔、ミクトランとの戦いでカーレルさんに何があったのか、ディムロスさんから聞いたよ。刺し違えてでもミクトランを倒すなんて、すごい覚悟だと思う。カーレルさんが来てから、ソーディアンチームのみんなの様子も少し変わった気がするんだ。落ち着いたというか、余裕ができたというか。きっとカーレルさんの存在は、チームの精神的な支えになっていたんだろうな。


キャラクター危険な妹
ロニ――っていうわけなんですよ !どうかお願いします、カーレルさん !
カーレルうーむ、それは問題だな……。
カイルロニ、カーレルさんと何の話をしてるの ?何かお願いしてたみたいだけど。
ロニいや、実は……最近、ハロルドの奴の実験が度を越してる気がしてな。実験台にされがちな俺としては、身の危険を感じてるわけだ。
カイル確かに、いくら丈夫なロニでもさすがにそろそろ体を壊しちゃいそうだよね。
カーレルそこで、ロニくんに相談されたんだ。兄の私ならロニくんでの実験を控えるように説得できるのでは、とね。
カーレル正直なところ、あいつに忠告とか説教をして効いた試しはほとんどないんだが……。
カイル……わかる気がする。
カーレルしかし、貴重なあいつの友人のためだ。私に出来ることはしてみよう。
ロニありがとうございます !いやー、カーレルさんがいてくれて本当に助かりますよ。
カイル…………。
カーレルカイルくん ?  どうしたんだい、考え込んで。
カイルいや、その……カーレルさんの今の言い方がちょっとだけ気になって。ハロルドってあんまり友達とか、いなかったんですか ?
カーレルそれは――……うん、そうだな。君たちには言ってもいいだろう。
カーレルあいつは子供の頃周りの子たちとうまく馴染めなくてね。一人でいることが多かったんだ。
ロニああ……実を言うと、俺らもちょこっとだけ聞いたことあります、その話。
カーレル傍若無人で唯我独尊な今のあいつからは想像もできないだろ ?
カーレルもちろん、成長してからは周りに才能も認められて頼れる仲間が大勢できたと思うがね。地上軍でも、この世界でも。
カーレル……ただ、今もあいつはどこか浮世離れしてるだろう。君たちのように遠慮なく、家族みたいに話せる友達はあいつにとっても初めてだったんじゃないかな。
ロニ…………。
ハロルド兄貴 ?  そんなとこで何を話してるのよ。
カーレルあ、いや。ちょっとカイルくんたちと近況報告をね。お前にも少し話したいことがあるんだが――
ロニ……いえ、カーレルさん。俺は覚悟を決めました。ハロルドの友としてこいつの実験にとことん付き合ってやりますよ !
ハロルド何それ。気持ち悪っ。――あ、でも、ちょうど効果を試したい薬があったわ。はい、これ飲んで。
ロニお、おう…… ! !……うぐっ ! ?  げほっ、げほっ !何だこりゃ、辛っ ! ?  うっ……。
ハロルド滋養強壮、体力超回復の薬よ。最近、あんたを色んな実験に付き合わせたからちょっとは報いてあげようと思ってね。
カーレルハロルド……感謝の気持ちがあるなら実験薬じゃなくてアップルグミでも渡せばいいだろう。
ハロルド効果が十倍違うんだから、こっちの方がいいの。ほら、カイルと兄貴の分もあるわよ。大丈夫、味はともかく効果は保証付きだから。
カイルい、いや !  オレは遠慮しとく !――早く逃げよう、ロニ !  ……ロニ ?へ、返事がない…… ! ?
カーレル……やれやれ。これでは、素直にいい友達が出来てよかったとは言いづらいな。ははは……。

キャラクター戦友たちの集い
ディムロス――そろそろ皆が来る頃か。各地の状況を聞いてみたいところだな。
アトワイトディムロス。今日は任務とか業務連絡とか堅い話は抜きにすると決めたはずよ。
カーレルその通りだ。旧交を温めるためなんだからな。場を設けてくれてありがとう、アトワイト。
シャルティエ僕としては、リオンくんたちにも来て欲しかったんですけどね。何しろ、もう一人の自分がいないとチームの最年少が僕だけになっちゃうから……。
カーレル年齢とか階級とか、そう気にすることもないだろう。もう地上軍の所属というわけでもないんだ。
S・クレメンテ――とはいえ、年長者への敬意も少しは欲しいものじゃがのお。
S・イクティノス久しぶりだな、カーレル。またお前に会える日が来るとは……。
カーレルクレメンテ、イクティノス !はは……私も、また会えて嬉しいよ。こちらとしてはそう久しぶりでもないんだがね。
S・クレメンテこれ、こっちは千年ぶりなんじゃぞ。もっと感慨深い反応をせんか。
カーレルあなたのご冗談も相変わらずですね。その辺りの話も後でゆっくり聞かせてもらいますよ。
ディムロスフィリアくんたちも、よく来てくれたな。わざわざ呼び出してすまなかった。
フィリアいいえ、とんでもありませんわ。私もカーレルさんにお会いしてみたかったですし。
ウッドロウ旧友たちの再会に手を貸せて、光栄だよ。……スタン君たちは来ないのかい ?ハロルド君は実験で忙しいとは聞いたが。
シャルティエええ、三人はソーディアンの僕たちと話し合ってやめたそうです。まぁ、声が重なったりすると混乱しますからね。
カーレル彼らとも一度ゆっくり話してみたいところだがまた今度の機会に、だな。いつでも会えるのだから。
S・イクティノスいつでも会える……か。昔とは状況も変わったな。天地戦争の最中ではいつ誰と会えなくなるかわからなかった。
アトワイト毎日、いくつもの別れを味わわなくてはならないのが戦争ですものね……。
ディムロスそれを思うと、我々がこうして再会できたのは大きな幸運……いや、奇跡とでも呼びたくなるな。
カーレル……不思議な感じがするよ。膨大な時間や、世界の壁さえ超えて私たちがこうして会えたなんて。
シャルティエそれはこっちの台詞ですよ。カーレルがここにいるっていうだけで……なんだか、未だに夢を見てるみたいです。
カーレル心配させてしまったな。皆にも、ハロルドにも……すまない。
S・イクティノスカーレル、今更そんなことはいい。俺たちはお前を労いはしても、責めはしない。
アトワイトハロルド以外はね。
カーレルはは、そうだな……。あいつに叱られるのは甘んじて受け入れるよ。……さて、そろそろ乾杯といこうか。
ディムロス何を他人事のように言っている。お前が主役の集まりなんだぞ。乾杯の挨拶をするのもお前の役目だ。
カーレル私がか ?  困ったな……。
シャルティエ他にいないじゃないですか。ほら、早くお願いしますよ。
カーレルわかった、わかったよ。では……古き友たちとの再会と新しい友との出会いを祝して。
カーレルそして、私たちがこれから歩む未来が明るいものであることを願って。――乾杯 !
全員乾杯 !