セレス・ワイルダー
「今度こそ、お兄さまと一緒に……!」
「私はセレス・ワイルダー。テセアラの神子さまの妹です」
テイルズ オブ シンフォニア
性:女
年齢:16歳
身長:?cm
体重:?kg
CV:今野 宏美

プロフィール

彼女は南の島の修道院で静かに暮らしていた。神子の血族でありながら罪人の娘でもあったために。生まれつき体の弱い彼女は病に苦しみ、辛い思いをすることもあった。そんな彼女の心を支えていたのは、幼い頃に兄に遊んでもらった思い出。しかし神子として自由に過ごす兄には素直になれず、つい当たりが強くなってしまう。それでも胸に秘めるのは、兄への強い想いだった。

ミリーナの一言

セレスの素直になれない気持ち、私にはわかる気がするわ。守ってもらえて嬉しいのも、ありがたいのも確かに本音なのだけど、いつも背中を見ているだけというのは少し寂しいのよね。けれど、これからは一緒に暮らして、隣に並んで笑う時間がたくさんできるはずだわ。セレスもゼロスくんも、幸せな思い出をいっぱい作れるといいわね。

イクスの一言

ゼロスさんに妹がいたなんて、ちょっと驚いたな。でも、言われてみれば少しゼロスさんにも似ているような…… ?体が弱いってことだったけど、エクスフィアで強化しているから、短い時間ならしっかり戦うこともできるんだって言ってたよ。無理はしない方がいいけど、戦えるってことがセレスのアイデンティティなのかも知れないから、ゼロスさんも黙認してるんだろうな。


キャラクター兄とは
セレス…………はぁ。
エドナ
セレスきゃっ !  も、申し訳ありません !ぼんやりしてしまっていて……怪我はありませんか ?
エドナウッ……腕が……。
セレスええっ !  そ、そんな……どうしましょう…… !
エドナ冗談に決まってるでしょ。さすがに今ので腕が折れるほどヤワじゃないわ。
セレスえ ?よ、よかったですわ……。
エドナこんな簡単に騙されるなんてね。どれだけぼんやりしてたのよ。あなた、確かゼロスの妹だったわよね ?
セレスえ ?  あ、はい。セレスと申します。あなたは……お兄さまの…… ?
エドナちょっとした知り合いってとこかしら。エドナよ。この間、ロイドに会った時に話を聞いたの。仲のいい兄妹なんだ、って。
セレス仲のいい……。
エドナその様子だと、何かあったみたいだけど。
セレス……少し、喧嘩をしてしまったんです。お兄さまに信用されていない気がして強く言い返してしまって……。
エドナ信用されてないって、どんな ?
セレス「お前は身体が弱いんだから無茶をするな出来るだけ大人しくしてろ」って、口うるさく……。
エドナああ……よくある話よね。うちのお兄ちゃんも言わないまでもそう考えてるのがバレバレな顔してることあるわ。
セレスエドナさんにもお兄さまがいらっしゃるんですか ?
エドナええ。過保護すぎて困っちゃうお兄ちゃんがね。
エドナ言いたいことはわかるわよ。お兄ちゃんの特殊な力がワタシを巻き込む可能性があったのも理解するわ。
エドナだからって、突然姿を消して手紙だけ延々と送るのはどうなのよ。
セレスで、でも……事情はよくわかりませんがお兄さまはエドナさんのことを考えてくださっていたのでしょう ?
エドナまあそうなんだけど妹の気持ちを考えてないじゃない。そういうところが腹が立つわ。
セレス……確かに、私をもっと信じてくれてもと思うことはあります。それでも……それでも、お兄さまの気持ちも、わかるのです。
セレス私たちはずっとすれ違っていました。だからこそ、今こうして一緒にいられるだけで幸せなのだと感謝する気持ちも強いのです。
エドナそう。じゃあ心配ないわね。
セレスえ…… ?
エドナ今言ったじゃない。自分がお兄ちゃんに何を思ってどうしてほしいのか。それを直接伝えるだけでしょう ?
セレス!  そうですね……確かに、おっしゃる通りですわ。私ったら、自分の気持ちばかりになってしまって……。
セレスありがとうございます !私、お兄さまと仲直りしてきますわ !
エドナホント、単純な子ね。まあ……それくらいのほうが可愛いのかもしれないわね。

キャラクターこれから一緒に
セレス(お兄さまと一緒に暮らすようになりましたけれどどんなことをすれば喜んでいただけるのかわからないままですわ……)
セレス(せっかくお出かけに誘ってくださったのですからお兄さまを笑顔にして差し上げたいけれど何をすればいいのか見当も付きませんし)
セレス(こんなとき、トクナガがいてくれれば……)
ゼロスおーい、セレス~ !
セレスあ、お兄さま !  こちらですわ !
ゼロス悪いな、こんなところまで来させちまって。
セレスいえ。でもあの、お兄さま……一体どこに行きますの ?
ゼロスあー、いや。それはまだ、な。
セレスそう、ですか……。
セレス(……お兄さまは、私には話せないことがたくさんあると思っていらっしゃるのかしら)
セレス(そうじゃなかったら黙って連れていくなんてことあるはずがありませんもの)
ゼロスお、セレス。見ろよあの服。ああいうのを着てみたいとか思ったりはしないか ?
セレスえっ ! ?  えっと……確かに素敵ですけれど、私には少々大人っぽすぎるような気が……。
ゼロスあ、そ、そっか……。えーっと、なら、アレだ。ほら、あそこの店 !あの食器、綺麗だな。買ってやろうか ?
セレス確かに素敵な食器だとは思うのですが引っ越してきた日に一式揃えましたでしょう ?
ゼロスあー……そういやそうだったよな。なら、そうだな、あー……。
セレス(……お兄さま、何をなさっているのかしら。どこに行くのかもわからないまま、こんな風に服や食器を勧めてくださって……)
ゼロス……あー、やっぱ難しいな !サプライズでなんか買ってやれたらって思ったんだけどよ。
セレスえ ?  ……もしかして今日のお出かけはそのためだったんですの…… ?
ゼロスまーな。お前、こっちに来てからずっと悩んでて考え込んでる風だったから。
ゼロス一緒に買い物でもしたら気が晴れてお前も笑顔になるんじゃねーかなーなんて思ったんだが……。
セレス……ふふっ、ふふふ……そうだったんですの。
ゼロスなんだよ、何かおかしいか ?
セレスいえ……実は、私も同じことを考えていたのです。お兄さまを笑顔にしたいって。
セレスでも、余計なことを考える必要はなかったのですね。まさか、お兄さまを笑顔にしようと思って悩んだことが逆にお兄さまを悩ませることになっていたなんて。
ゼロスははっ、そういうことかよ !そりゃ、どっちもしかめっ面になっちまって笑えねーのも当然か。
ゼロスまあ、上手くいかねえこともたくさんあるが無理せず少しずつやってくか。たぶん、それが一番いいんだろうしな。
セレスはい !お兄さま、本当にありがとうございます。二人で一緒に笑顔になっていきましょうね…… !